Taitol


TOP/ 怖い話を家でひっそりと聴いてみないか? (電車の中でも聞いてみないか)
912 :小箱 1:2005/06/06(月) 12:57:48 ID:lJdBivui0
俺、暇なときにまとめサイト見てる者です。
俺自身霊感とかまったくなくて、ここに書き込むようなことは
ないだろうなぁって思ってたんですが、
先月あったホットなお話を書き込もうかと思いここに来た次第。




一応話の主役の許可は取って書き込んでます。
ここなら多くの人が信じてくれそうなので。
長文かも。(文才もなく長文カキコもほとんどしたこと無いので読みにくいかも)

冒頭述べたように、俺自身にはまったくもって霊感などは存在してません。
なのでこれ、ホントに霊とか絡んでる話かは俺には判別不可。
皆さんに判別してほしい。
会話の内容も、覚えてるものを書いているのでかなり乱文かもしれません。

で、本題。
この話は、霊感の強い友達の話。

その友達は中学生の時からの付き合いで、30手前になった今でも
けっこう頻繁に遊んだり、飲みに行くような間柄。
そいつん家は俺らの住んでるところでもけっこう大きめの神社の神主さんの
仕事を代々やってて、普段は普通の仕事してるんだけど、正月とか
神事がある時とか、ケコーン式とかあると、あの神主スタイルで拝むっていうのかな?
そういった副業(本業かも)をやってるようなお家。
普段は神社の近くにある住居にすんでます。

で、その日も飲みに行こうかってことで、とりあえず俺の家に
集合することになったんです。
先にそいつと、そいつの彼女が到着して、ゲームしながらもう一人の女の子を待ってたんです。

その神社の子をM、遅れてくる子をS、俺のことをAとしますね。Mの彼女はKで。



57 :小箱 912:2005/06/06(月) 23:22:26 ID:lJdBivui0
うぅ今日は眠たいので明日に備えてそろそろ寝ますね。

ところで0時回るとID変わっちゃうんでしたっけ?
俺、2ch歴あんまり無いのでその辺良く分からないのですが、
名前欄に「小箱」って入れとけば問題ないですか?


58 :1:2005/06/06(月) 23:23:16 ID:7S914j2R0
しばらくゲームしながら待ってたら、Sちゃんから電話がかかってきたんです。

Sちゃん「ごめんちょっと遅れるね、面白いものが納屋から見つかって、家族で夢中になってた〜
「Aってさ、クイズとかパズル得意だったよね?面白いものもって行くね!
「もうちょっと待ってて〜〜〜
ってな感じの内容でした。

で、40分くらいしたころかな、Sちゃんがやってきたんです。
その瞬間、というかSちゃんの車が俺ん家の敷地に入った瞬間かな
Mが「やべぇ。これやべぇ。やべ・・・・ どうしよ・・ 父ちゃん今日留守だよ」
って言ったんです。

俺「ん?Mどうしたが?また出たんか?」
K「大丈夫!?またなん?」
M「出たってレベルのもんじゃねぇかも・・・・ はは・・ Aやべぇよこれ、Sちゃん・・まじかよ」

Mは普段は霊感あるとかオバケみるとか神社の仕事とか、あまり話題には出さないんですが、
たまにこうやって怯えてるんですよ。
俺もSもKも、そのことは知ってるんですがMが突っ込んだ話されるのを嫌がるので
普段はあまり話題にしません。

Sちゃんが俺の部屋まで上がってきました。
Mは顔面蒼白ってかんじで、
M「Sちゃんよ・・・・ 何持ってきたん?出してみ・・・」
S「え?え?もしかして私やばいの持ってきちゃった・・・のか・・な?」
M「うん・・」
S「これ・・・来週家の納屋を解体するんで掃除してたら出てきたん」

そういってSちゃんは木箱を出したんです。
20a四方ほどの木箱でした。電話でパズルって言ってたのはこのことだろう、
小さなテトリスのブロックみたいな木が組み合わさって箱になってたと思う。



59 :本当にあった怖い名無し :2005/06/06(月) 23:24:12 ID:K9zdp3ku0
>>57
とりあえず適当なトリップでもつけとけば?


60 :1:2005/06/06(月) 23:24:31 ID:7S914j2R0
M「それ以上触んなや!触んなや!!」
その瞬間、Mはトイレに猛ダッシュ「おぅえぇええ。ぅぇえぇうぇええええ」
嘔吐の声が聞えてきました。
Kがトイレに行ってMの背中をさすってやってるようでした。(良い彼女だ・・w)
一通り吐き終えたMが戻ってきました。


Mが携帯を取り出し電話をかけました。
M「とうちゃん・・・・コトリバコ・・・ コトリバコ友達が持ってきた」
M「俺怖い。じいちゃと違って俺じゃ、じいちゃみたくできんわ・・」
M泣いてました。とうちゃんに電話かけて泣いてる29歳・・・
それほど恐ろしいことなんでしょう。俺も泣きそうでした。
M「うん付いちょらん、箱だけしか見えん。」
M「跡はあるけどのこっちょらんかもしらん」
M「うん、少しはいっちょる、友達のお腹のとこ」
M「シッポウの形だと思う・・・シッポウだろ?中に三角ある。シッポウ」
M「間違いないと思う、だって分からんが!俺は違うけん!」
(なにやら専門用語色々でてたけど、繰り返していってたのはコトリバコ、シッポウ
(もっと色々言ってたけど忘れました、ごめん)
M「分かったやる。やる。ミスったら祓ってや、とおちゃん頼むけんね」
Mここで電話を切りました。
最後にMは2分ほど思いっきり大泣きして、しゃくりあげながら「よし」
と正座になり、自分の膝のあたりをパシっと叩きました。
もう泣いてませんでした。なにか決意したようで。



61 :1:2005/06/06(月) 23:25:15 ID:7S914j2R0
M「A・・カッターか包丁貸してごせや」
 (「ごせ」ってのはうちらの方言で、〜してくれとかの語尾ね)
俺「お、おい、何するん!?」
M「誰か殺そうっちゅうじゃない、Sちゃん祓わないけん」
M「Sちゃん、俺みて怯えるなっちゅうのが無理な話かもしらんが、怯えるな!」
M「KもAも怯えるな!とにかく怯えるな!怯えるな!!負けるか!負けるかよ!!」
M「俺が居る!怯えるな!怯えるな!」
M「なめんな!俺だってやってやら!じいちゃんやってやら!見てろよ糞!糞ぉおおおおお!」
Mは自分の怯えを吹き飛ばすかのように咆哮をあげていました。
Sちゃん半泣きです・・・怯えきってました。
俺もKも泣きそうです。ほんとにちびりそうだった・・・
S「分かった、分かった、がんばっでみる」
俺もSもKもなにやら分からないけど、分かった分かったって言ってました。

M「A包丁かカッター持ってきてごせや」
俺「お、おぅ・・」包丁をMに手渡しました。
M「A俺の内腿、思いっきしツネってごせや!おもいっきし!」
もう、わけ分からないけど、Mの言うとおりにやるしかありません。
M「がぁあああああがあぐいうううあああ・・・・・”!!!」

Mの内腿をツネり上げる俺。
俺に腿をつねり上げられながら、Mは自分の指先と手のひらを包丁で切りつけました。
たぶん、その痛みを消すためにツネらせたのかな?
M「Sちゃん口開けぇ!」
MはSちゃんの口の中に、自分の血だらけの指を突っ込みました。
M「Sちゃん飲みぃ、まずくても飲みぃ」
S「あぐ;kl:;っぉあr」
Sちゃん大泣きです。言葉出てなかったです。
M「◎△*の天井、ノリオ? シンメイイワト アケマシタ、カシコミカシコミモマモウス」
なにやら祝詞か呪文か分かりませんが、5回〜6回ほど繰り返しました。
呪文というより浪曲みたいな感じでした。


62 :1:2005/06/06(月) 23:25:57 ID:7S914j2R0
そしてMがSちゃんの口から指を抜くとすぐ、SちゃんがMの血の混じったゲロを吐きました。
S「うぇええええええええええおええわええええええええ」
M「出た!出た!おし!!大丈夫!Sちゃんは大丈夫!」
M「次・・・!」
M「じいちゃんみててごせや!」

Mは血まみれの手を、Sちゃんの持ってきた木箱の上にかぶせました。
M「コトリバココトリバコ ◎△*??Й・・・」
M「いけん・・いけん・・やっちょけばよかった」
Mがまた泣きそうな顔になりました。
M「A!っとおちゃんに電話してごせや」
言われたとおりにMの携帯でMのとおちゃんに電話をし、Mの耳元にあてました。
M「とおちゃん、ごめん忘れた、一緒に呼んでくれ(詠んでくれかな?)」
Mは携帯を耳にあて、右手を小箱添えて、また呪文みたいなもの
を唱えてました。やっぱり唄ってるみたいな感じでした。



M「終わった。終わった・・・・おわ・・・ったぁ・・うぅえぇえええ」
Mはまた号泣してました。大の大人が泣き崩れたんですよ。
Kによしよしされながら、20分くらい大泣きしてました。
俺とSとKも号泣で、4人でわんわん泣いてました。
その間も、Mは小箱から決して手を離さなかったような気がします。
(号泣してたんであまり覚えてませんがw)

すこし落ち着いてから、Mは手と箱を一緒に縛れる位のタオルかなにかないか?
って聞いてきたので。薄手のバスタオルでMの手と木箱を縛り付けました。
M「さて、ドコに飲みに行く?」
一同「は?」
M「って冗談じゃw 今日はさすがに無理だけん、A送ってくれよ」
(こいつどういう神経してるんだろ・・・ ほんと強い奴だなぁ)



63 :1:2005/06/06(月) 23:26:41 ID:7S914j2R0
その日はSもMもKもなんだかへとへとで、俺が送っていくことになりました。
(飲みだったんで、もともと俺が飲まずに送る予定だったんですよ!いやホントにw)


で、それから8日ほどMは仕事を休んだようです。
そして昨日Mと会い、そのときのことを聞いてみたんですが。
M「あ〜っとなぁ。Sちゃんところは言い方悪いかもしらんが、◎山にある部落でな」
M「ああいうところには、ああいったものがあるもんなんよ」
M「あれはとおちゃんが帰ってきてから安置しといた」
M「まぁあんまり知らんほうがええよ。」
なにやら言いたくない様子でした。
それ以上は、いくら聞こうとしても教えてくれない_| ̄|○

ただ最後に
M「あの中に入っちょるのはな、怨念そのものってやつなんよ」
M「まぁ入ってる物は、けっこうな数の人差し指の先とへその緒だけどな・・・」
M「差別は絶対いけんってことだ、人の恨みってのはこわいで、あんなもの作りよるからなぁ」
M「アレが出てきたらな、俺のじいちゃんが処理してたんだ」
M「じいちゃんの代であらかた片付けた思ってたんだけど、まさか俺がやることになるなんてなぁ」
M「俺はふらふらしてて、あんまり家のことやっちょらんけぇ、まじビビリだったよw」
M「ちょっと俺も勉強するわ まぁ才能ないらしいがw」
M「それとな、部落云々とか話したけど、差別とかお前すんなや・・Sちゃんとも今までどおりな」
M「そんな時代じゃないしな〜 あほくせぇろ」
俺「あたりめぇじゃんw」
俺「それよりさ、この楽しい話誰かに話してもええの?」
M「お前好きだなぁ 幽霊すら見えんくせにw」
俺「見えんからこそ好きなんよ」
M「ええよ別に、話したからって取り付くわけじゃないし」
M「どうせ誰も信じねぇよ、うそつき呼ばわりされるだけだぞ、俺はとぼけるしw」
310 :小箱 ◆/7qG64DDfc :2005/06/08(水) 22:06:27 ID:0GDcLRRy0
6日夜の時点では当事者4人、俺の家でSの話を聞くという予定だったのですが
SがSの家族、そして納屋の解体の時に一騒動あったという隣家のおじいさん
も交えて話がしたいとのことで、Sの家に行くことになりました。


M,S,K,A(俺) それと、Sの父は「S父」、母を「S母」、Sの祖母を「S婆」
Sのおじいさんを「S爺」隣のおじいさんをJとしましょうか。
タイプたいぎいので。(S弟は仕事のため不在)

話の内容は以下のようなものです。
それと、方言で書くのはなるべくやめます。JとS婆の話、ほとんど異国語なのでw


311 :小箱 ◆/7qG64DDfc :2005/06/08(水) 22:06:42 ID:0GDcLRRy0
◎まず、Sが事件の後、納屋の解体業者が来た時の話を。

俺の家での出来事の2日後になります。
5月23日、頼んでいた業者がきて解体用の機械を敷地に入れ作業に入ろうかというとき
S父に隣家のJが話しかけてきたそうです。
S父がおじいさんに納屋を解体することを伝えるとJは抗議してきたそうです。
S父ともめてたそうで、その声を聞いたSが「もしかしたらあの箱のことを
知っているのかも」と思い、Jに聞いてみようと外にでたそうです。
この時点でSは家族にあの日のことは話してなかったそうです。

「納屋を壊すな!」というJに対し
「反対する理由はあの箱のことかなのか」「あの箱はいったい何なのか」
という様なことを聞くと、Jは非常に、非常に驚いた顔をし、
「箱を見つけたのか」「あの箱はどうした?」「お前は大丈夫か?」
とあわてた様子で聞いてきたそうで、Sが事件の経緯を話すと
Jは自分の責任だ、自分の責任だと謝ったそうです。
そして、「聞いておかんかったからこんなことになった」
「話しておかんかったからこんなことになった」
「近いうちにお宅の家族に話さないけんことがある」と言い、帰って行ったそうです。

そしてSはポカンとしてるS父に事件のことを話したそうです。
そしてJの話を聞いてから、俺らに話そうと思ってたのですが、
Jが話しに来る素振りを見せずイライラしてたところに、昨夜俺から電話があったと言うわけです。
そして、昨日俺の電話を受け、Mも来るなら今日しかないと思い
その「話さないといけないこと」を今日話して欲しいということで
Jを父と一緒に説得して来ていただいたそうです。


312 :小箱 ◆/7qG64DDfc :2005/06/08(水) 22:07:02 ID:0GDcLRRy0
◎次に、Mの話
S父がJにお話いただけますか?と言うと
俺とKが居ることで話していいものか悩んでいると(部外者ですもんね)、

と、このあたりで
M「先に話させてもらっていいですか?
そういってMが話し始めました。

M「Jさん・・・・  本来、あの箱は今あなたの家にあるはずでは?
M「今の時代、呪いと言っても大概はホラ話と思われるかもしれないが
M「この箱については別。俺は祖父、父から何度も聞かされてたし
M「実際、祖父と父があれを処理するのを何度か見てきた。
M「箱の話をするときの二人は真剣そのものだった。
M「管理簿もちゃんとある。それに事故とはいえ箱でここの人が死んだこともありましたよね。

M「今回俺が箱に関わったってことと、父が少し不審に思うことがあるということで
M「改めて昨夜、父と管理簿を見たんです。
M「そうしたら、今のシッポウの場所はJさんの家になってた。
M「そうなると話がおかしい。父は「やっぱり」と言ってました。
M「俺の家の方からは接触しないという約束ですが
M「今回ばかりは話が別だろうと思って来ました。
M「俺の父が行くといったのですが、今回祓ったのは俺なので俺が今日来ました。

Jさん、そしてその他一同は黙って聞いてました。MとJにしか分からない内容なので。



313 :小箱 ◆/7qG64DDfc :2005/06/08(水) 22:07:21 ID:0GDcLRRy0
M「それでですね。Jさん。あなたの家に箱があったのなら、Sのお父さんが
M「箱のことを知らないのは仕方がないし、なんとか納得はできます。
M「Sのおじいさんは◎△(以下T家としますね)さんから引き継いで、
M「すぐに亡くなられてますよね。
(Sのおじいさんは俺らが知り合った時、つまり厨房の時にはすでにお亡くなりだそうです
M「管理簿では、T家⇒Sの家⇒J家の移動が1年以内になってました。
M「Sのおじいさんがお父さんに伝える時間が無かったのだろうと理解はできるんです。
M「それに約束の年数からいって、Sのお父さんに役回りが来ることはもう考えにくい。
M「あなたかT家で最後になる可能性が高いですし。
M「でも、今回箱が出てきたのはSの家だった。これはおかしいですよね。
M「俺、家のことはあまりやってなかったので、管理簿をまじまじと見たことなんて
M「なかったんですが、昨夜父と管理簿をみて正直驚きましたよ。
M「Sの話をさっき聞くまでは、もしかしたら何か手違いがあって、あなたも箱のことを
M「知らなかったのかもしれないと考えてたのですが、あなたは知っていますよね?
M「知っていたのに引き継いでいない。そしてSの家にあるのを知ってて黙っていた。

M「俺、今回のこと、無事に祓えたんであとは詮索されてもとぼければ済むかなって
M「思ってたんですよ。何かの手違いでSの家の人みんなが知らなかっただけで
M「結果オーライというか・・・  正直焦りまくったし、ビビリまくったけど・・・
M「今日だって、昨日父と管理簿見てなかったらここには来てなかったと思います。
M「本来の約束なら、俺の家からこっちに来ることは禁止ですからね。
M「だから今日俺が来たってことは伏せておいて欲しい。
M「でも、そういうわけには行かなくなったみたいです。


314 :小箱 ◆/7qG64DDfc :2005/06/08(水) 22:07:39 ID:0GDcLRRy0
M「俺は怒ってますよ。俺の父もね。
M「ただ、顔も知らない先祖の約束を守り続けないといけないって言うのは、
M「相当酷な話だというのも分かります。
M「逃げ出したいって気持ちも。俺だってそうでしたから。
M「俺だってあの日、箱を見ただけで逃げ出したかった。
M「わずかな時間のことだったのに、本気で逃げようかと思った。
M「アレを下手すれば十数年、下手すれば何十年保管するなんてどれだけ怖いのか
M「でも、もしこういったことがここ全体で起きてるのだとしたら
M「残りの箱の処理に関しても問題が起きます。
M「Sはたまたま、本当にたまたま箱に近づかなかったっていうだけで
M「たまたま、本当に偶然あの日俺と会うことになってたってだけで・・・
M「もしかしたらSは死んでたかもしれない。
M「そして、もしかしたら他の箱で被害がでているかもしれない。
M「だから、なぜこういうことになってたのか話していただけませんか?

M「それとこいつ(Kのこと)はその場に居た「女」です。もちろん子供を生める体です。
M「部外者ではないです。被害者です。
M「それとこいつは(俺のことです)、部外者かもしれませんが、そうでもないかもしれません。
M「こいつの名前は◎○です。ここらじゃそうそうある苗字じゃないですよね?◎○です。

俺はなんのことやら分からなかったです。ただJさんが俺の方をみて
「あぁ・・そうかぁ・・・」って

長文すいません。あと半分くらい続きます。



315 :小箱 ◆/7qG64DDfc :2005/06/08(水) 22:07:54 ID:0GDcLRRy0
◎Jさんの話しに行きますね
(一部S父母の通訳付きです)

J「まず、箱のことを説明したほうがいいですかな。
J「チッポウ(シッポウかと思ってましたがチッポウらしい)はSの家、J家、
J「そして斜め向いにあったT家の3家で管理してきたものです。
J「3家に割り当てられて箱です。
J「そしてあの箱は3家持ち回りで保管し、家主の死後、次の役回りの家の家主が
J「葬儀後、前任者の跡取りから受け取り、受取った家主がまた死ぬまで保管し、
J「また次へ、次へと繰り返す。受取った家主は、跡取りに箱のことを伝える。跡取りが
J「居ない場合は、跡取りが出来た後伝える。どうしても跡取りに恵まれなかった場合
J「次の持ち回りの家に渡す。他の班でも同じです。3家だったり4世帯だったりしますが。
J「そして他の班が持っている箱については、お互い話題にしないこと。
J「回す理由は、箱の中身を薄めるためです。
J「箱を受取った家主は、決して箱に女子供を近づけてはいけない。
J「そして、箱を管理していない家は、管理している家を監視する。
J「また、Mの家から札をもらい、箱に張ってある古い札と貼り替える。
J「約束の年数を保管し、箱の中身が薄まった後Mの家に届け処理してもらう。
J「M神社(仮にそう呼びますね)と昔にそういう約束をしたらしい


M「それで、俺の家は昔の約束どおり持ち込まれた箱を処理・・・・ 供養してたんだ
M「ここにある全ての箱と、箱の現在の保管者の管理簿つけて。


316 :小箱 ◆/7qG64DDfc :2005/06/08(水) 22:08:19 ID:0GDcLRRy0
J「そうです。本来なら、私がS爺が亡くなったときに箱を引き継ぐはずでした。
J「でも、本当に怖かったんです、申し訳ない許して欲しい。
J「Tの父親が死に(Sの家の前任者です)、引き継いだS爺も立て続けに死に、
J「男には影響ないと分かっていても怖かった。
J「そんな状態で、いつS父が箱を持ってくるのか怯えてたんです。
J「でも、葬儀後、日が経ってもS父がこない。
J「それでT(S家の前任者の跡取り)と相談したんです。
J「もしかしたらS父は何も知らないのかもしらない、箱から逃げられるかもしれないと。
J「そしてまず、S父に箱のことをそれとなく聞き、何も知らされていないことを確認しました。
J「そして納屋の監視は続け、S家に箱を置いたままにしておくこと
J「Tは札の貼り替えをした後、しばらくして引っ越すこと(松江に行ったらしいです)
J「そうすれば、他班からは「あそこは終わったんだな」と思ってもらえるかもしれないから。
J「引き継ぐはずだった私が、S家の監視を続けること。
J「そして、約束の年が来たらJが納屋から持ち出しM神社に届けること。
J「そして・・・・ 本当に、本当に申し訳ない
J「それまでに箱にSやSの母が近づいて、死んでしまったとしても
J「箱のことはSの家は知らない、他班の箱のことは触れることは禁止だから
J「ばれることは無いだろうと、Tと相談したんです。本当に申し訳ない
J「だから、他班の箱のことは分からない。こんなことは無いと思う、申し訳ない

Jさんは土下座して何度も謝ってました。
S父さんは、死んだS爺さんに納屋には近づくなとは言われていたそうです。
また、実際気味の悪い納谷で、あえて近づこうとは思ってなかったようです。Sも同様に。


317 :小箱 ◆/7qG64DDfc :2005/06/08(水) 22:08:35 ID:0GDcLRRy0
それで、今回どうせなら取り壊そうという話になり、中の整理をしていて
そのときにSが箱を見つけてしまったという経緯でした。
S父さん、S母さん、S婆さん、信じられないという感じでしたが、
ただS婆さんだけがなにやら納得したような感じで、
S婆「納屋はだから近づかせてもらえなかったのか」という風なことをおっしゃってました。


319 :小箱 ◆/7qG64DDfc :2005/06/08(水) 22:10:17 ID:0GDcLRRy0
Mの話がまた続きます。

M「なるほど、そういうことでしたか・・・
M「引継ぎはしなかったとはいえ、監視しなければならず、結局は箱から
M「箱から逃げることは出来なかったんですね。
M「結局苦しんだと
M「決まりの年までたしかあと19年でしたよね?
M「・・・引き継いでいたとしても結局は俺が祓うことになってたのかなw

M「S父さん、S母さん、S婆さん、S・・・
M「現実味の無い話で、まだ何が何だか分からないと思う。
M「でもこれは現実で、このご時世にアホみたいに思うかもしらんが、現実で
M「でも、Jさんを怒らないであげてほしい。
M「あの箱が何か知ってるもんにとっちゃ、それほど逃げたいもんだけん
M「まぁ、もう箱はないんだけん安心だが?
M「面白い話が聞けて楽しかったと思ってJさんを許してやって欲しい
M「Jさんを許してやって欲しい

Jさんうつむいて、うなだれて、見ててなんだか痛々しかったです。

 
 M「それと、たぶんみんなあの箱の中身が何かを知りたいだと思う。
M「ここまで話したら、もう最後まで聞いてほしい。
M「俺も全部は知らんけど、知ってることを話す。
M「ここはもう箱終わったけん、問題ないと思うし
M「正直、残りの箱はあと二つ、たぶん俺が祓わんといけんもんだけん
M「俺の決意ってのもある
M「それと、S父さんは本来知っておかんといけん話だけん
M「それとAは、たぶん今話とかんとしつこいけんなぁw


M「あの箱はな、子取り箱っていって間引かれた子供の身体を入れた箱でな
M「作られたのは1860年代後半〜80年代前半頃。
M「この部落(俺らの言葉では部落といいませんが、差別用語です)は
M「このあたりでも特にひどい差別、迫害を受けた地域なんよ
M「で、余りにもひどい迫害だったもんで、間引きもけっこう行われていた
M「△▼(地域名です)の管轄にあったんだが
M「特に△▼からの直接の迫害がひどかったらしい。
M「で、働き手が欲しいから子供は作るが、まともな給料がなく
M「生活が苦しいから子供を間引くと・・・ これは一応わかるよな?


321 :小箱 ◆/7qG64DDfc :2005/06/08(水) 22:11:08 ID:0GDcLRRy0
M「で、1860年代後半かな?隠岐の島で反乱があったのはしっちょるか?
M「その反乱は1年ほどで平定されたらしいんだけど
M「そのときの反乱を起こした側の一人が、この部落に逃れてきた
M「島帰りってやつだな・・・
M「反乱の理由とかは学校で少し習ったろ?隠岐がすごい裕福な土地だったってこととかも
M「まぁ、それはいいや。
M「で、その島帰りの人間、名前がな・・・ ◎○って言うんだよ。

(俺の苗字と同じでした。なんだか訳わかんね・・・)
◎○⇒以下AAとしますね。

M「AAは反乱が平定されて、こっちに連れてこられた時に
M「隙を見て逃げ出してきたそうだ、話によるとだけどな。
M「この部落まで逃げてきたと。
M「部落の人らは、余計な厄介ごとを抱えると、さらに迫害を受けると思って
M「AAを殺そうとしたんだって。
M「で、AAが「命を助けてくれたら、お前たちに武器をやる」
M「というようなことを言ったそうだ。
M「その武器って言うのがな、小箱だ。小箱の作り方。
M「部落の人はその武器がどのようなものかを聞き、
M「相談した結果、条件を飲むことにしたんだ。


322 :小箱 ◆/7qG64DDfc :2005/06/08(水) 22:11:25 ID:0GDcLRRy0
M「AAはもう一つ条件を出してきた。
M「武器(小箱)の作り方を教えるが、最初に作る箱は自分に譲って欲しいということ
M「飲めるなら教える。どうしてもダメなら殺せと
M「部落の人はそれを飲んだ。
M「そしてAAは箱の作り方を教えた・・・
M「作り方を聞いてからやめてもいい、そして殺してくれてもいいともAAは行ったそうだよ
M「それだけ禍々しいものだけん、この小箱ってのは、AAも思うところがあったのかもな
M「ただ、「やり遂げたら自分も命を絶つが、それでもやらなければならないことがある」
M「そうAAは言ってたそうだ

*箱の作り方、全部載せるとさすがにやばそうなので?いくつか省きますね。


323 :小箱 ◆/7qG64DDfc :2005/06/08(水) 22:11:38 ID:0GDcLRRy0
M「それで、その方法がな、最初に複雑に木の組み合わさった木箱をつくること
M「これはちょっとやそっとじゃ木箱を開けられないようにするための細工らしい。
M「これが一番難しい作業らしい。お前らもちょっと見ただろ?あのパズルみたいな箱
M「アレを作るんだ。
M「次に、その木箱の中を、雌の畜生の血で満たして、1週間待つ
M「そして、血が乾ききらないうちに蓋をする。
M「次に、中身を作るんだが、これが子取り箱の由来だと思う。
M「想像通りだと思うが。間引いた子供の体の一部を入れるんだ。
M「生まれた直後の子は、臍の緒と人差し指の先、第一間接くらいまでの
M「そして、ハラワタから絞った血を
M「7つまでの子は、人差し指の先と、その子のハラワタから絞った血を
M「10までの子は、人差し指の先を
M「そして蓋をする。閉じ込めた子供の数、歳の数で箱の名前が変わる
M「一人でイッポウ、二人でニホウ、三人でサンポウ、四人でシッポウ
M「五人でゴホウ、六人でロッポウ、七人でチッポウ
M「それ以上は絶対にダメだとAAは念を押したそうだ
M「そして、それぞれの箱に、目印として印をつける。
M「イッポウは△、ニホウは■といった具合に。
M「ただ、自分の持っていく箱、ハッカイだけは7つまでの子を、八人をくれと
M「そして、ハッカイとは別に、女1人と子供を1人くれと。
M「ハッカイは最初の1個以外は決して作るな とも言ったそうだ。


324 :小箱 ◆/7qG64DDfc :2005/06/08(水) 22:11:53 ID:0GDcLRRy0
M「普通、そんな話まで聞いて、実行なんか出来ないよな
M「そんな胡散臭い人間の話、ましてやそんな最悪の話
M「いくら生活苦しくても、自分の子供を殺すのでさえ耐え切れない辛さなのに
M「さらに殺した子供の死体にそんな仕打ち・・・・
M「でもな、ここの先祖はそれを飲んだんだ、やったんだよ
M「どういった動機、心境だったのかは全部はわからないけど
M「それだけものすごい迫害だったんだろうね
M「子供を犠牲にしても、武器を手にしないといけないほどに、すごい・・・
M「そして、最初の小箱を作ったんだと
M「各家、相談に相談を重ねて、どの子を殺すかっていう最悪の相談
M「そして実行されたんだ。
M「そして・・・ハッカイが出来上がった。

M「AAはこの箱がどれほどのもので、どういう効果なのかを説明した
M「要望にあった子供と女を使ってね。
M「その子供と女の名前は、□■と$*(伏せますね)
M「そして、犠牲になった8人の子供の名前は _______(伏せますね)
M「聞いたことあるろ?
(俺らは知ってる名前です。でもいえません、ほんとにごめんなさい)


325 :小箱 ◆/7qG64DDfc :2005/06/08(水) 22:13:00 ID:0GDcLRRy0
M「で、効果はAに言ってたようなものだ
M「女と子供を取り殺す。それも苦しみぬく形で
M「何故か、徐々に内臓が千切れるんだ、触れるどころか周囲にいるだけでね。

M「そして、その効果を目の当たりにした住民は、続けて箱を作ることにした。
M「住民が自分たちのために最初に作った箱はチッポウだった
M「俺が祓った奴だな。7人の子供の・・箱・・・
M「わずか2週間足らずの間に、15人の子供と、女1人が殺されたんだよ
M「今の時代じゃないだろ?・・・ ひどいよな・・・・
M「そして、出来上がった箱を、△▼の庄屋に上納したんだ
M「普通に住民からの気持ち、誠意の印という名目で
M「庄屋の家は・・・ ひどい有様だったらしい
M「女子供、血反吐を吐いて苦しみぬいて死んだそうだ。


326 :小箱 ◆/7qG64DDfc :2005/06/08(水) 22:13:22 ID:0GDcLRRy0
M「そしてな、住民は△▼のお偉方達、△▼以外の周囲地域にも伝えたそうだ。
M「今後一切部落に関わらないこと、放って置いて欲しいこと。
M「今までの怨みを許すことは出来ないが、ほうっておいてくれれば何もしないということ
M「守ってくれるのなら、△▼へ仕事に出ている部落の者も、今後△▼に行くこともしないということ
M「そして、もしこのことに仕返しをすれば、この呪いを再び振りまくということ
M「庄屋に送った箱は、直ちに部落に返すこと。
M「なぜ放置するのか、その理由は広めないこと、ただ放置することだけを徹底すること
M「そして・・・ この箱はこれからも作り続けること
M「既に箱は7つ存在していること。
M「7つあるっていうのは、これはハッタリだったんだろうなと思う。そう思いたい・・・
M「言い方は失礼なんだけど、読み書きすら出来なかった当時の住民に
M「これだけのことが思いつくはずは無いと思うんだが・・・ AAの知恵だったんだろうか

M「△▼含め、周りの地域は全てこの条件を了承したらしい。
M「この事件は、その一時期は周辺に噂としてでも広まったのだろうかな
M「すぐさま部落への干渉が一切止んだそうだ。


327 :小箱 ◆/7qG64DDfc :2005/06/08(水) 22:13:47 ID:0GDcLRRy0
M「で、この部落の大人たちは、それでも作り続けたんだよ
M「この箱をね。すでにAAはどこかに行ってたらしいんだが
M「箱の管理の仕方を残していったそうだ。
M「女子供を絶対に近づけないこと。
M「必ず箱は暗く湿った場所に安置すること
M「そして箱の中身は、年を経るごとに次第に弱くなっていくということ
M「もし必要なくなった、もしくは手に余るようなら、○を祭る神社に処理を頼むこと
M「寺ではダメ、必ず処分は○を祭る神社であること

M「そして、住民たちは13年に渡って箱を作り続けたそうだ。
M「ただ、最初の箱以外は、どうしても間引きを行わなければならない時にだけ
M「間引いた子の身体を作り置いておいた箱に入れた、ということらしい。
M「子供たちを殺すとき、大人たちは
M「△▼を怨め、△▼を憎め、というようなことを言いながら殺したらしい。
M「殺す罪悪感から少しでも逃れたいから、△▼に反らそうとしてたんだろうな。

M「箱を作り続けて13年目、16個目の箱が出来上がっていた。
M「イッポウ6つ、ニホウ2つ、ゴホウ5つ、チッポウ3つ
M「単純に計算しても、56人の子供・・・
M「作成に失敗した箱もあったという話だから、もっと多かったんだろうな


328 :小箱 ◆/7qG64DDfc :2005/06/08(水) 22:14:00 ID:0GDcLRRy0
M「そして、13年目に事件が起きた
M「その時、全ての箱は1箇所に保管されてたんだが
M「監視を立ててね。そして事件が起きた。
M「11歳になる一人の男の子が監視の目を盗んで箱を持ち出してしまった。
M「最悪なのが、それがチッポウだったってこと
M「箱の強さは、イッポウ<ニホウというふうに数が増えれば強くなる。
M「しかも出来上がって間もないチッポウ
M「箱の外観は分かるよな・・・ Sが楽しく遊んだっていうように
M「非常に子供の興味を引くであろう作りだ。
M「面白そうなおもちゃを手に入れた男の子は家に持ち帰り。
M「その日のうちに、その子を含め家中の子供と女が死んだ。

M「住民たちは、初めて箱の恐怖を、この武器が油断すれば自分たちにも
M「牙をむくということを改めて痛感した。
M「そして一度牙をむけば、止めるまもなく望まぬ死人がでる。確実に。
M「そして恐怖に恐怖した住民は箱を処分することを決めたそうだ。


329 :小箱 ◆/7qG64DDfc :2005/06/08(水) 22:14:15 ID:0GDcLRRy0
M「それからは大体分かるよな。
M「代表者5人が俺の家に来たんだわな。
M「そして、俺の先祖に処理を頼んだ。
M「しかし箱の力が強すぎると感じた俺の先祖は
M「箱の薄め方を提案したんだ。それはJさんの言った通りの方法
M「そして、決して約束の年数を経ない箱を持ち込まないこと。
M「神社側からは決して部落に接触しないこと。
M「前の管理者が死んだ後、必ず報告をすること
M「箱ごとの年数は、恐らく俺の先祖が大方の目安・・・
M「箱の強さによって110年とか、チッポウなら140年ほど
M「箱の管理から逃げ出せないよう、そのルールを作ったんだ
M「で、班毎に分かれたあと、一人の代表者を決め
M「各班にその代表者が届けた。そしてどの箱をどの班に届けたかを
M「俺の神社に伝え、俺の祖先が控えた後・・・・ その人は殺される・・
M「これでどの箱をどの班がどれだけの年数保管するのかは分からない
M「そして、班内以外の者同士が箱の話をするのをタブーとしたそうだ。
M「なぜ全体で管理することにしなかったのかは、恐らくだが
M「これは俺のじいちゃんが言ってたんだが
M「全体で責任を背負って責任が薄まるよりも
M「少ない人数で負担を大きくすることで逃げられないようにしたんじゃないかな?

M「で、約束の年数を保管した後、持ち込まれた箱を処理したと。
M「じいちゃんの運の悪いところは、約束の年数ってのが
M「じいちゃんとおれのひいじいさんの代に、もろ重なってたってことだ。
M「箱ごとの約束の年数っていうのは、法則とかさっぱり不明で
M「他の箱はじいさんの代で全部処分できたんだが
M「チッポウだけはやたら長くて、俺の代なんだよなぁ・・・
M「まだ先だと思って何もやってなかったけど真面目にせにゃ・・・


330 :小箱 ◆/7qG64DDfc :2005/06/08(水) 22:15:10 ID:0GDcLRRy0
M「これで全部だ。箱に関すること。俺が知ってること。
M「そして、俺が祓ったチッポウは、最初に作られたチッポウだってこと。

それと、Mはさっき電話で
M「箱の年数はどうやって決めたのかは分からない。
M「俺の先祖が箱について何かしら知ってたのかも知れないし
M「AAという人物からそういう話があったらそうしてくれと頼まれていたのかもしれない。
と言ってました


以上が昨日の夜の出来事です。
もうね、三文小説のネタにでもなりそうなお話で
現実に箱事件を目の当たりにした俺も、何がなにやらで混乱してます。
 879 :本当にあった怖い名無し :2005/06/13(月) 23:22:37 ID:+8ucfFZC0
やっと前スレ読み終わった。
少し興味があって覗いてみたんだが

実は似たような箱に覚えがあるんだが
ゾッとして手が震えてる




918 :879 :2005/06/14(火) 00:09:00 (p)ID:JCLHVrx70(8)
じゃあちょっと話をさせてもらいます

15年くらい前のことなんだけど
僕のじいちゃんの実家(本家?)に行った時の話。

じいちゃんの実家は神社で、
江戸時代には12家ある幕府お抱え
の祈祷師
のうちの1つの家系だったっていうのが、じいちゃん達の
自慢だったのね。
で呪われた刀とかそういうもののお祓いとかもやってて
実際にいわくつきの刀とか、呪術のやり方を書いたマニュアル?
みたいなものが納めてある蔵があったんよ。

15年前の当時はその蔵の管理って結構いい加減で、弟と一緒に
カギを見つけて忍び込んでたんだけど、その蔵の中に新聞紙に包まれた
箱があって、それがコトリ箱の形にそっくりだった。

組み木細工みたいな箱で、それにはお札が張ってあって

弟と二人でその箱のお札を破いて箱を開けようとしてたんだけど
開け方が分かんなくて悩んでるうちに、弟が倒れちゃって
弟は怖い話とかすごい苦手で、それで倒れたのかと思ったんだけど
なかなか起きなくて怖くなってじいちゃん達を呼びに行ったんよ。


そしたらじいちゃん達がものすごい勢いで弟を連れ出しにいって
その後、半日以上祭壇の前でお祓いされた。

じいちゃん達がものすごい怒ってて、半日以上も座らされて、めちゃめちゃ
辛かったからよく覚えてる。


長文乱文でスマソ


933 :879 :2005/06/14(火) 00:24:10 (p)ID:JCLHVrx70(8)
神社は幕府から届けられる物を御払いしてただけだから
たぶん、そのへんで作られたものじゃないと思う。

じいちゃんもまだ生きてるから明日聞いてみるけど、
実家を継いだわけじゃないから何も知らないかも。
それに、その時の事もあるから、また怒られるかも
でも、もしかしたらその蔵には箱はまだあるかもしれない

966 :879 ◆DlKiaGyY.6 :2005/06/14(火) 01:02:12 (p)ID:JCLHVrx70(8)
あと、体の一部をつかった・・・についてだけど

本家で普段使ってる書物を見せてもらったことはあるんだけど
髪を使ったものがあったと思う。
ただそれは呪いについてのものじゃなかったと思う

976 :本当にあった怖い名無し :sage :2005/06/14(火) 01:28:41 (p)ID:dBNo4kDy0(5)
>>879 ◆DlKiaGyY.6さん

それでは、箱に貼ってあった御札はどのような感じのモノだったんでしょうか?
色・形・マーク、何でも結構です。
これ、かなり重要な手がかりになりそうなので!!

983 :879 ◆DlKiaGyY.6 :sage :2005/06/14(火) 01:41:59 (p)ID:JCLHVrx70(8)
>>976
札の色は黄色っぽかった、もともとは白だったんだと思う。

マークかどうかはわかんないけど一番上に赤茶っぽい色で大きく文字みたいなのがかいてあった
それ以外は黒で書かれてて全体的に何かの形っぽい構成だった
んで各面に貼ってあった。でも剥がれかけてたやつもあったと思う

三箱目より

98 名前:879 ◆DlKiaGyY.6 :2005/06/14(火) 14:17:56 ID:BEvS20nb0
長かったので要約して書きます

じいちゃん

Q「あの事件のこと覚えてる?」
A「覚えてるよ。あの蔵は本当に危ない物ばかりが入ってる蔵で
  俺も入った事は無かったからな。
  ●●(僕)と▲▲(弟)が忍び込んだときが最初で最後だったな。」


Q「あの箱ってなんだったの?」
「よくは知らないが、兄貴(じいちゃんの)からは、子供が触ると死ぬ
 って教えられたね。それで、あの時は●●(僕)と▲▲(弟)が死んでしまう!
 と思って必死だったよ」



Q「いつからあそこにあるの?」
A「それもはっきりは分からないな。おやじも兄貴も知らなかったんじゃないか?
  ただ、あそこにある物は徳川家から送られてきたものが殆どだぞ。俺が知ってる
  限りではお祓いのために物が送られてきたなんてのは見たことが無いからな。

  から少なくとも大正より前からあるはず。」



99 名前:879 ◆DlKiaGyY.6 :2005/06/14(火) 14:18:41 ID:BEvS20nb0
Q「まだあるの?」
A「あるんじゃないか?あの蔵はまだあるし、たぶん誰も触らないだろうから。○○(はとこ)
  にはあの蔵の中身を処分するような度胸は無いだろ(笑)。でもオマエも触るんじゃねえぞ。」

  
Q「あの箱のお祓いは済んでるの?」
A「済んでるかどうかは知らないが、あの蔵にある限りは大丈夫なんだろ。
  あの蔵は結界張ってあるみたいな事を兄貴が昔言ってたから。
  でも、いまでもあの蔵が気味が悪いっつって近所から苦情がくるみたいだよ」


じいちゃんの話で重要だと思う所はこのくらいでした
次ははとこの話を
103 名前:879 ◆DlKiaGyY.6 :2005/06/14(火) 14:38:58 ID:BEvS20nb0
はとこ
ぼくより10歳年上 妻子持ち

だいたいの話の中身はじいちゃんと同じでした。
したがって、じいちゃんの話になかった情報をのせます。

あの蔵の中身については、まだ済んでないものも多く
僕らが忍び込んだ以後に危ないっていう理由で、
本格的にお祓いしたそうです。
じいちゃんの兄、じいちゃんの甥、はとこの三代そろって
2年以上かけてやったそうです。
で、あの箱についても終わってて、まだ蔵にあるとのことです。
ただ、それぞれ特別な方法で祓ったわけではないので、特別な
方法が必要なら知りたいそうです。

ちなみに、僕らが触った当時は、まだ箱のお祓いはされてなかったそうです。

104 名前:879 ◆DlKiaGyY.6 :2005/06/14(火) 14:41:43 ID:BEvS20nb0
まだ仕事中なんで、また後で顔出しマス。

言葉使いは僕が修正してまつ。。。
方言がでると所在地が確定してしまうんで

130 名前:本当にあった怖い名無し :2005/06/14(火) 17:02:36 ID:uVqM3EU10
やあ、おはようぽまいら

>>103
終わってるなら焼けばよいだけだぞ
呪いって何かっつーと
皆が信じてるかどうかは知らんが
霊魂とかゆー不思議なものに指向性もたせたものだから

封や結界をどうやって作るかっつーと
自分の知ってるやり方では
どっかの漫画のよーに幾何学模様書いてみたり
不思議な呪文を唱えたりするんじゃなく
例えば猫を材料にした呪術なら結界には犬の歯を使うとか
女を材料にしたならヘビやらムカデを使うとか
霊魂やらが外に行きたがらないモノを外に配置したり
あるいは「神」(500年くらい置いてあるデケー石とか木とか)の力を借りるわけだ
だからいきなりパキーンとか壊れたりはするわけがない、と

祓うってのは結局中身を成仏させることだ
もう怒るんじゃねーよ、怨まなくていいぞ、成仏してくれや
って説得することだ

器ってのはメインの呪いが固着しやすいように
居心地のいい環境を作る
だからメインを一旦祓ったからといって放置しとけば
別の奴がそこらへんからまた中に入られて再発しかねん
祓う側の人が環境ごと丸々綺麗に祓ったならその心配はない
そこらへんが「特別な方法」である可能性があるが
中身が済んだモノは焼け、それも出来れば川原とかで


136 名前:本当にあった怖い名無し :2005/06/14(火) 17:39:30 ID:AyGMQP/V0
>>130 うちは爺ちゃんの家が神主なんだけど殆どそれと同じこと言ってたなあ

>>130が神道系なのか仏教系なのか判らんけど「祓う」やり方にはたいした違いは無いんかね

うちは田舎だから滅多に御祓いなんか無いんだけど、それでもバイト巫女やってる時に

人形とか刀とか持ち込まれるのを見てる。未通女じゃなくなったから御祓いの手伝いは
もうしてないけど、今まで一番しんどかった御祓いの事聞いたら刀と箱だって言ってた
今でも祭壇に置いて有るから奥行けば観られるんだけど、お前は近づくなって怒られるけどね。

小箱って言ってもこのスレの奴じゃなくて骨壷を納める様な箱
刀は元は普通の刀だったのを打ち直して小太刀にしたもんで、マサムネだかムラマサだかマタムネだか忘れたけど
マジもんの妖刀なんだそうだ。

どちらも完全には祓われて無いんだけど2つ一緒に置いておけば
平気だとかなんとか言ってる。


特に怪奇現象なんかは起きてないんだけど、前に爺ちゃんと父がマジ顔で
「お前の兄が一人前になる前に俺たちが死んだり、兄が死んで祀る奴が居なくなったら
○○(伊勢の方)の○○○の△△△まで直ぐに連絡して来てもらうように」
「絶対に祭壇のモノを放置するな、俺たちの葬儀なんかよりも先に、だ」

って言われたのが一番怖かったかな。

141 名前:879 ◆DlKiaGyY.6 :2005/06/14(火) 17:56:04 ID:PTAdyolE0
戻ってきました。

昨日話に出た御札についてですが、前に貼ってあった物は
剥がされて、新しいのを貼ってあるそうです。

であの箱がコトリ箱なのかどうか核心にせまる情報は
今のところ得られていませんが、ハトコにコトリ箱の事を話したら関心を持ったようで、
今古い書物を探して、箱の出所をできる限り調べてくれているそうです。

神社の場所ですが、詳しくは話せませんが、島根よりもずっと東です
で、この神社のような幕府に指定?されていた神社は全国のに12ヶ所あって
どれも、日本の重要な所にあるそうです。

今のところこんなところです。

143 名前:本当にあった怖い名無し :2005/06/14(火) 18:07:38 ID:uVqM3EU10
>>141
書物で探すのは無理っぽいと思うです
自分が直接手を下さず他人を使って他人の身内を材料に
他人の同胞を生贄に捧げて効果を為すモノとか
私の常識では書物には残さんと思う
人づてに聞いて回る方が近道だと思います
145 名前:879 ◆DlKiaGyY.6 :2005/06/14(火) 18:16:56 ID:PTAdyolE0
>>136
その神社は陰陽系だそうです。
あと、中身は入っているそうです。(というより開け方がわからない)

それと「はとこ」が呪いについての考えを少し語ってました。

呪いっていうのは、人の「思い」そのもので、それは何かを
成し遂げたり、人を愛する時の「思い」と本質的には変わらないそうです。
ポジティブな「思い」が何かをするときの力になるのと同様の効果が呪いにもあり
「お祓い」というのはその「思い」を理解し受け入れてあげる作業に似ているとのことです。


これを前提に考えると
AAは集落の人々に人々の「思い」を主張し具現化するための武器として
コトリ箱の作り方を人々に与えたのではないでしょうか。
それと、
女子供がターゲットとなっている点も感受性の強い女性や子供が
その不気味な箱を見て、その思いを感じ取って死んでしまったと考えてしまいます。


なんて、空気読めないAND連続カキコすまそ

147 名前:879 ◆DlKiaGyY.6 :2005/06/14(火) 18:25:04 ID:PTAdyolE0
>>143
書物っていうのは
その物がいつ何処から送られてきたものか記録してあるもの
だと思います。

384 名前:879 ◆DlKiaGyY.6 :2005/06/16(木) 02:32:01 ID:6BpuiVHQ0
みなさん乙です。

なんか、調査・推測が進んでかなり深い所まで来てますね。

もはや不必要かと思えますが、僕が見た箱が何処から運ばれてきたかが
分かりましたので、報告まで。

明治6年に田辺という所から来たという事だけがわかったそうです。
明治ですから幕府から送られたものではなさそうです。
時期や幕府じゃないことから考えれば、あれはハッカイではなさそうですね


 ああ。なんかこれに似たものを近所の寺で見た事があるな。
太鼓とかと一緒に二階建ての蔵に入ってたよ。




髪の毛と爪がいっぱい入っていて気持ち悪かったのは覚えているな。

586 名前:577(576の間違い) :2005/06/09(木) 02:56:09 ID:OYq4ipIg0
大阪のある地方ですすぐ近所が部落だったらしい。野菜の行商とかで街の人は暮らしていたらしい。
銭湯の値段とかも安くて部落の人たち専用のが在ったらしい。
その寺っていうのは、近所にある神社と一緒に祭りをやるんだが、祭りの時に使う道具をその寺に保管してある。
中に祝詞か御経が書いた和紙も入ってあったし。今考えればそれっぽいなと。
その道具の中に混じって置いてあったな。ゴキブリとかがわくからゴキブリ用の殺虫剤の横においてあった。
木の箱だけどぼろぼろで何回も補填してあったな
神社は小さいがとても古い神社で日本書紀にも名前が出ているらしい。水神を祭っているらしいが詳しい事は不明。


 狐酉箱
狐等の動物を使った呪術
基本的に自分自身を”生贄”として使う為に、その効果は生贄の”苦しんだ量”で決まる。


それが、時代を経て自分の体の一部を使った呪術に変化したと考えられる。
一種の爆弾と言えば判り易いかも知れないが、それを相手が手中にする(または自分の近くに置かれる)事で、時間を掛けて発動するもの。
邪教・邪宗の類として取り締まられて、今ではそれを行う者は居ないとされる。
と言うことらしい。
曖昧ですまん。


362 :本当にあった怖い名無し:sage :2005/06/08(水) 22:51:14 (p)ID:s/TFLl4u0(3)
31の話に似ていると思うんだけど。
どうだろうか?


394 :神社:sage :2005/06/08(水) 23:21:55 (p)ID:s/TFLl4u0(3)
お話に水をさす気はありません。
しかし、気が付いている人はいると思います。
”は作り方が既に伝承されています。
小箱さんの話の”場所”だけで造られていたわけではありません。
又、造る方法は技術的な問題でもありません。
それ相応の”修練”が必要です。

本物の箱”は、もっと危険です。

上の方に”狐酉箱”が出ていましたが、自分の怨念を一番良く知っている”もの”に

込めて行うのが本来のやり方です。

この”もの”こそが、自分の肉体であり、
他人(子供)を使ったものは亜流と言えます
あまり干渉しないほうが宜しいかと思われます。
自分自身の怨念に関しては、下手をすると百年単位で残るものもあるといわれ、余程の高位者でないと
保管すら危険と言われています。
今、どれだけ残っているか判りませんが、見つけても干渉しないようにしてください
怨念の対象が既に居ない場合は”貴方”が無差別に襲われる危険があります

422:神社:sage :2005/06/08(水) 23:52:51 (ID:s/TFLl4u0(3)
箱の正式名称は判りませんが、>>31の狐酉箱に似ているので若しかしたら同じかもしれません。
元々、怨念を封じ込める手段であり、それを他人を呪うと言う目的に使うのは本来の使い方ではないそうです。
日本は怨霊信仰があるようで、其の関係でこの””が馴染んだのかも知れませんが・・・。
>>自らの肉体の一部を箱に籠める事になったならば、間接的ではありますが、
>>死んだ子供達の手によるコトリバコって事にならないですかね..?
間接的に間違っては居ないと思いますが、本人の憎しみと間接的な憎しみでは力が違うかと・・・
普通憎んでも時間が経てば薄れて行きますが、自分自身を生贄にしてまでの”憎しみ”は早々消えないそうです


 
731 名前:本当にあった怖い名無し :2005/06/09(木) 19:28:30 ID:OM7gx/waO
小箱さん、Mさんはコトリの姿を見たんですよね?
おなかにもぐりこむところを見ているわけですから…


興味本位で申し訳ないですが、是非知りたいです。
子供の頃に似たような話を聞いた覚えがあるんですよ。
大昔の記憶なので、あやふやです。
1 頑丈な木の箱を作る。ただし釘を使ってはいけない
2 女の子を殺す(大人はダメと強調していた)
3 血と髪を箱に入れてよくふたをする
と「とても怖いもの」になるとか。

子供を怖がらせるためのおとぎ話かもしれません。
でも何か似てますよね。

739 名前:731 :2005/06/09(木) 20:06:54 ID:OM7gx/waO
祖母に聞きました。
存命ですが、日常会話ももう無理なので、確認はできません。

地域は「昔からの流刑地」です。
隠岐ではないですよ。
小箱さんの地域より狭いところなので、
あやふやな書き方で堪忍してください。

私はこの話には多少疑いを持っていて、
祖母の作り話ではないかと疑っています。
(子どもの頃は本気だったけど)
ただ似ているのでさすがに気になって。
祖母は拝みやだったので、その手のネタをたくさん話してくれましたが、
それだけに作り話も多いと思います。

741 名前:731 :2005/06/09(木) 20:11:32 ID:OM7gx/waO
あと地域は被差別地域ではないです。
むしろそういう人たちをかなり差別していました。
時代のせいかもしれないけど、やな話。

765 名前:731 :2005/06/09(木) 21:45:52 ID:OM7gx/waO
私が小箱さんとはなしてもあまり良い答えは出ないと思います。
大体深刻な話を孫に、しかも子どもにするとは思えません。

母に確認しましたが、母は知りませんでした。

ただ、祖母は拝みや(と父方にイヤミを言われていた)というより
呪い師だそうです。
元になる何かがあったかも知れませんね。

 
972 :本当にあった怖い名無し :sage :2005/06/10(金) 08:31:39 (p)ID:RLHeukSIO(2)
このスレ見て自分で調べて、自分が部落出身なのではと疑い始めた。
あまりにググッた資料が自分の実家と酷似する。


これだから関東平野はいかんけん。わかりにくい。
何処の小学校も同和教育って必ずやるんですか?
部落って上とか下とか付くこと多いんですか?
あと、近所で発見しちゃったよ。神社…多分これだと思う。
部落には付き物なのか…。
くそっ!じいちゃんに色々聞いておけば良かった!
あ、ショックとかじゃなくて探求心がヤバい。
あとスレ違いスマソ…orz


976 :本当にあった怖い名無し :sage :2005/06/10(金) 08:44:29 (p)ID:TMegxfdo0(2)
連投スマソ
モンブラン(フランス語で訳すとmont blanc)神社は
家の近くにもある。家の下の部落は「B」関東だけど。
ただヤな感じはしない。
やはりモンブラン=Bなのか?
980 :972 :sage :2005/06/10(金) 08:58:42 (p)ID:RLHeukSIO(2)

>>976
やはり…これは神主さんに箱のことをそれとなく聞けるかな。
ちなみに家があるのも下です。昔から平野なのにこんな名前は
おかしいと思ったんだ。私の家は違いますが、すぐ近所に
一面に田圃が広がってて、超ド田舎なのにトタンの長屋が密集してるし、
そこだけ生活水準独特だったし…。別にそれはいいのだけど
親に真っ正面から聞いても知らないと20年も言われてたのがショックベリーラージ。

あまりにもスレ違いなので、一つ。
役に立ちませんが、母方の北海道のばあちゃんも
「コトリが来るよ!」といってました。
家では「ヘビが来るよ!でした。」
 別板からきました、「ことりはこ」の調査のご参考に



京都の近くの山奥のほうだが
南北朝の動乱の頃に都から逃げてきた陰陽司が
「ことりはこ」によく似た物持っていたという話があります。

一言でいえば、漆の代わりに血を用いた物です。

陰陽司が留守の間に、都の動乱で妻子が無残に殺された
その妻子の血をひょうたんな何かにいれて、色々と呪法をして
それを神木で作った箱に漆塗りを作るようにかけて
漆塗りによく似た箱を作り、仇の侍の屋敷に届けて
その呪力で敵の侍の一家を皆殺しにした
そのあと、その神木を伐採した、そこの村にきて箱の供養を依頼して
どこかに去っていったらしい。
村では、金に目がくらんで勝手に神木を切り倒したきこりを村から追放して
その箱を供養した。箱がその後どうなったかは忘れました。

村では共有の山の木を村の外からきた者の依頼で伐採する場合は
必ず合議することにして、その理由として、このきこりの話をしていました。

この話を聞いたのはバブルの前ぐらいの時代です。
 うちのばあちゃんの話。
呪いとかじゃないしそれほどオカルトでもないから
あえて書かなかったんだけど、
なんかスレも停滞してるっぽいし、
ネタがわりに。



ばあちゃんの実家は隠岐の地主だった。
ルーツはなんとか天皇つきの医者らしい。

お嬢だったんだけど、じいちゃんが満鉄の仕事してて、
結婚して満州行って、逃げて来る時に
宝石とか財産とかは全部置いてきちゃった、て話をよくしてた。

おれは両親共働きで、子供の頃はばあちゃん子でいじめられっこだった。
んで良くばあちゃんに泣きついてたんだけど、
その時にばあちゃんは、よく
ハコモリサンがあればね、あんたをいじめる子なんか
すぐに退治しちゃうのにね、おばあちゃん満州に置いてきちゃったんだよ」
といっていた。


916 :本当にあった怖い名無し :2005/06/20(月) 11:50:17 (p)ID:euB6Ryhw0(5)
ばあちゃんの話だと、ハコモリサンはばあちゃんちに代々伝わるお守りで、
重箱くらいの大きさの、漆塗りのきれいな箱らしい
いくつかあって、一番良いのはばあちゃんがもらった(長女だったから)
それで困った事があった時にお祈りすると御利益があるんだそうだ。

中身はご先祖様が天皇からもらったお守りと、ご先祖様の形見らしい
だいだい若くてなくなった人とかの形見もいれるらしく、
ひいじいちゃんのお姉さんの分も入ってたそうだ。

ばあちゃんには九州にいる妹がいて、たまに遊びに来ていたんだけど、
一度ハコモリサンの話をしてるの聞いた事がある。

ばあちゃん「**ちゃん(ばあちゃんの妹の名前)本家の箱は
      どうしたのかねえ、あれは??の箱だからあまりよくないけど、
      ちゃんとお祭りしてないと御利益がうすくなるでしょ」
    妹「自分とこのは焼けちゃったっていってたでしょ
      戦争が終わった後に、あたしのハコモリサン
      ××ちゃん入れるからって、本家に貸して、
      戻ってこないまま本家がつぶれて、
      あたしのもなくなっちゃったのよ」      
ばあちゃん「でも三つ残ってたんだから一つくらい
      △△(××の子供で神戸にいるらしい)が持って無いのかね」
    妹「○○さんも欲のふかい人だったからどうしたのかね」

みたいな話。後は親戚の悪口だった。


917 :本当にあった怖い名無し :2005/06/20(月) 11:51:22 (p)ID:euB6Ryhw0(5)
ばあちゃんたち二人で話してると方言全開で、細かいニュアンスとかわかんなかった。
??の箱の部分もあんまり聞き取れなかったし、ちゃんと覚えて無い。

××というのは、ばあちゃんたちのいとこで、
男の跡継ぎが出来なかったので養子に来た人。
ばあちゃん達と仲が悪くて、それでばあちゃん達は本家と疎遠になった。
結局戦死したらしい。その後借金で土地とか取られて、
○○の実家の神戸にうつっちゃたんだそうだ。

まあそれだけの話で呪いも糞もないんだけど。
箱と隠岐くらいしかつながりないし、どっちかったら民俗板むけなのかな。
このスレよんで思い出したのと、
ちょっとでもスレの方向性戻したかったので投下。
役たたないものを連投すまんかた


922 :915 :sage :2005/06/20(月) 13:21:06 (p)ID:euB6Ryhw0(5)
>>おくらさん
>>役に立たないことなんてないですよ。
そーゆってもらえると勇気出して書いたかいがあるです

>>タブー視されていない
かどうかはわかんないっす・・・

うちのばあちゃん姉妹がすごく強気な人だったからなのかも
ばあちゃんなくなってから、おばさん(父の姉)に聞いた話だと、
本家もほんとは、ばあちゃんが婿とって継ぐはずだったんだけど、
半駆け落ち状態で結婚して満州いっちゃったような人ですし(^^;)

二人とも怖いものないタイプの人だったみたいす。
なんか気に入らん人とかいると、
「あんなやつはころしてしまえばいい」が口癖だったらしい・・・
隠岐のほうの方言なんですかね?

ことりばこ読んで、親父にもハコモリサンのことを聞いてみたんですけど、
そういう御神体っぽいものがあって、
ばあちゃんがハコモリサンさえあれば・・・って言ってたのを
ちょっと聞いた事があるくらいだそうです。

隠岐も神戸の親戚ももうどこにいるかわからないらしいし、
もう出せる情報がなくて残念なんすけど、
後は民俗系詳しい方に任せてROMに戻ります。


 コトリ箱の話が出ていたので、誰か知ってる方いればと思い書き込みます。
長くなりますがすみません。



以前、親が転勤族のため中国地方のある県の山奥に住んでいたことがありました。
まだ僕は小学生で、近所の友達の家にしょっちゅう遊びに行ってました。
(以後その友達をMって書きます。)
かなり庭が広くてその隅に木にかこまれた結構大きめの祠があって。
小さい頃からMん家で毎日のように遊んでたんで
その祠自体は知ってたんですけどそこに近付いたことは無かったんです。
Mも行ったことが無いらしくて、というより行っちゃいけないって言われてました。
普段からMのじいちゃんがスゴク恐かったんで2人ともおとなしく聞いてたんです。

そうこうしてるうちにそのじいちゃんが亡くなってしまいました
Mのとこにしばらく遊びにいけなかったんですが、数日後やっと遊びに行けたんです。
そこで以前から気になってたあの石んとこ見てみんかーみたいな話になって。
じいちゃんはもういないし、Mの両親は畑に行ってるしまわりに僕らしかいないんで。
(Mにはの妹が2人いるんですが俺の妹と家の中でママごとみたいなことをして遊んでました)

田舎なんで周りは古い家ばかりなんですが
Mのとこは群を抜いてデカイ家でしたし
子供の想像ですが、中には刀とかあるかもな、とワクワクしてました。
観音開きの石の扉を空けたら中には茶色っぽい鉄の箱が入ってました。
大きさは8センチ四方ぐらい
箱のまわりには砂のような砂鉄?のようなものがまかれてて。
持ち上げてみたらめちゃめちゃ重くて「鉄が詰まってる」っていう感じだったんで
箱というより固まりかもしれません。
まわりには竜のような絵が彫られてて、
裏側にはなんか字(?)らしきものが書かれていましたが
難しくて読めませんでした。
わけがわからんのと気持ち悪いのとで急いで元に戻して、
家の中で遊んでました



26 名前:コピー :2005/06/21(火) 20:45:28 ID:UKGFSoDp0
465 :?¨?e`?¢?μ?U¨?・ :2005/06/21(火) 20:27:55 ID:lgMYyk1J0
その晩、そろそろ寝ようかとしてたら救急車の音が聞こえてきました。
急いで外に出てみたら救急車はMの家に向かっているようでした。
両親はMの家の方へ向かいましたが僕と妹は家で寝さされました。
次の日、母が言うにはMの妹が亡くなったとのこと。
昨日の夕方まで一緒に遊んでいたのでビックリしてしまいました。

それから半月ぐらいたった頃、Mの親父が事故で亡くなってしまいました
ガードレールのない山道に軽トラックごと谷へ落ちたそうです。

立続けに3回も葬式を出すことになったので子供心にも異常なことだと
思いました。
なんとなく、あの箱を触ったのが悪かったような気がしていましたが
バレたら怒られるるのが恐くて僕もMも黙っていました。
でも特に僕とMに何かが起こったということはありませんでした。
遊んでて骨折、とかはありましたが命には全然別状ないです)

中学生になってから、うちの家族は市内の方へ引っ越して、
Mとも連絡をだんだん取らなくなっていました。


27 名前:コピー :2005/06/21(火) 20:46:06 ID:UKGFSoDp0
467 :お願いします :2005/06/21(火) 20:29:39 ID:lgMYyk1J0
数十年たって、今三十過ぎになったんですが
先月、久しぶりにMから連絡がありました。
なんでもMの奥さんが流産したらしいのです。
M「ワシんとこまたおえんかった。
  ○○(妹)もじゃ。
  鉄の箱、あったろーが。アレじゃなかろうか?」
Mの奥さんが2回流産したらしいのですが
Mの妹(もうひとりの)も流産らしいのです。
それであの鉄の箱のことが気になって、
あの時一緒にいた僕にも
なんか変なことないかと聞いて来たのです。
箱はもうお寺にあるそうです
最初の流産の時に、お寺に見てもらったらしいのですが
Mのうちはもともとそのへんの庄屋だったので
なんかを鎮めてるものらしいということですが
(箱の裏にあった字が「鎮」という文字だったらしいので)
結局なにかわからんかったとのこと。
とりあえず預かってもらったそうです。

お寺さんで供養してもらってるのに
まだ不幸が続くのでMはめちゃめちゃ怖がってます。
僕も恐いですがどうしたらいいかわからんし、
誰かこんな時どうすればいいか、聞いたことないですかね。
俺らじゃもう方法ないんじゃないかと行きづまっています。
どなたでも結構ですので、
どうすればいいか知っている方
教えて下さい!


ちなみにMというのはコトリ箱のMさんとは関係ありません。
ただの頭文字ですんで。
長文すみません。
28 名前:お願いします :2005/06/21(火) 20:53:41 ID:lgMYyk1J0
>24さん
ありがとうございます。
今、貼り直そうとしていたとこでした。

30 名前:本当にあった怖い名無し :2005/06/21(火) 21:03:32 ID:vPkI9SE50
>>24 乙でした。

鉄かあ。 組細工箱ではなさそうだな
しかし、もしそれがコトリバコ類いの箱であれば寺でなく神社
お祓いの方が適しているのではないかねぇ?こちらのM氏の証言から考えても。

32 名前:お願いします :2005/06/21(火) 21:14:00 ID:lgMYyk1J0
恥ずかしながら神社というのはまったく考えてませんでした・・・。
Mからお寺に持っていったと聞いた時、それで打つ手は打ったなと
思ってしまいました。
基本的なことなのかも知れませんがこういうのは神社なんですかね・・・
36 名前:お願いします :2005/06/21(火) 21:30:11 ID:lgMYyk1J0
そうですよね。
お寺では埒があかないようなので神社にも一緒に相談行ってみようと思います。

細かく書いたかとは思うんですが、書き忘れがありましたら言って下さい。
わかる限りこの箱の情報を伝えよう思います。
僕はあやふやですがMは最近この箱を見ているんで
もう少し詳しくわかるかと。
あまり特定できるようなことは言えませんが・・・。
69 名前:本当にあった怖い名無し :2005/06/22(水) 05:35:09 ID:MtEVGnbL0
>>25 
の話って岡山県?んで山奥の方っていうから県北の中国山地の辺り?
真庭とか阿哲とか大佐とかかな…と根拠はないが思った。
101 名前:32 :2005/06/22(水) 09:52:34 ID:ZCrq+3Az0
>>作成者さん
確かに関わらない方がいいのかもしれませんね。
私に今まで災いのようなものが無かったのは引っ越したおかげだったかも知れないし。
でもMの場合、自分の家の敷地内にあったものだし、避けられないのかな。

>>30
神社、ということで気づいたんですが祠って神社系ものなんですね。
(自分なりにいろいろ調べてみたんですが・・・)
今まで鉄の箱ばかり気にしてたんですが、昨日Mに祠自体に
なんか手がかりないか電話しました。

遅かったんでさすがに恐いらしく、今朝連絡あったんですが横に
「享保壱拾弐年」
と書かれて、内側にビッシリ(3〜40人ぐらい)
「○兵衛、○衛門・・・
と書かれていたそうです。
かなり気持ちわるかったそうです


>>69
そうです。その辺です。
地方独特の風習のようなものかもしれないんで詳しく言えればいいんですが
結構有名な温泉があるところです。(岡山は温泉多いですが・・・)

102 名前:本当にあった怖い名無し :2005/06/22(水) 10:36:17 ID:esFW4qLCO
>>101
呪いじゃなく自分ちの屋敷神に失礼な事をして祟られてるからでしょう。そうならないように何をするか解らない子供には祠に近くな、というお年寄りはよくいます。
ちゃんと視れる神社の人か密教系の人に相談するようにアドバイスしてあげて下さい。
ほんとに危ないから。
103 名前:本当にあった怖い名無し :2005/06/22(水) 10:40:13 ID:V7NczOG20
湯原、かな。結構近場なので気になった。
当方、南の某宗教じみた町の隣町に住んでたもので。
年代と名前は祠の作成年代と村のおとなたちの名前では。
>>100
思うに、信仰心がなければ水は水、札も紙に過ぎず、何か自己暗示できようもない。
だから敢えて信仰心にすがるしかない、というのはありそう。
でも、一朝一夕には無理だと思うし、神職を頼るしかないのもまた
106 名前:32 :2005/06/22(水) 11:43:13 ID:ZCrq+3Az0
>>102
ありがとうございます。
今さらですが変なことしなければとスゴク後悔しています。

早速今日にでも見てもらえそうな神社を何件かまわって
アドバイスしてもらうように伝えました。
昼からでも行ってくるそうです。
(密教系はどこへ行けばいいのかちょっとわかりませんので)

>>103
近くで強い神社があるなら教えて頂きたいんで言いますが、
おっしゃるとおり湯原です。
書かれていた名前に関しては、聞いた時はちょっとビビリましたが
冷静に考えると多分そうだと思います。わかりませんが・・
108 名前:本当にあった怖い名無し :2005/06/22(水) 12:12:05 ID:we7uZBum0
>>106
その名前は、こんな感じ?

与助、五助、喜兵衛、甚九郎、忠助、七郎兵衛、長三郎、善兵衛、治郎右衛門、治郎兵衛
だったら
享保 12年 山中一揆関係

118 名前:32 :2005/06/22(水) 12:38:34 ID:ZCrq+3Az0
>>108
全部聞いたわけでは無いですがそんな感じだと思います。
「キヘエ(喜兵衛?)サンエモン(三衛門?)・・・他にもいっぱいおる」
みたいな感じで聞いたので。
電話口で聞いた名前なので文字は間違ってるかも知れませんが
聞いたのは2名です。

山中一揆、ですか!
ありがとうございます。今調べてみます。

135 名前:32 :2005/06/22(水) 17:52:46 ID:Uw4lyhR60
Mから連絡ありました。
わかったことが3つありました

何件か神社を回ったのですが特にこれと行ったことはわからずじまい。
ただ、1件「○○さん(神社の名前)とこならわかろ〜が」と言われたのですが
そこは今日は不在でした。明日にでも改めるらしいです。
ただMは鉄の箱を持っていってたんですが、
これは持ち歩くようなものではないと言われたこと

2つ目は祠に享保という年代が出て来たので
その時期に何かあったのではと家の中を探したらしいのですが
享保12年にMの家の人が3人たてつずけ亡くなっているらしいのです。
仏壇の中に蛇腹の過去帳?(一家の享年を書いてるやつ)
があって、4才男、9才男、22才女とどなたもまだ若いんです


3つ目は>>108さんのおかげなんですが「山中一揆」調べました。
この一揆は享保11年には終わっているようですね。
処刑者の名前が出ているサイトがあったんでMに確認したんですが
祠の名前とほぼ一致しました。(もう読めない文字も多いですが

結論としては
祠は亡くなった3人の共同のお墓で、守ってくれるのを期待して
地元の英雄(一揆に参加した人)の名前を書いているのでは・・・
というとこに落ち着きました。
ともあれ、明日Mがその○○神社に行ってくるので
もう少しキチンとわかると思います。

136 名前:本当にあった怖い名無し :2005/06/22(水) 18:37:09 ID:Vn9KvPX80
>>135 32氏 乙です

その三人が何故亡くなったのか判ればいいんだけどな。

138 名前:32 :2005/06/22(水) 18:49:19 ID:Uw4lyhR60
>>136
享年しか出てないんで原因はわからないですね。
一揆で・・・とか思ったけど収まった翌年だし。
でも若さからいって病気か事故ですよね。


154 名前:本当にあった怖い名無し :2005/06/22(水) 19:37:17 ID:zujY3dBO0
>>32さん
祠はちゃんと管理されているんでしょうか?
Mさんがそういう立場だと思うんですが。

ちょっと心配。

158 名前:本当にあった怖い名無し :2005/06/22(水) 20:36:32 ID:we7uZBum0
>>135
ググってみました。

1726(享保11)年 7,8月の2ヶ月,少しも雨が降らぬという干害の年になる。
山中一揆が起こる。

享保11(1726)年11月12日夜,大庭郡河内村の大庄屋・中庄屋ら3人が,
西原(落合町西原)の米倉に納められていた年貢米のうち,自分たちの取り分(先納米か,
御用米の返済分)を勝手に持ち出そうとしたのが発端
色々あって、翌年3月の処刑で終焉のようですが、
干害の年の翌年は飢饉が起きがちですね。


その前後の年も天災が続いたためかなり悲惨な状態であったようです。


162 名前:32 :2005/06/22(水) 21:25:13 ID:QZpiMC8m0
>>154さん
もちろんまわりの掃除はしているらしいですが、
なにかを供えたりとか特別な管理はしていないようです。

>>158さん
今、ちょっと気になったんですがMの家は大きい庄屋だったんですね。
山中一揆、自分でも調べたつもりだったんですが
思い込みで「Mの祖先=一揆に参加した農民」の立場でずっと考えてました。
敵対する立場となったら祠の意味合いがちょっと変わってくるような・・・。

以前>135で
「祠は亡くなった3人の共同のお墓で、守ってくれるのを期待して
地元の英雄(一揆に参加した人)の名前を書いているのでは・・・ 」って
言ってしまったのは全然違うかもしれない

164 名前:本当にあった怖い名無し :2005/06/22(水) 22:02:23 ID:iGXsWstU0
>>162
むしろ一揆参加者の亡霊たちを鎮めていたのでは?

ふとした弾みでお目覚め。あー良く寝た。

索敵必殺!子孫を祟る!祟る!祟る!(現在進行形)

そして誰も(ry


166 名前:32 :2005/06/22(水) 22:41:22 ID:QZpiMC8m0
>>164
それなら子孫じゃない自分や妹に何も起こらなかったのは納得できます。
なんかMの調子もわるいらしいので、明日にでも僕も一緒に
(知ってるかもしれないっていう)神社に行ってこよう思います


182 名前:本当にあった怖い名無し :2005/06/23(木) 08:00:41 ID:rIyqVo0l0
>>32
件のM氏が大庄屋中庄屋の子孫であり、義民の名を彫り付けた祠を開いたとすれば
オカルト的な話だなあ。
あの近くだと、確か福山の神理教の人が霊能に長けてたはず。

183 名前:本当にあった怖い名無し :2005/06/23(木) 08:40:57 ID:hjadfKkC0
>>32
この中にその祠ある?
ttp://www.hanzaki.com/siseki/siseki1.htm

184 名前:32 :2005/06/23(木) 09:23:16 ID:MiAMipSp0
>>163>>182
ありがとうございます。
もし今日やっぱりわからないようならそちらへの相談も考えたいです。
>>183
すぐに探したんですがないようです。
史跡っぽいのではなく、個人の庭にあるレベルの祠なので。

今日は一日休み貰ったので、ではそろそろMと合流して○○神社に行って来ます。
Mのところまでは車で飛ばせば2時間ぐらいのところですので。
(昨日からMの具合がかなり悪いみたいなんですね・・・心配ですが。)



 親戚の大叔母様がそれっぽい話してた
島根のハッカイは広島に移されて保管されていたけれど、
原爆により箱としての形はなくなったそうです





891 :886 :sage :2005/07/10(日) 03:42:26 (p)ID:kFaq3OkW0(2)
大叔母様は、戦前すみよしさんという神社で巫女さんしてたそうで、
神社の奥に昔島根の神社から移されてきたハッコウというものが
奉ってあったらしい。
その場所こは巫女さんでも近づけなかったそうで、その話題も禁止
されていたそうだ。
掃除のためたまたま近くにいくことがあって、なにか四角いもの
あって、それはうえから布をかぶせてあったか布にくるまれていて、
直接は見えなかったそうだ。
そのとき禰宜さんにものすごく怒られて、そっちのほうがとても怖かっ
たそうだ。

原爆で神社がなくなったのでハッコウがその後どうなったかは
わからないそうだ。たぶん原爆で神社と一緒になくなったのだろうと
大叔母様は原爆投下時たまたま大阪の叔父さんのところに来ていて
難を逃れたとのこと。

たしかハッカイではなくハッコウといってた気がするんだが、かなり
の年なのと話を聞いたのも10年ぐらい前だったので、うろ覚えです。
ここのスレ読んだら、でてきたハッカイと名前が似てるので
思い出しました。
ちがったらスマソ

五箱目より
102 名前:本当にあった怖い名無し :2005/07/16(土) 22:41:25 ID:XzzF0sH30
ええっとー、前に広島の住吉神社のハッカイの話が出てたけど、その話から推測するにAAは忌部氏でなく他の人だとオモタ。。。

各地を転々とし、広島で亡くなった人いたよね
どうだろうか?

ところで、隠岐騒動の主宰正弘氏、今現在の宮司さんの直系の子孫なの?
106 名前:30・・・でいいのか? :2005/07/17(日) 03:18:29 ID:cgGXcxYS0
>>102
住吉神社の本がいくつか図書館にあったから調べた。
戦前に広島にあった住吉系神社は全部で47個らしい。
ただ場所は参考図書『住吉大神御鎮座地・副島知一・昭8』が手に入りそうに無いから不明、
つまり本当に爆心地近辺に住吉系神社があったのかについてはわからないって事だな。
一応広島には住吉という住所があるんだが…住吉神社は近畿と福岡が2大勢力。
わざわざ地方にそんな重大なものを置くとは思えない希ガス

宮司はそうなんじゃね?裏づけもなんも取れてないけど苗字が一緒だしw
確か隠岐騒動以降もたまーに出てくる名前だから代々続いてる希ガス


 似たような話が俺の田舎にもあるな…。
橋を作る時にやったって話だけど。


275 :272 :sage :2005/06/27(月) 00:07:30 (p)ID:/ro+Xqj20(7)
んー、俺はそんな詳しくは知らないんだけど…

俺の実家は本当に田舎の小さな寒村で、外との交流がものすごくしにくい地形なんだ。
そんで、そこは三つの地域にわかれてる。仮に山海川ってしとくけど。
山、海はある程度地形的に開けてる。でも、川はものすごく、子供の俺から見ても異様な場所なんだ。
一番入り組んだ奥のほうにあって、住人は他のふたつと同じくらいいるんだけど、俺が子供の頃
もう1980年代半ばでも、あんまりそこに入っちゃいけないって言われてた。
そんで、川は2005年の今でも9割以上の住人が同じ姓なんだ。
交流を持つなって言われてる割には、そんなド田舎には珍しいくらいに大きな家が多い。皆裕福だ。
実際、地域の中でも発言力がすごく強い。地域に未だに一本、ないと住人全員の生活が立ち行かなくなる橋も、川の一族が作ったらしい。
でも、海山の住人からはあまりよく思われてない。陰口みたいのを叩かれてる。

上のが前提って言うか、何ていうか背景。こんな話でいいかなあ。


276 :272 :sage :2005/06/27(月) 00:27:51 (p)ID:/ro+Xqj20(7)
以下は、俺の婆さんに聞いた話。

室町時代に俺の地元は開拓されたらしい。
本当に、よくこんな場所に村なんか作ろうと思ったもんだと思う。
21世紀の今でさえ、18まで育った俺でさえ、あんなところに人が住んでるとは俺には思えない。
実際最初はものすごく苦労したんだそうだ。土地は痩せてる、燃料にできるような木さえ生えてない。
何でそんなところを開墾しようと思ったかっていうと、どこかの土地を追われてきたらしいんだな。
で、どんなに頑張っても満足に人が住める土地にならない。
追われてきた身で、見つかればたちどころに住人全員が殺される。
でも、ある場所に橋さえ掛ければそれなりに生活できるようになる。
でも、技術者でも何でもない彼らに橋を作るのは難しい。当時の技術者でも、増してや今の建築家でもそこに橋を掛けるのは難しい。
そんな場所なんだ。今でも俺の地元にある橋の場所は。
それでも、彼らは橋をかけることに成功した。具体的に誰からその方法を教わったかは俺は聞いてない。
でも、方法はこんな感じだった。
まず、橋の踏み板の数だけの子供を用意する。必ず奇数。今はコンクリの橋になってるけど、当時は吊り橋だったらしい。
何枚かは知らない。でも、ちょっとした距離の橋だから1人や2人じゃないと思う。
それで、橋の両端になる場所に子供の数-1個の穴を掘る。そうしたら、そこに子供をひとりずつ埋める。
当時、村にそんなに子供がいたのかって皆思うと思う。俺もそう思った。
でも実際いたらしい。何でかっていうと、労働力云々より先に、先天性の障害児が村には多かったから。
入植者の中で中心になってた家族は、天皇家みたいに自分たちを「特別な一族」だと思ってたらしくて
近親婚しかしなかったらしい。だから、生まれる子供のほとんどが先天的に何らかの障害があった。
(続くよ)(ごめんね)


279 :272 :sage :2005/06/27(月) 00:42:56 (p)ID:/ro+Xqj20(7)
中心になってた家族(以下A)は自分の一族の子供を差し出すのは嫌がった。
でも、Bっていう一族が強固に話を進めて、労働力にもならない子供を使うのが一番いいってことで
結局、ほとんどの子供がAの家から差し出された。
穴に埋めた子供の上から土を被せて、その土の上からそれぞれ子供の歳の数だけ針を刺す。
それから、上に藁を被せて7日7晩火を絶やさないように火を焚き続ける。
この時、土をかけて針を刺して、藁に火をつけるのは最初に用意された子供の最後のひとり。
8日目の夜が明けると同時に、必ずその最後の子供は死んでしまうらしい。
小箱氏が書いてたのと同じように、内臓が腐って死ぬんだと。それで、実際その子供も死んだ。
その子供が死んだら、橋を作る。絶対に落ちない橋だ。実際、一度も落ちたことがないらしい。

それで、今に至る。A一族が今の川の一族の祖先。川の地域で、1割弱の違う苗字の一族がBの子孫。
川には今もこのふたつ以外の姓はない。このふたつの一族は、室町からこっちずっとお互いを監視しあってるらしい。
A一族とB一族は、二代に一度婚姻を結ぶって言う決まりがあるから、多分それは事実だ。
俺の村の他の家族だって、当時の入植者の子孫がほとんどだ。
これは俺の想像だけど、口では何かと色々言ってるけど、ほとんどの家がA一族B一族に何らかの形で金銭的な上納をしてると思う。
700年近くもそんな風習が続いてるのが、俺の地元だ。何かもう、絶対帰りたくない。
ちなみに、土の上に刺した針は半分ずつAとBの本家が持ってる。
もうひとつちなみに、これは本当にどうでもいい話かもしれないけど、川の集落では双子の出生率が7割超えてるんだよな…。

以上、しっちゃかめっちゃかですいませんでした。似た話でもなかったしな…_| ̄|○


284 :272 :sage :2005/06/27(月) 00:50:33 (p)ID:/ro+Xqj20(7)
あ、橋をかける方法ってのは幾つか聞いた手順を抜かしてあります。
つか俺これ話したのばれたらきっと殺されるwwwWwwWWwうはwwWwwWテラヤバスWwwW

285 :本当にあった怖い名無し :sage :2005/06/27(月) 00:51:48 (p)ID:kktCtWmq0(4)
その橋に名前あるの?

287 :272 :sage :2005/06/27(月) 00:53:15 (p)ID:/ro+Xqj20(7)
>285
あります。地図にもちゃんと書いてありますが、橋の名前は絶対に誰も口にしません。
ただ「川(その集落)の橋」と呼んでいます。

288 :本当にあった怖い名無し :sage話はおもしろかったが :2005/06/27(月) 01:08:31 (p)ID:7otjwU5d0(2)
呪とか神とか本気で信じてる人がいてびっくり

289 :272 :sage :2005/06/27(月) 01:13:19 (p)ID:/ro+Xqj20(7)

>288
俺の地元の話はあれです。
実際に人柱となった子供のおかげで橋が落ちない云々よりも
未だにその頃の本当かどうか分からない話で村の人間ほぼ全てが
ものすごい微妙なパワーバランスを保ち続けてるのが怖いのです。俺的には。

怖いので寝ます。皆おやすみなさい。

290 :本当にあった怖い名無し :sage :2005/06/27(月) 01:15:13 (p)ID:kktCtWmq0(4)
つり橋の両端に橋の踏み板の数だけ子供を埋める、か
踏み板1枚が25cmとして、1メートルに4枚必要として
10メートルでも40人だぜ
結構埋まってんな

 川の両端に子供を埋めるって…
簡単に渡ってんじゃん!
おはようございます。


295 :272 :sage :2005/06/27(月) 01:54:43 (p)ID:/ro+Xqj20(7)
>290
その辺りはよく読んで読み解いてもらえると嬉しいです。
俺が本当に怖いのはそこなんでw
>292
マジでやめてください。心臓止まります。
>294
簡単には渡れないですw
ただ、向こう側にいくのが絶対に不可能な地形じゃないです。
そうじゃないと橋の意味ないです。

今度こそ眠れたらいいなあと思います。
つーか怖くて眠れない。風呂もう一回入ろうかな。
 675 :本当にあった怖い名無し :sage :2005/07/05(火) 00:04:02 (p)ID:x7a71uPF0(2)
あなた地理的にドンピシャの可能性もあるじゃん・・・orz
録画していたアンビリーバボーのテープを整理していたら、何年か前に放送していた「呪い」特集を発見
久しぶりに見ていたんだが、高知県物部村に伝わる「いざなぎ流」の家祈祷のひとつ「とりわけ」の儀式の時
宮司さんの唱える呪文の中に「ハッカク」って入ってたのでビビッタよ・・・
 
918 :酋長 ◆JOytoYhyPI :sage :2005/08/14(日) 00:43:28 ID:RleNXTH50
どうもこんばんわ。俺酋長。
あ、いやいや、今日は真面目な話だからちょっと聞いてくれ。
ことりばことは直接何も関係ないのかもしれないんだけど・・・。



先日『日本妖怪大事典』という本を買ったんだ。その中に人形神(ひんながみ)という憑き物の話が載ってた。
以下引用。

人形神〔ひんながみ〕 富山県礪波辺りでいう一種の憑き物。この地方では急に財産家になった家があると、
あの家はヒンナを祀っているなどという。
『民間伝承』通巻140号に寄せられた佐伯安一の「礪波のヒンナ神」によれば、ヒンナとは人形のことで、
これを作るにはいくつかの方法があるという。表現に分かりづらい部分があるので、引用してみる。
【これは墓場の土を三年の間に持って来て三千人の人に踏ませた土で作った人形だといひ、これよりいっそう念の入った
話になると、七つの村の七つの墓場から持ってきた土を人の血で捏ねて自分の信ずる神の形に作り、さらに人のよく通る
所へ埋めて千人に踏ませたものだともいふ】
などとある。
また、三寸(約9cm)ほどの人形を1000個作り、これを鍋で煮ると、1体だけ浮かび上がるものがある。これはコチョボといって
1000の霊が籠もった人形
だという。
これらヒンナを祀ると欲しいものは何でも持ってきてくれ、用事を言いつけておかないと「今度は何だ、今度は何だ」と催促する。
そのためヒンナを祀っている家は急に裕福になるのだという。
しかし、一度ヒンナ神を祀ると、死んでも離れないといわれ、ヒンナ神を祀っているものが死ぬときは非常に苦しんで
ついには地獄に堕ちるリスクもあるそうである。(日本妖怪大事典より)

いや、ホントことりばことは関係ないんだけど、「憑き物の一種」、「作り方」、「七」といったキーワードがちょっと気になったんだ。
ついでに言うと、他にも憑き物に関しては色々載ってて、キーになる数字は75って言うのが多いです。
 925 :本当にあった怖い名無し :sage :2005/08/14(日) 16:49:06 ID:ZTUCGn4U0
俺、気持ちだけで呪えるけど、自分も痛い目に遭うのでできない。
高校のときやってみたらできたんだけど、自分も病気に・・・。
930 :925 :sage :2005/08/14(日) 23:26:01 ID:hqRDLWpc0
高校のときだったので、
同じクラスに嫌いな相手がいて・・・って感じだったのですが、
もし今そんなことになってもぜったい呪わないようにしてる。
他人に親切にしているときは、ほんとに自分も健康。

ところが最近、自己中なうっとうしい相手がいて、
直接、嫌なところを相手に向かって指摘できなくて、
誰もが普通に思うように「休んじゃえばいいのに」みたいに考えていたら
病気で入院してしまった・・・。

オレもなんだかだるい。ただの夏バテだといいんだけれど。
 946 :本当にあった怖い名無し :sage :2005/08/15(月) 15:00:48 ID:AnSNk8bd0
961 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2005/08/13(土) 08:44:31 ID:DRSP8lt70
東北地方に昔、毎年村の少女を箱に入れて生贄にしてた村があったらしい。
戦後辺りから少女を人形に変えてたんだけど、生贄を捧げなくなった年からは災厄が続いたとか。
宮城じゃないよな?
 
960 :本当にあった怖い名無し :sage :2005/08/17(水) 11:09:07 (p)ID:RkTd6AlW0(2)
子消しの話が出てたな



子消しが、口減らしした子の慰霊用って説もあるが
あの形状から、性玩具を想像する人も多いだろう
現在も「電動こけし」なんて名称が残ってる位だしな

まぁ、確かに性玩具としても使われてた
性行為以外で欲望を満たす事で懐妊を防いで「子消し」としてた訳だ

が、まぁ代償行為だけで我慢出来る訳もなく、性行為以外に娯楽も無いから出来るモノは出来る
そこで、そうなっちまった時の為に、別の「子消し」が用意されてたんだな


961 :本当にあった怖い名無し :sage :2005/08/17(水) 11:14:57 (p)ID:RkTd6AlW0(2)
別の子消しってのは尖端が尖っている
これをねじ込んで流産させるっていうえげつない代物
もちろん、硬い子宮口をこじ開ける訳で無事じゃ済まない
逆にあえてそうやってあらかじめ子宮を使い物にならなくして、
唯一の娯楽を楽しむ場合もあったそうな

頭の尖った子消しを見たら、そっちの用途だったと思っていい


 
662 :本当にあった怖い名無し :sage :2005/09/23(金) 15:52:29 (p)ID:saHOssHV0(3)
まとめblog読んでいて思い出した。

工房の頃の友だち(女の子)で名字が全国的に有名な神社と同じ人がいるんだけど
彼女の家だか親戚だかに代々伝わる古い人形があって、その家or家系の長女がその人形を見ると


必ず若死するから天井裏とか見えない所にしまってある。
でもどうしてもその人形が人前に出てくることがあるんだって彼女の家に伝わっているそう。
で、彼女はその見てはならない人に該当していた。

もう20年近く前に聞いた話だからうろ覚えなんだけど…
神社/女/呪い(?)とかかぶる部分が多くて、かつ「箱とは限らない」という一文で思い出しました。

667 :本当にあった怖い名無し :sage :2005/09/23(金) 18:21:27 ID:b7CpWn5c0
>>662
>でもどうしてもその人形が人前に出てくることが〜

何も知らない家族が、大掃除等で発見しちゃうとか
そういう偶然が何度も起きてるって事なの?


677 :662 :sage :2005/09/23(金) 20:11:04 (p)ID:saHOssHV0(3)
>>667
ニュアンスしか覚えていないんだけど、その人形は出てくるべき時に
出てくるようなことを言っていました

その人形の呪いで死んでしまうのが運命の人の目の前に出てくるというような。

そんな恐ろしい人形、御先祖様で捨ててしまうことはできなかったのかと問うと
捨てるに捨てられなかったらしい、取り出すと死人が出るしと
返されたおぼえがあります




680 :662 :sage :2005/09/23(金) 20:28:54 (p)ID:saHOssHV0(3)
すみません、写真は持っていません。
 
466 :本当にあった怖い名無し :sage :2005/09/13(火) 14:22:29 ID:bjmMc3Yi0
どこまでことりばこに関係あるかどうか分からないけど。
2年ほど前に、派遣のバイトで山中の工事現場にまわされたことがある。
山の整備工事か何かだったんだと思うけど(派遣だから何の工事かは知らされてなかった)、


でかい石碑みたいなのを別の場所に移し変える作業の手伝いをさせられた。
石碑と言っても、地面に埋まるように立ったでっかい岩に文字が彫ってあるだけ。
文字の内容は読まなかったし、とくに気にもしなかったんで覚えてない。
すぐ近くに山頂の神社に行くための道があって朱塗りの鳥居とか立ってたけど、工事現場は
別に神社の敷地内というわけでもなかったらしい。
でもその石碑を管理してたのは神社の人だったみたい。

本題。
移し変えの作業ってのは、石碑の下の方を掘り返してからクレーンで持ち上げて別の場所に
持っていくってだけなんだが、持ち上げた石碑の下から箱が出てきた
木製の小さい箱で、3個。
2個はボロいながらも結構しっかりと箱の形を保っていたのに対し、1個は半分崩れて
ボロボロだった。
バラバラになった木片が地面に埋まってた。
木片の量は結構あったから、もしかしたら箱は3個以上あったのかもしれない。
こんな箱が出てくるっていうのは想定外だったみたいで、工事会社の人が神社の人に確認を
取りに行って、大した歴史的価値もないだろうし石碑と一緒に移し変えて埋めようって
ことになった。


で、その木片を拾い集める仕事を仰せつかわったのが漏れ。
今考えると、そういう祟られそうな作業は工事会社の人が嫌うらしいから、派遣の漏れが
やらされることになったんだと思う。
木片は土に埋まってボロボロだったから、土ごとかき集めた。
腐って材木が割れただけだと思ってたら、組み木みたいに複雑なパーツがいっぱいでてきた
髪や爪や骨みたいなものは出てこなかったけど、壊れた箱の内側は黒っぽく変色してた。
カビか紙切れか分からないけど黄ばんだ白いものが薄くくっついてて気味悪くなった。


以上。それから2年たったけど、別に祟られたこともない
オチがなくてスマソ
468 :本当にあった怖い名無し :sage :2005/09/13(火) 19:57:32 ID:+S3hW2SaO
>>466
その山は何県のどこらへんにあるの?
469 :466 :2005/09/13(火) 21:41:26 ID:tldzmX3X0
>>468
奈良でつ。
工事会社のトラックに乗せてもらって行ったから、詳しい場所は不明。
つーか山道が曲がりくねってて、酔ってグロッギーだった。
しばらく谷沿いに走ってたことだけ覚えてる。

473 :本当にあった怖い名無し :sage :2005/09/14(水) 02:40:08 ID:ZLgH+5au0
>>466
飛頭蛮思い出した
474 :本当にあった怖い名無し :sage :2005/09/14(水) 10:33:42 (p)ID:aO9ztOHE0(2)
ただの鎮め物の箱の気がする・・。
おまいらの家の床下からも出てくるよ。木で出来た箱が。
475 :本当にあった怖い名無し :sage :2005/09/14(水) 11:46:41 ID:ODFlc6yM0
>>474
鎮め物って、建物の基部に埋めるやつじゃなかったっけ?
石碑の下にあったってことは、石碑のあったところにもともと何か建物でもあったのかなー
480 :474 :sage :2005/09/14(水) 16:26:07 (p)ID:aO9ztOHE0(2)
>>475
建物の跡ではなくて、石碑を建てる際に入れたのではと思ったのです。
>>466の話の石碑は大きな物だったようですから、建立当時も
神主がお祓いをした可能性は高く、建物のように鎮め物を入れても
おかしくは無いと思います。
 
17 :前スレ871:sage :2005/08/17(水) 18:27:14 ID:eAhlX0M20
隠岐出身の前スレ871です。帰ってきたら新スレ立ってたorz
そのものズバリの話はなかったんだけど、こんな話が出てきたんで、とりあえず報告。
・稗田某の墓

□□町××(*1)の稗田というところには、小松山の中に石を積み上げただけの古い墓がある。

これは昔、ここに城を築いていた稗田某が、敵に攻められて全滅した時の一族の墓である。

七十年余り前(*2)、村人が道路を修繕し、小溝を付けようとして平たい石を探したところ、

ちょうどこの古い墓の上に手ごろな大きさの石が見つかった。そこでこれを取り除いてみたら、
その下から、素焼きの壺が現れて、中には気味の悪い流動物の音がした。
これを近くの水田の中に注いだところ、辺り一面が真っ赤に染まった。

この石を取り除いた男は、その後このことが原因して発病した。

あわてて新しい石を墓石のように立てて謝罪すると、しばらくして病気は治った。

壺の中の赤い流動物は、朱ではなかったかといわれている。

野津龍『隠岐島の伝説』(昭和52年発行)より。
*1さすがに地名は伏せますた

*2現在からだと90年余前だから、明治末期くらい?

違う話といえば違う話だしツッコミどころも多いけど、「素焼きの壺」(=箱の元型?)とか
「気味の悪い流動物」(=ことりばこの中身?)とか「発病」(=呪い?)とか、
微妙にリンクしてるのが面白いかと思って。
どこにでも同じような話があるってことかな?

あと、近くの別の島に「子取り畑」っていう地名があったけど、これはたぶん関係ない

 洒落こわからコピペ
536 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2005/09/18(日) 15:14:18 ID:t9NAXX2F0
すいません、怖くて昼間なのに寒いし泣きそうです。

信じてもらえないと思いますが、思い出したことを書かさせていただきます。

そうしないと不安で泣きそうだ



とある所でコトリバコの話を見つけて検索して読んできたのですが、

途中から気持ち悪くなったり泣きタックなったりもどしたりで最後まで読めませんでした
吐いてる途中になんか頭の中にうちにある蔵が出てきてぼんやりと思い出した

昔子供のころ母が育てていた花をボールでぐちゃぐちゃにしてしまい蔵に閉じ込められたことがある。
田舎はそうなんだけど、つっかえ棒で出れないようにするんだ。
それで中は真っ暗で怖くて泣きまくってなんていうか黒いのが体に染み込んでくる感じがした。
それで泣きまくってる時にを見つけたんだよ。

今思えば真っ暗で窓一つ無いのに何で見つかったのか分からない。
ただその箱は真後ろにあったんだ。

それで何でか知らないけどそれをあけてみようとして触ったら

(正確には覚えてないけど触ってないかもしれない)
つっかえ棒が外れる音がしてお婆ちゃんが入ってきた。

大丈夫だよって何回も言っていて二人で外に出た。

おばあちゃんは大丈夫だよって何回もゆっくり背中撫でてくれた。
物凄い量を戻したと思う。大人になってもあんな量出なかった。
お婆ちゃんはずっと大丈夫って言ってた。

それで、トイレで吐いてるときにこのこと思い出して

ふらふらしながらパソコンの前に戻ったんだけど
その箱が頭の中でぐるぐるまわってんの。
黒い点々が無数に付いてたなとか。

思い出してまた吐いたんだけどそれ点々じゃなくてお経なんだ多分。
漢字が無数に書いてあって読めなかった。

暗闇のときにしか箱は見てないのに何で覚えてるのか分からないんだよ。
これって大丈夫?お婆ちゃんはあのこと何も言わない。
蔵側に寝てるから怖くてたまらない。

518 :本当にあった怖い名無し:sage :2005/09/18(日) 18:31:01 ID:+M8GauiN0(2)
死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?100 から来ました。あちらの534−536です。
>>515に書いてあるやつですが、

あの時は焦っていて乱文ですいませんでした。

今は家族が居るけどやはり怖い。

あのコトリバコって見た目がパズルなんですか?
なら自分が見たのと違うかもしれなくて、
よく覚えていないのですが木で作られている箱でした。

最初は真っ黒な箱だと思ったらそれは多分文字だったのでは無いかと思います。

途中までしか読んでいないのですが、あれは呪いの箱なんですか?
520 :本当にあった怖い名無し :sage :2005/09/18(日) 18:40:33 ID:+M8GauiN0(2)
すいません怖くて吐きそうになってしまい読めないのです。
やはり信じてもらえないようですし、祖母と蔵に行こうと思います。
すいませんでした。


523 :本当にあった怖い名無し :sage :2005/09/18(日) 19:32:39 ID:INiodQU2O
>>520
それは多分ななぎだよ。心配すんな。

…って話聞いたけど、マジでお経で埋め尽くされてんの?
部落周辺にあったらしいけど。

529 :本当にあった怖い名無し :sage :2005/09/19(月) 02:35:44 ID:1LQtRZVV0
>>523
ななぎってなに?

531 :523:sage :2005/09/19(月) 12:11:04 ID:ZTnU3D3zO(2)
>>529
田舎とかそこら辺の話らしいけど、部落でよく作られていたらしい箱。

死体の一部入れるやつ。 
昔の部落は飯も何もないから小さな子供が先に死んでいったんだって。
でも親は小さな子供が死ぬのを見ていられなくて、側に居ないと寂しいから

死体の一部を小さな箱に入れたんだよ。

ちょうど手のひらサイズのやつ。

その箱が家にあれば子供とずっと居られるからって婆ちゃんが言ってた。

ちなみにその箱は子供が天国に行ける様に(成仏されるように)
村に来たお坊さんにお経を書いて貰ったんだって。
呪いとかそんな話じゃないけど、これって今で言う骨壺かもね。


532 :本当にあった怖い名無し:sage :2005/09/19(月) 13:29:23 ID:XKRZjVk+0
>>531
その話でようやく、

>M「あ〜っとなぁ。Sちゃんところは言い方悪いかもしらんが、◎山にある部落でな」
>M「ああいうところには、ああいったものがあるもんなんよ」

という発言の意味が分かった。

問題になったことりばこは、部落の外の人が部落内部に伝えたものだし。
Mの念頭には、
>>531のような話とか、他の話も頭の中にはあって、ああいう言い方になったのだろう。
ひょっとすると部落の人がことりばこ製作法を聞き、それを実行したのも

>>531のような箱をこれまでも作っていて、だから、ことりばこも作ることになったのかもな。

541 :本当にあった怖い名無し :2005/09/19(月) 18:40:29 ID:VonIaW5Z0
>>534-536(洒落怖スレの)です。
昨日は乱文失礼しました。怖くてパソコンを消して寝てしまいました。

>>538さんが教えてくれたスレに行きましたが、自分の番号を語っている方が居たので

念のためこちらに書かさせていただきます。
今日、明るくなってから祖母に話を聞いてみたら蔵の中に入っていた箱は

この地方では珍しくないものだそうで、

ナナキ(ギ?祖母がはっきりと言わないのでよく聞けませんでした)というそうです。

昔の話ですが、私の住んでいるところは貧しい人達が多く、部落でした。
今も部落という言葉をよく使いますし、失礼ですが差別するようなことを言う方も居ます。
とにかく本当にその日食べるものも無く、赤ちゃんのへその緒を食べた人も居るぐらい酷かったそうです。(婆ちゃんや爺ちゃんから聞いた)

そんなところですから、先に子供が亡くなるんです。

両親は悲しんで、自分達の側に置いておきたいと遺体の一部(髪や爪、指、惨いですが目玉もあったそうです)
を箱に入れ、家で大事に扱っていたらしいです。

お経は子供がゆっくり眠れるようにとのことでした。

うちにあるのは箱のみなのか、中が入っているのか分かりません。
ただ、毎年お寺に行ってちゃんと供養?しているらしいです。
この地方はそんなのいっぱいあるから私が知らないことに祖母が驚いていました。
上記のことですが、恥ずかしながら自分が勝手にことりばこだと思って

吐いていたみたいです。
ご迷惑おかけしました、すいません。

ちなみに祖母にことりばこのことをさりげなく聞いてみたら知らないそうです。

こばこというものなら知っているらしいです。

 島根県民です
前のほうのレスでも出てたんだが
俺も子供の頃「悪いことをするとコトリジイサンに連れて行かれるよ」と言われていた。
そのことをさっき母親に聞いてみたら「確かに言ってたね、コトリは子を取るって意味だよ。それがどうかしたん?」

と言われた。コトリバコの事を聞いてみたのだがそれについては知らなかった。

俺の母親が子供の頃から「コトリジイサンにさらわれる」と言う話はあったかもしれないそうだ。
ちなみに母親の出身は石見地方。でもこのネタは方言から推測すると出雲地方。
関係のない話かな?
 迷ったけど書くね

拝みやってるヒトが何人かおってね、コレのこと聞いてみた
まず間違いなく知ってただろうなぁってオッサンが鬼籍に入ってたのは残念

一人目
呼び方は違うけど、それは実在するもの
とてもかなしくて恐ろしいものだから触れてはだめ
話を読むのもやめなさい
波長が会うとね、呼んでしまうから


二人目
ブラックボックスつーか最終兵器っつーか……実行した奴がいたのか
子供を使った蟲毒で現存していること自体が信じられん
マジでありぇねぇ

鬼籍に入ってたオッサン、半島系の拝みさんだったのでもっと詳しく知ってたかもしれない

を追加して欲しい

長くなってスマンが蟲毒の解毒法が→ttp://www.sialic.jp/en/sialic01.html
 
これ見てぞっとした。うちの家計にも似たようなものを祀ってる
ネタではないと思う




764 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/02/24(金) 13:30:44 ID:b0oO6tLrO

そもそも親父の家は祓い師とかの家系らしい(家系図有)
で、箱についてだけど、本家から伝わったもので、確か九州のほうかな。
先祖の怨念が詰まった箱らしい

俺の家系はB地区出身なのか…とおもた(祓い師じゃねぇの?)

うちの箱=ことりばこ、ではないと思うけど、
一からレス見てるとよくある話なのかね。
期待はずれかもしれないから言いたくないけど、俺この箱開けたことあるよ




765 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/02/24(金) 13:37:51 ID:i5UmvejJ0

>>764
箱の中に何か入ってました?
768 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/02/24(金) 14:04:38 ID:b0oO6tLrO

>>765
今から考えたら指の骨だったのかな。何本も入ってた
あと木で作った馬とか、おもちゃみたいなものが幾つか
つまらんエピソードだけど、そのあとは特に体に異変なかったよ…w

771 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/02/24(金) 22:14:12 ID:xGzJotGfO

おいおい!そこで終わりかよ?
親父さんに詳しい話聞いてくれよ!
こっちはパンツ脱いで待ってんだよ。



772 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/02/24(金) 23:45:36 ID:J+5OAOcUO

>>771
ちょwwwwwwパンツの脱ぎどころが違う違うwwwwwwwwww
774 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/02/25(土) 00:48:59 ID:jPUmHzlYO

まぁ、それ位興奮して待ってるって比喩だ
理由は、このスレで新たな展開に期待してる訳があるんだな。

幼い頃、祖父の家で似た物を見た記憶があるからなんだ

創作じゃないけど、幼い頃の記憶なんでスレ汚しだったらスルーしてくれ。


当時我が家は風呂も無い借家に住んでおり、母方の両親の家が近かったので風呂だけ入りに毎日の様に母方の実家に通ってた。
母方の祖父は佐賀県の出身の次男坊、祖母は四国の出身の天涯孤独な身。二人は福岡で出会い家庭を持ち、終の住みかを持った。それが母方の実家。

毎日通う祖父の家には不思議なタンスがあった
776 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/02/25(土) 01:13:56 ID:jPUmHzlYO

そのタンスは人があまり近寄らない寝室の隣に設けられた三畳程の小さな部屋にあった。
今でいうウォークインクローゼット位のサイズの部屋だ。他には何もなく、タンスのみ置かれていた。
そのタンス、何が不思議かというと、生活に関連する物が一切入っていないんだ。
セルロイドの人形や子供の卒業証書程度。思い出の品だけを入れるにはでか過ぎるし、部屋まで作る必要はないよね?実家を飛び出した二人にそんな特別な部屋を作る余裕はないし、生活スペースの確保が優先だったはず。小さな平屋の家に謎の部屋が存在してた。

幼い俺が、そんな不思議な部屋に魅かれない訳がない。
毎日の様に物色していた。そのタンスにある30cm四方の取っ手の外された扉以外は



777 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/02/25(土) 01:34:03 ID:jPUmHzlYO

その扉、取っ手があった形跡はある。明らかに取っ手を外している。
幼い俺には取っ手のない扉を開ける手段が無い。
開けてほしいと言えば開けてくれるのか?怒られるのか?


俺は自分で開ける方法を選択した。
定規を扉の隙間に突っ込んでバールのような物でこじ開ける方法を選択した。

母より先に風呂から上り、準備した定規でタンスの扉をこじ開けた



中には絹の風呂敷みたいなのに包まれた、木で作られた正方形の箱があった

中身は見る事が出来なかった。なんだか恐くなって、急いで元に戻したのだが、直後に大怪我をした。

慌てていたのかもしれない。
寝室の扇風機に足を挾み膝に一生消えない傷をおってしまった。もちろん扉をこじ開けた事はバレた。
その後も左足に怪我が多発した。




778 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/02/25(土) 01:58:34 ID:jPUmHzlYO

あまりに怪我が続いた。
俺は左足の切断も覚悟しなければならない程の負傷と傷による腐食が侵攻していた。
もう足を諦めていた時、両親が祖父母に何かを相談した。
詳しい内容は憶えていないが箱は関係していた



祖父には戦死した兄がいて本来なら彼が箱を管理するはずだった事

箱の管理は男がするはずなのに次男である祖父は箱の管理について教えてもらってなく、祖母が人目につかないタンスの中に隠し、取っ手を外し、無理矢理封印してた事。

それらを考えた結果、祖父の実家にタンスごと送ったそうだ。


祖父はもういない。
祖母はかろうじて生きてる。
俺の左足もまだ健在しています。


 856 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/03/05(日) 03:53:24 ID:FESuzkvk0

コトリバコの文章読みにくかった
みんなすんなり読めたんか・・・
859 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/03/05(日) 19:22:24 ID:FESuzkvk0

うちは神社の知り合いが島根の方に居てコトリバコってゆうのが
2ちゃんで話題だけど知ってるかって聞いたら「谷の話はむやみに言うわけに
いかん」っていわれた。なんか知っとるよな。「谷」ってなんやろ?
>>857、バカでわるかったな。
参加して解明につとめようと思ったんや。じゃましたなスマン
 似た話なんだけど・・・。


うちらの血筋の者達の間で、「きっぽう」って呼ばれる箱があるんだけど、これってコトリバコの一種なのかな。
漢字で吃幇って書くらしい。
くわしいことは知らない。
見たこともない。ただ、話が伝わってるだけかも。
女が近寄ると良くないことが起きるって言われている。
流産とか、不妊になるらしいよ。
お祖母ちゃんが死ぬとき、「おれがキッポウ様をあの世に返してやる」って言ってたらしい
968 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/03/22(水) 00:46:02 ID:Dki2dg9T0

祈祷師とかの特殊な血筋?


969 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/03/22(水) 01:19:45 ID:3ArHMJUi0

>>967
うわ・・・キタコレ・・・


970 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/03/22(水) 01:36:43 ID:2wPksOgRO

どうせガセなんだからwktkするだけ無駄だよ
でも少佐イボンヌ
975 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/03/22(水) 13:53:40 ID:qezcr3d7O

ハッカイは?

977 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/03/22(水) 14:02:48 ID:wFyNBwqvO

>>967
で、おばあさんはキッポウを始末できたの?



978 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/03/22(水) 16:43:54 ID:XomUwMoo0

>>968
いえいえ、普通のおうち。N県に多いMって名字だから、周りに血筋の者が多く住んでるだけっす。

>>970
ガセですから、詳細なんて聞かないでくださいね!

>>975
ハッカイは聞いたことない。

>>977
さあ・・・。どうなんでしょ。
おにたまが詳しいんだけど、身近な因縁は、語っちゃいけない
んだって、あんまり話したがらない。
おかたまも、言うたびに話す内容が少し違うから、あてになら
ないんだけど。
うちが聞いたのは、キッポウのある家には、女郎蜘蛛も寄りつかないから、なんとなくわかっちゃうんだって
あと、箱と書いたのは間違いみたいだった。
箱ってもんじゃなくて、切り株をくり抜いて四角くしたものに、
和紙を巻いて麻縄で縛ったものなんだってさ。
うちが知ってるのはこのくらい。
980 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/03/22(水) 21:43:53 ID:g79E53Q20

写真にとってうpとかはできない?
まさかネットを伝って呪いがばら撒かれるということも無いだろうし


981 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/03/22(水) 22:16:19 ID:WHU06Fph0

>>980
だって、うちは見たことないんだよ・・・。話だけ。
もしかしたら、親族間の小さな伝説なのかも。実話じゃないって可能性大だと思う。
キッポウは吃幇って書くらしいけど、紙には吉報と書けば、呪われないんだって
祖母ちゃんの話だって、直接聞いたわけじゃないんよ。
死んだ後、思い出話として、おかたまが、「そういえば、祖母ちゃん、自分が連れて
行くって言ってたね」
と話してくれただけ。

 小箱さんという人はどこに行けば会えますでしょうか?
本当に困っています。助けてください。




私の家は昔からある神社なんですが、私はそこの次男に生まれました。
神社の敷地には絶対に近寄ってはいけない場所があり、防空壕のようになってるんですが
入口は鉄格子で入れないようにしており、子供のころから近づいてはいけない場所とされてました。
宮司をしていた父親も2年ほど前に病死し、兄も私も家は継がず、すべて取り壊し鳥居が残っているだけでした。
その敷地に道路ができることになり、土地も売り払いました。
が、建設途中で、例の防空壕のようなところを取り壊していたら、中に1メートル四方の箱が見つかったと連絡が
入りました。
この所有権は私の兄になるのですが、兄が遠方にいるため、私に取りに来てくれというので行きました。
その箱は四方にお札が貼られており、怖がりながらも中をあけてみると、その四方にまた小さな箱が四つ
置かれており、その箱にもお札が貼られておりました

その四方の箱の真ん中に古びた本みたいなものが置かれており、その表紙には「門外不出の書」と書かれていました。
中を見てみると、何やら体の一部の絵みたいなものが書かれており、読みにくい字で○○作法とか、罪人の血がどうのこうの
とか書かれているのです。
それは、10ページにわたり、1の書、から10の書までありました。
ネットで「コトリバコ」のことを知っていましたので、もしやと思い、確認したところ、小箱さんが書かれていた作り方に
そっくりなんです。
私が思うに、「コトリバコ」の作り方を封印するために「コトリバコ」を四方に置いて絶対に人の目に触れないように
したのではないかと思います。
あまりにこわくなり、その現場はそのままにしておりますが、夜も眠れない状態です。
どうにか、これを処理する方法を知りたく「小箱」さんに会いたいです
お願いします

27 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/03/25(土) 21:51:02 ID:R+g9FOpnO

すいません。小箱さんに助けを求めたものです。
2チャンネルにあまりなれてないものでここを探すのに時間がかかりました。
いろいろな意見が出てるようなので一部に答えます。
神社の存続については、この地域じたいが過疎が進んでおり近所からも特に問題はありませんでした。
あと、うちの神社はいわゆる稲荷神社等の有名な神を奉ってるのではなく、昔、この地域を治めていた豪族が子孫繁栄を祈願して作ったのが始まりとされ、神社の名前も私の名字もその豪族と同じ名前です
全国的には非常に珍しい名字ですが私の市では多い名前のため、


28 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/03/25(土) 21:53:21 ID:R+g9FOpnO

神社の名前を出すのは遠慮させていただきます。
あと、これは信じない人は別に信じてくれなくても、構いませんので、とにかく小箱さんの話を聞きたいだけなんです。


本人かわからないけど

475 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/06/13(火) 11:28:51 ID:vStWYZOe0

以前、こちらに書き込みをさせていただいた神社の者です。
いろいろご迷惑をおかけしましたが、何とか別のところで小箱さんと
連絡を取ることができ、事なきを得ました

こちらの方には大変迷惑をおかけしたことをお詫びします。


 島根スレより




41 :本当にあった怖い名無し :2006/03/20(月) 00:54:13 ID:W1xWmJAUO
親父にって聞いたことないか尋ねてみた
箱の話はいくつかあるが
件のことり箱となるとわからんらしい
親父の里は山間部に位置してるからかなり昔は口減らしがどこの家でもあったようだ
んで、子供の遺髪とかを桐の子箱や袋等にいれて親はそれを肌身離さず持っていたらしい
旧家の倉などでよく見つかって不思議なことが起こるらしい
ことりばこみたく強力な呪いはないみたいだが、それでもあまり気持ちのいいもんではないだろうな

45 :本当にあった怖い名無し :2006/03/20(月) 09:57:43 ID:W1xWmJAUO
それとこれは仕事の取引先の作業員に聞いた話なんだが
かなり前、ダム建設するとき湖底になる予定の廃村を色々と物色したらしい
当然人はいないけど家具とかが残ってるとこもあったらしいから好き勝手に持って帰ってたらしい
ただ御札とか貼ってあっていかにもな物はさすがにやめたそうだ
でも細工物の木箱?(中身が入っているらしいけど開けられない、大きさはタバコの箱くらい)
にはかなり興味をひかれたらしく持って帰ったらしい

46 :本当にあった怖い名無し :2006/03/20(月) 10:49:46 ID:W1xWmJAUO
んで持ち帰ったその日から不思議なことが起きたらしい
真夜中になると枕元で子供の話し声がしたりパタパタと走るような音がしたそうで他にも金縛りとか着物の子供の姿が見えたそうです それでその人はさすがに寝不足になったりしてとうとう事故を起こしてしまいました
幸いに軽い怪我で済み、その人は箱を元の場所へ返しに行ったそうです
今もダムの底にあるかもしれないですよ、誰か探しに行きませんか?

 266 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/05/13(土) 20:58:12 ID:6A9Wv71v0

そういや、数年前に遺跡発掘バイトをしていたときに
ヒトの歯が何十本も入っていた木箱を掘り当てちゃったんだ。
箱は朽ち果てていて、泥が詰まっていたけどすげえ気持ち悪かった。
それからすぐに体調が悪くなってバイトを辞めちゃったけど
あれは何だったのかな・・・
 
420 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/06/07(水) 14:50:12 ID:Zlg+1LCV0

話ぶっち切ってすまない。数年ぶりにオカ板にきて、読んでて不安になってきたんだが
昔にっぽい物を見てるんだが・・・



車で20分ほどで行ける友人宅周辺は民家なのだが、ポツンと小屋?みたいなのがある
入り口は障子張りで古いのはわかるが、御札がもう何十枚と張ってあり
入り口前には漢字とカナで、内容は随分昔の事だからほとんど覚えないが
漢字とカナで、呪、怨、悪・・・封ジと日本人だがよく読めない言葉で書かれてる
建物があった。
障子の上側には、日本語ではない中国語っぽい漢字が並んでてさっぱりだったのは覚えてる
悪を封じてあるから立ち入ってはならないと近所の友人は親から言われてるらしい

障子がかなり破けてるから中を除くと近づいてないからわからんが20cmぐらいの
箱のような物ががあったような気がする・・・。その箱は中心ちょい上の棚にあった。
さらにその下に長細い箱?置物?がある。長細い箱か置物かわからんのは1mくらいの物。
昼間見たのに真っ暗でほぼ中の様子、箱か置物か色とかは識別はできなかった。
何かを祀ってるっぽいが不気味過ぎるのは覚えてる。

まさかあれは子取り箱の類なのか?
てか俺は大丈夫なのか心配だ。中に入ろうとして友達に止められたわけだが。

421 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/06/07(水) 15:38:46 ID:Zsr3ukFg0

>>420
やっぱり世の中には効力ある呪い、みたいのはやっぱりあると思う。

んで、そこまで(専用の建物を建て、封印しようとしてまで)周辺から
隔離しようとするような物には、やっぱり資格(というかその種の能力)
がない人間が近づくべきではないと思う。
427 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/06/07(水) 18:09:27 ID:Zlg+1LCV0

>>421
北陸ですが、昔は一向一揆などもあり有名ですね
ただ人権問題になるかもしれません。可能性の話なので、実際は知りません。

430 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/06/08(木) 00:50:23 ID:HtSCVsHr0

えーと書き込んだのは俺なんですが
どうもこのスレは機能してないようなので、もう書き込みませんね。
といっても他スレも聞いていいかわからないので、自分で調べます。
失礼しました。


431 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/06/08(木) 04:16:46 ID:tywpXjAS0

>>430 一向一揆にまつわる話があれば聞いてみたい。
図書館で郷土史とか、見てみ? 
他のところに聞きたければ民族板がいいと思うけど。

郷土史で特殊な話があればビンゴかも。
北陸なら隠し念仏とかで、童を祭ったりしてるしね。
かなり呪術的な色彩が在るんだよ。


432 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/06/08(木) 06:38:00 ID:HtSCVsHr0

>>431
一向一揆に参加しなかった者は、地獄に堕ちると伝えられてます。
浄土真宗が主だったようですが、一向宗という複数の宗教団体になってるらしい。

また一向一揆後から曰く付きの物も存在していますが、観光名所になっています。
触れば祟りがあるとされる物です。箱ではないですが呪いの類で伝えられてます
近所では武士が出るとそっちでも曰く付きです。

隠し念仏についてはわかりませんが密教や廃仏はあったと伝えられてます。
丑の刻参りも現在でも行われてます。
447 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/06/09(金) 18:57:25 ID:cw+/sstL0

>>420
初期の方のスレにあったが、タチの悪い呪物を抑えるのに
同様に力のある物を一緒に置くことで呪詛を中和ないし相殺するとかなんとか
ご実家の神社でそーいった事やってるなんていう元・巫女さんの書き込みがあったから
そのたぐいなんじゃないかな?

その書き込みだと、「箱」の呪力を抑えるのに「妖刀」を使ってたとか
1mほどの長方形の箱というと、丁度よさそうな感じだしね


 
453 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/06/10(土) 19:19:17 ID:EO7/lkiZO

少し前、うちの親戚が具合悪くなった。原因不明でひどくなるばかりなので、ある日ユタに観てもらった。
ユタは親戚の実家に連れていけという。ついたらすぐユタは床下にもぐりこんででかい石を持ってでてきた。
「これに呪いをふきこまれて投げ入れられていた」
その後親戚は元気に回復し、トラブッてた友達の旦那が倒れたとさ。この土地ではフツーの話。


466 名前: びびり改め名無し 2006/06/11(日) 11:42:17 ID:uHMFf5ASO

 ヘタレなんで名無しに戻ります。すいません。
 ウチの田舎(沖縄ではありません、奄美です)ではこれだけは触れちゃいけないという話があります。
それも呪いが元になってるんですが、冗談で口にするとマジ何がおきるかわかりません。地元の飲み屋のマスターやってる兄貴も、それだけは触れるなとキレます。

468 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/06/11(日) 12:38:53 ID:QqyGKRes0

>>453
>この土地ではフツーの話。
自分も沖縄だけど、聞いた事ないな。
呪いを掛けるユタなんているの?離島の話?


469 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/06/11(日) 12:44:20 ID:QqyGKRes0

あ、神に仕えるユタが呪いなんか掛けるのかって事ね。
奄美のユタって、沖縄のユタみたいに俗っぽくなくて、
より神に近い感じだから、呪いなんて外道な事をするイメージがないのよ。
素人が念を込めて適当にやっても、呪いが成立するのかな。


470 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/06/11(日) 13:25:56 ID:k5o3HSQt0

奄美は最近まで火葬じゃなくて、大きな壷に死んだ人間を入れてたからなぁ。

 俺の実家の田舎にも「お外道」さん?「お外堂」さん?
表記の仕方は忘れたけど開けてはならん小箱が存在するなぁ〜。
開けると呪われるんだか人が死ぬんだかで
いわゆる霊媒師の家系の人間が代々保管してる
今日始めてこのスレ読んだが何だか似てるなぁ・・・。

595 :本当にあった怖い名無し :sage :2005/07/24(日) 13:43:56 (p)ID:Jhs/4/q30(5)
「うしおととら」ってマンガ見てみたら、箱の妖怪が出ていた。
四国地方の「お外道さん」
綺麗な箱の中に住む家の守り神みたいな妖怪

全くの作者の創作か、もしくはどこかの民間伝承を元ネタに作ったかだ。
もし元ネタがあるなら、「ことりばこ」とは関係ないかな ?
 
657 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/06/28(水) 17:50:48 ID:wzWEGQI+0

漏れ、島根県西部に在住。
80歳になる近所のばぁちゃんから、ことりばこの話し聞いた。


665 名前: 657 2006/06/28(水) 20:54:48 ID:wzWEGQI+0

期待に添えるといいんだけど…

近所のばぁちゃん、20年くらい前に松江市鹿島町○○
(旧:八束郡鹿島町○○)に住んでたんだって。

その近所に昔、学校の先生してたっていうばぁちゃんから
ことりばこの話を聞いたって教えてくれた。
そのばぁちゃんは物知りで、ことりばこの事も深く知っている様子だったと…

ばぁちゃんが言うには、ことりばこ=小鳥が入るくらいの小さい箱=子取り箱
という事らしい。子供を間引きして、その箱の中に入れてたって。
爪や髪の毛を入れて、倉に置いてた。7個まで置いてあったとか。

詳しく聞こうとしても、相当クチが堅いらしく
あんま教えてくれんかったって。

やっぱ部落差別とゆーか、その地区だったみたいだ、と
近所のばぁちゃんが言ってた。
未だに土葬なんて…頭に白い三角のヤツして、
近所の人が穴掘りするって。

で、漏れは小箱氏の話してた内容をばぁちゃんに
はなしたら、箱がパズルみたいになってたみたいだよ
と言ってた。なんせ詳しく教えてもらえんかったから
色々質問しても答えられんで…と、ばぁちゃん。

きちんと整理してから書き込めばよかったんだろうけど…orz

まとまってなくてスマソ(´・ω・`)
668 名前: 657 2006/06/28(水) 21:29:49 ID:wzWEGQI+0

>>667
箱は本当にあるんじゃないかと思う。
近所のばぁちゃんもボケてないし、嘘ついてる感じじゃなかった。
逆に「何でことりばこの事を知っとんの?」と言われたw

鹿島町なら隠岐にも近いしビンゴかなぁ…と思ったんだけど。
その学校の先生してたばぁちゃんが生きてりゃ話を聞きたい…
絶対に教えてくれんだろうけど
678 名前: 657 2006/06/29(木) 07:35:56 ID:EmXIZQbX0

おはようございます。
今日も近所のばぁちゃんに話を聞いてみる。
鹿島町に住んでた時、近所に寺があったって言ってたし…
夕方にか書き込めるかと思います。
693 名前: 657 2006/06/29(木) 20:56:37 ID:EmXIZQbX0

遅くなりました…

ばぁちゃんに聞いてみたんですが、やはり昨日と同じで
進展なかったです…スンマセン。

ただ、近くに女を祀った神社があったとの事。
出雲から偉い坊さんだか神主だかが来て、一日祭りがあったとか…
ちょっと変わった雰囲気だったと話してました。

倉の件ですが、鹿島町のその地区はそこそこの家柄の人たちが
多かったと。倉も二階建てで、階段があったのを見たと言ってました。
扉も二重、三重になってたって。

そういう倉のあるそこそこの家柄の人が、町内を仕切ってたみたいです。
けれど、子供を間引かないと裕福な生活を維持していけない、だから
間引いてたって…

何がなんだか分からんなってきた…
なんか、かき乱したみたいで申し訳ないです、ごめんなさい。

 大阪府茨木市
あけずの櫃(ひつ)ってやつ
http://www.y-morimoto.com/kirisuto/kakure.html

ことりばこと同系統なのかな?



 キリシタン大名、高山右近がキリスト教禁教令にふれ追放されてからは、キリスト教はこの地から消滅したかに見えた。しかし、大正8年(1919年)に今の茨木市千提寺地区でキリシタン遺物が発見されてから、隠れキリシタンの存在が明らかになった。

その後、続々と遺物が発見され、これらの大部分は、茨木市千提寺にある「茨木市立キリシタン遺物史料館」に保存されている。

史料館に保管されているキリシタン遺物の中で、最も私の興味を引いたのは「あけずの櫃」と名付けられている木箱である。かなり損傷しているが、見た感じが妙に不気味である。この中に信仰に使われた品々が入れられ、家人にも明かされず、ただ、その家の長男にのみ伝えられていたという。

 「あけずの櫃」の存在と、不気味な感じ、それに櫃の扱いなど、とんでもなく暗い家を感じるのである。その筋の役人の目を盗んで密かに暮らしていた光景が目に浮かぶ。これまでして信教を守らせた背景は何か。


156 名前:◇監禁魂 ◆47VTOQIcj2 [sage] 投稿日:2006/09/06(水) 01:16:10 ID:l9d1UxatO
>>140 私見ですまんけど『開けずの櫃』って、
このスレの雰囲気から推測wすると禁教令出た時の殉教者の遺品、
もしくは遺体の一部が聖遺物として入ってるとも考えられるよね。
勿論そんなのX線通さなきゃ判んない事だけど、
ザビエルの手首だって残ってるぐらいだから
少なくとも呪いの箱的な性格の物ではないと思いたいよな☆
(´・ω・`)y-~~

 まとめブログの中の人へ

この東北の箱さんの話も収録してくださいー
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/6237/1140236163/12-23

時々話題にもなってますがかなりコトリバコに近いシロモノ




12 名前: 名無しさん 投稿日: 2006/03/25(土) 12:22:39

ゴメン、ちと東北方面のソッチ系詳しい人居る?
知り合いが「怖いから呼んでみろ」って薦めるんでコトリバコ読んだんだが、別の意味で怖くなってきた。

東北に流れてきてるとか、そういう話ないよな???


13 名前: 名無しさん 投稿日: 2006/03/25(土) 12:44:16

ごめん、これじゃ訳わからんよね。

1年ほど前に祖父が亡くなったんだが、その1ヶ月前位に「アレは自分が持って行く」って何度も言ってたんだよ。
祖母も「うんうん」って涙流しながら頷いててさ。
「アレって何?」と俺が祖父に聞いても「アレは爺ちゃんが持ってってやるからな。お前は心配せんでええ」って何も教えてくれなかったんだよ。

で、亡くなって通夜も告別式も終わり納骨する時になって本家の爺さんが何か持ってきてさ。
仰々しい包み開いて中から取り出したものを骨壷と一緒に墓に入れたんだよ。
問題は取り出した「もの」。
箱根細工みたいな木箱で蓋?みたいな所に多角形が描いて(彫って?)あって札と組紐で縛られてるの。
まさかとは思うけど・・・

あと、墓参り行った時に気になったのは祖父の墓だけ別になってた事位かな?
情報求む_| ̄|○<気になってしょうがない;;


14 名前: 名無しさん 投稿日: 2006/03/26(日) 03:13:16

ばあちゃんは何か知ってるんじゃないの?
事が終わったなら教えてくれるかもよ。


15 名前: 名無しさん 投稿日: 2006/03/27(月) 12:43:17

M氏の言葉「ああいうところには、ああいったものがあるもんなんよ」
・・・日本全国に似たようなものがあるという意味では?

東北にあってもおかしくないし、「ああいうところ」は地域によっては被差別とも限らないかも。

東北だと、飢饉なんかで大変なことになってたエリアもあるよね。
悲しいお話をよく聞くよ。
そのからみの可能性なんかないの?


16 名前: ぱんだ 投稿日: 2006/04/08(土) 01:17:10

>13さん
 おじい様は大丈夫なんですか?
 亡くなったとはいえ、呪い系って死んでもたたる感じしませんか?
 事実を調べて、おじい様を供養してもらった方がいいんじゃないかな。。
 と思いました。
 他人の事情に口を挟んですいません!
 おじい様の自己犠牲の精神に胸を打たれると共に、
 心配になりました。


17 名前: 13 投稿日: 2006/04/27(木) 03:13:59

すんげー日にち空けてしまいました_| ̄|○<スンマセン
取り合えず進展?ってか分った事がありましたので報告します。

予想以上に長文なので読みたい方だけ読んでください。

後、実際の話し口調はメタメタ方言使ってますがソレだと読みにくいので標準語に補完してあります。


18 名前: 13 投稿日: 2006/04/27(木) 03:15:05

上げてしまった_| ̄|○
次からsage進行にしておきます;すんません

書き込みした後なんですが祖父の回忌があったんで母と共に行って来ました。
で、改めて祖母に聞いてみたんですが案の定「知らんほうがええ」

次の日は何か男連中のみで祖父の墓に行きました(普通行くなら親族揃ってですよね?
寺に着いたら本家の家長にあたる人(以後Aさんとしますね)が坊さんと暫く話した後に一番年齢の低い俺に一言。
「これでありったけの駄菓子買ってきてくれんか?」
(行きがけに買っておきゃ良いんじゃなかったのかよ・・・)とか思いながら渡された5千円で取り合えず1通りの駄菓子を買いました。

異様だったのはココから。

祖父の墓前に開けた駄菓子を山積みにして男連中全員で墓を囲むようにしてブツブツ言ってるんですよ。
良く聞いてみると「御許し下さい」だとか「お眠り下さい」だとか言ってました。
ボーっとしている俺に気がついてAさんが「分らんだろうけど、心のソコから謝って静まって欲しいと願いなさい」と言ってきました。


19 名前: 13 投稿日: 2006/04/27(木) 03:15:38

0分位かな?そうやった後にAさんが広げた駄菓子を皆に分け始めました。
「この後〜に行って酒を飲むから其の時に必ず平らげてくれ」「良いか?家には持ち帰るなよ?」と念を押して俺にも渡してきました・・・
なんかもぅ察するからに怖すぎなもんを渡さないでくれと思いつつ「はぁ・・・分りました」と返事をして受け取る俺はヘタレです_| ̄|○<ブッチャケ持っていたくない

向かった先は親戚のやってる小さいレストラン。
まぁ夜はバーみたいに酒も出すような所なんですがね。
そこで各自渡された駄菓子をツマミにしつつ飲んでるんですよ。
変なのは周りのテンション。
明らかにオカシイだろ!とツッコミたくなるようなハイテンションなんですよねぇ・・・

昼過ぎに飲み始めて夕方になる頃かな?
そこまで時間が経つと酔いつぶれてる人やら、トイレとお友達になってる人も出てきます。
で、コレなら聞けるかなと思いAさんに突撃。
イキナリ聞いてもまた、はぐらかされるかと思いココのコトリバコを絡めて聞いてみました。
以下がソノやり取り(うろ覚えですので細かいとこは違うかも知れません_| ̄|○


20 名前: 13 投稿日: 2006/04/27(木) 03:16:23

俺「すんません、俺良く分かってないんですけど・・・」
Aさん「あぁ?取り合えず騒げwww日頃嫌な事とかあんだろ?忘れる位に騒いで飲みぃ!」
俺「いや、今の状態もそうなんですけど・・・あのハコっt」
Aさん「言うな!!!!」
俺「ちょ・・・でも俺の祖父が持ってるんですよ?しかもちょっと気になる事も見たんで」
Aさん「はぁー・・・・知らん事のが良いもんだぞ?」
俺「何となくは・・・違うかも知れませんが思い当たるモノもあります。コトリバコっていうんですけどね」
Aさん「・・・」
俺「中に頭髪とか爪とか指先が入ってる恨みの塊みたいなやつらしいんすけど・・・まぁその話自体が創作かもしれんのですが」
Aさん「当たらずとも遠からず・・・だなぁ・・・」
俺「遠からず?」
Aさん「恨みの塊って事な」

Aさんはソレまでのテンションとは打って変わって静かに話してくれました。
まるで酔って無いかのごとく静かにです。

曰く、祖父の家系は名字こそ変えているものの嘗ては迫害を受け、別の土地から移ってきた一族なんだそうです。
土地を移したドサクサに名字を変えたが元の土地への恨みは深く、かと言って移って来た土地の方々に矛先を向けるのは違う。
そこで遠く離れた土地を呪う為、移る際に共に持ってきた遺骨や遺品の一部をハコに詰めたそうです(何故其の方法に至ったかは残って無いとの事


21 名前: 13 投稿日: 2006/04/27(木) 03:16:55

当時の家長は子供や親族が死ねば「あの土地の所為だ!滅びれば良い!!」と、亡くなった子供、親族の遺品を壊してその極一部を髪や遺骨と共にハコへ詰めていきました。
※体力の関係か子供の方が多かったようです
コトリバコと違うのは遺品さえも入れている事。
例えば子供が遊んでたお手玉の布の一部ですとか、竹とんぼを壊して欠片を入れたりしてたみたいです。
開け方は家長しか分らないように組木になっており、当時の家長が死んだ時には「私の遺体から血を抜いてソノ中にハコを浸してくれ」と言い残し亡くなったそうです。
昔は家長の権力は絶大で家の者は恐ろしく思いながらも実行してしまいました。

しかし家長ほど恨みの深くなかった遺族は次第にそのハコが怖くなり、蔵の奥に厳重に封をして[無かったモノ]としました。
やがてハコが有る事も極一部の親族を除き知る者も居なくなった時、子供が一人亡くなりました。
その様相は筆舌にしがたく誰もが目を背けたそうですが、伝わっているのは「まるで老人の様な顔だった」「息を引き取る際に○○と知るはずの無いアノ土地名を呟いた」という事だけです。
子供が亡くなった後、ハコを知る親族が蔵を開けて見たところハコは蔵の真ん中に転げていたそうです。


22 名前: 13 投稿日: 2006/04/27(木) 03:17:25

背に腹は変えられぬと親族はツテを伝い、詳しい人物に対処方を聞いたところ提示されたのは以下だったそうです
・一族それぞれの蔵に石室を作る。
・周期毎に持ち回りでハコを安置する。
・最後の年に、亡くなる者が出たら墓を別に作り一緒に安置する。
・墓に入れた後は回忌毎に親族で集まり祈る事。この時絶対に成人した男のみで行う事。
・亡くなる者が居なかった場合、次の周期に持ち越してそれまで蔵に安置する。


Aさん「あんま・・・口に出しても駄目なんだけどなぁ・・・お前の祖父が防人になったんやし・・・無関係じゃないもんなぁ」
俺「・・・・」
Aさん「んで、この騒ぎはな?持ってきた駄菓子あるだろ?それに移ったモンを世の中捨てたもんじゃない!っつー陽気で少しでも薄れさせようっつーもんなんだわ」
俺「防人って言うのは・・・・」
Aさん「言い方は悪いけどな、祖父はアノ中でハコと一緒に眠ってるんだわ。外に出ないようにな」
Aさん「薄れたといっても怖いもんだしな。・・・もしかしたら中の子供と遊んでるかも知れんがw」
Aさん「さ!陰気なんはココまで!ほら、お前も騒げ!騒いで明るさで満たすんだよ!」
俺「・・・はい」
Aさん「あとな、コレは他の親族にゃ言うなよ?知らん奴も多いしな」
俺「知りたくなった切欠があったとこには報告・・・しても良いですか?」
Aさん「まぁ・・・伝え聞いたとして移るもんじゃなし、良いとは思う・・・けどあんま詳しく書くなよ?」
俺「わかりました」


23 名前: 13 投稿日: 2006/04/27(木) 03:18:02

其の後、騒ぎが終わった(皆が酔いつぶれたとも言う)のは深夜の1時過ぎでした。
不思議だったのは其の時見た夢です。
祖父が畳部屋の真ん中で子供と一緒にお手玉やオハジキで遊んでる夢でした。
あんな話を聞いた後だったので其の所為かとは思います。
でも祖父の後ろに居る大人の数人は凄い形相で祖父を睨み付けていました。
夢の中で祖父は俺の方を見たかと思うと笑いながらソッポを向き、手だけコッチに向けて「来んな」とでも言うように頻りに手を払っていました。

以上が分った事です。
土地名なども聞きましたが省きました。
名字なども明かせませんが、経緯が詳しく分りましたのでそれでご容赦を。

何て言うか、怖いと言うより悲しい話だと感じました。
乱筆乱文失礼しました。

443 名前: ◆58gNz29ON2 [] 投稿日:2006/08/29(火) 00:29:02 ID:swQduKjI0
こんばんわ
ほん怖のまとめHPの板で東北での箱経験談書いた者です

盆に帰る事が出来なかったんで近々帰省する事になりました
なのでもし箱が写ったモンがあったら戻り次第うpりますよ〜

凸する方々も「こんな感じの〜」ってのがあれば何かしらの助けになるかもですしw

取りあえず分かりやすいように鳥つけときます

 近畿圏内にすんでる者だが先日おばぁちゃんにさらっとこの話をしたところ

うちにもある、とさらりと言い出した

詳しく聞けてだいたいの全容がわかったけど
かなり脚色されててでも全国どこでもある話なんだな
と思った



535:本当にあった怖い名無し :2006/09/08(金) 15:17:26 ID:eJMHG3cZO
トリップって何?

とりあえずコトリバコたる箱のばぁちゃんから聞いた名前は

(ヤ)エガキモウ

わかる人ならわかる言葉やと思う

かなり脚色とゆうか話がかわって事実とは違う話になってるみたい

↑の箱の名前でぴんときてその話はやめとけという人がいるなら止める


542:近畿◆MfF6ZMbijg :2006/09/08(金) 15:25:01 ID:eJMHG3cZO
なりすまし防止のやつやなこれであってる?

一気にはしんどいなかなり長いからまずは要点だけ書くわ

552:近畿◆MfF6ZMbijg :2006/09/08(金) 15:39:12 ID:eJMHG3cZO

>迫害を受けた集団がいた、それをS、迫害した側をAとする
>Sは恨んではいなかったが土地は返してほしかった
>Sは共存を望んだ
>ある時旅のものがSに教えた、それはあることをすれば土地を取り戻してやるという提案
>あることとは子供を殺し、その骨を箱に詰めて渡すことだった
>子供は間引きではなく殺された

557:近畿◆MfF6ZMbijg :2006/09/08(金) 15:50:25 ID:eJMHG3cZO
仕事中やからぶつ切りでちょびちょびになりますが
>Sにとって返るべき地は神聖でメッカやエルサレムのようなものだった
>なので子供を殺すことより優先された
>Sの言葉では死はカミケシ(神消し)とよばれてそこらへんは当話と通じる


558:近畿◆MfF6ZMbijg :2006/09/08(金) 16:00:23 ID:eJMHG3cZO

>約束通りSは子供を全員殺して旅の者に渡した
>だが土地は戻らなかった
>
旅の者はAの人間でSの反乱を恐れた陰謀だった。

>しかしSのものたちは優し過ぎた、子供殺しに関わった大勢のものが悔やみ、自らがした残虐な行為に落胆し、精神的に追い詰められ自害等でなくなった
(ここらへんが脚色されて人を殺す呪いの箱になった?について)

570:近畿◆MfF6ZMbijg :2006/09/08(金) 16:40:21 ID:eJMHG3cZO
暇やったので書けました
続きです
>翌年大飢饉が発生しAの子供も死に絶えた(間引き?餓死?)
>しかしこれはSにとっては奇跡的なことだった
>Sには間引きという概念が存在しない、神の為のカミケシがあっても自分たちの為に消したりはしない
>Sはあの出来事がなければ一族もろとも餓死して死に絶えただろう
>子供たちに救われたのだ
>そう思いSは例の箱をAの元から取り戻し、お守りとして代々受け継いで祀ることにした
>Aは箱の呪いで大飢饉がきたと思いそれが伝えられた?

575:近畿◆MfF6ZMbijg :2006/09/08(金) 17:00:35 ID:eJMHG3cZO
続き
>Mは形見守りとしてその箱を代々伝えたが、箱の内容は伝えられなかった
>箱のおかげで助かった=箱を持っていないと滅びる=よそにやってはいけない
>コトリバコ程ではないがかなり厳重に管理された、お守り様を失わないように
>ゆえにその箱は(ヤ)エガキモウ[掟の箱]と呼ばれた



578:近畿◆MfF6ZMbijg :2006/09/08(金) 17:09:53 ID:eJMHG3cZO
以上が要点です
コトリバコとの符合点
>差別的背景
>子供が殺された
>箱による犠牲者(Sは自害等、Aは飢饉だが箱の呪いと思いこんでいる)
>厳重に管理され外へ持ち出せばよからぬことが起こるべき

脚色されてコトリバコのような都市伝説ができたんではないかとおばぁは言ってました


581:本当にあった怖い名無し :2006/09/08(金) 17:30:03 ID:Q/eHKbtQO [age] >>578
近畿氏おつかれさま。一つ質問があるんだけど・・・
その[(ヤ)エガキモウ]ってのは、単語一つで[掟の箱]って意味?
それともどこかで区切って、[掟+箱]って感じ?

583:近畿◆MfF6ZMbijg :2006/09/08(金) 17:33:29 ID:eJMHG3cZO
そこまではわからないけどヤエガキで掟です
S独自の言語らしいです

584:本当にあった怖い名無し :2006/09/08(金) 17:36:45 ID:ENZM1rEiO
ヤエガキは「八雲たつ…」と、珍子だらけの神社を連想する
589:本当にあった怖い名無し :2006/09/08(金) 17:45:39 ID:lNi8UTdd0
そこで544氏の

544 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2006/09/08(金) 15:27:49 ID:miYt9TzO0
八雲立つ
出雲 八重垣 妻ごみに
八重垣作る その八重垣を


これですよ!
590:本当にあった怖い名無し :2006/09/08(金) 17:55:18 ID:de2Qsx2K0 [sage]
ヤエガキはこちらと関係あるのかな?
つhttp://www.interq.or.jp/www-user/fuushi/5-anc/5h-genngo/5h-genngo-a7.htm
《サンカ文字》
サンカ(山窩)と云うのは差別語であることを最初に断っておく。
ミカラワケヤヨロヅノモノハコビ(身殻別八万物運)が正しい呼び方で、
時にはテンバモノ(転場者)と自称する。

彼らは、生活場所を転々と移動するため、浮浪者と間違われることが多いが、
明確な違いが幾つかある。
1つは、誇り高い古部族であると云うこと。
2つには、天の群雲の剣を写したという、ウメガイという両刃の山刀を持つこと。
3つには、グミ材で作られたテンジン(天人)と呼ぶ自在鉤を用いること。
4つには、ヤエガキという厳しい掟に従って暮らしていること。
などである。


600:本当にあった怖い名無し :2006/09/08(金) 18:34:45 ID:de2Qsx2K0 [sage]
近畿さんのお話で点が少し繋がったんで書きます
見当違いかもしれないけれど^^;

オカ板の他のスレで見たんですが、
奈良に「掘り出すとよくない壷」があるらしいです。
年代は相当古いもので神武東征だのいわゆる神話レベルなんですが、
つまり神武によって滅ぼされた先住の大和民族の最終兵器みたいなものらしです。
滅ぼされた(大和の地を奪われた)のは長脛彦で妹を物部氏の先祖に嫁がせていた。
長脛彦は後のアラハバキとなったとされているし、一族は物部の一部とともに
出雲や東北へ流れたというのが一般的に言われていることです。
物部は後の蘇我氏とも関連があるのでなんらかの呪法やら
陰陽道とも関連あるとされています。
サンカはいわゆるその先住大和民族ではないかといわれているし、
じっさいその地方を含め近畿一体には末裔も点在している。

そこらへんが繋がったんで、
今回の凸が目指した物部神社はなんか関連性がありそうですね。
他にも島根県内には物部系列の神社があるので他の神社かもしれないです。
コトリ箱を含め他の地方にも似たような容器があるのはそう言う背景なのか
601:本当にあった怖い名無し :2006/09/08(金) 18:45:13 ID:de2Qsx2K0 [sage]
スレのある場所間違えました
オカ板ではなく民族・神話学板のスレでした
何度もすみません

901 名前:近畿 ◆MfF6ZMbijg [] 投稿日:2006/09/09(土) 13:54:51 ID:lNteivAfO
昨日書き込みした近畿です
昨日あのあともう一度ばぁちゃんちに行って話を聞いてきました
そして(ヤ)エガキモウの写メールを撮れました
二重構造になっていたらしく中身は大事に保管されてるから無理らしいですが外側の装飾箱だけはみせてもらえました

手彫りの木細工で漆喰が塗られているみたいです


中は結合されててみることは無理でした

上蓋には渦巻きのような模様側面には手裏剣なような模様と四角の枠に囲まれた┣┫のような模様がありました

http://u.pic.to/6ysnf




902 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2006/09/09(土) 14:05:25 ID:FLSj9YiiO
>>901
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
激しく乙です。

三枚目のうずまきに白い顔が見えるのは気のせいかな。

903 名前:近畿 ◆MfF6ZMbijg [] 投稿日:2006/09/09(土) 14:10:04 ID:lNteivAfO
すいませんライトで照らしたんで自分の撮ってる姿が映ってます(^_^;)
それぐらいきれいな漆塗りです

936 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2006/09/09(土) 17:50:08 ID:gAsblcAz0
901さんの箱には何か霊気を感じます。
子供の霊が2〜3体。

 
854 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2006/09/09(土) 02:58:08 ID:pmaZHXYd0
浜田付近に住んでいるんだが
爺ちゃん(故人)のアルバムにあったんだけど。
えらい古い写真で小さすぎて携帯じゃムリだからスキャナーしてみた

862 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2006/09/09(土) 03:53:55 ID:pmaZHXYd0
子だけが異様にでっかく書いてあります
写真自体がぼろぼろというのもあり、種は臓か指かも。函は箱かな?(これは自分の推測ですが)
左の方の字は二月十日or四月十日だと思います

869 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2006/09/09(土) 04:27:53 ID:MMd8OvZe0
>>859
古いスキャナーか・・・
最高解像度でスキャン、jpegの圧縮も最高画質でリトライ。
もしくは、読み取れる範囲でいいからスケッチ。
無理ならしょうがないけどね。

子は読めた。
最初は十に見えたよ。子、にも見えるけど、干、千にも見える。
上も確認できた。
種、函はわかんないなぁ。

○月十日もなんとなく。
画像だと六月に見える。
右の列は○○○八年って見えるんだけど、何年かわかると大きな手がかりになりそうだね。

てか、これって箱なの?
最初画像開いたとき、石碑かと思った。
随分変わった形の箱だね。


897 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2006/09/09(土) 11:54:36 ID:yUXmpxYS0
>>859の写真の文字見えづらいですね
日付は正月十日とかいてあります(正の字は草書体)
年号はかろうじて廿八(28)年と読めるような・・・
その上の元号は読めないけど28年なら明治でしょうか
それ以前だと江戸初期くらいじゃないと28年まである元号はないから
ただ廿が長と言う字の草書体に見えなくもないので
慶長八年ともとれなくはないです

真ん中の大きな文字は子ではないですね
筆の運びからすると干と言う字の行書体または叢書体みたいですね

・・・・で、結局なんなんだろうこれ?wwww

921 名前:子上種函[sage] 投稿日:2006/09/09(土) 16:23:12 ID:pmaZHXYd0
854ですが、なんだが訳のわからん書き込みの仕方をしてすみませんでした
全く説明が足りませんでしたね
自分の家に少なからず関わることなので少し話し辛いですが、ことり箱に興味があるので参考にしてもらえたらと思います。

写真はわたしの祖父のアルバムにあったものです。
うろ覚えですが、わたしが小学生に上がる前に祖母と一緒にアルバムを見ながら写真の箱についての話を聞いた記憶があります。

(以下祖母が言っていた要約)
・昔(江戸時代?)は赤子殺しが特に特異なことではなく、やむ得ない場合の措置として普通に行われていた。
 無念の思いで殺めてしまった親が木の箱に赤子の所以物(手、喉仏等)と経典を入れてひっそりと保管した。
 それがこの箱だと。
はめ木のような構造で一度蓋をしたら開けられないような作りになっていた。(写真の箱は割れているらしい)
・写真は祖父の友人の写真屋が撮って祖父が貰い受けたようだ。(出所はうちではないと言いたかったんだと思いたい)

923 名前:子上種函[sage] 投稿日:2006/09/09(土) 16:23:49 ID:pmaZHXYd0
次に箱について
写真が古く黄ばんでいてカビだらけ、実際の写真を見ても字がよく読み取れませんorz

文字は右から
慶**八年(慶長というレスを見て慶は間違いないと思いました。長はよくわからんです)

子上種函
(子:十:千 上:土:ヒ 種:指:臓:脂:腫 函:子:水)この辺は自信がないです。上手く繋がる言葉があったら教えてください。

二月十日 ****
(二:四:正、****は入っていた人の名前かと思います)

下や左下が欠けているのは鉈で割った跡だと聞かされた記憶が。
中身の写真はありませんでした。


929 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2006/09/09(土) 16:37:40 ID:vVBDC7Hh0
>>923

1596年 慶長 年数20

1648年 慶安 年数21

のどちらかでしょう。 


慶長18年なら1613年
 凸メンバーが4人になった。ここでメンバー募集〆切ります
連絡取り合うのがえらいので


788 名前:232 ◆z9vXQ/vqJ6 [sage] 投稿日:2006/09/09(土) 00:42:50 ID:XnQt18XV0
具体的な地域名、神社名等は伏せます
ことり箱スレの考察を参考に場所を選んだので、画像やこれまでのスレを見返して
考えてもらえれば多分分かるんじゃないかなと思います。

凸メンバー全員と島根県の某所で合流、
まず、△神社に向かいました。
境内を一通り観て回った後、近くの宮司さんのお宅を訪ねてみましたがお留守でした。
ちなみに宮司さんの名字のイニシャルはMではありませんでした。
また、私は小箱氏の話を読んでM氏は両親と同居しているような印象を受けたのですが、
表札を見る限りご子息らしき名前はありませんでした。
通りに出てしばらく歩くとおばさん二人が談笑していました。
私がこの辺に△以外の神社や史跡がないか訪ねると
「〜と〜なんかがあるけどガイドがいないとつまらんしねえ。夕方になったらお父さ
んが戻るから案内できるんだけど」
「まあ、○○○に行って聞いてみたらいいよ」
<方言はデタラメ、会話の細かい内容ははしょってます>
とのことだったので、○○○に向かいました。しかしあいにくお休みでした。
仕方なく山道を車で登っていくと畑仕事中のおじいさんを発見。
凸メンバー1(以後凸1)の一人が話かけることに。以下は、その時のやりとりを後で
凸1に聞いたものです。

789 名前:232 ◆z9vXQ/vqJ6 [sage] 投稿日:2006/09/09(土) 00:44:18 ID:XnQt18XV0
凸1「この辺りに△以外の神社や史跡はありますか」
おじ「少し先に○○さんとゆうお堂がある」
――少し会話を挟み――
凸1「箱を使ったまじないみたいなことが全国的にされていてそれに関して調べている
んですがこの辺りではそうゆうことされてないですか」
おじ「箱?」(突如満面の笑み)
凸1「(!?)」
おじ「担ぐくらいの箱かね」
凸1「いえ、このくらいの」(両手で大きさを示す)
おじ「△神社にある」
凸1「えっ中に?」
おじ「みんかった?宮司さんに聞いてみるだわ」

一同、色めき立って△神社に引き返しました。本殿の戸の中をガラス越しに覗きましたが
そうやって見た感じ箱らしきものはありませんでした。社務所も同様。
再度、宮司さん宅を訪ねるもののやはり不在。落胆しつつまた通りに(今度は別の階段を
降りて)出てしばらく歩きました。んで、小さなお店の前を通りかかった時、メンバーが
騒ぎ出しました。

凸1「こ、ことり?」
凸2「まんじゅう?」
凸3「ぬわー!!ことりまんじゅう!!コレコレ」


791 名前:232 ◆z9vXQ/vqJ6 [sage] 投稿日:2006/09/09(土) 00:44:57 ID:XnQt18XV0
見るとガラス戸の向こうの、商品棚に置いてあるダンボールに『ことりまんじゅう』の文字が。
元は『○○まんじゅう』と側面に印刷されているのですが、○○の部分が消されていて
代わりにマジックの手書きで『ことり』の文字が追加されている。
しかもフタ部分に『取り扱い注意』の印刷。

示し合わせたような展開に、一瞬ここの板の人の仕業かと本気で思いました。
撮影を試みるもガラスに反射してうまく撮れず…。

ダンボールはとりあえず置いといて、さっきのおじいさんが言っていたお堂を見に行くことに。
教えてもらった通り、しばらく山道を進むと真新しい小さなお堂を発見。氏神らしく、
ことり箱とは無関係そう。が、この時、お堂を眺めている私の背後で
「やめろよ、やめろよ」とゆう声がしました。
確かに、若い男のふざけるような声でそう聞えました。
丁度、凸メンバーの中に若い男の子がいたんでその子に、さっきやめろって言った?と
尋ねたんですが何も言ってないと首をふる。他メンバーも何も言ってないと。
ちょっと不思議でしたが、そら耳かもしれないし全然怖い感じではなかったので
一同気にせず再び、ことりダンボール箱のあるお店へ。
お店の人に許可を頂き、ダンボール箱を撮影。お土産を買って店を出ました。
ちなみにダンボールの中身は自販機に飾るプラスチック製のたばこの見本でした


792 名前:232 ◆z9vXQ/vqJ6 [sage] 投稿日:2006/09/09(土) 00:45:58 ID:XnQt18XV0
店を出て来た道を戻り、途中、自販機でジュースを買って飲んでいると、少し離れた所に
おばあさんを発見。凸3が話をしに。以下はその時のやりとりを後で凸3から聞いたものです。
凸「(当たり障りの無い会話の後)箱を使った祭示なんてやってません?」
おば「ここら辺ではない。年に一度、お正月にするのがあるけど、とんどさんというやつ」
凸「箱は使わないんですね」
おば「箱は△神社に別に納めるところがある」
凸3はここで質問を切り上げたらしいです。
なんとなくその話に出てくる箱はことり箱とは無関係のものだと思ったそうです
暗いものを語ってる感じはしなかった、とか。
(帰りの車内でもう少し突っ込むべきだったと反省もしていました)
ことりダンボールに妙な満足感を覚えた私たちはその地域での調査は終了し、次の場所に
向かうことに。

今度は、□神社を目指し、西の方へ車を走らせました。途中、昼食をとった
り道に迷ったりしたので目的地についた時には午後四時を過ぎていました。
□神社の第一印象は、デカ!広い境内を蚊に刺されながら探索しているうちに雨が…。
おみくじ売り場で雨宿りしながら凸メン1がおみくじをひいたんですが、「小鳥」という字が
入ってました。余談ですが。
その後、一通り境内を見た後、神社を出て聞きこみをしようと思いましたが、時刻や雨の影響か
外に出ている人が見当たりませんでした。
帰りの時間が遅くなるのでこの時点で調査終了(□神社ではただ観光しただけですね)
帰路に着き東部の駅で凸メンバーと別れました。以上です。

当初の予想通り、大した収穫は得られませんでした。すみません
 
奈良県天理市の石上神宮は霊剣を奉る物部氏の氏神であり、
物部氏が管理さた大和朝廷の武器庫であったと伝えられる。
七支刀やはじめ盾や鉾など多数の武具が収納されている。

愛知の物部氏の武具庫であった高鉾神社は戦災で燃えちゃったらしくなんにも無いのが残念だった。

宇麻志麻治命を奉っていない神社でも物部氏と縁がある神社はいくらでもあるみたい。

白山神社も含めてね。

524 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/08/29(火) 20:45:01 ID:v7zFZNGf0

邇芸速日=(大物主) ┌─物部連 邇々藝(大国主?)
 │−宇摩志麻遅  ─┼─采女臣
 │(宇津志麻遅)    └─穂積臣−内色許売
 登美夜姫 ‖−大毘毘命−建沼河別命−阿倍氏
  (日下登美彦の妹)     (孝元天皇)

553 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/08/29(火) 22:11:13 ID:TMGmXDDiO

愛知県の春日井にある八所神社(物部神社)

宝物は石棒(縄文時代)、木彫狛犬、墓標、太刀が二口

なぜ八柱の神を合祀したとためともいうが、八所神社と呼ばれるかは謎であり。
宮司も「不明です」との答えだった。

八柱とは宇麻志摩遅命、高御産巣日神、神御産巣日神、豊受姫神、
月読命、天之常立命、大物主神、八剣神。

宮司の話
「古い伝承に拠りますと、神輿渡御の神事が行われていたといわれます。
それは例祭の前日に、神輿はこの八所神社から出て、
当社より東南500米ほどの所に富士社がありますが、
この社へ渡御し一泊します。富士社はお旅所となります。
そして次の日(例祭当日)神社へ神輿は戻り、祭典を斎行しました。
このような神事です。お旅所となる富士社は、青塚と呼ばれる前方後円墳の墳頂上に鎮座する社でもあります。
加えてこの青塚古墳は物部氏のお墓と聞いています。」


八所神社って全国にあるから調べてみたい。

721 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/08/31(木) 00:03:10 ID:qYoZ5lqlO

凸部隊の方々へ

>>493でうpした物部神社の神の石をお守りに買って送ろうか??
徳川家が掘らせたのだが、底が見えないくらい地中奥深くまで伸びている石らしいぞ。

 失礼、石見(西部)地方出身の親父に確認したところ、M氏の方言から考えると、石見じゃないかと。


松江藩の支配から逃れて
来た場合は、松江藩の御支配の出雲より、
天領の石見の方が自然かと。
さらに、石見銀山の坑夫として流れ者が多数出入りしてた分、身を隠すのは都合よかったのでは?
ついでに、Sさんの部落も「百姓や屠殺絡みのヨツなら隠し田や隠し畑、または革を取った後の肉なんかで食えてた。ここまで貧乏だと銀山の下働きやらされてたの〇〇とか××の部落じゃねえか」だ、そうです。

451 名前: 448 2006/08/29(火) 03:22:06 ID:Oh6L35QPO

ちなみにこの呪法、朝鮮渡りでね。
友人に、真言宗の僧籍持ちがいるんだが、そいつと調べたら、修業時代に使用した資料にばっちり出てた。
で、その本に拠ると「日本の呪法は土着系、大陸渡り、半島渡り、外来宗教系に分かれる」ってことだ。
この内、土着系の典型は「丑の刻参り」で、特徴は呪物は依り代に過ぎず、主な力は術者自身の感情や念を使用する。
大陸系は蠱毒。あくまで技術として存在して、術者の念等より知識の方が重要視される。
半島系はこの「ことりばこ」で、どれだけ、おぞましい事をするかで、アイテムの強弱が決まるらしい。
で、これが半島絡みのアイテムなら、半島絡みの神社の白山神社でしか解呪できないのも納得行くし、白山神社って鉱山にも縁深くて、石見銀山にも勧進されてるんだよね。
ま、そんな処。

488 名前: 448 2006/08/29(火) 14:04:38 ID:3Zet0hKJ0

>>451の件で。
白山神社自体は、貴金属の鉱山には勧進されるものなんで石見銀山にも
有る(あったはず)なんで、三島神社じゃ無くともいいんだが、個人的
にはやっぱり物部神社かなとも思ってる。親父が特定した部落からの
記述の中にあった時間的な距離も合ってる(A氏とM氏は中学からの付き合い
ならば、中学の学区は一緒と推理される。そこからS嬢の自宅から神社までの
時間的距離もA氏宅とあまり変わらずに20〜30分前後と推測され、予想される地域
は何れもその範囲である)。
492 名前: 448 2006/08/29(火) 14:44:49 ID:3Zet0hKJ0

>>490
えーとね、朝鮮渡りの呪法ってのは「これだけオゾマシイ事をしたから、
これだけのリターンがある」って発想なんだよね。
だから、重要なのは手段と発想と込められた念であって、箱は依り代に過ぎず
箱自体では無い。
もっと言えば、はっきり読ませてもらってはいないが、件の僧籍の資料曰く
公表された方法には、意図的に抜かれた部分がある。つまり、過去に書かれた
事だけしても「コトリ箱」にならない。+αが必要だって事。

497 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/08/29(火) 15:06:21 ID:oiWxpmH10

>>492
その資料とやらを友達に頼んでうpしてくれないか
見せられない部分はぼかしていいからさ



508 名前: 448 2006/08/29(火) 17:47:16 ID:3Zet0hKJ0

>>497
申し訳ない、断られた。
仏教大学で使用してたので個人が特定されやすい。
正規に修行してる人間以外には本当は見せては行けないので、特定されると
怒られる。
と、申しておりました。
なんだよそれ!!

509 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/08/29(火) 18:04:22 ID:oiWxpmH10

>>508
残念だなーw
国会図書館に行けばそういう本見つかる?

510 名前: 448 2006/08/29(火) 18:24:52 ID:3Zet0hKJ0

>>509
個人特定が嫌だ。ってのが、言い訳の根本だから有ると思うぞ。
別の友人が置いてった、普通に本屋で売ってた梵字の解説書を、ゼミで
使ってたといってたしね。


517 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/08/29(火) 20:02:12 ID:uwlWc8/O0

>>510
そんなの無視して、あなたが黙ってちょっと拝借すれば済むでしょうが
それをここにうpすれば済む話でしょうが!!!!!!!!!!!!!!

期待してるから明日うpしてね
個人特定できるわけないんだよ

519 名前: 448 2006/08/29(火) 20:34:10 ID:Oh6L35QPO

>>517
無茶言うな。

528 名前: 448 2006/08/29(火) 20:55:52 ID:Oh6L35QPO

原書房刊
豊島泰国著
日本呪術大全
または
憑物呪術大全
のどちらかだったかにも、出てる。

妥協できるのはこれぐらい。
人の物を黙って持って来いなんて、無礼な夏厨に答えてやる義務は、本来無い。
命令される謂われも無い。
貴様風情に、私と彼の友情を破壊する権利はない。
分かったら死ね。氏ねじゃなくて死ね。

図説 日本呪術全書
図説 憑物呪法全書




638 名前: 448 2006/08/30(水) 10:56:53 ID:LMcyqFxF0

>>636
実は家の親父やその兄弟、ひいては出身地域では子供を叱るときに
「ことり坊主」がでるからと脅す。
妖怪ではなく、「人さらい」って認識してる。

あと、部落って呼称は、○○村××部落って呼び形からきてる。
あくまで、彼らには独立した行政権は無いってことね。
村の庄屋の管理下で村の一部として、例え本村より人数が多くても独立は
出来ないよ。

646 名前: 448 2006/08/30(水) 12:30:57 ID:LMcyqFxF0

田舎は子供多いよ。家の親父は昭和10年代半ばで、十人オーバーの末っ子。
一番上とは30歳離れてる。
普通に五人以上は作っていた家は珍しくない。


 
書きます
島後東海岸に釜集落(25軒ほどの小集落)というところがあるらしいんだがそこの話
代々釜村の庄屋をつとめた佐々木家に残る古文書によると
清雲は京都双林寺の住職で悪心を起こして隠岐に流されて釜集落に住むことになった
そこでも清雲は改心せずに盛んにコソ泥を働いたらしい
困り果てた住人は「お前はもう京都に帰っていいみたいよ」と嘘をついて清雲を京都に帰した
もちろんそんな事実はないので清雲は処刑されたんだけど
釜集落ではそのころから村人が次々と死んでいった
村人は清雲の祟りだと恐れて祠を作って奉ったところピタリとなくなった
というお話


682 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/08/30(水) 17:08:47 ID:olC1mHqgO

隠岐騒動とはまったく関係ないんだけど1850年頃の話

 書きます
島後東海岸に釜集落(25軒ほどの小集落)というところがあるらしいんだがそこの話
代々釜村の庄屋をつとめた佐々木家に残る古文書によると
清雲は京都双林寺の住職で悪心を起こして隠岐に流されて釜集落に住むことになった
そこでも清雲は改心せずに盛んにコソ泥を働いたらしい
困り果てた住人は「お前はもう京都に帰っていいみたいよ」と嘘をついて清雲を京都に帰した
もちろんそんな事実はないので清雲は処刑されたんだけど
釜集落ではそのころから村人が次々と死んでいった
村人は清雲の祟りだと恐れて祠を作って奉ったところピタリとなくなった
というお話


682 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/08/30(水) 17:08:47 ID:olC1mHqgO

隠岐騒動とはまったく関係ないんだけど1850年頃の話
 819 名前:聞いた話 ◆UeDAeOEQ0o [sage] 投稿日:2006/08/28(月) 23:07:51 ID:9bnU8pjh0
旅先で聞いた話

伐り倒した木を埋めておくと、稀に芯まで真っ黒になることがある。
そんな埋木を使って特殊な方法で箱を作ると、中に女子が育つそうだ。
ただし、箱を開けると中の女子は死んでしまう。
「そんなもの何に使うんだ?」と聞くと
「知らんでええ」と返事が返ってきた。

続けて−−−



855 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2006/08/30(水) 18:43:44 ID:LMz+SetQ0
>>819
これ思い出した

以下コピペ
636 名前:631:1/5 投稿日:03/07/03 18:07
十年以上前の話です。当時、私の祖父は腕の良い建具職人でした。
私はそんな祖父の仕事ぶりを眺めるのが好きで、よく仕事場に出入りしていました。

その日、私はいつものように祖父の家を訪れ、落ちている木ぎれを拾って遊んでいました。
目の前で、祖父が作業台の前に座って黙々と仕事をしています。
ごつい手が器用に動いて、木を削ったり部品同士を組み合わせたり、
その技の冴えに、私はしばし遊びの手を止めて見とれていました。

しばらくして、妙なものに気づきました。
祖父の背後の壁に、使い込まれて黒光りする木の板が何枚か立てかけてあったのですが、。
その板と板の隙間からおかっぱ髪の少女の顔が覗いています。
板と壁の隙間から顔の右半分を出して覗いているような格好で、体は見えません。
白い顔の半分だけが、暗い部屋の隅にぽつんと浮かんでいるように見えました。

私は、黙々と手を動かしている祖父の横を通り過ぎ、壁際へと歩み寄りました。
私が近づいても白い顔は微動だにせず、祖父の背中をジッと見つめていました。
やはり体と顔の左半分は見えませんが、壁と板の間には人が入れる程の隙間はありません。
私は少女の顔に声をかけようとしました――



637 名前:631:2/5 投稿日:03/07/03 18:09
「…話しかけたらあかんぞ」
突然祖父が声を上げました。聞いたこともないような低い声。
振り返ると、祖父は相変わらず作業台に向かったままでこちらに背を向けています。
――おじいちゃん、この子だれ?
「そいつはな、俺がそこの木で作った箱の中におった女や。ええから放っとけ」
その言葉の意味は分からなかったのですが、私はとりあえず壁際から離れました。
その後も祖父は背後を振り返ることなく仕事を続けていました。
私は再び木ぎれで遊び始めましたが、何となく気になって祖父の背後を見やると、
いつのまにか顔は姿を消しており、後には艶めいた黒い板が並んでいるばかり。

祖父の家にはその後も良く遊びに行きましたが、その顔を見ることはありませんでした。
それから十年程たった一昨年の初春、祖父は病に倒れて入院し、間もなく亡くなりました。



638 名前:631:3/5 投稿日:03/07/03 18:10
葬儀の当日、棺の中に入れるために祖父の思い出の品を集めました。
その中に小さな木の箱がありました。10cm角くらいの黒っぽい艶のある箱
それを見た途端、あの日壁に立てかけられていた木の板が脳裏に浮かびました。
――あの板で作られた箱ではないか?
持ってみると意外にも重い。蓋がないので振ってみましたが、何の音もしません。
死の直前まで面倒を見ていた叔母が言うには、
晩年の祖父はこの箱をとても大切にしており、病院でも枕元に置いていたそうです。
それではと、箱は祖父の頭の側に置くことにしました。

やがて葬儀が始まりましたが、その際に妙なことがありました。
お坊さんがしきりに棺の方を覗き込むのです。不審に思った父が聞くと
「この人、本当に死んでますよね?」
などと良く分からないことを言います。父は少しあきれた様子でした。

お経を読んでいる最中にも、お坊さんはしきりに棺を気にするような仕草を見せ、
何度か読経が止まりかけました。



639 名前:631:4/5 投稿日:03/07/03 18:11
葬儀が終わり、祖父の遺体は火葬場で焼かれました。

焼き上がった骨を拾うために親族が呼ばれ、焼却炉から大きな台が運ばれてきました。
近づくとまるでストーブのように熱い台の上には、白い骨が灰に埋もれていました。
それを鉄の箸で拾うと、係員が骨の部位を教えてくれます。
「…頭蓋骨はあとで蓋に使うので置いといて下さい」「のど仏はどれ?」「これです」
拾った骨は次々に壺に入れられました。しかし壺はなかなか一杯になりません。
「もっと拾って下さい」「はぁ…でも、あまり残ってないんですね」
「ここの炉は新しいので、殆ど焼けてしまうんです」「お年寄りの方は大抵少ないですよ」「この方のは多い方です」「丈夫な人でしたから…」「これは?」「それは骨盤ですね」
「その横が太股の骨ですね」「これは?」「のど仏ですね」

部屋にいた皆が怪訝な顔を見合わせました。のど仏の骨はさっき壺に入れたはずです。
係員が集めた頭骸骨を調べ始めました。
「これは――骨が多いですね…」



640 名前:631:5/5 投稿日:03/07/03 18:11
それからが大変でした。警察が来て、私達は帰ることが出来ずに火葬場に釘付けです。

火葬場の職員と警察が調べたところ、骨は大方が灰になっていたものの、
とにかく頭部の骨が二人分ある事が判明しました。ただ、それが誰の骨なのかが不明です。
私達は何度も取り調べを受けましたが、なぜこんな事になったのか見当もつきません。
棺の蓋は出棺の直前に参列者の目の前で釘を打ったのですが、
その時まで、もちろん棺の中に人の首など入っていませんでした。
入っていたものと言えば祖父の遺体と遺品の数々、それにあの黒い箱だけです。
大きさからいって、箱の中に人の頭が入っていたとは思えません。
では、中に骨だけが入っていたのか?
しかし、肉の付いていない剥き出しの骨は、すぐに燃えてしまい後には残らないそうです。
結局、何の結論も出ないまま、夜更け過ぎには解散となりました。

祖父の遺骨は一時警察に預けられましたが、四十九日までには返してもらったようで、
今は墓の下に埋まっています。
身元不明の骨については、後日のど仏の部分を警察から譲ってもらいました。
それを小さな箱に入れて祖父の墓の隣に埋め、墓石の代わりに大きな石を置きました。
今のところ特に変わった事はありません。
ことの真相は今も分からずじまいです。

 八+三あけずの櫃(ひつ)ってやつ
http://www.y-morimoto.com/kirisuto/kakure.html

ことりばこと同系統なのかな?



 キリシタン大名、高山右近がキリスト教禁教令にふれ追放されてからは、キリスト教はこの地から消滅したかに見えた。しかし、大正8年(1919年)に今の茨木市千提寺地区でキリシタン遺物が発見されてから、隠れキリシタンの存在が明らかになった。

その後、続々と遺物が発見され、これらの大部分は、茨木市千提寺にある「茨木市立キリシタン遺物史料館」に保存されている。

史料館に保管されているキリシタン遺物の中で、最も私の興味を引いたのは「あけずの櫃」と名付けられている木箱である。かなり損傷しているが、見た感じが妙に不気味である。この中に信仰に使われた品々が入れられ、家人にも明かされず、ただ、その家の長男にのみ伝えられていたという。

 「あけずの櫃」の存在と、不気味な感じ、それに櫃の扱いなど、とんでもなく暗い家を感じるのである。その筋の役人の目を盗んで密かに暮らしていた光景が目に浮かぶ。これまでして信教を守らせた背景は何か。


156 名前:◇監禁魂 ◆47VTOQIcj2 [sage] 投稿日:2006/09/06(水) 01:16:10 ID:l9d1UxatO
>>140 私見ですまんけど『開けずの櫃』って、
このスレの雰囲気から推測wすると禁教令出た時の殉教者の遺品、
もしくは遺体の一部が聖遺物として入ってるとも考えられるよね。
勿論そんなのX線通さなきゃ判んない事だけど、
ザビエルの手首だって残ってるぐらいだから
少なくとも呪いの箱的な性格の物ではないと思いたいよな☆
 時々話題にもなってますがかなりコトリバコに近いシロモノ



12 名前: 名無しさん 投稿日: 2006/03/25(土) 12:22:39

ゴメン、ちと東北方面のソッチ系詳しい人居る?
知り合いが「怖いから呼んでみろ」って薦めるんでコトリバコ読んだんだが、別の意味で怖くなってきた。

東北に流れてきてるとか、そういう話ないよな???


13 名前: 名無しさん 投稿日: 2006/03/25(土) 12:44:16

ごめん、これじゃ訳わからんよね。

1年ほど前に祖父が亡くなったんだが、その1ヶ月前位に「アレは自分が持って行く」って何度も言ってたんだよ。
祖母も「うんうん」って涙流しながら頷いててさ。
「アレって何?」と俺が祖父に聞いても「アレは爺ちゃんが持ってってやるからな。お前は心配せんでええ」って何も教えてくれなかったんだよ。

で、亡くなって通夜も告別式も終わり納骨する時になって本家の爺さんが何か持ってきてさ。
仰々しい包み開いて中から取り出したものを骨壷と一緒に墓に入れたんだよ。
問題は取り出した「もの」。
箱根細工みたいな木箱で蓋?みたいな所に多角形が描いて(彫って?)あって札と組紐で縛られてるの。
まさかとは思うけど・・・

あと、墓参り行った時に気になったのは祖父の墓だけ別になってた事位かな?
情報求む_| ̄|○<気になってしょうがない;;


14 名前: 名無しさん 投稿日: 2006/03/26(日) 03:13:16

ばあちゃんは何か知ってるんじゃないの?
事が終わったなら教えてくれるかもよ。


15 名前: 名無しさん 投稿日: 2006/03/27(月) 12:43:17

M氏の言葉「ああいうところには、ああいったものがあるもんなんよ」
・・・日本全国に似たようなものがあるという意味では?

東北にあってもおかしくないし、「ああいうところ」は地域によっては被差別とも限らないかも。

東北だと、飢饉なんかで大変なことになってたエリアもあるよね。
悲しいお話をよく聞くよ。
そのからみの可能性なんかないの?


16 名前: ぱんだ 投稿日: 2006/04/08(土) 01:17:10

>13さん
 おじい様は大丈夫なんですか?
 亡くなったとはいえ、呪い系って死んでもたたる感じしませんか?
 事実を調べて、おじい様を供養してもらった方がいいんじゃないかな。。
 と思いました。
 他人の事情に口を挟んですいません!
 おじい様の自己犠牲の精神に胸を打たれると共に、
 心配になりました。


17 名前: 13 投稿日: 2006/04/27(木) 03:13:59

すんげー日にち空けてしまいました_| ̄|○<スンマセン
取り合えず進展?ってか分った事がありましたので報告します。

予想以上に長文なので読みたい方だけ読んでください。

後、実際の話し口調はメタメタ方言使ってますがソレだと読みにくいので標準語に補完してあります。


18 名前: 13 投稿日: 2006/04/27(木) 03:15:05

上げてしまった_| ̄|○
次からsage進行にしておきます;すんません

書き込みした後なんですが祖父の回忌があったんで母と共に行って来ました。
で、改めて祖母に聞いてみたんですが案の定「知らんほうがええ」

次の日は何か男連中のみで祖父の墓に行きました(普通行くなら親族揃ってですよね?
寺に着いたら本家の家長にあたる人(以後Aさんとしますね)が坊さんと暫く話した後に一番年齢の低い俺に一言。
「これでありったけの駄菓子買ってきてくれんか?」
(行きがけに買っておきゃ良いんじゃなかったのかよ・・・)とか思いながら渡された5千円で取り合えず1通りの駄菓子を買いました。

異様だったのはココから。

祖父の墓前に開けた駄菓子を山積みにして男連中全員で墓を囲むようにしてブツブツ言ってるんですよ。
良く聞いてみると「御許し下さい」だとか「お眠り下さい」だとか言ってました。
ボーっとしている俺に気がついてAさんが「分らんだろうけど、心のソコから謝って静まって欲しいと願いなさい」と言ってきました。


19 名前: 13 投稿日: 2006/04/27(木) 03:15:38

0分位かな?そうやった後にAさんが広げた駄菓子を皆に分け始めました。
「この後〜に行って酒を飲むから其の時に必ず平らげてくれ」「良いか?家には持ち帰るなよ?」と念を押して俺にも渡してきました・・・
なんかもぅ察するからに怖すぎなもんを渡さないでくれと思いつつ「はぁ・・・分りました」と返事をして受け取る俺はヘタレです_| ̄|○<ブッチャケ持っていたくない

向かった先は親戚のやってる小さいレストラン。
まぁ夜はバーみたいに酒も出すような所なんですがね。
そこで各自渡された駄菓子をツマミにしつつ飲んでるんですよ。
変なのは周りのテンション。
明らかにオカシイだろ!とツッコミたくなるようなハイテンションなんですよねぇ・・・

昼過ぎに飲み始めて夕方になる頃かな?
そこまで時間が経つと酔いつぶれてる人やら、トイレとお友達になってる人も出てきます。
で、コレなら聞けるかなと思いAさんに突撃。
イキナリ聞いてもまた、はぐらかされるかと思いココのコトリバコを絡めて聞いてみました。
以下がソノやり取り(うろ覚えですので細かいとこは違うかも知れません_| ̄|○


20 名前: 13 投稿日: 2006/04/27(木) 03:16:23

俺「すんません、俺良く分かってないんですけど・・・」
Aさん「あぁ?取り合えず騒げwww日頃嫌な事とかあんだろ?忘れる位に騒いで飲みぃ!」
俺「いや、今の状態もそうなんですけど・・・あのハコっt」
Aさん「言うな!!!!」
俺「ちょ・・・でも俺の祖父が持ってるんですよ?しかもちょっと気になる事も見たんで」
Aさん「はぁー・・・・知らん事のが良いもんだぞ?」
俺「何となくは・・・違うかも知れませんが思い当たるモノもあります。コトリバコっていうんですけどね」
Aさん「・・・」
俺「中に頭髪とか爪とか指先が入ってる恨みの塊みたいなやつらしいんすけど・・・まぁその話自体が創作かもしれんのですが」
Aさん「当たらずとも遠からず・・・だなぁ・・・」
俺「遠からず?」
Aさん「恨みの塊って事な」

Aさんはソレまでのテンションとは打って変わって静かに話してくれました。
まるで酔って無いかのごとく静かにです。

曰く、祖父の家系は名字こそ変えているものの嘗ては迫害を受け、別の土地から移ってきた一族なんだそうです。
土地を移したドサクサに名字を変えたが元の土地への恨みは深く、かと言って移って来た土地の方々に矛先を向けるのは違う。
そこで遠く離れた土地を呪う為、移る際に共に持ってきた遺骨や遺品の一部をハコに詰めたそうです(何故其の方法に至ったかは残って無いとの事


21 名前: 13 投稿日: 2006/04/27(木) 03:16:55

当時の家長は子供や親族が死ねば「あの土地の所為だ!滅びれば良い!!」と、亡くなった子供、親族の遺品を壊してその極一部を髪や遺骨と共にハコへ詰めていきました。
※体力の関係か子供の方が多かったようです
コトリバコと違うのは遺品さえも入れている事。
例えば子供が遊んでたお手玉の布の一部ですとか、竹とんぼを壊して欠片を入れたりしてたみたいです。
開け方は家長しか分らないように組木になっており、当時の家長が死んだ時には「私の遺体から血を抜いてソノ中にハコを浸してくれ」と言い残し亡くなったそうです。
昔は家長の権力は絶大で家の者は恐ろしく思いながらも実行してしまいました。

しかし家長ほど恨みの深くなかった遺族は次第にそのハコが怖くなり、蔵の奥に厳重に封をして[無かったモノ]としました。
やがてハコが有る事も極一部の親族を除き知る者も居なくなった時、子供が一人亡くなりました。
その様相は筆舌にしがたく誰もが目を背けたそうですが、伝わっているのは「まるで老人の様な顔だった」「息を引き取る際に○○と知るはずの無いアノ土地名を呟いた」という事だけです。
子供が亡くなった後、ハコを知る親族が蔵を開けて見たところハコは蔵の真ん中に転げていたそうです。


22 名前: 13 投稿日: 2006/04/27(木) 03:17:25

背に腹は変えられぬと親族はツテを伝い、詳しい人物に対処方を聞いたところ提示されたのは以下だったそうです
・一族それぞれの蔵に石室を作る。
・周期毎に持ち回りでハコを安置する。
・最後の年に、亡くなる者が出たら墓を別に作り一緒に安置する。
・墓に入れた後は回忌毎に親族で集まり祈る事。この時絶対に成人した男のみで行う事。
・亡くなる者が居なかった場合、次の周期に持ち越してそれまで蔵に安置する。


Aさん「あんま・・・口に出しても駄目なんだけどなぁ・・・お前の祖父が防人になったんやし・・・無関係じゃないもんなぁ」
俺「・・・・」
Aさん「んで、この騒ぎはな?持ってきた駄菓子あるだろ?それに移ったモンを世の中捨てたもんじゃない!っつー陽気で少しでも薄れさせようっつーもんなんだわ」
俺「防人って言うのは・・・・」
Aさん「言い方は悪いけどな、祖父はアノ中でハコと一緒に眠ってるんだわ。外に出ないようにな」
Aさん「薄れたといっても怖いもんだしな。・・・もしかしたら中の子供と遊んでるかも知れんがw」
Aさん「さ!陰気なんはココまで!ほら、お前も騒げ!騒いで明るさで満たすんだよ!」
俺「・・・はい」
Aさん「あとな、コレは他の親族にゃ言うなよ?知らん奴も多いしな」
俺「知りたくなった切欠があったとこには報告・・・しても良いですか?」
Aさん「まぁ・・・伝え聞いたとして移るもんじゃなし、良いとは思う・・・けどあんま詳しく書くなよ?」
俺「わかりました」


23 名前: 13 投稿日: 2006/04/27(木) 03:18:02

其の後、騒ぎが終わった(皆が酔いつぶれたとも言う)のは深夜の1時過ぎでした。
不思議だったのは其の時見た夢です。
祖父が畳部屋の真ん中で子供と一緒にお手玉やオハジキで遊んでる夢でした。
あんな話を聞いた後だったので其の所為かとは思います。
でも祖父の後ろに居る大人の数人は凄い形相で祖父を睨み付けていました。
夢の中で祖父は俺の方を見たかと思うと笑いながらソッポを向き、手だけコッチに向けて「来んな」とでも言うように頻りに手を払っていました。

以上が分った事です。
土地名なども聞きましたが省きました。
名字なども明かせませんが、経緯が詳しく分りましたのでそれでご容赦を。

何て言うか、怖いと言うより悲しい話だと感じました。
乱筆乱文失礼しました。

443 名前: ◆58gNz29ON2 [] 投稿日:2006/08/29(火) 00:29:02 ID:swQduKjI0
こんばんわ
ほん怖のまとめHPの板で東北での箱経験談書いた者です

盆に帰る事が出来なかったんで近々帰省する事になりました
なのでもし箱が写ったモンがあったら戻り次第うpりますよ〜

凸する方々も「こんな感じの〜」ってのがあれば何かしらの助けになるかもですしw

取りあえず分かりやすいように鳥つけときます
 近畿圏内にすんでる者だが先日おばぁちゃんにさらっとこの話をしたところ

うちにもある、とさらりと言い出した

詳しく聞けてだいたいの全容がわかったけど
かなり脚色されててでも全国どこでもある話なんだな
と思った



535:本当にあった怖い名無し :2006/09/08(金) 15:17:26 ID:eJMHG3cZO
トリップって何?

とりあえずコトリバコたる箱のばぁちゃんから聞いた名前は

(ヤ)エガキモウ

わかる人ならわかる言葉やと思う

かなり脚色とゆうか話がかわって事実とは違う話になってるみたい

↑の箱の名前でぴんときてその話はやめとけという人がいるなら止める


542:近畿◆MfF6ZMbijg :2006/09/08(金) 15:25:01 ID:eJMHG3cZO
なりすまし防止のやつやなこれであってる?

一気にはしんどいなかなり長いからまずは要点だけ書くわ

552:近畿◆MfF6ZMbijg :2006/09/08(金) 15:39:12 ID:eJMHG3cZO

>迫害を受けた集団がいた、それをS、迫害した側をAとする
>Sは恨んではいなかったが土地は返してほしかった
>Sは共存を望んだ
>ある時旅のものがSに教えた、それはあることをすれば土地を取り戻してやるという提案
>あることとは子供を殺し、その骨を箱に詰めて渡すことだった
>子供は間引きではなく殺された

557:近畿◆MfF6ZMbijg :2006/09/08(金) 15:50:25 ID:eJMHG3cZO
仕事中やからぶつ切りでちょびちょびになりますが
>Sにとって返るべき地は神聖でメッカやエルサレムのようなものだった
>なので子供を殺すことより優先された
>Sの言葉では死はカミケシ(神消し)とよばれてそこらへんは当話と通じる


558:近畿◆MfF6ZMbijg :2006/09/08(金) 16:00:23 ID:eJMHG3cZO

>約束通りSは子供を全員殺して旅の者に渡した
>だが土地は戻らなかった
>
旅の者はAの人間でSの反乱を恐れた陰謀だった。

>しかしSのものたちは優し過ぎた、子供殺しに関わった大勢のものが悔やみ、自らがした残虐な行為に落胆し、精神的に追い詰められ自害等でなくなった
(ここらへんが脚色されて人を殺す呪いの箱になった?について)

570:近畿◆MfF6ZMbijg :2006/09/08(金) 16:40:21 ID:eJMHG3cZO
暇やったので書けました
続きです
>翌年大飢饉が発生しAの子供も死に絶えた(間引き?餓死?)
>しかしこれはSにとっては奇跡的なことだった
>Sには間引きという概念が存在しない、神の為のカミケシがあっても自分たちの為に消したりはしない
>Sはあの出来事がなければ一族もろとも餓死して死に絶えただろう
>子供たちに救われたのだ
>そう思いSは例の箱をAの元から取り戻し、お守りとして代々受け継いで祀ることにした
>Aは箱の呪いで大飢饉がきたと思いそれが伝えられた?

575:近畿◆MfF6ZMbijg :2006/09/08(金) 17:00:35 ID:eJMHG3cZO
続き
>Mは形見守りとしてその箱を代々伝えたが、箱の内容は伝えられなかった
>箱のおかげで助かった=箱を持っていないと滅びる=よそにやってはいけない
>コトリバコ程ではないがかなり厳重に管理された、お守り様を失わないように
>ゆえにその箱は(ヤ)エガキモウ[掟の箱]と呼ばれた



578:近畿◆MfF6ZMbijg :2006/09/08(金) 17:09:53 ID:eJMHG3cZO
以上が要点です
コトリバコとの符合点
>差別的背景
>子供が殺された
>箱による犠牲者(Sは自害等、Aは飢饉だが箱の呪いと思いこんでいる)
>厳重に管理され外へ持ち出せばよからぬことが起こるべき

脚色されてコトリバコのような都市伝説ができたんではないかとおばぁは言ってました


581:本当にあった怖い名無し :2006/09/08(金) 17:30:03 ID:Q/eHKbtQO [age] >>578
近畿氏おつかれさま。一つ質問があるんだけど・・・
その[(ヤ)エガキモウ]ってのは、単語一つで[掟の箱]って意味?
それともどこかで区切って、[掟+箱]って感じ?

583:近畿◆MfF6ZMbijg :2006/09/08(金) 17:33:29 ID:eJMHG3cZO
そこまではわからないけどヤエガキで掟です
S独自の言語らしいです

584:本当にあった怖い名無し :2006/09/08(金) 17:36:45 ID:ENZM1rEiO
ヤエガキは「八雲たつ…」と、珍子だらけの神社を連想する
589:本当にあった怖い名無し :2006/09/08(金) 17:45:39 ID:lNi8UTdd0
そこで544氏の

544 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2006/09/08(金) 15:27:49 ID:miYt9TzO0
八雲立つ
出雲 八重垣 妻ごみに
八重垣作る その八重垣を


これですよ!
590:本当にあった怖い名無し :2006/09/08(金) 17:55:18 ID:de2Qsx2K0 [sage]
ヤエガキはこちらと関係あるのかな?
つhttp://www.interq.or.jp/www-user/fuushi/5-anc/5h-genngo/5h-genngo-a7.htm
《サンカ文字》
サンカ(山窩)と云うのは差別語であることを最初に断っておく。
ミカラワケヤヨロヅノモノハコビ(身殻別八万物運)が正しい呼び方で、
時にはテンバモノ(転場者)と自称する。

彼らは、生活場所を転々と移動するため、浮浪者と間違われることが多いが、
明確な違いが幾つかある。
1つは、誇り高い古部族であると云うこと。
2つには、天の群雲の剣を写したという、ウメガイという両刃の山刀を持つこと。
3つには、グミ材で作られたテンジン(天人)と呼ぶ自在鉤を用いること。
4つには、ヤエガキという厳しい掟に従って暮らしていること。
などである。


600:本当にあった怖い名無し :2006/09/08(金) 18:34:45 ID:de2Qsx2K0 [sage]
近畿さんのお話で点が少し繋がったんで書きます
見当違いかもしれないけれど^^;

オカ板の他のスレで見たんですが、
奈良に「掘り出すとよくない壷」があるらしいです。
年代は相当古いもので神武東征だのいわゆる神話レベルなんですが、
つまり神武によって滅ぼされた先住の大和民族の最終兵器みたいなものらしです。
滅ぼされた(大和の地を奪われた)のは長脛彦で妹を物部氏の先祖に嫁がせていた。
長脛彦は後のアラハバキとなったとされているし、一族は物部の一部とともに
出雲や東北へ流れたというのが一般的に言われていることです。
物部は後の蘇我氏とも関連があるのでなんらかの呪法やら
陰陽道とも関連あるとされています。
サンカはいわゆるその先住大和民族ではないかといわれているし、
じっさいその地方を含め近畿一体には末裔も点在している。

そこらへんが繋がったんで、
今回の凸が目指した物部神社はなんか関連性がありそうですね。
他にも島根県内には物部系列の神社があるので他の神社かもしれないです。
コトリ箱を含め他の地方にも似たような容器があるのはそう言う背景なのか
601:本当にあった怖い名無し :2006/09/08(金) 18:45:13 ID:de2Qsx2K0 [sage]
スレのある場所間違えました
オカ板ではなく民族・神話学板のスレでした
何度もすみません

901 名前:近畿 ◆MfF6ZMbijg [] 投稿日:2006/09/09(土) 13:54:51 ID:lNteivAfO
昨日書き込みした近畿です
昨日あのあともう一度ばぁちゃんちに行って話を聞いてきました
そして(ヤ)エガキモウの写メールを撮れました
二重構造になっていたらしく中身は大事に保管されてるから無理らしいですが外側の装飾箱だけはみせてもらえました

手彫りの木細工で漆喰が塗られているみたいです


中は結合されててみることは無理でした

上蓋には渦巻きのような模様側面には手裏剣なような模様と四角の枠に囲まれた┣┫のような模様がありました
 903 名前:近畿 ◆MfF6ZMbijg [] 投稿日:2006/09/09(土) 14:10:04 ID:lNteivAfO
すいませんライトで照らしたんで自分の撮ってる姿が映ってます(^_^;)
それぐらいきれいな漆塗りです

936 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2006/09/09(土) 17:50:08 ID:gAsblcAz0
901さんの箱には何か霊気を感じます。
子供の霊が2〜3体。
 浜田付近に住んでいるんだが
爺ちゃん(故人)のアルバムにあったんだけど。
えらい古い写真で小さすぎて携帯じゃムリだからスキャナーしてみた

862 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2006/09/09(土) 03:53:55 ID:pmaZHXYd0
子だけが異様にでっかく書いてあります
写真自体がぼろぼろというのもあり、種は臓か指かも。函は箱かな?(これは自分の推測ですが)
左の方の字は二月十日or四月十日だと思います

869 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2006/09/09(土) 04:27:53 ID:MMd8OvZe0
>>859
古いスキャナーか・・・
最高解像度でスキャン、jpegの圧縮も最高画質でリトライ。
もしくは、読み取れる範囲でいいからスケッチ。
無理ならしょうがないけどね。

子は読めた。
最初は十に見えたよ。子、にも見えるけど、干、千にも見える。
上も確認できた。
種、函はわかんないなぁ。

○月十日もなんとなく。
画像だと六月に見える。
右の列は○○○八年って見えるんだけど、何年かわかると大きな手がかりになりそうだね。

てか、これって箱なの?
最初画像開いたとき、石碑かと思った。
随分変わった形の箱だね。


897 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2006/09/09(土) 11:54:36 ID:yUXmpxYS0
>>859の写真の文字見えづらいですね
日付は正月十日とかいてあります(正の字は草書体)
年号はかろうじて廿八(28)年と読めるような・・・
その上の元号は読めないけど28年なら明治でしょうか
それ以前だと江戸初期くらいじゃないと28年まである元号はないから
ただ廿が長と言う字の草書体に見えなくもないので
慶長八年ともとれなくはないです

真ん中の大きな文字は子ではないですね
筆の運びからすると干と言う字の行書体または叢書体みたいですね

・・・・で、結局なんなんだろうこれ?wwww

921 名前:子上種函[sage] 投稿日:2006/09/09(土) 16:23:12 ID:pmaZHXYd0
854ですが、なんだが訳のわからん書き込みの仕方をしてすみませんでした
全く説明が足りませんでしたね
自分の家に少なからず関わることなので少し話し辛いですが、ことり箱に興味があるので参考にしてもらえたらと思います。

写真はわたしの祖父のアルバムにあったものです。
うろ覚えですが、わたしが小学生に上がる前に祖母と一緒にアルバムを見ながら写真の箱についての話を聞いた記憶があります。

(以下祖母が言っていた要約)
・昔(江戸時代?)は赤子殺しが特に特異なことではなく、やむ得ない場合の措置として普通に行われていた。
 無念の思いで殺めてしまった親が木の箱に赤子の所以物(手、喉仏等)と経典を入れてひっそりと保管した。
 それがこの箱だと。
はめ木のような構造で一度蓋をしたら開けられないような作りになっていた。(写真の箱は割れているらしい)
・写真は祖父の友人の写真屋が撮って祖父が貰い受けたようだ。(出所はうちではないと言いたかったんだと思いたい)

923 名前:子上種函[sage] 投稿日:2006/09/09(土) 16:23:49 ID:pmaZHXYd0
次に箱について
写真が古く黄ばんでいてカビだらけ、実際の写真を見ても字がよく読み取れませんorz

文字は右から
慶**八年(慶長というレスを見て慶は間違いないと思いました。長はよくわからんです)

子上種函
(子:十:千 上:土:ヒ 種:指:臓:脂:腫 函:子:水)この辺は自信がないです。上手く繋がる言葉があったら教えてください。

二月十日 ****
(二:四:正、****は入っていた人の名前かと思います)

下や左下が欠けているのは鉈で割った跡だと聞かされた記憶が。
中身の写真はありませんでした。


929 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2006/09/09(土) 16:37:40 ID:vVBDC7Hh0
>>923

1596年 慶長 年数20

1648年 慶安 年数21

のどちらかでしょう。 


失礼、石見(西部)地方出身の親父に確認したところ、M氏の方言から考えると、石見じゃないかと。


松江藩の支配から逃れて
来た場合は、松江藩の御支配の出雲より、
天領の石見の方が自然かと。
さらに、石見銀山の坑夫として流れ者が多数出入りしてた分、身を隠すのは都合よかったのでは?
ついでに、Sさんの部落も「百姓や屠殺絡みのヨツなら隠し田や隠し畑、または革を取った後の肉なんかで食えてた。ここまで貧乏だと銀山の下働きやらされてたの〇〇とか××の部落じゃねえか」だ、そうです。

451 名前: 448 2006/08/29(火) 03:22:06 ID:Oh6L35QPO

ちなみにこの呪法、朝鮮渡りでね。
友人に、真言宗の僧籍持ちがいるんだが、そいつと調べたら、修業時代に使用した資料にばっちり出てた。
で、その本に拠ると「日本の呪法は土着系、大陸渡り、半島渡り、外来宗教系に分かれる」ってことだ。
この内、土着系の典型は「丑の刻参り」で、特徴は呪物は依り代に過ぎず、主な力は術者自身の感情や念を使用する。
大陸系は蠱毒。あくまで技術として存在して、術者の念等より知識の方が重要視される。
半島系はこの「ことりばこ」で、どれだけ、おぞましい事をするかで、アイテムの強弱が決まるらしい。
で、これが半島絡みのアイテムなら、半島絡みの神社の白山神社でしか解呪できないのも納得行くし、白山神社って鉱山にも縁深くて、石見銀山にも勧進されてるんだよね。
ま、そんな処。

488 名前: 448 2006/08/29(火) 14:04:38 ID:3Zet0hKJ0

>>451の件で。
白山神社自体は、貴金属の鉱山には勧進されるものなんで石見銀山にも
有る(あったはず)なんで、三島神社じゃ無くともいいんだが、個人的
にはやっぱり物部神社かなとも思ってる。親父が特定した部落からの
記述の中にあった時間的な距離も合ってる(A氏とM氏は中学からの付き合い
ならば、中学の学区は一緒と推理される。そこからS嬢の自宅から神社までの
時間的距離もA氏宅とあまり変わらずに20〜30分前後と推測され、予想される地域
は何れもその範囲である)。
492 名前: 448 2006/08/29(火) 14:44:49 ID:3Zet0hKJ0

>>490
えーとね、朝鮮渡りの呪法ってのは「これだけオゾマシイ事をしたから、
これだけのリターンがある」って発想なんだよね。
だから、重要なのは手段と発想と込められた念であって、箱は依り代に過ぎず
箱自体では無い。
もっと言えば、はっきり読ませてもらってはいないが、件の僧籍の資料曰く
公表された方法には、意図的に抜かれた部分がある。つまり、過去に書かれた
事だけしても「コトリ箱」にならない。+αが必要だって事。

497 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/08/29(火) 15:06:21 ID:oiWxpmH10

>>492
その資料とやらを友達に頼んでうpしてくれないか
見せられない部分はぼかしていいからさ



508 名前: 448 2006/08/29(火) 17:47:16 ID:3Zet0hKJ0

>>497
申し訳ない、断られた。
仏教大学で使用してたので個人が特定されやすい。
正規に修行してる人間以外には本当は見せては行けないので、特定されると
怒られる。
と、申しておりました。
なんだよそれ!!

509 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/08/29(火) 18:04:22 ID:oiWxpmH10

>>508
残念だなーw
国会図書館に行けばそういう本見つかる?

510 名前: 448 2006/08/29(火) 18:24:52 ID:3Zet0hKJ0

>>509
個人特定が嫌だ。ってのが、言い訳の根本だから有ると思うぞ。
別の友人が置いてった、普通に本屋で売ってた梵字の解説書を、ゼミで
使ってたといってたしね。


517 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/08/29(火) 20:02:12 ID:uwlWc8/O0

>>510
そんなの無視して、あなたが黙ってちょっと拝借すれば済むでしょうが
それをここにうpすれば済む話でしょうが!!!!!!!!!!!!!!

期待してるから明日うpしてね
個人特定できるわけないんだよ

519 名前: 448 2006/08/29(火) 20:34:10 ID:Oh6L35QPO

>>517
無茶言うな。

528 名前: 448 2006/08/29(火) 20:55:52 ID:Oh6L35QPO

原書房刊
豊島泰国著
日本呪術大全
または
憑物呪術大全
のどちらかだったかにも、出てる。

妥協できるのはこれぐらい。
人の物を黙って持って来いなんて、無礼な夏厨に答えてやる義務は、本来無い。
命令される謂われも無い。
貴様風情に、私と彼の友情を破壊する権利はない。
分かったら死ね。氏ねじゃなくて死ね。

図説 日本呪術全書
図説 憑物呪法全書




638 名前: 448 2006/08/30(水) 10:56:53 ID:LMcyqFxF0

>>636
実は家の親父やその兄弟、ひいては出身地域では子供を叱るときに
「ことり坊主」がでるからと脅す。
妖怪ではなく、「人さらい」って認識してる。

あと、部落って呼称は、○○村××部落って呼び形からきてる。
あくまで、彼らには独立した行政権は無いってことね。
村の庄屋の管理下で村の一部として、例え本村より人数が多くても独立は
出来ないよ。

646 名前: 448 2006/08/30(水) 12:30:57 ID:LMcyqFxF0

田舎は子供多いよ。家の親父は昭和10年代半ばで、十人オーバーの末っ子。
一番上とは30歳離れてる。
普通に五人以上は作っていた家は珍しくない。

旅先で聞いた話

伐り倒した木を埋めておくと、稀に芯まで真っ黒になることがある。
そんな埋木を使って特殊な方法で箱を作ると、中に女子が育つそうだ。
ただし、箱を開けると中の女子は死んでしまう。
「そんなもの何に使うんだ?」と聞くと
「知らんでええ」と返事が返ってきた。

続けて−−−



855 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2006/08/30(水) 18:43:44 ID:LMz+SetQ0
>>819
これ思い出した

以下コピペ
636 名前:631:1/5 投稿日:03/07/03 18:07
十年以上前の話です。当時、私の祖父は腕の良い建具職人でした。
私はそんな祖父の仕事ぶりを眺めるのが好きで、よく仕事場に出入りしていました。

その日、私はいつものように祖父の家を訪れ、落ちている木ぎれを拾って遊んでいました。
目の前で、祖父が作業台の前に座って黙々と仕事をしています。
ごつい手が器用に動いて、木を削ったり部品同士を組み合わせたり、
その技の冴えに、私はしばし遊びの手を止めて見とれていました。

しばらくして、妙なものに気づきました。
祖父の背後の壁に、使い込まれて黒光りする木の板が何枚か立てかけてあったのですが、。
その板と板の隙間からおかっぱ髪の少女の顔が覗いています。
板と壁の隙間から顔の右半分を出して覗いているような格好で、体は見えません。
白い顔の半分だけが、暗い部屋の隅にぽつんと浮かんでいるように見えました。

私は、黙々と手を動かしている祖父の横を通り過ぎ、壁際へと歩み寄りました。
私が近づいても白い顔は微動だにせず、祖父の背中をジッと見つめていました。
やはり体と顔の左半分は見えませんが、壁と板の間には人が入れる程の隙間はありません。
私は少女の顔に声をかけようとしました――



637 名前:631:2/5 投稿日:03/07/03 18:09
「…話しかけたらあかんぞ」
突然祖父が声を上げました。聞いたこともないような低い声。
振り返ると、祖父は相変わらず作業台に向かったままでこちらに背を向けています。
――おじいちゃん、この子だれ?
「そいつはな、俺がそこの木で作った箱の中におった女や。ええから放っとけ」
その言葉の意味は分からなかったのですが、私はとりあえず壁際から離れました。
その後も祖父は背後を振り返ることなく仕事を続けていました。
私は再び木ぎれで遊び始めましたが、何となく気になって祖父の背後を見やると、
いつのまにか顔は姿を消しており、後には艶めいた黒い板が並んでいるばかり。

祖父の家にはその後も良く遊びに行きましたが、その顔を見ることはありませんでした。
それから十年程たった一昨年の初春、祖父は病に倒れて入院し、間もなく亡くなりました。



638 名前:631:3/5 投稿日:03/07/03 18:10
葬儀の当日、棺の中に入れるために祖父の思い出の品を集めました。
その中に小さな木の箱がありました。10cm角くらいの黒っぽい艶のある箱
それを見た途端、あの日壁に立てかけられていた木の板が脳裏に浮かびました。
――あの板で作られた箱ではないか?
持ってみると意外にも重い。蓋がないので振ってみましたが、何の音もしません。
死の直前まで面倒を見ていた叔母が言うには、
晩年の祖父はこの箱をとても大切にしており、病院でも枕元に置いていたそうです。
それではと、箱は祖父の頭の側に置くことにしました。

やがて葬儀が始まりましたが、その際に妙なことがありました。
お坊さんがしきりに棺の方を覗き込むのです。不審に思った父が聞くと
「この人、本当に死んでますよね?」
などと良く分からないことを言います。父は少しあきれた様子でした。

お経を読んでいる最中にも、お坊さんはしきりに棺を気にするような仕草を見せ、
何度か読経が止まりかけました。



639 名前:631:4/5 投稿日:03/07/03 18:11
葬儀が終わり、祖父の遺体は火葬場で焼かれました。

焼き上がった骨を拾うために親族が呼ばれ、焼却炉から大きな台が運ばれてきました。
近づくとまるでストーブのように熱い台の上には、白い骨が灰に埋もれていました。
それを鉄の箸で拾うと、係員が骨の部位を教えてくれます。
「…頭蓋骨はあとで蓋に使うので置いといて下さい」「のど仏はどれ?」「これです」
拾った骨は次々に壺に入れられました。しかし壺はなかなか一杯になりません。
「もっと拾って下さい」「はぁ…でも、あまり残ってないんですね」
「ここの炉は新しいので、殆ど焼けてしまうんです」「お年寄りの方は大抵少ないですよ」「この方のは多い方です」「丈夫な人でしたから…」「これは?」「それは骨盤ですね」
「その横が太股の骨ですね」「これは?」「のど仏ですね」

部屋にいた皆が怪訝な顔を見合わせました。のど仏の骨はさっき壺に入れたはずです。
係員が集めた頭骸骨を調べ始めました。
「これは――骨が多いですね…」



640 名前:631:5/5 投稿日:03/07/03 18:11
それからが大変でした。警察が来て、私達は帰ることが出来ずに火葬場に釘付けです。

火葬場の職員と警察が調べたところ、骨は大方が灰になっていたものの、
とにかく頭部の骨が二人分ある事が判明しました。ただ、それが誰の骨なのかが不明です。
私達は何度も取り調べを受けましたが、なぜこんな事になったのか見当もつきません。
棺の蓋は出棺の直前に参列者の目の前で釘を打ったのですが、
その時まで、もちろん棺の中に人の首など入っていませんでした。
入っていたものと言えば祖父の遺体と遺品の数々、それにあの黒い箱だけです。
大きさからいって、箱の中に人の頭が入っていたとは思えません。
では、中に骨だけが入っていたのか?
しかし、肉の付いていない剥き出しの骨は、すぐに燃えてしまい後には残らないそうです。
結局、何の結論も出ないまま、夜更け過ぎには解散となりました。

祖父の遺骨は一時警察に預けられましたが、四十九日までには返してもらったようで、
今は墓の下に埋まっています。
身元不明の骨については、後日のど仏の部分を警察から譲ってもらいました。
それを小さな箱に入れて祖父の墓の隣に埋め、墓石の代わりに大きな石を置きました。
今のところ特に変わった事はありません。
ことの真相は今も分からずじまいです。

別板からきました、「ことりはこ」の調査のご参考に



京都の近くの山奥のほうだが
南北朝の動乱の頃に都から逃げてきた陰陽司が
「ことりはこ」によく似た物持っていたという話があります。

一言でいえば、漆の代わりに血を用いた物です。

陰陽司が留守の間に、都の動乱で妻子が無残に殺された
その妻子の血をひょうたんな何かにいれて、色々と呪法をして
それを神木で作った箱に漆塗りを作るようにかけて
漆塗りによく似た箱を作り、仇の侍の屋敷に届けて
その呪力で敵の侍の一家を皆殺しにした
そのあと、その神木を伐採した、そこの村にきて箱の供養を依頼して
どこかに去っていったらしい。
村では、金に目がくらんで勝手に神木を切り倒したきこりを村から追放して
その箱を供養した。箱がその後どうなったかは忘れました。

村では共有の山の木を村の外からきた者の依頼で伐採する場合は
必ず合議することにして、その理由として、このきこりの話をしていました。

この話を聞いたのはバブルの前ぐらいの時代です。

うちのばあちゃんの話。
呪いとかじゃないしそれほどオカルトでもないから
あえて書かなかったんだけど、
なんかスレも停滞してるっぽいし、
ネタがわりに。



ばあちゃんの実家は隠岐の地主だった。
ルーツはなんとか天皇つきの医者らしい。

お嬢だったんだけど、じいちゃんが満鉄の仕事してて、
結婚して満州行って、逃げて来る時に
宝石とか財産とかは全部置いてきちゃった、て話をよくしてた。

おれは両親共働きで、子供の頃はばあちゃん子でいじめられっこだった。
んで良くばあちゃんに泣きついてたんだけど、
その時にばあちゃんは、よく
ハコモリサンがあればね、あんたをいじめる子なんか
すぐに退治しちゃうのにね、おばあちゃん満州に置いてきちゃったんだよ」
といっていた。


916 :本当にあった怖い名無し :2005/06/20(月) 11:50:17 (p)ID:euB6Ryhw0(5)
ばあちゃんの話だと、ハコモリサンはばあちゃんちに代々伝わるお守りで、
重箱くらいの大きさの、漆塗りのきれいな箱らしい
いくつかあって、一番良いのはばあちゃんがもらった(長女だったから)
それで困った事があった時にお祈りすると御利益があるんだそうだ。

中身はご先祖様が天皇からもらったお守りと、ご先祖様の形見らしい
だいだい若くてなくなった人とかの形見もいれるらしく、
ひいじいちゃんのお姉さんの分も入ってたそうだ。

ばあちゃんには九州にいる妹がいて、たまに遊びに来ていたんだけど、
一度ハコモリサンの話をしてるの聞いた事がある。

ばあちゃん「**ちゃん(ばあちゃんの妹の名前)本家の箱は
      どうしたのかねえ、あれは??の箱だからあまりよくないけど、
      ちゃんとお祭りしてないと御利益がうすくなるでしょ」
    妹「自分とこのは焼けちゃったっていってたでしょ
      戦争が終わった後に、あたしのハコモリサン
      ××ちゃん入れるからって、本家に貸して、
      戻ってこないまま本家がつぶれて、
      あたしのもなくなっちゃったのよ」      
ばあちゃん「でも三つ残ってたんだから一つくらい
      △△(××の子供で神戸にいるらしい)が持って無いのかね」
    妹「○○さんも欲のふかい人だったからどうしたのかね」

みたいな話。後は親戚の悪口だった。


917 :本当にあった怖い名無し :2005/06/20(月) 11:51:22 (p)ID:euB6Ryhw0(5)
ばあちゃんたち二人で話してると方言全開で、細かいニュアンスとかわかんなかった。
??の箱の部分もあんまり聞き取れなかったし、ちゃんと覚えて無い。

××というのは、ばあちゃんたちのいとこで、
男の跡継ぎが出来なかったので養子に来た人。
ばあちゃん達と仲が悪くて、それでばあちゃん達は本家と疎遠になった。
結局戦死したらしい。その後借金で土地とか取られて、
○○の実家の神戸にうつっちゃたんだそうだ。

まあそれだけの話で呪いも糞もないんだけど。
箱と隠岐くらいしかつながりないし、どっちかったら民俗板むけなのかな。
このスレよんで思い出したのと、
ちょっとでもスレの方向性戻したかったので投下。
役たたないものを連投すまんかた


922 :915 :sage :2005/06/20(月) 13:21:06 (p)ID:euB6Ryhw0(5)
>>おくらさん
>>役に立たないことなんてないですよ。
そーゆってもらえると勇気出して書いたかいがあるです

>>タブー視されていない
かどうかはわかんないっす・・・

うちのばあちゃん姉妹がすごく強気な人だったからなのかも
ばあちゃんなくなってから、おばさん(父の姉)に聞いた話だと、
本家もほんとは、ばあちゃんが婿とって継ぐはずだったんだけど、
半駆け落ち状態で結婚して満州いっちゃったような人ですし(^^;)

二人とも怖いものないタイプの人だったみたいす。
なんか気に入らん人とかいると、
「あんなやつはころしてしまえばいい」が口癖だったらしい・・・
隠岐のほうの方言なんですかね?

ことりばこ読んで、親父にもハコモリサンのことを聞いてみたんですけど、
そういう御神体っぽいものがあって、
ばあちゃんがハコモリサンさえあれば・・・って言ってたのを
ちょっと聞いた事があるくらいだそうです。

隠岐も神戸の親戚ももうどこにいるかわからないらしいし、
もう出せる情報がなくて残念なんすけど、
後は民俗系詳しい方に任せてROMに戻ります。


コトリ箱の話が出ていたので、誰か知ってる方いればと思い書き込みます。
長くなりますがすみません。



以前、親が転勤族のため中国地方のある県の山奥に住んでいたことがありました。
まだ僕は小学生で、近所の友達の家にしょっちゅう遊びに行ってました。
(以後その友達をMって書きます。)
かなり庭が広くてその隅に木にかこまれた結構大きめの祠があって。
小さい頃からMん家で毎日のように遊んでたんで
その祠自体は知ってたんですけどそこに近付いたことは無かったんです。
Mも行ったことが無いらしくて、というより行っちゃいけないって言われてました。
普段からMのじいちゃんがスゴク恐かったんで2人ともおとなしく聞いてたんです。

そうこうしてるうちにそのじいちゃんが亡くなってしまいました
Mのとこにしばらく遊びにいけなかったんですが、数日後やっと遊びに行けたんです。
そこで以前から気になってたあの石んとこ見てみんかーみたいな話になって。
じいちゃんはもういないし、Mの両親は畑に行ってるしまわりに僕らしかいないんで。
(Mにはの妹が2人いるんですが俺の妹と家の中でママごとみたいなことをして遊んでました)

田舎なんで周りは古い家ばかりなんですが
Mのとこは群を抜いてデカイ家でしたし
子供の想像ですが、中には刀とかあるかもな、とワクワクしてました。
観音開きの石の扉を空けたら中には茶色っぽい鉄の箱が入ってました。
大きさは8センチ四方ぐらい
箱のまわりには砂のような砂鉄?のようなものがまかれてて。
持ち上げてみたらめちゃめちゃ重くて「鉄が詰まってる」っていう感じだったんで
箱というより固まりかもしれません。
まわりには竜のような絵が彫られてて、
裏側にはなんか字(?)らしきものが書かれていましたが
難しくて読めませんでした。
わけがわからんのと気持ち悪いのとで急いで元に戻して、
家の中で遊んでました



26 名前:コピー :2005/06/21(火) 20:45:28 ID:UKGFSoDp0
465 :?¨?e`?¢?μ?U¨?・ :2005/06/21(火) 20:27:55 ID:lgMYyk1J0
その晩、そろそろ寝ようかとしてたら救急車の音が聞こえてきました。
急いで外に出てみたら救急車はMの家に向かっているようでした。
両親はMの家の方へ向かいましたが僕と妹は家で寝さされました。
次の日、母が言うにはMの妹が亡くなったとのこと。
昨日の夕方まで一緒に遊んでいたのでビックリしてしまいました。

それから半月ぐらいたった頃、Mの親父が事故で亡くなってしまいました
ガードレールのない山道に軽トラックごと谷へ落ちたそうです。

立続けに3回も葬式を出すことになったので子供心にも異常なことだと
思いました。
なんとなく、あの箱を触ったのが悪かったような気がしていましたが
バレたら怒られるるのが恐くて僕もMも黙っていました。
でも特に僕とMに何かが起こったということはありませんでした。
遊んでて骨折、とかはありましたが命には全然別状ないです)

中学生になってから、うちの家族は市内の方へ引っ越して、
Mとも連絡をだんだん取らなくなっていました。


27 名前:コピー :2005/06/21(火) 20:46:06 ID:UKGFSoDp0
467 :お願いします :2005/06/21(火) 20:29:39 ID:lgMYyk1J0
数十年たって、今三十過ぎになったんですが
先月、久しぶりにMから連絡がありました。
なんでもMの奥さんが流産したらしいのです。
M「ワシんとこまたおえんかった。
  ○○(妹)もじゃ。
  鉄の箱、あったろーが。アレじゃなかろうか?」
Mの奥さんが2回流産したらしいのですが
Mの妹(もうひとりの)も流産らしいのです。
それであの鉄の箱のことが気になって、
あの時一緒にいた僕にも
なんか変なことないかと聞いて来たのです。
箱はもうお寺にあるそうです
最初の流産の時に、お寺に見てもらったらしいのですが
Mのうちはもともとそのへんの庄屋だったので
なんかを鎮めてるものらしいということですが
(箱の裏にあった字が「鎮」という文字だったらしいので)
結局なにかわからんかったとのこと。
とりあえず預かってもらったそうです。

お寺さんで供養してもらってるのに
まだ不幸が続くのでMはめちゃめちゃ怖がってます。
僕も恐いですがどうしたらいいかわからんし、
誰かこんな時どうすればいいか、聞いたことないですかね。
俺らじゃもう方法ないんじゃないかと行きづまっています。
どなたでも結構ですので、
どうすればいいか知っている方
教えて下さい!


ちなみにMというのはコトリ箱のMさんとは関係ありません。
ただの頭文字ですんで。
長文すみません。
28 名前:お願いします :2005/06/21(火) 20:53:41 ID:lgMYyk1J0
>24さん
ありがとうございます。
今、貼り直そうとしていたとこでした。

30 名前:本当にあった怖い名無し :2005/06/21(火) 21:03:32 ID:vPkI9SE50
>>24 乙でした。

鉄かあ。 組細工箱ではなさそうだな
しかし、もしそれがコトリバコ類いの箱であれば寺でなく神社
お祓いの方が適しているのではないかねぇ?こちらのM氏の証言から考えても。

32 名前:お願いします :2005/06/21(火) 21:14:00 ID:lgMYyk1J0
恥ずかしながら神社というのはまったく考えてませんでした・・・。
Mからお寺に持っていったと聞いた時、それで打つ手は打ったなと
思ってしまいました。
基本的なことなのかも知れませんがこういうのは神社なんですかね・・・
36 名前:お願いします :2005/06/21(火) 21:30:11 ID:lgMYyk1J0
そうですよね。
お寺では埒があかないようなので神社にも一緒に相談行ってみようと思います。

細かく書いたかとは思うんですが、書き忘れがありましたら言って下さい。
わかる限りこの箱の情報を伝えよう思います。
僕はあやふやですがMは最近この箱を見ているんで
もう少し詳しくわかるかと。
あまり特定できるようなことは言えませんが・・・。
69 名前:本当にあった怖い名無し :2005/06/22(水) 05:35:09 ID:MtEVGnbL0
>>25 
の話って岡山県?んで山奥の方っていうから県北の中国山地の辺り?
真庭とか阿哲とか大佐とかかな…と根拠はないが思った。
101 名前:32 :2005/06/22(水) 09:52:34 ID:ZCrq+3Az0
>>作成者さん
確かに関わらない方がいいのかもしれませんね。
私に今まで災いのようなものが無かったのは引っ越したおかげだったかも知れないし。
でもMの場合、自分の家の敷地内にあったものだし、避けられないのかな。

>>30
神社、ということで気づいたんですが祠って神社系ものなんですね。
(自分なりにいろいろ調べてみたんですが・・・)
今まで鉄の箱ばかり気にしてたんですが、昨日Mに祠自体に
なんか手がかりないか電話しました。

遅かったんでさすがに恐いらしく、今朝連絡あったんですが横に
「享保壱拾弐年」
と書かれて、内側にビッシリ(3〜40人ぐらい)
「○兵衛、○衛門・・・
と書かれていたそうです。
かなり気持ちわるかったそうです


>>69
そうです。その辺です。
地方独特の風習のようなものかもしれないんで詳しく言えればいいんですが
結構有名な温泉があるところです。(岡山は温泉多いですが・・・)

102 名前:本当にあった怖い名無し :2005/06/22(水) 10:36:17 ID:esFW4qLCO
>>101
呪いじゃなく自分ちの屋敷神に失礼な事をして祟られてるからでしょう。そうならないように何をするか解らない子供には祠に近くな、というお年寄りはよくいます。
ちゃんと視れる神社の人か密教系の人に相談するようにアドバイスしてあげて下さい。
ほんとに危ないから。
103 名前:本当にあった怖い名無し :2005/06/22(水) 10:40:13 ID:V7NczOG20
湯原、かな。結構近場なので気になった。
当方、南の某宗教じみた町の隣町に住んでたもので。
年代と名前は祠の作成年代と村のおとなたちの名前では。
>>100
思うに、信仰心がなければ水は水、札も紙に過ぎず、何か自己暗示できようもない。
だから敢えて信仰心にすがるしかない、というのはありそう。
でも、一朝一夕には無理だと思うし、神職を頼るしかないのもまた
106 名前:32 :2005/06/22(水) 11:43:13 ID:ZCrq+3Az0
>>102
ありがとうございます。
今さらですが変なことしなければとスゴク後悔しています。

早速今日にでも見てもらえそうな神社を何件かまわって
アドバイスしてもらうように伝えました。
昼からでも行ってくるそうです。
(密教系はどこへ行けばいいのかちょっとわかりませんので)

>>103
近くで強い神社があるなら教えて頂きたいんで言いますが、
おっしゃるとおり湯原です。
書かれていた名前に関しては、聞いた時はちょっとビビリましたが
冷静に考えると多分そうだと思います。わかりませんが・・
108 名前:本当にあった怖い名無し :2005/06/22(水) 12:12:05 ID:we7uZBum0
>>106
その名前は、こんな感じ?

与助、五助、喜兵衛、甚九郎、忠助、七郎兵衛、長三郎、善兵衛、治郎右衛門、治郎兵衛
だったら
享保 12年 山中一揆関係

118 名前:32 :2005/06/22(水) 12:38:34 ID:ZCrq+3Az0
>>108
全部聞いたわけでは無いですがそんな感じだと思います。
「キヘエ(喜兵衛?)サンエモン(三衛門?)・・・他にもいっぱいおる」
みたいな感じで聞いたので。
電話口で聞いた名前なので文字は間違ってるかも知れませんが
聞いたのは2名です。

山中一揆、ですか!
ありがとうございます。今調べてみます。

135 名前:32 :2005/06/22(水) 17:52:46 ID:Uw4lyhR60
Mから連絡ありました。
わかったことが3つありました

何件か神社を回ったのですが特にこれと行ったことはわからずじまい。
ただ、1件「○○さん(神社の名前)とこならわかろ〜が」と言われたのですが
そこは今日は不在でした。明日にでも改めるらしいです。
ただMは鉄の箱を持っていってたんですが、
これは持ち歩くようなものではないと言われたこと

2つ目は祠に享保という年代が出て来たので
その時期に何かあったのではと家の中を探したらしいのですが
享保12年にMの家の人が3人たてつずけ亡くなっているらしいのです。
仏壇の中に蛇腹の過去帳?(一家の享年を書いてるやつ)
があって、4才男、9才男、22才女とどなたもまだ若いんです


3つ目は>>108さんのおかげなんですが「山中一揆」調べました。
この一揆は享保11年には終わっているようですね。
処刑者の名前が出ているサイトがあったんでMに確認したんですが
祠の名前とほぼ一致しました。(もう読めない文字も多いですが

結論としては
祠は亡くなった3人の共同のお墓で、守ってくれるのを期待して
地元の英雄(一揆に参加した人)の名前を書いているのでは・・・
というとこに落ち着きました。
ともあれ、明日Mがその○○神社に行ってくるので
もう少しキチンとわかると思います。

136 名前:本当にあった怖い名無し :2005/06/22(水) 18:37:09 ID:Vn9KvPX80
>>135 32氏 乙です

その三人が何故亡くなったのか判ればいいんだけどな。

138 名前:32 :2005/06/22(水) 18:49:19 ID:Uw4lyhR60
>>136
享年しか出てないんで原因はわからないですね。
一揆で・・・とか思ったけど収まった翌年だし。
でも若さからいって病気か事故ですよね。


154 名前:本当にあった怖い名無し :2005/06/22(水) 19:37:17 ID:zujY3dBO0
>>32さん
祠はちゃんと管理されているんでしょうか?
Mさんがそういう立場だと思うんですが。

ちょっと心配。

158 名前:本当にあった怖い名無し :2005/06/22(水) 20:36:32 ID:we7uZBum0
>>135
ググってみました。

1726(享保11)年 7,8月の2ヶ月,少しも雨が降らぬという干害の年になる。
山中一揆が起こる。

享保11(1726)年11月12日夜,大庭郡河内村の大庄屋・中庄屋ら3人が,
西原(落合町西原)の米倉に納められていた年貢米のうち,自分たちの取り分(先納米か,
御用米の返済分)を勝手に持ち出そうとしたのが発端
色々あって、翌年3月の処刑で終焉のようですが、
干害の年の翌年は飢饉が起きがちですね。


その前後の年も天災が続いたためかなり悲惨な状態であったようです。


162 名前:32 :2005/06/22(水) 21:25:13 ID:QZpiMC8m0
>>154さん
もちろんまわりの掃除はしているらしいですが、
なにかを供えたりとか特別な管理はしていないようです。

>>158さん
今、ちょっと気になったんですがMの家は大きい庄屋だったんですね。
山中一揆、自分でも調べたつもりだったんですが
思い込みで「Mの祖先=一揆に参加した農民」の立場でずっと考えてました。
敵対する立場となったら祠の意味合いがちょっと変わってくるような・・・。

以前>135で
「祠は亡くなった3人の共同のお墓で、守ってくれるのを期待して
地元の英雄(一揆に参加した人)の名前を書いているのでは・・・ 」って
言ってしまったのは全然違うかもしれない

164 名前:本当にあった怖い名無し :2005/06/22(水) 22:02:23 ID:iGXsWstU0
>>162
むしろ一揆参加者の亡霊たちを鎮めていたのでは?

ふとした弾みでお目覚め。あー良く寝た。

索敵必殺!子孫を祟る!祟る!祟る!(現在進行形)

そして誰も(ry


166 名前:32 :2005/06/22(水) 22:41:22 ID:QZpiMC8m0
>>164
それなら子孫じゃない自分や妹に何も起こらなかったのは納得できます。
なんかMの調子もわるいらしいので、明日にでも僕も一緒に
(知ってるかもしれないっていう)神社に行ってこよう思います


182 名前:本当にあった怖い名無し :2005/06/23(木) 08:00:41 ID:rIyqVo0l0
>>32
件のM氏が大庄屋中庄屋の子孫であり、義民の名を彫り付けた祠を開いたとすれば
オカルト的な話だなあ。
あの近くだと、確か福山の神理教の人が霊能に長けてたはず。

183 名前:本当にあった怖い名無し :2005/06/23(木) 08:40:57 ID:hjadfKkC0
>>32
この中にその祠ある?
ttp://www.hanzaki.com/siseki/siseki1.htm

184 名前:32 :2005/06/23(木) 09:23:16 ID:MiAMipSp0
>>163>>182
ありがとうございます。
もし今日やっぱりわからないようならそちらへの相談も考えたいです。
>>183
すぐに探したんですがないようです。
史跡っぽいのではなく、個人の庭にあるレベルの祠なので。

今日は一日休み貰ったので、ではそろそろMと合流して○○神社に行って来ます。
Mのところまでは車で飛ばせば2時間ぐらいのところですので。
(昨日からMの具合がかなり悪いみたいなんですね・・・心配ですが。)






親戚の大叔母様がそれっぽい話してた
島根のハッカイは広島に移されて保管されていたけれど、
原爆により箱としての形はなくなったそうです





891 :886 :sage :2005/07/10(日) 03:42:26 (p)ID:kFaq3OkW0(2)
大叔母様は、戦前すみよしさんという神社で巫女さんしてたそうで、
神社の奥に昔島根の神社から移されてきたハッコウというものが
奉ってあったらしい。
その場所こは巫女さんでも近づけなかったそうで、その話題も禁止
されていたそうだ。
掃除のためたまたま近くにいくことがあって、なにか四角いもの
あって、それはうえから布をかぶせてあったか布にくるまれていて、
直接は見えなかったそうだ。
そのとき禰宜さんにものすごく怒られて、そっちのほうがとても怖かっ
たそうだ。

原爆で神社がなくなったのでハッコウがその後どうなったかは
わからないそうだ。たぶん原爆で神社と一緒になくなったのだろうと
大叔母様は原爆投下時たまたま大阪の叔父さんのところに来ていて
難を逃れたとのこと。

たしかハッカイではなくハッコウといってた気がするんだが、かなり
の年なのと話を聞いたのも10年ぐらい前だったので、うろ覚えです。
ここのスレ読んだら、でてきたハッカイと名前が似てるので
思い出しました。
ちがったらスマソ

五箱目より
102 名前:本当にあった怖い名無し :2005/07/16(土) 22:41:25 ID:XzzF0sH30
ええっとー、前に広島の住吉神社のハッカイの話が出てたけど、その話から推測するにAAは忌部氏でなく他の人だとオモタ。。。

各地を転々とし、広島で亡くなった人いたよね
どうだろうか?

ところで、隠岐騒動の主宰正弘氏、今現在の宮司さんの直系の子孫なの?
106 名前:30・・・でいいのか? :2005/07/17(日) 03:18:29 ID:cgGXcxYS0
>>102
住吉神社の本がいくつか図書館にあったから調べた。
戦前に広島にあった住吉系神社は全部で47個らしい。
ただ場所は参考図書『住吉大神御鎮座地・副島知一・昭8』が手に入りそうに無いから不明、
つまり本当に爆心地近辺に住吉系神社があったのかについてはわからないって事だな。
一応広島には住吉という住所があるんだが…住吉神社は近畿と福岡が2大勢力。
わざわざ地方にそんな重大なものを置くとは思えない希ガス

宮司はそうなんじゃね?裏づけもなんも取れてないけど苗字が一緒だしw
確か隠岐騒動以降もたまーに出てくる名前だから代々続いてる希ガス


似たような話が俺の田舎にもあるな…。
橋を作る時にやったって話だけど。


275 :272 :sage :2005/06/27(月) 00:07:30 (p)ID:/ro+Xqj20(7)
んー、俺はそんな詳しくは知らないんだけど…

俺の実家は本当に田舎の小さな寒村で、外との交流がものすごくしにくい地形なんだ。
そんで、そこは三つの地域にわかれてる。仮に山海川ってしとくけど。
山、海はある程度地形的に開けてる。でも、川はものすごく、子供の俺から見ても異様な場所なんだ。
一番入り組んだ奥のほうにあって、住人は他のふたつと同じくらいいるんだけど、俺が子供の頃
もう1980年代半ばでも、あんまりそこに入っちゃいけないって言われてた。
そんで、川は2005年の今でも9割以上の住人が同じ姓なんだ。
交流を持つなって言われてる割には、そんなド田舎には珍しいくらいに大きな家が多い。皆裕福だ。
実際、地域の中でも発言力がすごく強い。地域に未だに一本、ないと住人全員の生活が立ち行かなくなる橋も、川の一族が作ったらしい。
でも、海山の住人からはあまりよく思われてない。陰口みたいのを叩かれてる。

上のが前提って言うか、何ていうか背景。こんな話でいいかなあ。


276 :272 :sage :2005/06/27(月) 00:27:51 (p)ID:/ro+Xqj20(7)
以下は、俺の婆さんに聞いた話。

室町時代に俺の地元は開拓されたらしい。
本当に、よくこんな場所に村なんか作ろうと思ったもんだと思う。
21世紀の今でさえ、18まで育った俺でさえ、あんなところに人が住んでるとは俺には思えない。
実際最初はものすごく苦労したんだそうだ。土地は痩せてる、燃料にできるような木さえ生えてない。
何でそんなところを開墾しようと思ったかっていうと、どこかの土地を追われてきたらしいんだな。
で、どんなに頑張っても満足に人が住める土地にならない。
追われてきた身で、見つかればたちどころに住人全員が殺される。
でも、ある場所に橋さえ掛ければそれなりに生活できるようになる。
でも、技術者でも何でもない彼らに橋を作るのは難しい。当時の技術者でも、増してや今の建築家でもそこに橋を掛けるのは難しい。
そんな場所なんだ。今でも俺の地元にある橋の場所は。
それでも、彼らは橋をかけることに成功した。具体的に誰からその方法を教わったかは俺は聞いてない。
でも、方法はこんな感じだった。
まず、橋の踏み板の数だけの子供を用意する。必ず奇数。今はコンクリの橋になってるけど、当時は吊り橋だったらしい。
何枚かは知らない。でも、ちょっとした距離の橋だから1人や2人じゃないと思う。
それで、橋の両端になる場所に子供の数-1個の穴を掘る。そうしたら、そこに子供をひとりずつ埋める。
当時、村にそんなに子供がいたのかって皆思うと思う。俺もそう思った。
でも実際いたらしい。何でかっていうと、労働力云々より先に、先天性の障害児が村には多かったから。
入植者の中で中心になってた家族は、天皇家みたいに自分たちを「特別な一族」だと思ってたらしくて
近親婚しかしなかったらしい。だから、生まれる子供のほとんどが先天的に何らかの障害があった。
(続くよ)(ごめんね)


279 :272 :sage :2005/06/27(月) 00:42:56 (p)ID:/ro+Xqj20(7)
中心になってた家族(以下A)は自分の一族の子供を差し出すのは嫌がった。
でも、Bっていう一族が強固に話を進めて、労働力にもならない子供を使うのが一番いいってことで
結局、ほとんどの子供がAの家から差し出された。
穴に埋めた子供の上から土を被せて、その土の上からそれぞれ子供の歳の数だけ針を刺す。
それから、上に藁を被せて7日7晩火を絶やさないように火を焚き続ける。
この時、土をかけて針を刺して、藁に火をつけるのは最初に用意された子供の最後のひとり。
8日目の夜が明けると同時に、必ずその最後の子供は死んでしまうらしい。
小箱氏が書いてたのと同じように、内臓が腐って死ぬんだと。それで、実際その子供も死んだ。
その子供が死んだら、橋を作る。絶対に落ちない橋だ。実際、一度も落ちたことがないらしい。

それで、今に至る。A一族が今の川の一族の祖先。川の地域で、1割弱の違う苗字の一族がBの子孫。
川には今もこのふたつ以外の姓はない。このふたつの一族は、室町からこっちずっとお互いを監視しあってるらしい。
A一族とB一族は、二代に一度婚姻を結ぶって言う決まりがあるから、多分それは事実だ。
俺の村の他の家族だって、当時の入植者の子孫がほとんどだ。
これは俺の想像だけど、口では何かと色々言ってるけど、ほとんどの家がA一族B一族に何らかの形で金銭的な上納をしてると思う。
700年近くもそんな風習が続いてるのが、俺の地元だ。何かもう、絶対帰りたくない。
ちなみに、土の上に刺した針は半分ずつAとBの本家が持ってる。
もうひとつちなみに、これは本当にどうでもいい話かもしれないけど、川の集落では双子の出生率が7割超えてるんだよな…。

以上、しっちゃかめっちゃかですいませんでした。似た話でもなかったしな…_| ̄|○


284 :272 :sage :2005/06/27(月) 00:50:33 (p)ID:/ro+Xqj20(7)
あ、橋をかける方法ってのは幾つか聞いた手順を抜かしてあります。
つか俺これ話したのばれたらきっと殺されるwwwWwwWWwうはwwWwwWテラヤバスWwwW

285 :本当にあった怖い名無し :sage :2005/06/27(月) 00:51:48 (p)ID:kktCtWmq0(4)
その橋に名前あるの?

287 :272 :sage :2005/06/27(月) 00:53:15 (p)ID:/ro+Xqj20(7)
>285
あります。地図にもちゃんと書いてありますが、橋の名前は絶対に誰も口にしません。
ただ「川(その集落)の橋」と呼んでいます。

288 :本当にあった怖い名無し :sage話はおもしろかったが :2005/06/27(月) 01:08:31 (p)ID:7otjwU5d0(2)
呪とか神とか本気で信じてる人がいてびっくり

289 :272 :sage :2005/06/27(月) 01:13:19 (p)ID:/ro+Xqj20(7)

>288
俺の地元の話はあれです。
実際に人柱となった子供のおかげで橋が落ちない云々よりも
未だにその頃の本当かどうか分からない話で村の人間ほぼ全てが
ものすごい微妙なパワーバランスを保ち続けてるのが怖いのです。俺的には。

怖いので寝ます。皆おやすみなさい。

290 :本当にあった怖い名無し :sage :2005/06/27(月) 01:15:13 (p)ID:kktCtWmq0(4)
つり橋の両端に橋の踏み板の数だけ子供を埋める、か
踏み板1枚が25cmとして、1メートルに4枚必要として
10メートルでも40人だぜ
結構埋まってんな
先日、私が忘れていた奇妙な体験を友人から聞かされました。
もったいないので書き込ませていただきます。



誰でも小学生の頃は「秘密基地」を作ったことがあるかと思います。
私も友人二人と、小学校低学年の頃、近所の山の中に作りました。
その山は、私有地であるものの、持ち主は東京に住んでいたので
荒れ放題、竹林と、雑木林が混在している小さな山でした。

斜面を十メートルほど登ると、竹がパラパラ生えている平らな岩棚のような所があり、
そこからまた、頂上まで二十メートル位、雑木が生い茂る斜面になっていました。
「その岩棚の山肌に横穴を掘り、秘密基地にしよう」と言う事で
山の近所に住んでいるK君の家から、スコップやらシャベルやらを持ち出し、
学校が終わってから、休日に、とわいわい穴掘りを楽しんでいました。
穴自体が狭いので、一人が穴の奥で、残り二人は入り口を広くする係で交代しながら。

ある日、いつものように学校が終わってから基地に集合し、掘り始めました。
しばらくして、穴の奥にいたK君が何かを見つけました。
「なんだこれ?なんかあるぞ」
スコップで叩くと木に当たるようです、それでも木の根ではなく
板のようなモノに当たる音がします。
「見せて見せて」と交代し、それをみせて貰いました。赤い板でした。
もう一人のJ君に交代し、彼が丁寧に表面の土をスコップで削り取り、
コンコン叩くと、中は空洞になっているようです。
「これ箱じゃない?」
とk君

88 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/02/25(日) 15:28:45 ID:Y8uOqpIL0
大体20×20×20pのうすい赤色の箱。立方体。

今思うと、「凄く古い朱塗り」だったんではないかと。
釘が使われておらず、組まれている組木細工のようでした。
「何でこんなもんが土んなかに?」とは思ったモノの
その中身が気になるのは子供の特権。
スコップを、隙間にこじ入れ、無理矢理箱を壊しました。
中には、ほんのり黄色くなった和紙が入っていたらしいです。
(中身に関しては思い出せませんでした)
バラバラにして和紙もその辺に捨てた(らしい)

その後、何か因縁めいた事も起こらず、平凡に過ごしていたので、
すっかり忘れておりました。
オチもつかなくて申し訳ありませんが、奇妙な箱と言う事で。

97 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/02/25(日) 20:16:08 ID:Y8uOqpIL0
山の持ち主は東京。
山自体は静岡県の西部地方。
そこの元地主で田圃やら山やら土地もってるんですわ
んでそこの中の一つ。

ちなみにぶらくとかは微妙に離れた場所に幾つかありますけど。
まぁ山肌の中へ1メートル以上掘ったところにあったんで
何時の物かはさぱーりわかりませんな。

233: 2007/02/02 13:35:31 DUyw73/b0 [sage]
実家には蔵というか納戸というか、骨董品と季節物が乱雑に放り込まれた物置がある。


ねずみが足元を走っていったり蜘蛛の巣が張っていたりで、あまり長居をしたくない場所だ。

小学生の頃、祖父が座布団か何かを持ち出すと言うので手伝ったことがある。

その物置には階段があって、それまで2階には上がったことがなかった。
そもそも普段は鍵がかかっているので、その物置に入ったことも殆どなかった。
階段を登った先は窓があるおかげで思いのほか明るかったが、
見回してみると異様な雰囲気があった。
4畳半程度の空間の四方の壁には、10台程度の振り子時計と様々な家紋の入った木箱がかかっていた。
郵便受けくらいのサイズの漆塗りの箱が、7,8個くらいかかっていて、
その殆どは違う家紋が入っていた。
「爺ちゃん、この箱何がはいっとるの?」
指差して訊くと、祖父はこちらも見ずに目当てのものを探しながら言った。

「そら、昔のお侍さんの、……ほら、反対側持たんか」

「昔のお侍さんの何やねん」
荷物を運び出した後に尋ねたが、祖父は答えてはくれず、
「ちゃんと風呂場で足洗っとけよ」とだけ言って去って行った。

それ以来あそこに入るのがなんとなく嫌だ。
派生スレというらしいですが、いきなり前からの板からの続き書き出させていただきますね
じじーの知る箱の話です
いえ信玄と信長の話を出したのは、当時の飾り箱が上質なもの程、何重にも塗り重ねてつくるということを想像していただきたかったからでして
つまりその塗り重ねてある箱の内に、先のお話にありました血を塗り込めたり、何やら呪い事を書いた札を貼りましても、その箱を壊してみない限りはまったくわからないわけでして。




14 名前:じじー[] 投稿日:2007/02/26(月) 23:32:21 ID:deRWoT7A
じっさい、贈られた箱の中に、別に塗り込められていたわけではなくても、蓋をあけたら髪の毛が一筋、なんて、気味が悪いじゃぁありませんか
その後果たして使う気になりますでしょうか、そのハコを

15 名前:じじー[] 投稿日:2007/02/26(月) 23:45:05 ID:deRWoT7A
10さん、私なんかぎりぎり70代ですから、ハコつながりの話を少しづつでも、当時の様子を少しでも正確に伝えていければいいんじゃぁないでしょうか。

17 名前:じじー[] 投稿日:2007/02/27(火) 00:04:09 ID:deRWoT7A
もはや、私ぁ自分がどこにいるのかワカランです
ここ、オカルトではないですよね、はて、この広大な地図の中、いったいドコにとばされたのやら
まぁ、いいですろぅ、ハコの事、ゆっくりと語れますならば
誤字、脱字も少しは減り、多少は読みやすくなりますでしょう
18 名前:じじー[] 投稿日:2007/02/27(火) 00:20:59 ID:PfkddKtj
ここで話は少し変わりまして
一番はじめの小箱の話、また私が先に話しました、縁の下にある法則を持ちまして置いていく話ですが
実は私が追ってきましたハコの話とは、少し趣が違うものでございます
最初に、私が申し述べました箱といいますのは、貴人の方の子孫を絶やす事だと書きましたが
いったい、そんな方々の住まうところに、そう易々と入りこめるものでしょうか
小藩の主、庄屋階級の者でしたら縁の下に猫が子を産むことができましたろうが
ここで申し上げときますが、私は絶対に、小箱氏の話を疑うものではありません
ただ、その時代より先にその(あるいは後に)それが存在し、使われていたのなら実際どうなのか、という事を考えているのでございます。

19 名前:じじー[] 投稿日:2007/02/27(火) 00:37:56 ID:PfkddKtj
箱にはいろいろな役目がございますが、飾り箱とゆうものは、多くその主の奥方、御婦人に贈られるものが多いわけです(今でいいます御歳暮なども、食用油や洗剤など御婦人に喜ばれるものが圧倒的に多いわけですな、単に値段が安価であるからというだけではございません)
ちっとは知れた所の御家になりますれば、そういった贅沢な箱は、ときなは贈られたものでしょう
それは文を入れる箱であったりとか、鏡や櫛をいれるように作られたものもあるましょう
いずれ共通するものは、すべてその方の部屋に、その方の起居とともにありましたものでしょう。

20 名前:じじー[] 投稿日:2007/02/27(火) 00:55:48 ID:PfkddKtj
私が小箱氏の話を読みまして思いましたのは、小箱氏がのいう箱と、私が追ってきました箱は、そのルーツは同じではあったとしても、入り方はまったく逆なのではないでしょうか
方や古くからなにやら云われない差別を受けてきた人々の行き場のない怒り、悲しみ、怨み
私の追ってきたものは、なにやら、もっと政治的な臭いがします



なぜ箱が、こうも多く、歴史の曲がり角で脇役を演じるのか、それはまた次の機会にでも
では。

26 名前:じじー[] 投稿日:2007/02/27(火) 19:12:25 ID:PfkddKtj
少しだけ箱の話です
皆さん小説家、横溝正史氏の代表作のひとつである「八つ墓村」という作品を御存知でしょうを御存知でしょう
あの小説のモデルとなったのは、昭和13年、岡山県津山において一晩に30人が猟銃で撃ち殺された事件を下地にしておりますのはかなりの人の知るところでありますが
あまり知られてませんのは、実はもうひとつモデルがありまして
明治の時代、東京八王子と神奈川の県境、鑓水とゆうところで起きました事件です。
何でも、当時横浜から輸出します生糸を生産してましたその土地のある豪商が
夜中突如として発狂いたしまして、六人だか八人だったか、家族全員を鉈でで叩き殺してしまった凄惨な事件がありましたそうです。
やがて生糸で大いに栄えたその辺りも、絹の減産とともに次第と寂れていくのですが
この辺りは作家辺見じゅん氏が「呪われたシルクロード」という著作のなかで書いております、なぜ呪われた〜なのかという事だけではなく、当時のその辺りの歴史や風俗が非常に詳しくかかれておりますのでので、興味のある方はぜひ。

27 名前:じじー[] 投稿日:2007/02/27(火) 19:20:38 ID:PfkddKtj
ことりの、まとめサイトは全部ではありませんが、少しずつ読ませて頂いてます
ひょうたんの話はしりませんが、侍になりすました大蛇を瓢箪に針を詰め込んで池に流して退治するという民話を子供の頃聞いた記憶があります。

28 名前:じじー[] 投稿日:2007/02/27(火) 19:57:13 ID:PfkddKtj
私、その鑓水近辺に一時友人と住んでいたことがございましてね。
先の事件がありました辺りに、道了堂、と村の人々が呼んでます小さな御堂があったのでごさいますね。
先の絹の道を通って横浜に生糸を運ぶ為に当時は随分と通りが多かったそうで、そんな人々の道中安全を祈るために出来ましたそうで。
絹の道とは言いましても荷車一台通りますればほぼ一杯でございましょう、丘陵地の中ににあります如何にも淋しげな林道でごさいました

私が行きました当時でさえ、村の人が山鳥でも撃つのでしょう散弾銃の空薬夾が落ちていたり、カスミ網が仕掛けられていたこともあり、人のめったに入らない、そんな山の中にポツンとその御堂は朽ちてあったのでございます。
そんな寂しいところにも、お婆さんが堂守として、たった一人で住んでおりましたそうです。
私がそこに移りましたのが、昭和44年頃、すでにそれは4、5年前の事件として語られていましたから、昭和30年代の後半の事でしょう
その堂守のお婆さんが僅かなお賽銭のために強盗に殺されてしまいましたそうです、犯人は捕まらなかったと聞いています。

29 名前:じじー[] 投稿日:2007/02/27(火) 20:05:47 ID:PfkddKtj
余談になりますが、それ以来その老婆の幽霊が出るとか、出ないとかの話がこのオカルト板のとごかで見たと思いますし、東京でわりと有名な心霊スポットですから、どこぞで見かけた人も多いと思います
で、私共が住み始めてまもなくの事ですが、友人と二人で夜更けまで酒など飲みます内に、当時でも噂のあった、その道了堂にこれから肝試しにいこうじゃないか、という事になったんですね、四十を過ぎた大人が肝試しもないものですが。
妻子を東京の下町に残してほんとにいい気なものでした、今から考えますれば。

31 名前:じじー[] 投稿日:2007/02/27(火) 21:07:52 ID:PfkddKtj
10爺様、お心遣いありがとうございます
お言葉に甘えまして、ではさっそく

もう夜中の1時はとうに回っていたんじゃないでしょうか。
懐中電灯をぶら下げて、およそ40分くらいかけて0私共は入り口に立ちました
正面には長い石段が続いておりまして、上の方は漆黒の闇というやつです、月は出てなかったように記憶しております
脇に比較的大きな石碑がございまして、たしか絹の道、あと道了堂、と彫ってあったと思われます。
ここで懐中電灯を消しましたならば、まさに鼻を摘まれてもわからないんじゃないかと思います
だいいち懐中電灯も石段の四、五段ほどを照らすだけですから。先程の威勢はどこへやら、大きく生唾を飲み込んで私共はゆっくりと石段を登っていったのです。
石段を中程まで上りますと途中少し開けた所に出るのですが、そこが見えてきた辺りで隣の友人が、ビクリと足を止めました
視線を追ってみますと、そこに子供くらいの人が座っているじゃありませんか
二人とも、心臓が口からはじき出されるじゃないかという程に驚きまして、なんとも間の抜けた声と共に、危うく石段の中腹から、後ろに倒れそうになったものでございます。

32 名前:じじー[] 投稿日:2007/02/27(火) 21:39:32 ID:PfkddKtj
なんとか踏みとどまり、おそるおそる電灯を近づけていきますと、五、六体でしたろうか、苔むしたお地蔵さんが立っていたわけです
私達はほっと胸をなで下ろし、よくよく見てみますと、中程に立っております地蔵様の首が無い、足元を見ますとその足元にコロリと転がされておりました。
なんで首が落ちたものか、私達は益々気味が悪くなってきましたし、自分達の呼吸がすこぅし荒くなってきたような気がしました
現に友人はゼイゼイと荒い息をしてその場にうずくまってしまいましたから
改めて辺りを照らしてみるとお地蔵様の反対がはには石塔が建っており、真ん中の台座にはまたお地蔵様が座っておったのです
この話は子供の頃の思い出ではございません
私はすでに家庭を持ち、いい加減、物事の分別もつきました不惑と言われる歳のことでございます

35 名前:じじー[] 投稿日:2007/02/27(火) 22:52:25 ID:PfkddKtj
30分程も経ちましたでしょうか
ずっと友人はその場にうずくまっていました、私は隣で息の彼の整うのを待っていましたが、実はその間中、背後に控える闇が恐ろしくてなりませんでした
闇の中から何かが私達を見下ろしている
そんなところでしたろう
私共は引き返そうかとも考えたのですが、いえ、私達はその頃登山を趣味としていましたから、この場合山ならば絶対に撤退でしょう、二人とも鳩尾の辺りに不快な何かを抱えていましたから
けれども、それ以上に上に続く闇に背を向けるのが怖ろしく、この場所を面白半分に踏み散らかした代償を払うのは尚怖ろしく、その先にあるものを終いまで見届けようとさらに上に進む事にしたのでございます。

36 名前:じじー[] 投稿日:2007/02/27(火) 23:04:17 ID:PfkddKtj
懐中電灯のわずかな灯りで、そこの全てを照らし出すことは、できませんでしたが、それは確かにありました
どうりょうどう、それ程大きな御堂ではありませんでしたが、老婆が独り住まうには充分な広さでしたでしょう
明治のいつほどか、それは建てられ、それから五十年程の時を経て、今は住まう人もなくなりましたが、それは、まだ、ありました

37 名前:じじー[] 投稿日:2007/02/27(火) 23:10:48 ID:PfkddKtj
屋根はまだありました
けれども、戸板は全て内側に倒れ、土壁、だったと記憶しております、もだいぶん朽ちてはおりましたが
いまだ、それは、原型は留めておりましたろう
これまでも、ここから先も、二人ともほとんど無言です
その沈黙の内に過ぎた出来事でございます

38 名前:じじー[] 投稿日:2007/02/27(火) 23:18:07 ID:PfkddKtj
私達は、墓石を二つほど並べた踏み石の上に、堂の軒下に立ち中を眺め回しました
屋根こそまだ残っておりましたが、床板は所々破れており、歩く場所をうまく選ばなくては、床板を踏み抜き、私達は渇いた喉で、再び悲鳴をあげなくてはならなかったでしょう

39 名前:じじー[] 投稿日:2007/02/27(火) 23:30:19 ID:PfkddKtj
懐中電灯を、何度か堂内を上下、左右に走らせました
いろいろと、細々としたものがあったと記憶しておりましたが、私達の目を殊更に引きましたのは、私達から向かって右の奥、やや小振りな、おそらくは桐でできたものしょうが、一つ置かれた和箪笥でした
私達はそれまでの恐ろしさも忘れ、半ば引かれるようにソレに近付いていったのです

40 名前:じじー[] 投稿日:2007/02/27(火) 23:50:24 ID:PfkddKtj
手はすでにその引き出しの金具に掛けられておりました
友人のかざす灯りの下、私は金具に掛ける手に力を込めましたところ、湿気を吸っていたのでしょう、引き出しは思いの外固く、私の手は金具を外れ、私は思わず床に手を着きました
私はその時、どの程度の自覚があったのか、ふと顔を上げたその目の先に、その箱はありました

41 名前:じじー[] 投稿日:2007/02/28(水) 00:01:12 ID:r+tiYcq/
箪笥の置かれたさらにその奥、堂のほぼ真北にあたるその隅の床に、それは比較的キチンと置かれておりました
ずいぶんと埃をかぶり、粗末な色褪せた白木の箱でありました
私はしばらくの間、それをじっと眺めておりました
何か私の様子をおかしく思ったのでしょう、友人の声がなにやら聞こえました時には、私は箱を手にとり立っておりました

42 名前:じじー[] 投稿日:2007/02/28(水) 00:28:56 ID:r+tiYcq/
も少し続けさせていいですか
幅にして30センチに少し足りなく、奥は20センチに少し足りなく、高さはちょうど10センチくらいでしたと思います
小さな御札が幾枚か、ぺたぺたと貼られておりました
蓋と本体をつなぐ部分にも、印をするように、同じように、縦にも横にも貼られておりました
けれどもそれは既に破られてありましたんです

だれがその蓋を開けたのか、確かにはわかりませんが、老婆が殺された時から、その箱はそこにあり、あの事件、その犯人こそがそれを開けたのではないかという気がします
なにやら草書のような流れの文字で、漢字のような、梵字のような、今のように印刷とは少しちがうような、そんな文字であったと思います

44 名前:じじー[] 投稿日:2007/02/28(水) 00:40:11 ID:r+tiYcq/
私が蓋に手を掛けたときーわ友人は私の手首をつかみ、しきりにブルブルと首をふります
あなた方ならどうしましょうか


少し疲れましたがあと少し書かせて下さい

45 名前:じじー[] 投稿日:2007/02/28(水) 01:06:41 ID:r+tiYcq/
その絹の道をそのまま進めば、やがて国道16号に出、左に進めば横浜、そのまま直進、あるいは少し左に進めば城山城跡、滝田城跡、あるいは女子大学生の埋められていました雑木林、槍を洗った川はいまは無いとききますが。

46 名前:じじー[] 投稿日:2007/02/28(水) 01:29:31 ID:r+tiYcq/
箱はとても軽かったです、中で音もしませんでした
おそらく女性のものでしょう、髪毛が、箱いっぱいに、みっしりと詰まっておりました
パサパサに乾いており、私が短い間にも見たところ、ほとんどは、白髪混じり、手にとって長さを調べる余裕などなく、私は急いで蓋を閉め箪笥の上にそのまま箱を置きました
そしてほとんど反射的に、箪笥の引き出しを、グイと力を込めて引きましたのです
そこにありましたのは、やはり同じように、白髪まじりの干からびた髪毛でした
続けて二段目の引出のも開けてみましたが、そこに入っているものは、やはり同じものでした
こうなると、もはや気味の悪い段ではありません、すでに友人は外に出てゲェゲェやってます

あの長い石段をどうやって降りたのか
あの山道をどうやって麓まで降りたのか
私達の間にまったく言葉は交わされませんでした
ただ、その晩、というよりも明け方てまあったでしょう、床に就いた私共お互いが、ひどく魘されていたのを確認しあっております

47 名前:じじー[] 投稿日:2007/02/28(水) 01:41:30 ID:r+tiYcq/
翌日、昼近くに起き出した私達は、改めて昨夜の事を話し合いました
あの髪のことです
いろいろと意見を取り交わす内に、戦時中あの土地からも多く出征者を出し、息子、或いは夫の帰還を願って、母親、あるいは夫人が髪を奉納し、祈願したんだろう
そう、考え、また是非ともそうであって欲しいと願いっつつ、お互い言葉少なに時を過ごしておりました

48 名前:じじー[] 投稿日:2007/02/28(水) 01:47:43 ID:r+tiYcq/
そうこうしている内に、夕刻、大家である近隣のの農家から、私に呼び出しがありました、ゆっくり歩いても五分もかからないところですが、私は走って行きました、なんとなく、わかっていましたから、良くない知らせだろうと。
今日はこれで失礼させていただきます
では。

53 名前:じじー[] 投稿日:2007/02/28(水) 20:37:07 ID:r+tiYcq/
昨夜の続きです。
電話口に出ますと、はたして実家に残してきた家族からで、三つになる娘がたいへんな熱を出し、まさかとは思うがとにかく一度帰ってきてほしい、との事。
私は電話に出ていながらも、すでに口の中はカラカラに渇いておりました。

大家に礼を言い、外に出ました私は直ぐに下宿に戻りますと、友人に事の次第を話しますと、友人の顔色は目に見えて変わっていきましたが、私は、すぐに実家に帰る事を告げました。
殆ど手ぶらで、あるだけの現金だけを持ち、私はバス停へと急ぎましたが、部屋を出るときに、見送ってくれた友人の姿が、いやに頼りなげであったことに、少し後ろ髪を引かれるような気もしていたのですが。

54 名前:じじー[] 投稿日:2007/02/28(水) 21:09:48 ID:r+tiYcq/
夏の事でしたが、そろそろ木立の影も長くなってくる時刻でした
バス停まで急いで歩いて20分、当時その辺りのバスは20、30分間隔でした、うまい具合にバスに乗れたとして、一番近くの私鉄の駅までやはり30分近く掛かりました、そこから都心に出ますから、私が実家に辿り着いたのときには、人通りもほとんどありませんでした。
娘の寝かせられた部屋に行きますと、なるほど娘の頬はリンゴのようでして、顔を寄せた私に熱い息がかかります。
明け方からだそうで、その日は二度ほどひきつけたそうです。
往診に来た医者は一時、破傷風を疑ったそうですが、特に傷もありませんから、とにかく入院してよく調べることを勧めましたそうです。
しかし、何故か妻は、私が帰ってくるのに拘りまして、今晩だけは家で様子をみるという事になったそうです。

55 名前:じじー[] 投稿日:2007/03/01(木) 00:06:31 ID:cB/PB1zg
ともかくも、娘の顔を見まして、少しは落ち着きました私は、妻と、私と、それから父と(まだ存命してました、今の私と同じくらいの歳だったでしょう。)茶の間に顔を合わせ、一息つける時間を得たのでございます

けれども私は、やはり、今すぐにでも入院させることを主張しました、むしろこんな時に躊躇している妻を責める口調にもなっていましたろう
妻は言いました
いま、娘を他の所に移したならば、本当に、あの子は、二度と戻ってこないような気がして
そんなような意味の事を言いまして。
昨夜のことが頭から離れませんでしたから、私は、知らずの内にあの時のこと事を話しておりました

56 名前:じじー[] 投稿日:2007/03/01(木) 00:26:34 ID:cB/PB1zg
私の父は非常のにプライドの高い人で(生業は偉い方の鋏箱持ちをしておりました)、自分を床屋と呼ばれると、非常にイヤな顔をしましたが、私の話を一通り聞き終えましたその時は
床屋の倅が、一々髪の毛なんぞでオタオタしててどうするえ、まったくフてぇ髪の毛だ
そんな感じで一喝されまして
私は、こんな場合にも関わらず、一瞬、吹き出しそうになりましが、それは、ほんとに一瞬のことで、妻の目も、父の顔もみれずに、娘の寝かされている隣の襖に再び釘づけとなりました

57 名前:じじー[] 投稿日:2007/03/01(木) 00:43:41 ID:cB/PB1zg
それから、父は外出用の上着を羽織ると、どこやら外に出ていきました
妻はといえば、時折襖の隙間から覗く息子、娘より五つ上の兄、を寝かしつけにいきました
一人茶の間にポツンと残された私は、昨夜、どこで引き返せば良かったのか、一人想像していました

58 名前:じじー[] 投稿日:2007/03/01(木) 01:02:05 ID:cB/PB1zg
20分程して父は帰ってまいりました
玄関で迎えた父の隣には、縮んだ父よりは、さらに一回り小さな婆様が立っておりました
婆様が抱えている朱色の風呂敷包みがやけに目についたのを、今でもよくおぼえています
婆様は父とともに、娘の部屋に入りますと、娘の顔を一瞥し、さらに隣の部屋に入っていきました
婆様が、その部屋から再び出てきましたときは、何やら神社の巫女のような服に着替えておりました
ただ、私が知る巫女様とちがうのは、上は確かに白でしたが、下の袴が赤ではなく、紫色で、なるほど歳により袴もそれに合わせるか、などと勝手なことを思っておりました

59 名前:じじー[] 投稿日:2007/03/01(木) 01:10:52 ID:cB/PB1zg
父が刃物を扱う商売でしたから、鋏供養などそれにまつわる神事などには多少は慣れておりましたが、その後私が見ましたものは、それらとは違う
まことに不思議な晩でした

61 名前:じじー[] 投稿日:2007/03/01(木) 20:11:11 ID:cB/PB1zg
こんなじじーの愚にもつかない長話に付き合っていただき、ありがとうございます

62 名前:じじー[] 投稿日:2007/03/01(木) 20:29:09 ID:cB/PB1zg
昨夜の続きです
婆様は玄関脇の小部屋に入りまして、再び私達の前に現れましたときは白い袷にに袴をつけまして、いわゆる巫女の装束です
ただ普通神社で見かける巫女様と少し違いますのは、袴が赤ではなく紫でした
そして胸の前には、やはり元は紫だったのでしょう、色の褪せた巾着を抱いておりました。
それから娘の寝ている部屋に入りますと、娘の枕元、真上にちょこんと座ったのでございます。
私と妻も続いて中に入ろうとしますと、父は無言で手で遮り、ここに座っていろと示しもので、私と妻は仕方なく敷居の手前で並んで座り、これから何が始まるのか見守ることにしたのでございます。
64 名前:じじー[] 投稿日:2007/03/02(金) 18:45:39 ID:1Ajkzm/h
すいません、昨夜も寝てしまいました
続きです
こんな場合に、なにを馬鹿げたことをと私も思いはしましたが、どうせ私達には朝まで何もできることがありませんから。
いよいよの時は、私が担いで病院まで走るまでと。
婆様はそして何やらぶつぶつと祝詞のようなものを唱え始めました、が、それは神社の神主さんのように、朗々ととなえるのではなく、なにや誰に聞かせているのかもわからない、低く、畳の上を這うようなものでした
五分ほどでしたろうか、その呟きともつかないお唱えはやがて糸をひくように消えていきますと、少しの間をおいて
次に娘の口元に自分の口を寄せて、コショコショと二言ほど何かを囁くと、そのままの姿勢で、スッスッとやはり二度ほど息を吸い込みました
そして、体を起こすと先程から持っていた巾着の中にに自分の息を吐き出していく
それが終わるとまた、さきほどのお唱えを始める
あとはもうその一連の繰り返しでした。

65 名前:じじー[] 投稿日:2007/03/02(金) 19:19:02 ID:1Ajkzm/h
そんな事を二時間近くも繰り返したでしょうか
気が付くともう0時をまわっておりました
それから婆様は私の顔を覗きこむようにして、私の耳の辺りに手を伸ばしたかと思うとこんどはそれを私の顔に近付けてみせました。
彼女の指先に摘まれていたのは、昨夜、あの箱や引き出しに詰め込まれていた、一筋の白髪混じりの髪の毛でした
お腹の底からゾッとしました、背中が寒くなり肌が泡立ちました
ソレは、あそこから私の実家までツいてきたのですから。

婆様はその髪の毛も手に持った巾着にいれると、また来たときに着ていた着物に着替え、父と一緒に夜中の街に出て行きました。

それから、私と妻はその晩ずっと娘の枕元に座っておりましたが、時間が経つごとに顔色が良くなってくるのがわかりました。
翌朝、往診にきた医者も、入院の必要なしと言ってくれましたし、昼には兄に本を読んでもらっていましたから、もう安心です。

66 名前:じじー[] 投稿日:2007/03/02(金) 19:47:09 ID:1Ajkzm/h
あのおがみ屋の老婆のことですが、父によりますと、なんでも東北の出だそうで、いったいあの辺りには、土地の者以外は絶対に見ることはならない
しかも女性だけしか入れない宗教でしょうか、団体がいくつかあるのだそうで、後年なにかで読みましたが、それは平成の今でもあるそうです。
彼女はそこで13の歳からずっと修行をしてまして、五十を過ぎてから、何かの折りに東京に出てきたんだそうでございます。
私の家を出るとき、彼女は御札を二枚くれました、とげぬき地蔵にあるような、小さな紙の御札です、私と友人に飲むようにと。
私の話はざっとこんなところです。
長いこと付き合っていただき、ありがとうございました。
ではまた。

68 名前:じじー[sage] 投稿日:2007/03/02(金) 21:02:47 ID:1Ajkzm/h
多分東北の宗教だそうですから、それが正式な服装だったんじゃないでしょうか祈祷をするときの
青森のイタコなんかでもあんな感じですよね、まぁあそこは高地ですけとど
一見、白かったですけど着古したかんじで、寒暖で着ていた訳じゃないと思いますよ
たしかに私も、父の郷里に行った時には、ちょっとした若殿気分でございます
ですが、川と(これはやがて鬼怒川に通じる比較的に大きな川です)山を隔てた隣の村は、そこは現代の地図でも関東ではなく、北陸に当たるでしょう



47 名前:じじー[] 投稿日:2007/02/23(金) 00:27:28 ID:cTt2MA8oO
海でもなく、山でもなく、また米のとれる盆地でもなく、父の郷里にくらべれば、ずいぶんと貧しかった村だったそうです
これは、当の亡くなった祖父の話を父が聞いたものだそうです
お互いに通うのはたしかに行き来が大変な隣の村ですが、やはり支配は同じですから定期的に通い合います

49 名前:じじー[] 投稿日:2007/02/23(金) 00:51:18 ID:cTt2MA8oO
その日は、私の祖父側から隣の村に出向いてあれこれと取り決めを為す日でした、当然1日では終わりませんからその晩ははその家に泊まることになります
夜中、祖父がカワヤに立ったとき、当時のトイレは外にありますから、とうぜん居間、カマチをといおるわけですが
そこに、囲炉裏をかこんで六人ほど子供が座っている
たしかに全員なりは子供なんですが、みな大人のような口をきき、更によくみてみれば、どの子も、どの子も、指とか、耳とか、それぞれどこかしらが欠けていたそうです
祖父は無口で、静かな人でしたが、なかなかに豪胆な人だったようで、何をしているのか、早く帰りなさい
そんな意味のようなことを言ったそうですが
そのとたん、その子たちは煙りのように、スと消えたそうです
じっさいは物凄く怖ろしかったそうです
その村はかなり昔から、子盗りのことが、ずいぶんとあったそうですから

50 名前:じじー[] 投稿日:2007/02/23(金) 01:00:21 ID:cTt2MA8oO
サラサラで黄色い鼻水はたぶん花粉症から鼻をかみすぎて化膿したのではないかと
私も電車の中で二回ほど、気付かずに垂らしてたことがあります
なんか、ミネラルウォーターのコマーシャルみたいにほんとうにサラサラと
やずや、やずや

51 名前:じじー[] 投稿日:2007/02/23(金) 01:26:58 ID:cTt2MA8oO
その村では、じっさい、当時の言葉でいうならば、神隠し、天狗にさらわれた
そんなことがあったそうづす
おそらくは川が村と村とを隔てる境界線であったのでしょうが
その川の向こう岸、たぶを下からは登れない急峻場所に幾つかの赤い前掛けをしたお地蔵様がありましたから
父は、この川は意外と早くてて早いから、お地蔵さんが守っている、
まったくその通りだと思いますが、かなり大人になってから、私は随分と不自然なことだともおもいましたが、も少し話をいそがしてもらいます
とにかく、隣の村ではよく子供がいなくなったのでございます

52 名前:じじー[] 投稿日:2007/02/23(金) 02:02:39 ID:cTt2MA8oO
話はがらりとかわります
先日、件の(あの予言をしてすぐに死んでしまうという妖怪です)ミイラを科学する、って番組がNHKでやっていましたが、御覧になったかたも多いと思います
過去には民法でもカッパのミイラとか人魚の剥製とかのレントゲン写真とかかまありましたが、いずれも猿とか馬だとかの体を縫い合わせた、ある意味、キメラ、でございますね

63 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/02/23(金) 20:24:44 ID:cTt2MA8oO
すいません、昨夜は逝き倒れのように寝てしまいました…
昨夜の続きです
ああいった見せ物を作るのことに巧みなのは当時焼き物でも評価の高かった中国だったそうで
これから私が書くことは、誘拐の多い昨今、また倫理的にも非常に差し障りがあるので、なるべく簡略に書かせて頂きます。
当時神隠しにあった子供はいろんな運命を辿ったのでしょうが、こうした不幸にあった子供たちの中のそう少なくはない数、大陸に売られたと聞きます。
恐ろしい事ですが、本来はそうした剥製などは人間の体と動物の体を組合せてつくるのだそうです
非常に嫌な話ですが、例えば人魚などを作る場合には、どちらの体も全てを使う訳ではありませんから。
使わなかった部分はどうしたのでしょう
あの箱が大陸を経由して、こちらに渡ってきたのなら、その本来は壷のような気もします
あちらには、そうした呪術的なことにはよく使われますから
そしてことりばこの名はとゆうのは、子の命をとる、というよりも、子盗り婆りと同じく子盗り
余所から盗ってきた子供が使われだし箱、そんな気もします、まぁどちらも結果はおなじですが。

64 名前:じじー[] 投稿日:2007/02/23(金) 20:35:39 ID:cTt2MA8oO
あっ、名前書くの忘れた
まあ、私が、父の郷里で出会った事が、こうした不思議に興味をもつきっかけでしてね
確かに怖いことは怖かったのですが、それ以上に可哀想になってしまいましてね、その幽霊が
あんな大きな家に何十年、いやひょっとすると何百年かもしれない、遊び相手を探してねぇ
不思議な事にそれから私は夜にトイレに一人で行けるようになったとさ。どっとおはらい。

67 名前:じじー[] 投稿日:2007/02/23(金) 23:43:31 ID:cTt2MA8oO
あとは私がズラズラと書き込んでいくより、本来の掲示板形式にもどした方が良いかと思います
毎日読ませていただきますから、時間の許す限り、また、私の答えられることはなるべく書き込ませていただきますから
じっさい、長いですよ、私の話は
読み直してみて改めて赤面します、あまりのマズサに、ちゃんと下書きすればよかったです
反省大大
84 名前:じしー[] 投稿日:2007/02/25(日) 02:19:45 ID:ZlW9WQkLO
あの、私、昭和二年の生まれで、まだぎりぎり七十代なんですけど
皆さん、随分と旧い時代かと思いましょうけれど、私が某家電メーカー退職しました頃はまだVTRの出始めでしたが、すでにその先、映像のデジタル化の話は決まってましたから
いまのデジタル業界、あれはアメリカ、NASAの退職者が創った者がかなりありますから
私は、そうした方達とお付き合いさせていただきましたから、パソコンとか携帯とかは、そう難しいものではありませんし、実際、持ってましたから、その頃は、大きくて重いですけどね、携帯電話

箱のはなしですよね
私の父、当時の床屋の副業といいますと、大抵はさしもの、箱や引き出しをつくっておりました。
たいていは、浅草の仲店に飾る箱でしたが、中にはいったい何を入れるのやら、随分とおかしな注文もあったそうです

86 名前:じしー[] 投稿日:2007/02/25(日) 05:08:24 ID:ZlW9WQkLO
箱の話です
なにやら、ハコといいますと、何かを入れるものとばかりに思われましょうけれども、本来は送るものなのですよ。
箱ではないですが、昔、ある方が鏡を送られ、その細工がとても綺麗でしたから、それを愛用してましたが、日をついで体がすぐれなくなってくる
心配した家の者がとうとう鏡をしらべましたところ、その鏡の裏側に、髪の毛が一筋塗り込められていたそうでございますから御用心
では

92 名前:じしー[] 投稿日:2007/02/25(日) 17:32:48 ID:ZlW9WQkLO
その秘密基地をつくったとゆう山、持ち主の方が東京という事ですが、その山自体はどこにあったのでしょう

93 名前:じしー[] 投稿日:2007/02/25(日) 17:40:47 ID:ZlW9WQkLO
で、箱の話です
まず箱の角を少し削ってみてください
何重に塗りあわされておりましょうか。

98 名前:じしー[] 投稿日:2007/02/25(日) 20:42:14 ID:ZlW9WQkLO
そうですか
私の幼年時代の出来事と非常によく似てましたもので
もっとも、私の場合、ハコがでるどころか、掘ってる最中に友人が一人埋まってしまい死にかけましたが
掘り出したときは口中を土で一杯にしてまして
今となっては懐かしい思い出です

99 名前:じしー[] 投稿日:2007/02/25(日) 20:53:09 ID:ZlW9WQkLO

中でも貴人に送られる箱とゆうのはまず白木で箱ををつくりまして(釘とか金物はは一切使いません)、その上に目止め(非常に細かい泥を水に溶いたもの)を塗りまして、その上に漆を塗るわけです
その漆が乾きましたら、さらに漆を塗り重ねていき、最後に貝や金粉などで飾りまして、膠などで固定するわけです

100 名前:じじー[] 投稿日:2007/02/25(日) 21:21:55 ID:ZlW9WQkLO
戦国時代、織田信長が武田信玄に送りましたものの中にハコがありまして(このばあい、婦人に送りますただの箱でございます)
試しに信玄、小刀で角を削ってみましたところ、非常に丁寧に漆が塗り重ねておりまして
それをもちまして、一応は、信玄、信長の誠意を信じたといいますから、箱というものがどのようなものかを知る一端にもなりましょう

102 名前:じじー[] 投稿日:2007/02/25(日) 21:33:28 ID:ZlW9WQkLO
イッポーとかチッポーなどと名前が付けられているのは、ここにきて初めて知ったことでございます

箱を造って渡してしまえば、それは、その方のもの、なんと呼ぼうと所持者の御自由に
こんばんわ。
コトリ箱と直接関係はないんですが、ちょっとだけ小耳に挟んだことが
あるので、書き込ませていただきます。
祖母は広島の神社の娘だったらしいのですが(場所は聞いてない、もうないらしい)
昭和の頭くらいまで、しばしばお払いを頼みに来る人がいたそうです。
持ち込まれるものは人形や石などいろいろあったそうですが、その中でも
特に厄介だったものは「刀」と「箱」だったんだそうです。
で、刀は男性に、箱は女性と子供に祟りやすいんだそうな。
どうしてかと聞いたら、刀は「男根」を、箱は「子宮」を意味しているから
なんだそうです。

コトリ箱の話を聞いてちょっとだけこれを思い出しました。
今度祖母に会ったらもう少し詳しく聞いてみます。
それじゃぁ・・・書くね・・・。

俺は甲信越地方のど田舎の出身。雪が深く積もる地域だ。
育った村は非常に閉鎖的でよそ者を受け付けない様な土地で。
偶像崇拝って言うのかな・・・?
聞いた事も無いような神様を奉っている独特の宗教があったり。
よそ者には絶対に見せない祭りの儀式があったりする。
まぁ・・・もう俺ら家族は東京で暮らしていて村とは絶縁状態だから
暴露って言うか・・・書いてしまうけど・・・
大麻や阿片の様な幻覚作用のある薬物を燻してトランス状態を作り出す
儀式を毎年行なっていた・・・。

一回切ります。タイピングが遅くて申し訳無い。




150 名前:143[sage] 投稿日:2007/02/26(月) 22:32:48 ID:YNTmtHWN0
これは地主の家の長男で俺の幼馴染から聞いた話なんだが
そのトランス祭りってのは昔、荒神様?に捧げる生贄の胎児を
臨月の母親から取り出す(引きずり出す)ための儀式の名残で
村に古くからある神社には当時の儀式の模様が克明に記録された
絵巻物が奉納されているとの事だった

>>148
部落です。
俺の父親は外国人の宣教師でボランティアでその土地に赴任していました。
俺は5歳位から16歳までをその村で過ごしました
いわゆるハーフってヤツになるんですが年寄りからは鬼の子だとか言われ
石を投げられたり、ほとんど村八分で受け入れてもらえる事は
無かったです・・・・。

すいませんトイレに行きたいので一度切ります

151 名前:143[sage] 投稿日:2007/02/26(月) 22:44:24 ID:YNTmtHWN0
ここから箱が登場します。
その古い神社には普段は無人で村の人間が当番で掃除をしたり
供物を備えたりして管理していました。
村の悪ガキだった俺たちはその好奇心から絵巻物がどうしても見たいと
夜中の神社に忍び込む事にした。
甲信越地方では有名なコメリと言うホームセンターでマグライト等
侵入グッズを失敬して子供なりに綿密な計画を立てて侵入を心みました。
あれは確か8月の満月の夜だったと思います。
友人3人と俺を合わせた4人で夜中の3時過ぎに神社へ忍び込みました。
幼馴染が一度、絵巻物を見た際保管場所を覚えていたので
絵巻物は難なく見つかり他にも何か無いか?と巻物が保管されていた
祭壇下をごそごそと漁ってみると・・・。
箱が出てきました、四方を黒いガッチリとした鉄の金具で補強されていて
木の地肌はかなり濃いめの茶色だったと思います
船箪笥を思い出して頂けると雰囲気は伝わると思います。


152 名前:143[sage] 投稿日:2007/02/26(月) 22:51:49 ID:YNTmtHWN0
続きです。
箱を引っ張り出してみると大きさはA4サイズ位の大きさの長方形の箱でした。
振って見ると中からカサカサと乾いた音がしました。
取り合えず絵巻物を見ようと巻物を広げマグライトで照らしました
そこにはかなりリアルなへその緒が付いたままの胎児の描写や
狂った様に踊る男達の姿が描かれていました・・・・。
そして徐々に巻物を広げて行くとさっき引っ張り出した箱そっくりな箱に
胎児を無理やり押し込む男の姿が描かれていました
胎児は頭を潰されは箱からへその緒や折れ曲がった足が飛び出し
見るも無残な状態でした。
気分が悪くなった俺は目をそらしたんですが視線の先には例の箱が・・・

154 名前:143[sage] 投稿日:2007/02/26(月) 23:02:38 ID:YNTmtHWN0
続きです

箱が視界に入った途端に8月で気温30度近い室内だと言うのに
寒気が走り一気に鳥肌が立ったのを覚えています。
そして俺たちは互いに顔を見合わせ一斉に箱から距離を置きました
口々に「ヤバイって絶対ヤバイ!!」「誰が元に戻すんだよ!!」と
全員完全にビビッてしまいました
俺たちが揉めていると箱からカサカサ×2と音が聞こえ
全員が「ギャァァァァァーーーーーーーーーーーーーー!!」と悲鳴を
上げふすまをブチ破って逃げ出しました・・・・・。
自転車に飛び乗り俺の家へ全員で非難して恐怖に震えながら
朝まで起きていました。
日が昇ると安堵感からか全員寝てしまい、目が覚めたのは夕方近くでした。
恐怖感も収まり、現実を見ると家屋侵入に器物破損
昨晩の恐怖よりも警察のお世話になる方が不安になり現場の神社へ
行って見る事にしました。


155 名前:143[sage] 投稿日:2007/02/26(月) 23:12:35 ID:YNTmtHWN0
続きです

不思議な事に神社はブチ破られているはずのふすまも綺麗に治され
何事も無かったかの様に元の状態に戻されていました
他の村人から問い詰められる事も無く何のお咎めもありませんでした
そして10年以上の時間が経ちすっかり箱の事も村の事も忘れていたんですが
先日幼馴染から連絡があり・・・・例の箱が開いたと・・・
人為的に開けられたのか自然に開いたのかは不明だが
現在吸収合併され市に昇格したその地域では流産や死産
生まれても何かしら先天性の傷害を持った子供が多く生まれ
年寄り連中は荒神の祟りだと騒いでいると言う
友人は近親婚で血が濃くなり現在に至っているんでは無いか??
できるならあの箱が原因だとは思いたく無いと言っていた
元村人の中には新たな生贄を何て危ない事を口にする人間もいるらしい
その幼馴染は去年結婚して奥さんは現在妊娠中と言うことで
かなり不安を抱えナーバスになっているようだった

長文、乱文でごめんね
コレが俺の箱の話です。

156 名前:143[sage] 投稿日:2007/02/26(月) 23:14:18 ID:YNTmtHWN0
>>153
巻物の描写では肌が青白くグッタリしていたから
死ぬのでは無いかと推測する

157 名前:143[sage] 投稿日:2007/02/26(月) 23:26:16 ID:YNTmtHWN0
そこで聞きたいんだが
箱の呪いを回避する方法とかって今まで出てきていますか?
過去スレを見ても明確な回避方法などは出てきていない様なので・・・
比較的時間は自由になる立場なので近いうちに
幼馴染の友人が心配なので一度村に戻って見ようと思っています。
そこで知恵を貸して頂きたいと思って登場しました。

158 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/02/26(月) 23:30:36 ID:9vdERkfUO
>>156
母胎が死ぬって事は、助ける必要がないって事なんかな
母胎を神聖視する宗教なら、胎児を生贄にしても母体は生かす気がする

いわゆるコトリバコってよりも、前の、子供をばらして乗せる皿とかに近い気がする
箱に入れる目的も違うっぽいし
あと、踊る時に麻薬使うの?

159 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/02/26(月) 23:36:26 ID:LpPqIivL0
>>143
部落って被差別部落?
そのあたりだと普通の集落の意味で部落を使うところも多いけれど。
聞いちゃ悪いのかもしれないけど、「金」か「木」が地名に付いてたりする?

160 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/02/26(月) 23:46:05 ID:YNrl/nl/0
>>143
友達思いなのはわかるが、万引きはいかんぞ。


161 名前:143[sage] 投稿日:2007/02/26(月) 23:47:39 ID:YNTmtHWN0
>>158
そこら辺はわからん・・・・
踊る時ってかこの村の年寄りは大麻を日常的に使用してたと思う
山行けば普通に生えてるし・・・
タバコ代わりみたいな感じだよ
儀式の時はお炊き上げみたいに大量の煙に巻かれて
完全トランスするみたい田舎のレイブパーティーみたいもんだよ多分

>>159
うん被差別部落
地名には「木」が付いてた

162 名前:143[sage] 投稿日:2007/02/26(月) 23:49:08 ID:YNTmtHWN0
>>160
今は反省している

183 名前:143[] 投稿日:2007/02/27(火) 11:21:35 ID:BXKo37VnO
すまん寝落ちしてしまった
今日また友人から連絡があったので
仕事が終わってから書きます
大体22時頃です

184 名前:143[] 投稿日:2007/02/27(火) 14:58:56 ID:BXKo37VnO
昼休みなので携帯から失礼。
今日の連絡の内容を書きます。
余りに不安になった友人は地主で有る親父を問い詰めたそうな
話を切り出し10数年前の神社侵入の件を告白したんだが
親父さんはすでに知っていて「お前の嫁さんは土地の外からきたから話す必要は無いと思った」と言われたそうな
箱の正体については「あれは件箱(コウベバコと読むらしい)と言われるもんで
納められる赤子も特別なんだ、この世に生まれちゃなんねぇ赤子だ
その赤子が生まれて口を開く前に箱に納めるのが
昔からの習わしだ、どう言う基準で生まれちゃなんねぇ赤子を決めるのかは
ワシにもわかんねぇ、ワシ等が子供の頃までは3年に一度儀式が行われ
供えられる赤子と母親を決めるのはかなり昔に鬼籍に入っちまった神職だ」
との事

185 名前:143[] 投稿日:2007/02/27(火) 15:12:33 ID:BXKo37VnO
続き

「箱の役割ってのは村に害なす人間を廃除する事、
もう一つは神職の予言の道具として使われた
この地域は昔からの天災が絶えず川が氾濫して多くの犠牲者が出ていた
何度工事して祓い鎮め様が効き目は無く
昔は氾濫が起きる時期を予言して非難していた
箱は新しければ新しいほど強い力を持っていていつ頃から
儀式が始まったのかは定かでは無いが明治の頃までは毎年、箱が作られていた
今回、何故箱が開いたのかは不明だが、あの箱は一番最後に作られた物
他にも箱は存在するが多分一番強い力を持っている
近頃、この地域の妊婦を襲う不幸は箱が関係していると見て間違い無い
お前の嫁さんはこの土地の人間では無いから心配無いが
このままでは間違いなく新たな箱を作ろうとする人間が出てくる
箱を作る儀式は人道的に許される物では無い
何かしら手を打つ必要が有る」との事だそうな

186 名前:143[] 投稿日:2007/02/27(火) 15:15:18 ID:BXKo37VnO
今日、友人から聞いた話の内容はこんな感じです
やはり土地に根付いた呪いの様です
それでは又、夜に参上します。

197 名前:143[] 投稿日:2007/02/27(火) 21:40:19 ID:BXKo37VnO
こんばんは143です
仕事の打ち合わせが長引くに長引いて
今電車で帰宅中です。
1時ほど電車の中なんで続報を書いて行こうと思います
頂いたレスに関しては帰宅次第、パソコンからまとめてレスします。

続き
友人は臨月の嫁さんを
実家の栃木へ返す事にしたそうです
土地の人間では無くてもやはり不安らしく安心してお産させるためとの事です

箱の件に関しては
開いた箱の中身について聞くのを忘れていたので
レスを頂いた存在する箱の数と一緒に聞いてみました

198 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/02/27(火) 21:50:31 ID:BXKo37VnO
まず箱の中身について
明らかに人の物と思われる手の平にちょこんと乗る
位の一部陥没した頭蓋骨と
白骨した骨がバラバラの状態で入っていたそうです
バラバラのため全体の大きさは良くわからないとの事だったが
頭蓋骨の大きさから未熟児を想像したそうだ
後はミイラ化した肉片らしき固まりや粉末が納められていたらしい
さらに恐ろしい事に箱の中には墨でお経らしい
漢字の羅列が印されていた
それだけなら良かったのだが箱の内側には爪で引っ掻いた様な
傷が四方に見受けられた

200 名前:143[] 投稿日:2007/02/27(火) 22:01:50 ID:BXKo37VnO
名前忘れてた

続き

そして一番不思議だったのが箱の開き方
四方を固めた金具を外して開けたり
木の蓋をブッ壊して開いたのなら理解できるが
四方固めた金具はガッチリはまった状態で
内側からぶち破った穴が直径12〜13センチの穴が開いていたそうだ
内側から外へ向けて木の繊維がささくれていたり
木片が箱の周囲に散乱していた
箱の中には木片が見当たらなかったので
中から破られたのは間違いなさそうとの事

201 名前:143[] 投稿日:2007/02/27(火) 22:12:59 ID:BXKo37VnO
そして存在する箱の数なんだけど
現在では問題の箱を含めて集落内に全部で
8個が現存しているらしいとの事
問題の箱とは見るからに明らかに違っていて
米だわらの様にギッチリ縄を巻かれ
お札を貼られた状態で
神棚に安置されているとの事だった
保管している家は集落内の古くからの有力者だとの事
箱の事件があってからは
地主である友人の父親を含め
箱を保管している有力者達が集まり
夜な夜な対策を話し合っている様子だとの事

202 名前:143[sage] 投稿日:2007/02/27(火) 22:18:00 ID:BXKo37VnO
とりあえず一旦ここまでです。
後15分位で家に到着するので
後はまとめて書きます

169 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/02/27(火) 02:01:50 ID:mAjZyrJf0
呪いを回避する方法は分からんし、呪いがあるかどうかも分からんが、
妊婦さんがストレスを感じているのはよくないと思う。
出産までの間実家に帰るとか引っ越してみるとか、ちょっと村から離れてみたら?
呪いを信じてない人達と生活するのがとりあえずは良い方法なんじゃないかと。
近所の人に「新たな生贄を・・・」なんて言われたらそりゃナーバスになるわ。
>>169
俺もプチナーバス。

176 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/02/27(火) 07:04:18 ID:ZMxKVZJl0
>143氏
友だちいるんなら村八分なんて簡単に言うなよ
で、そんな大麻大好きなじーさん達は合併とかしたらかなりヤベーと思うんだが
お咎めなしか?
随分心の広い役所なんだな
そんなステキな場所があれば大麻好きなヤツなら知ってそーだけどな
てゆーかおまえらがキマってたんじゃねーかw

>>176
まぁそうだね・・・友達がいたのは救いだ・・・。
でもさ石投げられたら村八分気分じゃん?
大麻については暗黙の了解って言うか・・・なぁ・・・
正直、警察との癒着で治外法権みたいなトコもあったし
集落にはその土地出身の駐在さん一人だけだったしね・・・
俺らもドンキマりで騒いでた事もあったけど侵入時はシラフだ


178 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/02/27(火) 07:54:05 ID:HyBH96Yp0
コメリって北陸地域だけじゃね?

179 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/02/27(火) 08:14:24 ID:zv0tdX1Y0
東北にもあるよ?

180 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/02/27(火) 08:33:19 ID:8YDpAl64O
北関東にもある

181 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/02/27(火) 09:21:56 ID:HyBH96Yp0
うはっ知らなかったw

>>178-181
日本海側じゃ当たり前だよなぁ・・・
ニワトリマークがナツカシス・・・


164 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/02/26(月) 23:55:11 ID:auEt5YfN0
>>143氏
その箱は呪いの道具じゃないな。
むしろその逆。村に繁栄をもたらすためのもの。
中に入れたご神体が何かはわからんが、胎児の命、母親の無念、
村人たちの狂気と引き換えに村に祝福を与える。
が、空けられて中身が出たとなるとちとヤバイ。
内に溜め込まれた負のエネルギーが見境なく弱者に祟る。
その対象は、箱の性質からいって女子供。特に胎児か。

残念だが呪いの回避法はない。
でも時がたてば自然と収まる。果報は寝て待て。いらんことするな。
こういうのは歴史の闇に鎮めるのが一番。

182 名前:164[sage] 投稿日:2007/02/27(火) 10:29:54 ID:8+Bxp3RV0
>>143氏
ごめん、呪いの回避方あったわ。単純すぎて出てこんかった。
とりあえずその土地を離れろ。で、その土地のモンとしばらく連絡を絶て。
もう遅いかもしれんが、土地に憑いた呪いを回避するのはこれが一番。

友人のお子さんの無事を祈る。

>>182
ありがとう参考になりました

187 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/02/27(火) 15:15:34 ID:9G6AtucTO
そういや箱は何個あるんだ?
毎回燃やしてんのかな


>>187
現存数は8個です。
処分の方法については全て女が行い
女の血を与えて、女が火を放つらしいです
次はこの処分の方法について書きます

188 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/02/27(火) 15:17:41 ID:9G6AtucTO
未来を予見するから件の箱ってか

>>188
人牛の「くだん」と関係が有るのかは不明です
189 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/02/27(火) 15:17:47 ID:Q2+Lg7NB0
明治のころまでは毎年、それ以降も3年に一度なら
話が本当だとしたらものすごい数が作られてるね


>>189
全部で何個製造されたかは不明です
190 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/02/27(火) 18:00:34 ID:qnFjO7GO0
くだんとこうべって何か関係あるかな?
音からは、こうべ=首かと思ったけど。


>>190
その集落には○首と書いて○○こうべと読む地名の場所があります
箱の件に関係が有るかは不明です





207 名前:143[sage] 投稿日:2007/02/27(火) 23:21:55 ID:K7KMvRHc0

191 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/02/27(火) 19:48:30 ID:8HFtT+XM0
妊婦が襲われる事件が多発しているの?やばくない?

>>191
直接襲われてはいません
ですが不幸が起こっているのは確かです
しかしこの先何が起こっても不思議じゃ無い感じがします
はっきり言って怖いです・・・。


194 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/02/27(火) 20:21:37 ID:fK2WXtMyO
ことりばこ作ろうと思えば、産婦人科で材料が大体揃うよね?

195 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/02/27(火) 20:24:19 ID:9G6AtucTO
確かに下ろした胎児で作れるな


>>194>>195
中絶の胎児では恨みの念が足りないのでは?と推測します
胎児が箱を作る上でのただの材料とは思えませんので
揃えれば良いと言う訳では無いのでは?
199 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/02/27(火) 21:58:37 ID:9G6AtucTO
テレビで見るような未熟児は、爪はおろか引っ掻く力もないように感じたが……
まさか範馬の血が流れてるわけでもあるまいし


>>199
俺もそう思います
でも普通はそうで有ってもこの異常な状態を考えると
何でも有りなんじゃねぇか?とも思います
範馬の血で作られた箱なんて・・・世界が吹っ飛びかねませんな・・・w

203 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/02/27(火) 22:31:52 ID:fK2WXtMyO
赤子が変異して、切り鬼みたいなのが入ってるんだろうな。

鬼だから件ってつけたのかもね

>>203
件と鬼の表記についてはわかりません



208 名前:143[] 投稿日:2007/02/27(火) 23:33:51 ID:K7KMvRHc0
続いて製造された箱の処分の方法です。

箱を保管している家の人間は箱の中身と血縁に有るとの事でした
そして製造され一定期間使用された箱は血縁の女によって
一晩抱かれ、女の血を与え、女によって火をくべられるとの事。
この血縁の女も若くて出産直前の女に限られるらしい
血を与える意味はわからないけど母乳と血液は成分が似ていると言うのを
聞いた事がある、この辺が関係するのか?と推測してみる
そして燃え尽きた箱の灰は壷やカメに収めて滝つぼに沈めて
処分の儀式は終わるらしい


209 名前:143[sage] 投稿日:2007/02/27(火) 23:35:52 ID:K7KMvRHc0
すまん他のスレに遊びに行っててsage忘れた・・・orz

取り合えず今日友人から聞き出せた情報はここまで
携帯の通話代金が心配です・・・。
又、情報が入り次第報告します。

214 名前:143[sage] 投稿日:2007/02/28(水) 00:30:54 ID:WZacDiMT0
212 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/02/28(水) 00:13:49 ID:q2W/sr5n0
>>143氏はハーフということなんだがダルビッシュ似なのか?ウェンツの片割れ似なのか?ゴールデンハーフのエバ似なのか?
頼む、答えてくれ。


>>212
昔はマジでカワユくて親戚のオネェちゃんやオバちゃんに
「ジャニーズ入れれば??」とよく言われたもんだが・・・
今じゃ何処からどう見ても竹内力か力也・・・orz
時間の経過って残酷やね・・・鬱

217 名前:143[sage] 投稿日:2007/02/28(水) 01:40:56 ID:WZacDiMT0
215 名前:212[sage] 投稿日:2007/02/28(水) 01:14:22 ID:WFYKXB8y0
>>143
充分かっこいいじゃん。羨まし。

その内部から破れた箱は143氏が約10年前に見つけた箱と
同一のものなのだろうか?
それとも143氏がご存知ないだけで
それまでに内部も箱も代えられたものなのか?

その箱が納められている神社は
何系の神社かおわかりになりますか?
解れば、箱の呪い?を鎮めるヒントになると
思うのだが。

スレには関係ないのだが、そのような排他的な地区で他宗教の宣教師として、
しかも異国の方が耐え忍んだ
ご苦労は凄まじいものだったでしょうね。


>>215
まぁ俺のスペックはどうでも良いよ

箱の件に関しては多分、俺たちが見たものだと思う
友人の話からするとその後10年以上
神社で異変があったり、妊婦に何かあったりは無かった様だから
箱も中身も入れ替わって無いと思われ

神社については友人に連絡を入れて調べさせてみるよ
その前に神社にも種類が有るんか?

>ご苦労は凄まじいものだったでしょうね。
いや・・・オヤジ自体は日本語良くワカランのでのん気なもんだったよ
お袋も正確がラテン系と言うか・・・なぁ・・・
お袋はフリーで出版関係の仕事してて月の内20日は
東京に出稼ぎに行ってたし
正直、一番大変だったのは「俺」!!



219 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/02/28(水) 01:49:19 ID:WZacDiMT0

>>215
ちょうどメール来たから聞いてみた神社は鹿島神社ってのらしい
今日も箱の持ち主達が集まって話し合いが有り今さっき解散した様だよ
どうにもオヤジさんの様子がおかしと・・・連絡が有りました・・・・


220 名前:143[sage] 投稿日:2007/02/28(水) 01:52:12 ID:WZacDiMT0
>>219は俺ね
すまん・・・又名前忘れてsage忘れた・・・orz
218 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/02/28(水) 01:48:13 ID:caSgp+2nO
種類ってか、奉る神の違いだろ

>>218
ほう・・・奉る神の違いで種類が違うんか??
例えるならカトリックとプロテスタントみたいなもんか??


221 名前:143[sage] 投稿日:2007/02/28(水) 01:55:05 ID:WZacDiMT0
いま聞き忘れてた箱から出てきた白骨の処理をどうしたのか
メールで聞いてる最中です。
普通警察に届けるよねぇ・・・?

225 名前:143[sage] 投稿日:2007/02/28(水) 02:26:54 ID:WZacDiMT0

224 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/02/28(水) 02:23:44 ID:PvSe3La+0
>>143氏
その神社には刀は奉納されていました?


>>224
白鞘って言うんだっけ?木製の鞘に入った刀が奉られてた記憶は有る
その地方は昔から刀匠が有名で刃物も有名な場所。


226 名前:143[sage] 投稿日:2007/02/28(水) 02:28:35 ID:WZacDiMT0
メール返ってこねぇや、寝ちゃったかね??
報告は明日になりそうだ
俺もそろそろ寝る。おやすみ〜。

258 名前:143[] 投稿日:2007/02/28(水) 22:33:16 ID:WZacDiMT0
メールチェックしたら箱の画像きてた
集落の戦前の古い資料から出てきたらしい俺らが見たのもこんなのだ
ごめんな〜俺に文章力が無いのか・・・
これで終わりにするんでゆるして

257 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/02/28(水) 22:21:15 ID:JySszQxt0
>>143氏
現存する箱は8個で、7個は
中身の胎児と血縁関係のある家が
今も管理しているとのことですが、
問題の箱の中身と血が繋がった人間が
村にいないということ?


>>257
そう言う事だと思う。
無縁になってしまったんで神社に保管されていたと推測できる。


265 名前:143[sage] 投稿日:2007/02/28(水) 22:51:37 ID:WZacDiMT0
オヤジの話
家に到着してリビングに入ると頭を抱えたオヤジがいた
「オイ、ハゲ」と声をかけた、こちらを見た親父は本当に顔色が悪い
「ババァが心配してんだろ?何があったんだよ」
オヤジは俺の顔を見て「お前、箱の件について何処までしってんだ?」
「今回の件箱やコトリ箱は人間が扱ってどうにかなるモンじゃない」
「神の持ち物に手を出した人間がどうなるか・・・ジーザス」

今回オヤジの話し口調で書くと大変なんで普通に書きます。


266 名前:143[sage] 投稿日:2007/02/28(水) 23:01:39 ID:WZacDiMT0
262 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/02/28(水) 22:46:42 ID:01N/IIhx0
日本の坊さんは良くカブに乗ってるが
アメリカの牧師さんはハーレー乗りこなすんかw

>>262
お国柄だろ?アメリカには現在ハーレーの関係する
バイクメーカー(ビュエールとか)しか存在せんし
国産バイクはハーレーのみだもの

そんで続き

「太古の昔から文明が栄え滅んで行く時には箱が存在する」
「アークと呼ばれたりパンドラと呼ばれる事もある」
「威力は作った人間、材料によって異なるが場合によっては人一人死ぬだけでは
話はすまない・・・人類の存亡にかかわる・・・・」
「今回の箱にはそこまでの力は無いと思うが・・・今回調べてみてそんな箱が
現代に存在しているなんて・・・これは歴史の闇に葬りさるべきだ!!」
「いいか、もう二度と箱に関わるな!!」「忘れろ、いいな。二度と口にしちゃダメだ!!」
「村の箱の件に関してもしかる機関がすでに動いてるはずだ」
「係わり合いになるなら幾らお前でも命の保障はできない!!」

朝「マッテーイロ、コトリバーコ、オソルルー二タラーズ!」と吠えてた
オヤジが今じゃすっかりこれですよ・・・。



267 名前:143[sage] 投稿日:2007/02/28(水) 23:05:53 ID:WZacDiMT0
そして俺の疑問・・・。
しかる機関って何?コンバットな坊さんの集団か?
そして文明に関わる箱?
しかし今回の件箱やコトリ箱の呪いで文明を滅亡させるだけの力が有るんだろうか?
日本滅ぶべしってのが前にあったが・・・

う〜んますます気になるでは無いか・・・
関わるな言われても・・・もう関わっちゃってるし・・・


272 名前:143[] 投稿日:2007/02/28(水) 23:50:43 ID:WZacDiMT0

>>268
まぁとにかく箱がヤバイって事でしょ?
269 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/02/28(水) 23:32:03 ID:Oe5jApbB0
水を差すようで悪いが、
悪魔払いの儀式は、ある特定の宗派に限られてる、
って聞いたことがあるんだけど…

キリスト教徒でもないし、現在どうなってるかも知らないし、
その上うろ覚えだから責任もてないけどね。

ま、父上がその宗派だったら議論の余地は無いんですが。


>>269
ローマ・カトリック
270 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/02/28(水) 23:38:41 ID:wMl75K1eO
>>269
悪魔払いで有名なのはカトリックね。

ちなみにイギリス国教会は悪魔払いはやってないよ。

つーかコトリバコって悪魔なのか?
悪魔というより神に近いような。

>>270
悪魔も神も紙一重じゃね?

273 名前:143[sage] 投稿日:2007/02/28(水) 23:53:48 ID:WZacDiMT0
すまんサゲわすれた


271 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/02/28(水) 23:47:46 ID:9Xq3VKM3O
>>269そーなんだ。
で、143の父ちゃんは、何派なの?

>>271
ローマ・カトリックだよ
宗教に関しては俺は無神論者だし教会に住んでた(自宅が教会)けど
親に強要されなかったからミサにもほとんど出たことがありません!!w

275 名前:143[sage] 投稿日:2007/03/01(木) 00:06:33 ID:OGB9tayr0
274 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/03/01(木) 00:00:48 ID:9Xq3VKM3O
>>270プロテスタントには、エクソシスト居ないんだ。でも過去にイギリス国内で悪魔払いした記録が在ったような気が?
・・・気のせいか?


>>274
ウチのブルース・ウィルスみたいな親父でもできるんだから
牧師ならみんなある程度は出来るんじゃね?

278 名前:143[sage] 投稿日:2007/03/01(木) 00:13:04 ID:OGB9tayr0
神父はカトリックで神父がプロテスタントだっけ?
本人どっちでも良いみたいよ、年寄りはみんな牧師言うな
俺も神父って言うと結婚式みたいだから牧師の方が好きだ

280 名前:143[sage] 投稿日:2007/03/01(木) 00:18:50 ID:OGB9tayr0

>>278
何やってんだ俺・・・orz

279 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/03/01(木) 00:16:30 ID:GIEytvW00
横レスだが、カソリックが神父、プロテスタントが牧師。

見分け方としては儀式や形式を重視するのがカソリック
あんまり形式ばらないのがプロテスタント

とするのが一番簡単かな

>>279
そうそれだw



284 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/03/01(木) 00:42:56 ID:YtdykdsQ0
143氏は以前、箱の中身は荒神様への
イケニエの為の胎児とおっしゃってたと
思うのだが、そうだとすると
箱は荒神様の怒り?祟り?を鎮めるものであって
地域の人々を祟ったりするものではないのでは?

で、今地域の妊婦に不幸がつづいている事件は
荒神様の祟りなんじゃないのかな?
となると、牧師ライダーが戦う相手は
荒神様なんじゃないの?
285 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/03/01(木) 00:47:35 ID:WcgFpmjX0
どうもバチカンは早合点してしまったようだな
箱+呪いで似たようなのピックアップしただけなのか?
例に出されたのも西洋の物だけだし
あんましあてにならんのかもな

286 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/03/01(木) 01:15:51 ID:j4Y15ClWO
>>285
そこでキリシタン村の開かずの櫃ですよ


進展になるのか知らんが、一応報告しとく。

熊本の天草諸島から来ている大学の友人がいるんだが、
小さいころ、近所の寺に正方形の箱が祭られていたそうだ。
「絶対に触るな」って言われたらしい。
でも火事で箱が無くなったんだってさ。
このスレ見せたらこう話してた。

昔、島に住んでいた人間は迫害されていたとか言うし、
もしかしたらと思ったんで。
20 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/02/21(水) 22:41:04 ID:2PV9RBAI0
んー。熊本って、このスレに関係あんの?

物部箱
http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/occult/1164185477/

21 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/02/21(水) 23:26:34 ID:ORizC0fm0
>>20
友に聞いてみたけど、わからないってさ。
「正方形の箱があった」ってことだけで、
名前も知らないって言っていた。
期待してたらごめんね。


305 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/03/01(木) 17:53:50 ID:9U52411PO
まとめサイトとか一通り見たけどうちの地域にも似た話しがあるよ。
地元でもほとんど知られて無い話しだけど…まぁ、随分前からタブーになっているんだろうね、俺も詳しくは知らんし。
うちは九州の一地方の島、詳しい場所は勘弁してもらいたいけど…江戸時代の初期に大きな乱のあった場所。
うちの地域は島だったこともあって本土からの迫害…年貢がありえないくらい大きくて…そう、人として扱われて無かったんだ。
その大きな乱も大抵の人は宗教が原因だと思っているみたいだけど(俺らでさえも学校でそう習った)実際は年貢だとかが原因だったんだ。
当然うちの島にも部落はあった。
島全体が本土から迫害されている中の部落…想像できるだろうか?
悲しい事に人って自分達が迫害されていても自分達よりも弱い存在を迫害する事は辞めれないんだよね…。


307 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/03/01(木) 18:05:25 ID:9U52411PO
ああ、ちなみにうちの島今は一切部落差別は無いよ。
過去あれだけの事があったのに今現在は一切無い。
こう言っては何だけど‘不自然’な程無い。
その理由が‘ハコ’らしい。


309 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/03/01(木) 18:22:07 ID:9U52411PO
ちなみにマジで詳しい話は知らないから。
ただガキの頃近所の爺ちゃんがハコがどうのこうの言ってた。
本当にガキの頃だったし特に興味も無かったからほとんど覚えていない。
ただ覚えているのが 部落
ハコ
鬼がどうのこうの
……こんな感じの言葉だけ。
ハコの意味なんて知らなかったしそれがなんなのかも知らなかった。
たまたまコトリバコの話を知って、当時聞いたハコってのがもしかして……って。
なんか日本語変だね俺W
すまん、言いたい事が上手く文章にできん。
ハコとコトリバコ…もしかしたら一切関係無いかもしれん。
あの爺ちゃんは既に他界してるから改めて聞こうにも聞けない。他の人に聞いても知らない…ってしか言わんし。
ハコ、鬼、部落…ってキーワードが頭に残っていたからもしかしてって思ってね。
…やっぱり日本語変だorz
とりあえず調べてみるよ、スレ汚れすまんかった。

310 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/03/01(木) 18:41:07 ID:9U52411PO
すまん。さっきの話
>>19
に書いてあるのと関係あるかもしれん。
今気づいた。
ぶっちゃけ天草。

311 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/03/01(木) 20:17:12 ID:SQf1Yz/+0
>>310
キリスト(隠れも含めて)教徒の多い地域での「鬼」って、どういうイメージなの?
悪魔的なのか、日本とか中国みたいな鬼なのか。
313 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/03/01(木) 21:04:36 ID:9U52411PO
>>311
それはその当時って意味?それなら分からない。
今現在の天草なら…多分あなたがイメージする鬼と違いは無いと思う。
特別キリスト教徒が多い訳でもないし。
当時としてもキリシタンは多くはなかった。
島原の乱にしても首謀者達がキリシタンだった…ってだけだしキリスト教的な悪魔って事は無いと思う。
それに部落には神など居なかった。

314 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/03/01(木) 21:34:59 ID:9U52411PO
ごめん。調べるの中止する。
考えがおよばなかった…ちょっと考えれば分かる事だった。
すまん。
恐い。
315 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/03/01(木) 23:01:41 ID:SQf1Yz/+0
>>313
書き方悪かったね、ごめん。
そう、今現在のって事。

>それに部落には神など居なかった。
質問ばっかりで悪いけどこれどういう意味?
316 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/03/01(木) 23:49:06 ID:9U52411PO
>>315
ごめん、調べたら前提から間違っていたみたい。
書いた時は部落にはキリシタンが居なかった…って意味で書いたんだけど本当はキリシタン居たみたい。
間違ってた。
それに近所の爺ちゃんが言っていた部落も同和の部落って意味では無くてただの集落を意味する言葉かもしれない。
とにかくもう止めとく。
触らぬ神に祟り無し。
ハコ以前にうちの地域に眠る怨念は桁外れだよ…。
鈴木さんとこにお参り行くよ…。


318 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/03/02(金) 00:34:35 ID:DoBrjY3bO
急に心境の変化があったのはなぜ?
何かを思い出したの?
それとも、ラップが起きたとか

325 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/03/02(金) 02:58:39 ID:Ohy4VWdPO
>>318
俺は元天草の人間だが天草はシャレにならんよ。
長崎の原城に立てこもったのが有名な島原の乱だがそれに至るまでの戦場はほとんど天草だった訳だ。
それこそ川が血で染まるってのが大袈裟で無いくらいのな。
殺戮された島民の怨念はそれこそ幕府を滅ぼしかねないくらい大きかっただろう。
しかしどの様な手段を使ったかは知らんが幕府はそれらの怨念を封じ込めた訳だ、完璧にね。
わざわざ天草を幕府の天領にしたくらいだからかなり大掛かりな事が行われたのだと思う。
そのおかげか今の天草に乱関連の心霊スポットは存在しない。さて、その怨念は今何処に封じ込められているのか?
>>316は気づいんだろうよ。自分が調べようとしているものがコトリバコよりも遥かに恐ろしいものだって事にね。
そして果てしなくスレ違いになるだろうって事に。
鈴木さんって鈴木神社かな?たしかに詣るには相応しい場所かもな。
天草は良い所だよ。空気は美味いし料理も美味い。
一度は行ってみると良いよ。

331 名前:ちょっと通りますよ[sage] 投稿日:2007/03/02(金) 13:24:43 ID:Nkq6tFC50
小六まで区熊本市内で育ちました。両親ともに熊本出身です。
天草のイメージは、海がとても奇麗だったことと真珠です。
全体的に少し過疎ってた?記憶がありますが、それも20年前の話だし、現在はもっと人口も増えてる?
とにかく上の方の書き込み読んで、怨念とかそういった事が意外に思えたので…。
鈴木様が命を賭して護ってらっしゃるのですかね?鈴木様の血が(神社が)結界になってくれているとか。

箱違いだけれど、私のお祖母ちゃんが「子守り箱」という話を昔してくれました。




昔産辱で母親が死んだ子供の為につくられた箱で、
なんでも小さな木箱に母親の遺体の一部を入れてつくるとか、
その箱は七つになるまで怪我や病気から子供を守るそうです。
そして子供が七つになったら、子供の手で
火をつけて燃やし灰を川へ流すそうです。
私のお祖母ちゃんのお祖父ちゃん(私のひいひいお祖父ちゃん)が
実際に持っていたそうです。
後、箱がある間は父親は再婚してはいけないそうです。
何故だかは教えてもらえませんでしたが、
きっと父親か継母に何かが起きるのでしょうね。
しかし、何故七つまでなのでしょう?
きりが良い所で十までとか干支にあわせて十二まで
ではいけないのでしょうか?


316 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/10/24(水) 18:25:20 ID:UlDjX/wY0
>>315
昔は男女7歳にして席を同じゅうせずとかこの子の7つのお祝いに、七五三もそうだな
7という歳をある区切りと考えていたからだよ。

317 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/10/24(水) 18:25:52 ID:UlDjX/wY0
ああそれと母親の7回忌とかも区切りとして関係してるのかもね。

318 名前:315[sage] 投稿日:2007/10/24(水) 21:16:30 ID:SEIEpK4yO
>>316-317
なるほど区切りですか。そう言われると昔からよく七で区切られてますね。
指摘されるまですっかり忘れてましたが。
なら神社や寺でおたきあげや供養をせずに子供が自分で燃やすのも、
何かの区切りの意味になるのでしょうか?
例えば親離れとか?


進展になるのか知らんが、一応報告しとく。

熊本の天草諸島から来ている大学の友人がいるんだが、
小さいころ、近所の寺に正方形の箱が祭られていたそうだ。
「絶対に触るな」って言われたらしい。
でも火事で箱が無くなったんだってさ。
このスレ見せたらこう話してた。

昔、島に住んでいた人間は迫害されていたとか言うし、
もしかしたらと思ったんで。
20 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/02/21(水) 22:41:04 ID:2PV9RBAI0
んー。熊本って、このスレに関係あんの?

物部箱
http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/occult/1164185477/

21 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/02/21(水) 23:26:34 ID:ORizC0fm0
>>20
友に聞いてみたけど、わからないってさ。
「正方形の箱があった」ってことだけで、
名前も知らないって言っていた。
期待してたらごめんね。


305 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/03/01(木) 17:53:50 ID:9U52411PO
まとめサイトとか一通り見たけどうちの地域にも似た話しがあるよ。
地元でもほとんど知られて無い話しだけど…まぁ、随分前からタブーになっているんだろうね、俺も詳しくは知らんし。
うちは九州の一地方の島、詳しい場所は勘弁してもらいたいけど…江戸時代の初期に大きな乱のあった場所。
うちの地域は島だったこともあって本土からの迫害…年貢がありえないくらい大きくて…そう、人として扱われて無かったんだ。
その大きな乱も大抵の人は宗教が原因だと思っているみたいだけど(俺らでさえも学校でそう習った)実際は年貢だとかが原因だったんだ。
当然うちの島にも部落はあった。
島全体が本土から迫害されている中の部落…想像できるだろうか?
悲しい事に人って自分達が迫害されていても自分達よりも弱い存在を迫害する事は辞めれないんだよね…。


307 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/03/01(木) 18:05:25 ID:9U52411PO
ああ、ちなみにうちの島今は一切部落差別は無いよ。
過去あれだけの事があったのに今現在は一切無い。
こう言っては何だけど‘不自然’な程無い。
その理由が‘ハコ’らしい。


309 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/03/01(木) 18:22:07 ID:9U52411PO
ちなみにマジで詳しい話は知らないから。
ただガキの頃近所の爺ちゃんがハコがどうのこうの言ってた。
本当にガキの頃だったし特に興味も無かったからほとんど覚えていない。
ただ覚えているのが 部落
ハコ
鬼がどうのこうの
……こんな感じの言葉だけ。
ハコの意味なんて知らなかったしそれがなんなのかも知らなかった。
たまたまコトリバコの話を知って、当時聞いたハコってのがもしかして……って。
なんか日本語変だね俺W
すまん、言いたい事が上手く文章にできん。
ハコとコトリバコ…もしかしたら一切関係無いかもしれん。
あの爺ちゃんは既に他界してるから改めて聞こうにも聞けない。他の人に聞いても知らない…ってしか言わんし。
ハコ、鬼、部落…ってキーワードが頭に残っていたからもしかしてって思ってね。
…やっぱり日本語変だorz
とりあえず調べてみるよ、スレ汚れすまんかった。

310 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/03/01(木) 18:41:07 ID:9U52411PO
すまん。さっきの話
>>19
に書いてあるのと関係あるかもしれん。
今気づいた。
ぶっちゃけ天草。

311 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/03/01(木) 20:17:12 ID:SQf1Yz/+0
>>310
キリスト(隠れも含めて)教徒の多い地域での「鬼」って、どういうイメージなの?
悪魔的なのか、日本とか中国みたいな鬼なのか。
313 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/03/01(木) 21:04:36 ID:9U52411PO
>>311
それはその当時って意味?それなら分からない。
今現在の天草なら…多分あなたがイメージする鬼と違いは無いと思う。
特別キリスト教徒が多い訳でもないし。
当時としてもキリシタンは多くはなかった。
島原の乱にしても首謀者達がキリシタンだった…ってだけだしキリスト教的な悪魔って事は無いと思う。
それに部落には神など居なかった。

314 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/03/01(木) 21:34:59 ID:9U52411PO
ごめん。調べるの中止する。
考えがおよばなかった…ちょっと考えれば分かる事だった。
すまん。
恐い。
315 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/03/01(木) 23:01:41 ID:SQf1Yz/+0
>>313
書き方悪かったね、ごめん。
そう、今現在のって事。

>それに部落には神など居なかった。
質問ばっかりで悪いけどこれどういう意味?
316 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/03/01(木) 23:49:06 ID:9U52411PO
>>315
ごめん、調べたら前提から間違っていたみたい。
書いた時は部落にはキリシタンが居なかった…って意味で書いたんだけど本当はキリシタン居たみたい。
間違ってた。
それに近所の爺ちゃんが言っていた部落も同和の部落って意味では無くてただの集落を意味する言葉かもしれない。
とにかくもう止めとく。
触らぬ神に祟り無し。
ハコ以前にうちの地域に眠る怨念は桁外れだよ…。
鈴木さんとこにお参り行くよ…。


318 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/03/02(金) 00:34:35 ID:DoBrjY3bO
急に心境の変化があったのはなぜ?
何かを思い出したの?
それとも、ラップが起きたとか

325 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/03/02(金) 02:58:39 ID:Ohy4VWdPO
>>318
俺は元天草の人間だが天草はシャレにならんよ。
長崎の原城に立てこもったのが有名な島原の乱だがそれに至るまでの戦場はほとんど天草だった訳だ。
それこそ川が血で染まるってのが大袈裟で無いくらいのな。
殺戮された島民の怨念はそれこそ幕府を滅ぼしかねないくらい大きかっただろう。
しかしどの様な手段を使ったかは知らんが幕府はそれらの怨念を封じ込めた訳だ、完璧にね。
わざわざ天草を幕府の天領にしたくらいだからかなり大掛かりな事が行われたのだと思う。
そのおかげか今の天草に乱関連の心霊スポットは存在しない。さて、その怨念は今何処に封じ込められているのか?
>>316は気づいんだろうよ。自分が調べようとしているものがコトリバコよりも遥かに恐ろしいものだって事にね。
そして果てしなくスレ違いになるだろうって事に。
鈴木さんって鈴木神社かな?たしかに詣るには相応しい場所かもな。
天草は良い所だよ。空気は美味いし料理も美味い。
一度は行ってみると良いよ。

331 名前:ちょっと通りますよ[sage] 投稿日:2007/03/02(金) 13:24:43 ID:Nkq6tFC50
小六まで区熊本市内で育ちました。両親ともに熊本出身です。
天草のイメージは、海がとても奇麗だったことと真珠です。
全体的に少し過疎ってた?記憶がありますが、それも20年前の話だし、現在はもっと人口も増えてる?
とにかく上の方の書き込み読んで、怨念とかそういった事が意外に思えたので…。
鈴木様が命を賭して護ってらっしゃるのですかね?鈴木様の血が(神社が)結界になってくれているとか。

俺の曾ジイちゃんなんやけど戦前から戦後にかけてな
関西で極道やっとったんよ


子供の頃、曾ジイの家に行くと神棚の所に手の平大の
正方形の箱が奉ってあったのを
このスレ見て思い出してん
ほんで一昨日、実家のオヤジから電話が有った時に
その箱の事を聞いてみたんよ
オヤジは俺も大人になったから、ま〜えぇやろって事で箱の詳細を教えてくれたんやわ
極道モンのジイさんはメッチャ縁起を担いだりする人だったらしく
その箱をけじめ箱と呼んでだいじにしてたんだと
まぁ早い話が組員が飛ばしたエンコ(小指)だったりとか
抗争で死んだ組員の髪の毛をその箱に入れて
お供えしとったらしいんやけど
ジイさんは組同士の喧嘩になるとサラシに箱を抱き込んで巻いていたらしく
箱には不思議な力が有るらしく箱を持って喧嘩をすると絶対負けないと自慢していたらしい
ジイさんは朝鮮半島の生まれらしく昔から一風代わった生活週間があったりしたらしいから
その箱も朝鮮から持って来た知識なんかな?と思ったり
箱の奉ってあった部屋にはババア初め家の女を絶対入れなかったり
今思うとコトリバコちっくな箱やったなぁ〜と思うわ
ジイさんが死んでちょっとしたゴタゴタがあってな
そん時に箱は無くなってしもうたんやけど
今更ながら箱の行方が気になる

俺の曾ジイちゃんなんやけど戦前から戦後にかけてな
関西で極道やっとったんよ


子供の頃、曾ジイの家に行くと神棚の所に手の平大の
正方形の箱が奉ってあったのを
このスレ見て思い出してん
ほんで一昨日、実家のオヤジから電話が有った時に
その箱の事を聞いてみたんよ
オヤジは俺も大人になったから、ま〜えぇやろって事で箱の詳細を教えてくれたんやわ
極道モンのジイさんはメッチャ縁起を担いだりする人だったらしく
その箱をけじめ箱と呼んでだいじにしてたんだと
まぁ早い話が組員が飛ばしたエンコ(小指)だったりとか
抗争で死んだ組員の髪の毛をその箱に入れて
お供えしとったらしいんやけど
ジイさんは組同士の喧嘩になるとサラシに箱を抱き込んで巻いていたらしく
箱には不思議な力が有るらしく箱を持って喧嘩をすると絶対負けないと自慢していたらしい
ジイさんは朝鮮半島の生まれらしく昔から一風代わった生活週間があったりしたらしいから
その箱も朝鮮から持って来た知識なんかな?と思ったり
箱の奉ってあった部屋にはババア初め家の女を絶対入れなかったり
今思うとコトリバコちっくな箱やったなぁ〜と思うわ
ジイさんが死んでちょっとしたゴタゴタがあってな
そん時に箱は無くなってしもうたんやけど
今更ながら箱の行方が気になる

俺、建築関係の仕事やってんだけれども、先日、岩手県のとある古いお寺を解体することに
なったんだわ。今は利用者もないお寺ね。んでお寺ぶっ壊してると、同僚が俺を呼ぶのね。
「〜、ちょっと来て」と。俺が行くと、同僚の足元に、黒ずんだ長い木箱が置いてたんだわ。





俺「何これ?」
同僚「いや、何かなと思って・・・本堂の奥の密閉された部屋に置いてあったんだけど、
   ちょっと管理してる業者さんに電話してみるわ」

木箱の大きさは2mくらいかなぁ。相当古い物みたいで、多分木が腐ってたんじゃないかな。
表に白い紙が貼り付けられて、何か書いてあるんだわ。相当昔の字と言う事は分ったけど、
凡字の様な物も見えたけど、もう紙もボロボロで何書いてるかほとんどわからない

かろうじて読み取れたのは、

「大正??年??七月??ノ呪法ヲモッテ、両面スクナヲ???二封ズ」

的な事が書いてあったんだ。木箱には釘が打ち付けられてて開ける訳にもいかず、
業者さんも「明日、昔の住職に聞いてみる」と言ってたんで、その日は木箱を近くの
プレハブに置いておく事にしたんだわ。


453 その2 sage 2005/09/21(水) 16:31:26 ID:GJUzoiep0
んで翌日。解体作業現場に着く前に、業者から電話かかってきて、

業者「あの木箱ですけどねぇ、元住職が、絶対に開けるな!!って凄い剣幕なんですよ・・・
   なんでも自分が引き取るって言ってるので、よろしくお願いします」

俺は念のため、現場に着く前に現場監督に木箱の事電話しておこうと思い、

俺「あの〜、昨日の木箱の事ですけど
監督「あぁ、あれ!お宅で雇ってる中国人(留学生)のバイト作業員2人いるでしょ?
    そいつが勝手に開けよったんですわ!!とにかく早く来てください」

嫌な予感がし、現場へと急いだ。プレハブの周りに、5〜6人の人だかり。
例のバイト中国人2人が放心状態でプレハブの前に座っている。

監督「こいつがね、昨日の夜中、仲間と一緒に面白半分で開けよったらしいんですよ。
    で、問題は中身なんですけどね・・・ちょっと見てもらえます?」

単刀直入に言うと、両手をボクサーの様に構えた人間のミイラらしき物が入っていた。
ただ異様だったのは・・・頭が2つ。シャム双生児?みたいな奇形児いるじゃない。
多分ああいう奇形の人か、作り物なんじゃないかと思ったんだが・・・


監督「これ見てね、ショック受けたんか何か知りませんけどね、この2人何にも喋らないんですよ」

中国人2人は俺らがいくら問いかけても、放心状態でボーっとしていた(日本語はかなり話せるのに)。


459 その3 sage 2005/09/21(水) 17:07:49 ID:GJUzoiep0
あ、言い忘れたけど、そのミイラは
「頭が両側に2つくっついてて、腕が左右2本ずつ、足は通常通り2本」という
異様な形態だったのね。俺もネットや2ちゃんとかで色んな奇形の写真見たこと
あったんで、そりゃビックリしたけど、「あぁ、奇形か作りもんだろうな」と思ったわけね。

んで、例の中国人2人は一応病院に車で送る事になって、警察への連絡はどうしようか、
って話をしてた時に、元住職(80歳超えてる)が息子さんが運転する車で来た。開口一番、

住職「空けたんか!!空けたんかこの馬鹿たれが!!しまい、空けたらしまいじゃ・・・」

俺らはあまりの剣幕にポカーンとしてたんだけど、住職が今度は息子に怒鳴り始めた。
岩手訛りがキツかったんで標準語で書くけど、

住職「お前、リョウメンスクナ様をあの時、京都の〜寺(聞き取れなかった)に絶対送る
   言うたじゃろが!!送らんかったんかこのボンクラが!!馬鹿たれが!!」


ホント80過ぎの爺さんとは思えないくらいの怒声だった。

住職「空けたんは誰?病院?その人らはもうダメ思うけど、一応アンタらは祓ってあげるから」

俺らも正直怖かったんで、されるがままに何やらお経みたいの聴かされて、経典みたいなので
かなり強く背中とか肩とか叩かれた。結構長くて30分くらいやってたかな。
住職は木箱を車に積み込み、別れ際にこう言った。

「可哀想だけど、あんたら長生きでけんよ」

その後、中国人2人の内1人が医者も首をかしげる心筋梗塞で病室で死亡
もう1人は精神病院に移送、解体作業員も3名謎の高熱で寝込み、俺も釘を足で
踏み抜いて5針縫った
。まったく詳しい事は分らないが、俺が思うにあれは
やはり人間の奇形で、差別にあって恨みを残して死んでいった人なんじゃないかと思う。
だって物凄い形相してたからね・・・その寺の地域も昔部落の集落があった事も
何か関係あるのかな。無いかもしれないけど。長生きはしたいです


468 その3 sage 2005/09/21(水) 17:40:58 ID:J0sPTefW0
ID変わっちゃったけど452です。いきなりブラックアウトして電源落ちたんでビビッた・・・
俺だってオカ板覗くらいだから、こういう事には
興味しんしんなので、真相が知りたく何度も住職に連絡取ったんだけど、完全無視でした。
しかし、一緒に来てた息子さん(50過ぎで不動産経営)の連絡先分ったんで、
この人は割と明るくて派手めの人なんで、もしかしたら何か聞けるかも?と思い
今日の晩(夜遅くだけど)飲みに行くアポとれました。何か分ったら明日にでも書きますわ




476 本当にあった怖い名無し sage 2005/09/21(水) 18:24:34 ID:K2+tPFpq0

リョウメンスクナの話、「宗像教授伝奇考」という漫画に出てきた覚えがある。
スクナ族という、恐らく大昔に日本へ来た外国人ではないかと思われる人が、太古の
日本へ文化を伝えた。それが出雲圏の文化形成となり、因幡の白ウサギの伝説も
オオクニヌシノミコトの国造りの話もこれをモチーフとした話だろう、と。
そして大和朝廷による出雲の侵略が起こり、追われたスクナ族がたどり着いた
のが今の飛騨地方だった。
日本書紀によれば、飛騨にスクナという怪物がおり、人々を殺したから兵を送って
退治した、という話が書かれている、と。

つまり、スクナというのは大和朝廷以前の時代に日本へ文化を伝えた外来人の
ことで、恐らくは古代インドの製鉄を仕事とする(そして日本へ製鉄を伝えたで
あろう)人々のことではないかと書かれていた。
そして、出雲のある場所で見つけた洞窟の奥にあったものが、

  「リョウメンスクナ」(両面宿儺)

の像だった、とあった。



477 476 sage 2005/09/21(水) 18:40:24 ID:K2+tPFpq0
スクナ族は、日本へ羅魔船(カガミノフネ)で来た、と書かれ、鏡のように
黒光する船であったとのこと。羅魔は「ラマ」で、黒檀系の木の名である、
と書かれていたけど、黒ずんだ長い木箱とあったので、これももしかすると
ラマなのかも・・・?
とすると、リョウメンスクナ様も、逃げ延びて岩手地方に来たスクナ族の
末裔なのかもしれないな。

・・・と、オカ板的にはあわない内容かも、と思いつつ書いてみたが。





491 452 sage 2005/09/21(水) 22:27:34 ID:ERc7KoX60
すんません。直前になって何か「やはり直接会って話すのは・・・」とか言われたんで、
元住職の息子さんに「じゃあ電話でなら・・・」「話せるとこまでですけど」と言う
条件の元、話が聞けました。時間にして30分くらい結構話してもらったんですけどね。
なかなか話し好きなオジサンでした。要点を主にかいつまんで書きます。

息子「ごめんねぇ。オヤジに念押されちゃって。本当は電話もヤバイんだけど」
俺「いえ、こっちこそ無理言いまして。アレって結局何なんですか??」
息子「アレは大正時代に、見世物小屋に出されてた奇形の人間です」
俺「じゃあ、当時あの結合した状態で生きていたんですか?シャム双生児みたいな?」
息子「そうです。生まれて数年は、岩手のとある部落で暮らしてたみたいだけど、生活に窮した
   親が人買いに売っちゃったらしくて。それで見世物小屋に流れたみたいですね」
俺「そうですか・・・でもなぜあんなミイラの様な状態に??」
息子「正確に言えば、即身仏ですけどね」
俺「即身仏って事は、自ら進んでああなったんですか!?」
息子「・・・君、この事誰かに話すでしょ?」
俺「正直に言えば・・・話したいです」
息子「良いよ君。正直で(笑) まぁ私も全て話すつもりはないけどね・・・
   アレはね、無理やりああされたんだよ。当時、今で言うとんでもないカルト教団が
   いてね。教団の名前は勘弁してよ。今もひっそり活動してると思うんで・・・

俺「聞けば、誰でもああ、あの教団って分りますか?」
息子「知らない知らない(笑)極秘中の極秘、本当の邪教だからね
俺「そうですか・・・」


499 その2 sage 2005/09/21(水) 23:25:00 ID:ERc7KoX60
スマソ。またいきなりPCの電源切れて遅くなりました・・・

息子「この教祖がとんでもない野郎でね。外法(げほう)しか使わないんだよ
俺「外法ですか?」
息子「そう、分りやすく言えば(やってはいけない事)だよね。ちょっと前に真言立川流が、
   邪教だ、外法だ、って叩かれたけど、あんな生易しいもんじゃない」
俺「・・・具体的にどんな?」
息子「で、当時の資料も何も残ってないし偽名だし、元々表舞台に出てきたヤツでもないし、
   今教団が存続してるとしても、今現在の教祖とはまったく繋がりないだろうし、
   名前言うけどさ・・・物部天獄(もののべてんごく)。これが教祖の名前ね」
俺「物部天獄。偽名ですよね?」
息子「そうそう、偽名。んで、この天獄が例の見世物小屋に行った時、奇形数名を
   大枚はたいて買ったわけよ
。例のシャム双生児?って言うの?それも含めて」
俺「・・・それで?」
息子「君コドクって知ってる?虫に毒って書いて、虫は虫3つ合わせた特殊な漢字だけど」
俺「壺に毒虫何匹か入れて、最後に生き残った虫を使う呪法のアレですか?(昔マンガに載ってたw)」
息子「そうそう!何で知ってるの君??凄いね」
俺「ええ、まぁちょっと・・・それで?」
息子「あぁ、それでね。天獄はそのコドク人間でやったんだよ
俺「人間を密室に入れて??ウソでしょう」
息子「(少し機嫌が悪くなる)私もオヤジから聞いた話で、100%全部信じてるわけじゃ
   ないから・・・もう止める?」
俺「すみません!・・・続けてください」
息子「分った。んで、それを例の奇形たち数人でやったわけさ。教団本部か何処か
   知らないけど、地下の密室に押し込んで。それで例のシャム双生児が生き残ったわけ」
俺「閉じ込めた期間はどのくらいですか?」
息子「詳しい事は分らないけど、仲間の肉を食べ、自分の糞尿を食べてさえ生き延びねば
   ならない期間、と言ったら大体想像つくよね

俺「あんまり想像したくないですけどね・・・」



503 その3 sage 2005/09/21(水) 23:47:39 ID:ERc7KoX60
息子「んで、どうも最初からそのシャム双生児が生き残る様に、天獄は細工したらしい
   んだ。他の奇形に刃物か何かで致命傷を負わせ、行き絶え絶えの状態で放り込んだ
   わけ。奇形と言ってもアシュラ像みたいな外見だからね。その神々しさ(禍々しさ?)
   天獄は惹かれたんじゃないかな」
俺「なるほど・・・」
息子「で、生き残ったのは良いけど、天獄にとっちゃ道具に過ぎないわけだから、
   すぐさま別の部屋に1人で閉じ込められて、餓死だよね。そして防腐処理を
   施され、即身仏に。この前オヤジの言ってたリョウメンスクナの完成、ってわけ」
俺「リョウメンスクナって何ですか?」

※>>476氏ほど詳しい説明は無かったが、神話の時代に近いほどの大昔に、
   リョウメンスクナと言う、2つの顔、4本の手をもつ怪物がいた、と言う
   伝説にちなんで、例のシャム双生児をそう呼ぶ事にしたと、言っていた。

俺「そうですか・・・」
息子「そのリョウメンスクナをね、天獄は教団の本尊にしたわけよ。呪仏(じゅぶつ)
   としてね。他人を呪い殺せる、下手したらもっと大勢の人を呪い殺せるかも
   知れない、とんでもない呪仏を作った、
と少なくとも天獄は信じてたわけ」
俺「その呪いの対象は?」
息子「・・・国家だとオヤジは言ってた」
俺「日本そのものですか?頭イカレてるじゃないですか、その天獄って」
息子「イカレたんだろうねぇ。でもね、呪いの効力はそれだけじゃないんだ。
   リョウメンスクナの腹の中に、ある物を入れてね・・・
俺「何です?」
息子「古代人の骨だよ。大和朝廷とかに滅ぼされた(まつろわぬ民)、いわゆる
   朝廷からみた反逆者だね。逆賊。その古代人の骨の粉末を腹に入れて・・・」
俺「そんなものどこで手に入れて・・・!?」
息子「君もTVや新聞とかで見たことあるだろう?古代の遺跡や墓が発掘された時、
   発掘作業する人たちがいるじゃない。当時はその辺の警備とか甘かったらしい
   からね・・・そういう所から主に盗ってきたらしいよ」


511 その4 sage 2005/09/22(木) 00:13:22 ID:mdYgh3LB0
俺「にわかには信じがたい話ですよね・・・」
息子「だろう?私もそう思ったよ。でもね、大正時代に主に起こった災害ね、
   これだけあるんだよ」

 1914(大正3)年:桜島の大噴火(負傷者 9600人)
 1914(大正3)年:秋田の大地震(死者 94人)
 1914(大正3)年:方城炭鉱の爆発(死者 687人)
 1916(大正5)年:函館の大火事
 1917(大正6)年:東日本の大水害(死者 1300人)
 1917(大正6)年:桐野炭鉱の爆発(死者 361人)
 1922(大正11)年:親不知のナダレで列車事故(死者 130人)


そして、1923年(大正12年)9月1日、関東大震災、死者・行方不明14万2千8百名


俺「それが何か?」
息子「全てリョウメンスクナが移動した地域だそうだ
俺「そんな!教団支部ってそんな各地にあったんですか?と言うか、偶然でしょう(流石に笑った)」
息子「俺も馬鹿な話だと思うよ。で、大正時代の最悪最大の災害、関東大震災の日ね。
    この日、地震が起こる直前に天獄が死んでる
俺「死んだ?」
息子「自殺、と聞いたけどね。純粋な日本人ではなかった、と言う噂もあるらしいが・・・」
俺「どうやって死んだんですか?」
息子「日本刀で喉かっ斬ってね。リョウメンスクナの前で。それで血文字で遺書があって・・・
俺「なんて書いてあったんですか??」


日     本     滅    ブ   ベ   シ




515 その5 sage 2005/09/22(木) 00:27:58 ID:mdYgh3LB0
俺「・・・それが、関東大震災が起こる直前なんですよね?」
息子「そうだね」
「・・・偶然ですよね?」
息子「・・・偶然だろうね」
「その時、リョウメンスクナと天獄はどこに・・・??」
息子「震源に近い相模湾沿岸の近辺だったそうだ」
俺「・・・その後、どういう経由でリョウメンスクナは岩手のあのお寺に?」
息子「そればっかりはオヤジは話してくれなかった」
俺「あの時、住職さんに(なぜ京都のお寺に輸送しなかったんだ!)みたいな事を
  言われてましたが、あれは??」
息子「あっ、聞いてたの・・・もう30年前くらいだけどね、私もオヤジの後継いで坊主に
   なる予定だったんだよ。その時に俺の怠慢というか手違いでね・・・その後、
   あの寺もずっと放置されてたし・・・話せることはこれくらいだね」
俺「そうですか・・・今リョウメンスクナはどこに??」
息子「それは知らない。と言うか、ここ数日オヤジと連絡がつかないんだ・・・
   アレを持って帰って以来、妙な車に後つけられたりしたらしくてね

「そうですか・・・でも全部は話さないと言われたんですけど、なぜここまで
  詳しく教えてくれたんですか?」

息子「オヤジがあの時言ったろう?可哀想だけど君たち長生きできないよ、ってね
俺「・・・」
息子「じゃあこの辺で。もう電話しないでね」
俺「・・・ありがとうございました」


以上が電話で話した、かいつまんだ内容です・・・はっきり言って全ては信じてません。
何か気分悪くなったので今日は落ちますね。連投・長文スマソ。
洒落怖まとめサイトを見ていた。


その時、俺の叔父さん(オカルト好き)が家に遊びに来てて、
一緒になって「へぇ〜こんな面白い話がたくさんあるんだ」と楽しく見ていた。
丁度、投票ランキングを見ていた時。
「ちょっと、とめて」
画面を下にスクロールさせる俺に、叔父さんが言った。
「この、リョウメンスクナっての開いてくれる?」
俺は言われるがまま、カーソルを持って行き、クリックした。
「あぁ、これね、去年ちょっとは話題に上った話で、最後なんかちょっとスレがパロディ化して…」
「ちょっと黙ってて」
いつもは優しい叔父さんが、珍しく険しい表情で言った。黙って真剣な表情で
リョウメンスクナの話を読んでいる。10〜15分は経っただろうか。叔父さんがようやく口を開いた。
「似てる…」
「えっ、何と??」
「今日は孝明(←俺の親父で叔父さんの弟、一部偽名)と良子さん(←母、偽名っす)は
 旅行で帰ってこないんだろ?」
「うん、まぁ」
「じゃあ、酒でも飲んで何かつまみながら話すか。あの2人がいたら、また変な話(オカルト系)
 ばっかりして、ってうるさいからな」


107 2 2006/05/12(金) 15:17:16 ID:J5L31GUs0
そう言うと叔父さんは、瓶ビールとチーズを勝手に冷蔵庫を開けて持ってきて、話し始めた。

「俺の実家が神社なのは知ってるだろう?(出雲大社系、西日本で場所は勘弁して)
 それでな、地鎮祭とか時々頼まれるわけじゃない?その時の俺ん家の(神社の)決まり事としてな、
 その土地に骨や死体があった場合、の地鎮祭のやり方があるわけね。他の神社もやってるか
 どうかは知らないよ?まぁ詳細は省くけど、とにかく慎重に対処せにゃいかんわけよ。
 割と近代の骨や死体なら、まだ良いんだよ。いや、良くはないんだがw、
 問題なのは古すぎる骨とか、即身仏の類ね。遺跡などの多い地域は、古代の骨は
 結構出るし、即身仏もごくごく、たま〜に出たりする。完全な保存状態のはまずないけどね。
 そこで、俺の親父の話なんだけど、終戦からちょっと経ったくらいの頃ね。
 とある豪商から、「土地を整地してたら変なもんが出てきて、気持ち悪いから来てくれ」
 って言われたのね。それで行ってみると、その豪商の家の大きな蔵に通された。
 丁度、棺桶サイズの木箱が置いてあって、蓋が開いてたんだって。
「こんなもんが出てきてなぁ。気色悪いったらありゃせん」豪商の言葉を耳にしながら、
 親父は木箱の中を覗いたんだ。「アシュラさんやないか!!」親父は叫んだらしい。
 中に横たわっていたものは、まさしく阿修羅像の様な、干からびたミイラだったらしい。
 まず、通常の人間のミイラを思い浮かべて欲しい。その顔の左右両脇に、別の人間の
 切断した首2つを縫い付ける。そして左右の脇腹に、これまた切断された別の人間の
 右腕2本、左腕2本を縫い付けてある。そんなおぞましい(造られた)ミイラ
だったらしいんだ」


108 3 2006/05/12(金) 15:19:15 ID:J5L31GUs0
「まだあったんか…こんな腐れ外法が…」
「親父は真っ青になりながらも、急いで木箱の蓋を閉めたんだ。そして、
「見世物にしたらどうか?」と言う豪商の提案を激怒しながら一喝し、
 強欲な豪商がどうしても譲らないと言い張るので、「俺が金払ってでも引き取る」と言い、
 結局大枚はたいて買い上げたんだ。そして「あの腐れ朝鮮人がっ!!」と叫んだらしい」
「??…どう言う事??」

あまりに恐ろしく現実離れした話に聞き入っていた俺は、ようやく質問する事ができた。
もう瓶のビールはあと4分の1ほどしか残っておらず、俺は代わりを冷蔵庫から持ってきた。

「ん、ありがとう…そうそう、それでな、さっきのリョウメンスクナって話に
 物部天獄って出てきたろ?時代的にも違う人物とは思うが、親父の生きてた時代に、
 金成羅って在日朝鮮人がいたらしいんだ。
 天魁教ってカルト教団作って、細々と活動してたらしい。こいつがとんでもないヤツで、
 「教団の教え」とか偽って信者たちと乱交したり、大金巻き上げたりするわで、
 まぁ小物っちゃ小物だったらしけどね。それでも、こいつの先代か先々代の教祖が
 本物だったらしく、色んな呪法のかけ方とか書いて残してた、経典があったらしい。
 その中に、「人工的に即身仏を作り出し、呪いの道具とする」方法みたいのが
 あって、それがさっきのアシュラさんってわけなんだ。
 親父が何でそんなに詳しいかと言うと、親父の妹がこのカルト教に感化されてしまって、
 連れ戻すのに苦労した時期があったらしいんだ。それで金成羅ともゴタゴタがあったわけね」


109 4 2006/05/12(金) 15:21:43 ID:J5L31GUs0
「う〜ん、でもそんな教団も教祖も聞いた事ないよなぁ」
「そうだろう。でも本当に小さなチンケな教団だったらしいよ。信者もほとんどが
 在日朝鮮人とか中国人だったらしい。そのくせ、やってる呪法とかが危険な物ばかりだったと。
 大体ね、どの宗教や邪教の秘術とか呪いを見てもね、リョウメンスクナや
 アシュラさんみたいな(生命を冒涜するような呪法・呪物)ってのは
 ないんだよね。悪魔教でさ、赤子とかを捧げるのはあるらしいけど、それは一応
 太古や中世からの伝統であって、このスクナとかアシュラの類は、完全に
 「個人で勝手に考えた思いつき」の様な気がするんだよね。狂ってると言うか。
 逆にそういう素人考えが、凄まじい怨念を発する、危険なものを造り上げたんだろうね」
「うーん…それで、そのアシュラさんはどうなったの?」
「親父もホント頑固で昔気質な所があってさ、アシュラさん引き取った後、
「朝鮮近海の海に捨ててやる!!」とか言い出したらしくてさ。その頃
 金成羅は消息不明だったらしく、ほとんど腹いせだよね。朝鮮半島に持ち込むにしても
 検問や入管でそんなミイラ通るわけないし、それで少しでも近くの海に…って。
 今思えば親父もちょっと狂ってたのかもなぁ。それで知り合いの漁師に頼んで
 船出してもらったらしいんだけど、そのアシュラさん積んだ船が、
 今のK州の西方沖で沈んだらしいんだ
。あぁ、もちろん親父は船には乗ってなかったよ。
 それが今から約50年ほど前かなぁ
「で、分からずじまいと…他にもどこかにそんなミイラがある可能性ってあるの?」
「分からんねぇ…親父もアシュラさんの件以来、そういう情報には神経を尖らせていたらしかったけど、
 とうとう新たなそういう造られたミイラの情報は入ってこなかったらしいよ」


110 終了 2006/05/12(金) 15:23:04 ID:J5L31GUs0
「で、これは完全に俺の推測と言うか妄想に近いかもしれないけど、
 去年の春ごろ、K州の西方沖で大地震があって、F県を始めK州各地にも違いが出ただろう?」
「あぁあれは怖かったなぁ…CDラックとか滅茶苦茶になって」
「あと最近、K州発の韓国行きの高速船や、K州西方沖を走る高速船に、
 クジラのような生物がぶつかる
、ってニュースが多いだろう?怪我人も多数出て」
「あったねぇ。あまりにもぶつかる数が多すぎるよね」
「アシュラさんが沈んでる、K州西方沖と何か関係があるのかな…なんてな」
「まさか。ハハハ」
「まさか、ね。あと日本神話にもさ、天津神、国津神ってのが出てきてさ、
 天津神が朝鮮半島か中国大陸からやってきた騎馬民族で、国津神が日本列島の
 先住民。戦に天津神が勝利して、朝廷が出来た…(あくまでも一説)と言う神話もあるし、
 7世紀に起きた白村江の戦いや、秀吉の朝鮮出兵、さらに近年に起きた戦争、
 と日本と朝鮮の怨恨みたいなものは、深くて根強くあるのかもしれないね

これで大体話の内容は終わりです。



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