洒落怖5〜


TOP/ 怖い話を家でひっそりと聴いてみないか?→softalk
かなり昔の話ですが、記憶が確かな限り実話です。

小学校のころ、カブスカウト(ボーイスカウトのひとつ下)の合宿でお寺がやってる山の中の民宿(?)に夏休みに泊まりに行ったときのこと。
そのお寺には珍しい「笑い地蔵」というやつが沢山あって、その笑い顔だけで結構怖かったんだけど、そこの住職が夜に本堂で怪談をし始めてビビリの僕は思わず耳を塞いでいた。
怪談話がやっと終わって就寝の時間になった。僕たちの班は四人部屋で、2段ベットが2つあるだけだった。さて寝よう、という段になって部屋の前を別の班の奴らがヒソヒソ話をしながら通りすぎた。
「・・・この部屋よなあ・・」とか言っていたので気になって問い詰めると、さっきの住職の怪談はこの部屋の窓の真下にある寺の蔵(だったと思う)にまつわる話だったそうで、この部屋にも夜中変なことが起こるとか言っていたそうである。
怖くなって具体的な話を聞かずに部屋に帰ったら、よりにもよって同じ部屋の3人も住職の話に耳を塞いでいたという。そうして怖がり男ばかりの部屋にも引率のリーダーがやってきて「消灯して寝ろ」というのである。
四人とも中途半端に知ってしまってかなり怯えていたが、同じベットで寝るというのも情けない話だったので仕方なくそれぞれのベットで眠りに入った。
僕は寝相が悪かったので下のベットを使っていたのだが、怖くて眠れたもんじゃなかった。しかし昼間さんざん遊びまわっていたので疲れがドッと出てきていつの間にか眠っていた。
で、夜中体に衝撃が走って目が覚めた。ああ、ベットから落ちたんだと気付いてからのろのろとベットに這い上がろうと手探りしていたら、ない。ベットがない。
視力が悪い上に暗やみだったので事態を把握するのに時間がかかった。僕は部屋の両端にある2段ベットのちょうど真ん中、つまり部屋の真ん中の板張りの上にいたのだ。
なんでこんなところに? あの衝撃は確かに落下した時の衝撃だったのに。ぼおっとした頭のまま自分のベットにもどるとジワジワと怖さが湧きあがってきて、「おい」という声に心臓が縮み上がった。
「おい、K(僕の名)、起きとるんか・・」隣のベットのSのぼそぼそとした小声だった。内心どきどきしながらも「どうした」と2段ベットの上に小声で呼びかける。
「ちょう、来て。頼む」Sが変に押し殺した声でベットの上からいっていたけれど、こちらは起きてる仲間がいたという安堵感も少しあり、「なんや」と隣のベットに上がっていった。
その立て梯子をのぼる途中でSが言ったのである。「俺の頭の上のガラス(ガラス窓)、ずうっと叩きよるヤツがおる」
思わず足が止まった。僕の顔がSのベットに半分ぐらい出たところだった。Sは窓の反対側で頭からふとんをかぶって震えていた。
そして僕にも聞こえたのである。
コン、コンと。
そっちを向こうにも顔が金縛りのようになって向けなかった。向いていれば何が見えたのだろうか。ともかく僕はその時梯子をそのままの姿勢で飛び降りてしまい、うまく着地できずに体をしたたかに打った。そして気を失った、らしい。
朝気がつくとリーダーとお寺の人が僕を介抱していた。落ちたときの音では大人たちは気がつかなかったらしく、朝の見回りで床に倒れている僕を発見したらしい。ちょうど部屋の真ん中だったそうだ。
幸い大した怪我もなく、すぐに普通に歩けるようになったがリーダーが凄い剣幕で住職に食って掛かっていた。子どもはそういう話に影響を受けやすいから・・ウンたらカンたら。昨日の怪談話がやりすぎだったと怒っているらしい。子どもながらに責任転嫁だと思ったが住職は平謝りだった。
あとでSに夜の事を聞いてみたらSは青い顔をして覚えてないという。食い下がったが結局Sがひどく怯えていることしか分からなかった。あるいは僕が落ちたのにすぐ助けなかったから気まずいのかもしれないと思った。
かわりに同じ部屋のあとの二人から意外な話を聞いた。ひとりは「夜中目が覚めて窓のそとに黄色い煙みたいなのを見た」といい、もうひとりは「夜中窓をドンドンと凄い音で叩く音を聞いた」という。全員が何らかの異変にあっていたのだった。
この話をしていると大人たちが怒るのでほとんど話せずじまいだったが、ひとつ分かったことは昨晩の住職の怪談は「夜中この部屋の下の蔵から女のすすり泣きが聞こえる」という内容だったこと。
それとはあまり関係なかったがとにかく洒落にならない怖い記憶として僕の脳裏にこびりついている体験だった。

長文読んでくれた人に感謝。


 

数年前。
友達と一緒に住んでいた事があった。
友達が、先輩から、タンスを貰った。元々はリサイクル屋で購入したものらしい。
そのタンスは、私の部屋に置かれた。

その後、よく、女性の髪の毛が床に落ちているのを見かけた。
私も友達も、自慢じゃないが女っ気なんてなかったので、なんとなく奇妙だなあ、とは
思ったけど、特に気にはしなかった。
たまに、ものすごい寝汗をかいて(シャツが文字通りビショビショ)目覚める事もあった。
多分、ものすごく怖い夢でも見たんだと思うんだけど、まったく記憶に無かった。

その後、二人とも引っ越す事になり、荷物をまとめていた時。
タンスの中身も片づけていると、一枚の紙切れを見つけた。
なんだろう、と思って、その、四つ折りにされた紙を広げてみると、女の子の文字で
延々と、クラスメートや家族への恨みつらみが書かれていた。

それぞれの事には関連性は無いのかもしれないけど、なんだかゾっとした。
 
僕の子供の頃の体験なので、記憶があいまいな部分は創作をまぜてあります。
幼稚園に通っていた頃、近所でよく遊んでいた女の子がいました。

僕の親は、その子に会った事が一度もありません。近所の子なのにそんな事
は無いだろうとお思いでしょうが、事実です。
その子は、僕の家に招待しようとすると、何故か何やかやと理由をつけて断わ
るのです。また、遊んでいる最中に急に「もう帰る」と言い出す事もあり、その
子が立ち去ると、大抵数分後に親が迎えに来る。そんな感じでした。

逆に、僕がその子の家に遊びに行った事はあります。小さな木造の、良くない
言い方ですがあまり恵まれてなさそうな雰囲気の家でした。僕もまた、その子
の親に会った事はありません。共働きで帰りが遅いのか、その子の家に行って
もいつも誰もいませんでした。

夏の終わりの頃、いつものように遊んでいると、彼女は突然「さみしいけど、
もう一緒に遊べなくなる」と言い出しました。引っ越すのだろうか、と思って
聞いてみても、なぜかあいまいな答えをしてはぐらかされてしまいます。
何度か問答しているうちに、その子は「もう帰らなきゃ」と言って止める間も
なく走り去ってしまいました。しつこく聞いたから怒らせちゃったのかな、など
と考えているうちに、母親が迎えにきて僕は家に帰りました。

次の日、どうしても昨日の事が気になっていたので彼女の家に向かいました。
怒らせてしまったならあやまらないと、そんな事を考えながら歩くうちに到着
しました。
その家は、廃墟でした。
玄関の扉も窓ガラスも破れ放題で、小さな庭は雑草で埋め尽くされています。
物干し竿をかける鉄の柱もボロボロに錆び、壊れて開け放たれた玄関から
中を覗くと、朽ちた畳には厚く埃がかぶっています。あきらかに、もう何年も
人が住んだ形跡がないのです。

そんなはずは無い。確かに彼女の家はここだし、つい数日前にも遊びに来た
はず。幼い僕は、事態を飲み込めずただぼんやりと、その廃墟の周りをうろ
つき回っていました。

僕は、破れた玄関から中に入ってみる事にしました。「おじゃまします」と小声
でつぶやいて、そっと上がりこみました。
小さな家なので、ふすまで仕切られた部屋が二つと、小さな台所があるだけ
です。ぼろぼろに朽ちた家は、それでも、あの子と遊んだ記憶通りの作りを
していました。家具の類は一切消えていましたが、柱の位置などはそのまま。

柱の1つに、油性マジックの書き込みがありました。背丈を計ったらしい短い
横線、その横に、ひらがなで彼女の名前が記してありました。
ここは確かにあの子の家だ。そう確信すると、急に悲しくなってきてぼろぼろ
と泣き出してしまいました。なぜか「もうあの子には会えないんだ」という事が
確定的な事に思えたのです。冷静に考えると明らかに異常な状況、でも子供
の僕は、とにかく彼女に会えなくなった事が悲しくて、廃墟の中で立ちすくんだ
まま、しばらく泣いていました。

その日、親には今日会った出来事を話すことができませんでした。数日後、
いつも遊んでいるあの子が引っ越してしまった。何故か、そう嘘をついて
報告しました。母は、いまひとつピンとこない感じで「そう、それはさみしいね」
とだけ答えました。

数十年たった今、あの子の顔ももうぼんやりとしか思い出す事はできません。
それでも、彼女と仲良く遊んだ事と、あの白昼夢のような不可解な別れだけ
は、忘れる事はないと思います。
文章を書きなれていないので、乱文失礼しました。


 
さっき見た夢の話しを書きます。
場所は結婚式なんかで結納につかう式場ってありますよね、ああいった
所でした。後ろの方で親戚らしい人達が大勢立ち見していました。
ちょうど映画館で座れなくて立ち見してるような。で僕は左後ろ側から
全体を見ていました。ほとんどの人がスーツか着物でなんて言うんでしょうか
雛人形が着てるようなアレを着ていて男性ばかりでした。
そんななかで真ん中に道ができていたんですが、そこを目立った女の人が
行ったり来たりしていました。
僕はそんなことより個人的に凄く気になることがあってそのことについて
考えていました。それはペットボトルの中身を凍らせてその中身を
どうやったら上手に出せるかなんですが。
女の人がやはり行ったり来たりする中で後ろの真ん中あたりに居た男が
(もんつきはかまってゆうんですか、それを着ている)小さな声で歌い
出しました。「なじょになじょに・・・なんとしょう」何の歌かは解かりませんが
歌舞伎とかに出てくる「ノウ」みたいでゆっくりとうたっています。
顔がユニコーンのebiにそっくりでした。
そんなことより僕はさっきの事が気になって考えていました。つまりペットボトル
の頭の注ぎ口から丸くなっていく部分。あそこをカッターで切っておいて水を入れて
上に被せればいいんじゃないかな?と凍らせた後に上部を取ればすっかり
氷が取り出せるんじゃあないかと。
歌がだんだん大きくなり室内にヒリヒリした声が響くようになりました。
内容はわかりませんが行ったり来たりしている女の人に皮肉を言っているような
悪意のある歌でした。周りの人達がいきなり全員白目をむき、顔を上に向けて
ポワーとかホワーとか言い出しました。するとまた全員がいきなり怒り狂って
歌っていたebiに似た人のところまで詰め寄って行きます。歌は大きく
なってみんな迷惑そうでした。ぱたっと歌がやんでみんな方々に帰って行きました
帰る途中でみんな子供になっていきました。みんな背が低くて小学校の階段で
一段抜かし(階段の段を一段またいで上る)をやっていました。
僕もその場に居てさっきのは結婚式だったのかな?と考えていました。
恐かったのは入り口の付近で雛人形みたいな着物を着てしっかりと正座した
女の人が、顔が丸くて白くて二十あごで、髪の毛がさーと長く、顔の
パーツが目鼻口全部小さくて真ん中によっていたことです。

 
五年前に亡くなった85歳の祖父。その祖父から聞いた話。
祖父は若い頃、仕事場まで自転車にのって通勤していた。途中に大きな橋を渡る。
橋の下は一段低い土地があり、その土地の端は5メートル程の崖に
なっていて、その下を川が流れていた。その土地に病院があった。

ある夜、残業した祖父は水泳で誰かが水に飛び込んだような音を聞いた。
そして、祖父はその病院で以前、夜に眠れなくて家族に頼み、外に散歩に
連れ出してもらったはいいが、あやまって川に落ち助からなかった患者の話を
聞いていた。一緒にいた家族も雨上がりの速い川の流れにどうしようも
なかったらしい。その日も雨上がりの川に流れの速い日だった。
祖父は念のため、自転車で病院に行き、今、音を聞いた事を話した。
以前、事故があった時に病院は崖側に柵をつくっていたが、崖は乗り越え
られなくもない状態だった。

その数日後に祖父は軽い交通事故にあって、偶然にもその病院に入院する
ことになった。ある夜、看護婦さんが急いだ様子で患者がいるか見回りにきた。

その看護婦さんが出て行ってから祖父は同室の人に話し掛けられた。
「知ってるか? 以前ここに入院していた奴、崖から落ちて死んだが、
あれは実は家族に突き落とされたという噂があってな、時々、雨上がりの
今の時間、そいつが川に落ちた時間になると、
川に人が落ちた音を聞いたが、患者がもしかしたらまた落ちたりしてるんじゃないか
と病院に連絡が入ったりするんだ。看護婦も大変だな。一応、見回り
しなくちゃいかん。…でも、あの音は、突き落とされて水に落ちた時の音なんだ」

祖父は退院して、再び自転車で通勤するようになった。事故にあったことも
忘れた頃、ある残業をした夜に、祖父は雨上がりの橋の上で再び音を聞いた。
そして、雨上がりには二度とその道を通らなかった。
 
もうかなり昔の話ですが・・・忘れられないことがあります。

私が幼稚園生ぐらいのとき(もっと小さかったかな)、夕方、家の近くの海岸を祖母におんぶしてもらい歩いていました。
(私は幼い頃、波を見るのがとても好きだったそうです。)
海岸線に打ち寄せる波と平行に祖母は無言でひたすら歩いてくれました。
そのとき、私はその波に透ける砂の中に何かを見つけたんです。
最初、貝殻かな?と思いました。波の泡が邪魔をしてよく見えませんでした。
しかし、祖母が私の気持ちを察してくれたのか、なぜかその貝殻らしきものに徐々にすーっと近づいていくのです。
近づいてみて私は驚きました、それは貝殻ではなく人間の2つの目でした。目というより眼球でした。
砂の中にゴルフボールが埋まるように、眼球が埋まっていたんです。
私のことをじっと見ていました。それに祖母も私にそれを見せつけるかのように、
無言でその場に立ち止まったまま動かないのです。
私はおんぶされていて動けないのと、なぜかその砂の中の目をそらすことができず、
体をただ硬直させるだけで泣くこともできませんでした。
波が何度も打ち寄せるてくるのですが、砂の中の目は水中からでも私から目をそらさないで見つめていました。

どれくらいその場にいたのか正確にはわかりません。
祖母が、その場を離れ、また海岸を歩きだしたとき「な、わかったろ」と独り言のように呟いた言葉が
今でも忘れられず鮮明に耳に残っています。

すでに他界してしまった祖母に、あの時のことをもう聞くことはできず、
幼い頃の奇妙な記憶として一生残ることを考えると聞いておけば良かったと今では後悔しています。
 
>>98の「鎌」のあらすじ。

田舎でお婆ちゃんが死んだため、女の子(小学生)とその父親が田舎へ帰ってきた。
実家へ帰ると、顔に白い布をかけたお婆ちゃんが安らかに眠っていた。
みんなで、生前お婆ちゃんが大好きだったおはぎを作って備えた。
実際に、人が死んだ場合、火葬まで布団の心臓のところに刃物を置く風習が残っている。
そのお婆ちゃんの地方では、刃物として「鎌」を置く風習があった。

通夜も終わり、親類同士、思いで話で盛りあがっていたが、
大雨によって洪水の危機になり、村の大人達は全員、
堤防の応急処置のため出ていってしまい、家にはお婆ちゃんと主人公の女の子2人だけになった。
出て行くとき、おばさんが「その鎌だけは絶対にうごかしちゃだめよ」と言い残して行った。
女の子は、お婆ちゃんとはあまり面識が無かたため多少の怖さがあり、
なるべくお婆ちゃんの遺体を視界から外すようにしていた。
だが時間が経つにつれ緊張感もなくなり、さっき作ったおはぎを食べながら大人達の帰りを待っていた。

だがその時、不注意からお婆ちゃんにつまずいてしまい、鎌が遺体の上から落ちた。
女の子は慌てて元に戻し、おばさんの「絶対に鎌は動かしちゃだめ」
という言葉を思い出して、恐怖に震えていた。

どのくらい時間が経った頃か、女の子は妙な気配を感じて振り向いたら、
そこには、恐ろしい形相で立ち上がり、こちらを見下ろすお婆ちゃんがいた。
女の子は恐ろしさのあまり部屋中を逃げ回っていたけど、
お婆ちゃんは鎌を持って女の子を追い掛け回し、切りつけてきた。
「お婆ちゃんに殺される!」そう思って玄関に逃げたところで、
大人達が帰ってくる気配がした。

父親に泣きついて事情を話したが信じてもらえず、
お婆ちゃんのい遺体も元に戻っていて、斬られた傷もなくなっていた。
でも、「あれは絶対に夢じゃない!早く帰ろう!」と父親にすがりついた。
あまりの真剣さについには父親も折れ、火葬を待たずに翌日帰ることにした。

火葬が行なわれ、いよいよ火にかけられる。
だが、棺桶の中からドンドンと叩く音がする。
「助けて!開けて!私まだ生きてるよ!」
棺桶の中に入っていたのは、女の子だった。しかし、周りの親族は気付いていない。

その同時刻に、女の子をおぶって駅のホームで電車を待つ父親。
だが、ホームにいたほかの客が悲鳴を上げた。

父親がおぶっていたのは、白装束を着たお婆ちゃんだった。
 
んじゃまあとりあえず俺は怖いと思った話かいてみますよ。
ちなみに中学の時の親友から当時中3の時に聞いた話です


俺の通ってた中学って、めちゃめちゃど田舎でまわりに地蔵とか
あやしい社とか、名も無い無人の神社とかがいっぱいあったんだ。

 ある日、俺の親友(仮にWとするね)が部活が終わったあと、
練習のために残ってて一人で帰るはめになった。
 田舎道だから人とか全然通らないんだけど、真夏だったから
まだ明るかったし別にそいつも怖いとかは思ってなかった。
だから油断?といったらおかしいけど、そいつ途中で自販機で
ジュースを買って、一人で近くにある無人の神社みたいなところ
で休むことにした。
続きね 縁側みたいなところに座って少し休んでたら急激に部活の疲れ
もあってか急激に眠くなったW。ふと見ると自分の後ろの神社の
入り口?みたいなところが開いている。当時は真夏ってわけで
「ちょっとは涼しそう」って気持ちで何となく入ったらしい。
ますます強くなる眠気に耐えられなかったWは、寝そべって意識が
朦朧としてきてしまった。で、意識を失ったと思ったら足首にもの
すごい激痛が走った。
 Wは眠気もあったが、反射的に自分の足の方に目を向けると
なんと女の子が”噛み付いていた”。あまりの光景に完全に
目を覚ましたWが反射的に立ち上がると、女の子は居なくなってた。

 その時は、もちろん怖くなったWはすぐ帰った。で、俺はそこまでだったら
まあ夢とか気のせいとか、一時の記憶だし子供だったし嘘っぽいなーって
思うんだけど(ちなみに歯型がついてたとかは無かったらしい)
それから1年に何回かは必ずその女の子が夢にでるらしい。見た目が同じとか
じゃなくて、本能的にあ、あのときのって思い出すらしいんだよね。見た目と
かそういう細かい部分ははっきり憶えていないらしいし。

そいつ、そもそもこの話を俺にしたのが高校入ってからだったんだよ。
その時でもう4・5回は見たって言ってた。夢の内容もその子がでてきた
ことだけは憶えててもどういう夢なのかは詳しく思いだせないらしい。
もう大学入ってからは会ってないんだけど、最後に会った時もマジな顔
でまだ夢に見る日があるって言ってたな…。
俺の話だとそんな怖さが伝わらないかもしれないけど体験した本人に
真剣な表情で語られた俺はかなり怖かった。

その神社ってのも行ってみたんだけど、ブランコとかあっていたって
普通の公園+神社って感じだし。何も解決してないし進展もしてないん
だけどね。でもその女の子の顔っていうのがすごく怖いっていう
イメージだけはあるらしい。

てな感じで長い&うまく書けなくてごめんね。

 
小学校1年のときまで住んでいた5階建分譲住宅でのことです。
良くある1本の階段の左右に一軒ずつの部屋が配置されている
団地の階段での出来事です。私達家族は最上階の5階に住んで
おりました。ある日、私が遊びに行こうと5階から4階まで階
段を下ってたときでした。一つ年下の弟が泣きながら階段を上
がってくるのが聞こえました。どうしたものかと思い足を速め
ましたが、3階.2階.1階…降りても降りても弟の声は近くな
りません。そして、一回に到着したときその声は消えました。
一応地下の機会室に続く階段があるのですが鉄格子の扉がいつ
も通りカギがされたままで降りられそうもありません。
そのとき上から再び泣き声が聞こえました。建物から前に5mほど
はなれふと5階の踊場を見上げたら弟が私を見下ろしてました。
ただその時は特に気にもしてませんでしたが今の家に
越してきて母と昔話をしていて同じことが以前にもあ
ったと言う事を聞き急にいやな気分になりました。
 3階に住む親娘が一緒に帰ってきて娘が先に階段を
駆け上るのを母親が後ろから見ていたたが、2階の住
民のおばあさんと出会い、立ち話をしていたらなぜか
娘が下から上がってきたと言う話。ちなみに地下は近
所一帯の水道タンクのポンプ室で何らいわくのある施
設ではありません。

ひとつ気になるのはその棟の壁がいつも工事されていた
ことです。当時は「直しても直してもコンクリートのひび割れ
が出る。」聞かされていたが、引っ越し後幼馴染との再会で
事実をしった。「しってた?あの壁って何回塗りなおしても子
供を背負った母親の形をしたしみが浮き出てきてその度に塗装
していたらしいよ。今はしみと同色の色で上手いこと全面に絵
を書いてごまかしてるらしいよ。」そう言った幼馴染の顔は決
して面白おかしく話をしている様子ではありませんでした。
その後母親に問い正すと「お母さんは幽霊とかは絶対に信じま
せん。」とむきになるだけ。弟はその団地での記憶は幼かった
せいかほとんどないみたいです。そう言えば我が一家の引越し
はかなり急なことだった気がする。出来あがらない新築に取り
あえず避難するように引っ越した気がします。
いま、子供が良く事故やケガに見舞われる団地のお話
25年経ったいまでも山の中腹にそびえる団地の2号棟でのお
話でした。

 
皆様始めまして。
これは私が小学生の頃の話です。

家の近所に一軒の空き家がありました。
その家は昔旅館を経営していた様子で、
山奥の長い一本道を上っていくと突然現れるその家は
小学生が誰しもあこがれる”秘密の隠れ家”には
もってこいの場所でした。
私は一部の友人達と共に学校が終わるとそこに集まり、
夕飯時になるまでいろんな事をして遊んでいました。

そんなある日、その空き家に”でる”と言う話が
どこからともなくわき上がりました。

そこの旅館の持ち主が首をつって自殺した、
誰もいないはずの家の窓から和服を着た女が
外を眺めていた、とか・・・

私達は仲間はずれにされた誰かがそんな噂を流している
んだろうと、気にもせず隠れ家を愛用していました。
しかし噂は他のクラスの生徒にも広まり、そいつらが
”秘密の隠れ家”を見に来る様になりました。
”隠れ家”に思い入れの深かった私たちは他の生徒
と縄張り争い?の喧嘩をよくしていました。

ある日、隠れ家にいると他のクラスの生徒達が空き家に石を投げてきて
ガラスを割り始めました。
「なんだ?あいつら?」
私たちも、必死になってエアガンを打ったり、
部屋の物を投げつけたりして応戦しました。

パリン、パリンとガラスの割れる音が空き家に響きます。
私は転がっていた竹細工の赤い鞠を手に取りました。
中に鈴が入っているようで
「チリーン」
と音がします。

鞠を投げつけようとした瞬間、相手が驚いた顔をしています。
そんな事は気にせずに鞠を投げつけました。
狙いがそれて地面に落ちた鞠が転がり
「チリーン」
と音を立てた瞬間・・・
「ガシャーン!」という音と共に家中のガラスというガラスが
全て割れてしまいました。

私たちも相手もびっくりして、空き家から逃げ出しました
いっきに山の麓まで下ると、さっきまで喧嘩していた相手も、
同じ恐怖を体験した身として何故か好感が持てます・・・
私が、息も絶え絶え喧嘩相手に話しかけました。

私「さっきびっくりしたよな。ガラスが一辺に割れるなんて・・・」
相手「え・・・?」
相手の仲間「やばいって。そいつと話すな!」
私「何だよ。おまえ」
相手の仲間「だっておまえの後ろに女がいたぞ」

どうやら、私が赤い鞠を投げる瞬間、背後に女が立っていたそうで、
赤い鞠を投げるのを止める様に私にしがみつこうとしていたらしいです。

私はびびりながらも、平気な振りをしていました。
そしてその場は解散となりましたが、友達の一人が
「空き家に忘れ物をした」といいます。

忘れ物自体は大した物では無く、さっきの事もあり、
私は行きたくありませんでした。
しかし、びびっている姿を見せたくもないので
一緒についていく事にしました。

空き家に向かう道のりで私は赤い鞠について話していました。
「だから「チリーン」て鞠が音を立てた瞬間、窓が割れたんだよ」
辺りは薄暗くなってきました。

空き家が見えてきたその時です。
「チリーン」鈴の音がします。

皆で顔を見合わせます。さっきの鞠が転がって
いるのかと、辺りを見回しました。
赤い鞠は確かにありました。
誰かに踏みつけられグシャグシャに潰れて・・・
「チリリーン」また鈴の音がします。
皆、顔色が変わり始めました。

「鞠の鈴だけとれてどこかで鳴ってるんだよ」
誰かがつぶやきます。

「チリーン」音は空き家の方から聞こえます。
「チリリーン」音が近づいて来ているような気がします。
坂道ですのでとれた鈴が転がってきているのかな、
と思っていると

「チリリリン」「チリリリン」「チリリリン」
一箇所ではなく複数の箇所から私たちを囲むように
鈴の音が鳴り始めました。

「ぎゃー!!!」
みんな一斉に逃げ出しました。

その後、誰も空き家に近づこうとはしなくなり
間もなく、その家は小学生が溜まるというので
取り壊されました。


 
たしか伊集院が話してたネタなんだけど
まだ出てないと思うから、書いてみます。
既出だったらなじってくれ(笑)

数年前、友人Kの彼女が事故で亡くくなりました。
周りから見ても、K達は凄く仲が良くて
そろそろ結婚か?なんて言われてる時のことです。
その死に方というのが、Kの彼女が会社の帰りに
Kの家による旨を、公衆電話からKの家の留守電に
入れている時に、その公衆電話にトラックが突っ込むという
悲惨な物でした。
だからKの留守番電話には「あ、私。今から行くから待っててね」
という彼女の声の後に、タイヤのスキール音。
そして彼女の悲鳴。公衆電話の破壊される音。
彼女の事故の一部始終が、克明に録音されてしまっていたのです。
それからのKは仕事も辞め、外出もせず
見ているのが辛いほどにやせ衰えていきました。
しかし、私達は懸命にKを励まし続け
その甲斐もあってかKも何とか
「俺がこんなんじゃ、あいつも悲しむに違いない」
と立ち直りはじめたのです。
そして数日後、やはり彼女との思い出が多すぎる今の部屋は
Kにとって辛すぎるらしく、Kが引越しをするということになり
仲間皆で引越しを手伝うことになりました。
朝から始めた引越し作業も、夕方近くになり
何とか大方のものを運び出し終え、あと少しとなった時のことです。
突然、友人がはずしていた電話機からあの時の留守電の音声が・・・。
「あ、私。今から行くから待っててね」と・・・。
それを聞いたKは真っ青になり、またふさぎ込んでしまいました。
私は留守電をはずしていた友人を外に連れ出し
「なぜ気をつけないんだ!」となじりました。
しかしその友人は、ぼそっとこう言うのです。

「ありえないよ・・・だってコンセントつながってなかった。
 いやそれどころか、テープは先に取り出しておいたのに・・・」

 9〜
僕がマジで怖かった話を…コピペですが

■「学生服の少年」
友人の経営していたお店で働いていた女性から聞いた話です。

彼女はとても霊感が強く、お風呂でシャンプーしている時に突然後ろから髪の毛
を引っ張られたり、店に飾ってある壺から女の子が覗いているのが見えたりと、、、
数々の経験をしているのですが、慣れているので少しも怖くなかったそうです。

その彼女が、唯一とても恐ろしい体験をしたのは小学2年の秋でした。
当時、宮城県に住んでいた彼女の家は(地名は忘れてしまいました。とても田舎
だったそうです。)

トイレが外にあったので、布団をひいた部屋の隅にポータブルトイレが置いてあ
りました。ある日、夜中に目を覚まし、トイレに座りながら何気なく隣の部屋を
見ると(障子が開いていたそうです。)
部屋の隅に、黒い詰襟の学生服を着た少年が立ってました。
よく見ると、膝から下がありませんでした。
次の瞬間、彼女はあまりの恐怖で動けなくなりました。
その少年が彼女に向かって近づいて来たのです。

畳に腹ばいになり、彼女の顔をジーッと見上げながら、両腕を使って
ズリッ、ズリッと少しずつ近づいて来たのです。
無我夢中で障子を閉め、頭からすっぽり布団をかぶり、しばらくブルブル震えて
いましたが、その後、あまりに静かなので、ソーッと布団から顔を出して隣の部
屋の方を見てみました。
障子は閉まったままで、何の異常もありません。

ホッとして、「あー良かった」、、、と思ったとき、障子の破れが目につきまし
た。その途端、本当に体中の毛穴が開き、ゾーッと寒気がしたそうです。
何と、その破れから少年の目が覗いていました。そして彼女の顔をじっと見てい
たのです。布団の中でガタガタ震えていた彼女はいつの間にか寝てしまいました。
朝になって、改めて隣の部屋を見ても何もなかったそうです。
 
俺、まだWinMXやってるん。
まぁ、タイーホイヤーンだからアプリとかは無いんだけど、めずらし系のアニメなんかを古いビデオテープとかからキャプチャして共有してる。
まぁ、そんなだから結構Qも入るし、容易に交換とかもできたんだよね。

んで、ふと気が付くとWinMX起動するたびに必ずQ入る動画があって、初めは気がつかなんだけど毎回同じ奴からだったんだよね。
ホント、毎回毎回・・・
初めはIMもよこさないから虫籠にも入れずにいて、順番待のまんまほっといた。
そのうちIMが届くようになったったんだケド、どーもオカシナ奴でさ、ホント、なんかムカついたんで毎回毎回Q入るたんびに虫籠に入れてやってた。

そんなかんなである日、Q入った後スグにIMきてたんだケド「またコイツか・・・」って速攻虫籠に入れた後、IM見たら

「なんでよこさないんだ何となら交換するんだいいかげんにしろはっきり言え」

とか、書いてあるんだよな。な、なんかムカツクよな?
まぁそんなのはWinMXやってたら良くある事(そうか?)あまり気にせずそのまま続けてました。

そんで、まぁ昨日、アパートの郵便受けにこんなメモが入ってたんだよ・・・

「毎日毎日頼んでいるのになんでくれないんですか?今日から1週間は用事があってもらいに来れませんので12月27日には必ず下さい」

・・・なんじゃコレ?はじめはなんの事かわかんなかったんだけどね、まさかアイツなのかね?
それとも何かの偶然?なんでウチわかるの?どーゆーコト?

??????????????????????????

さて、27日、俺はどーするべきなのか?

ちなみに今日は、コワくてWinMX使ってません。
 
先日友人の結婚式で札幌に嫁・娘(2歳)といってきました。
市内のホテルに宿泊することになり式の前日に市内観光をし
夕飯をとってホテルに戻りました
もう遅かったので部屋の風呂に入り布団も敷いてあったので
3人で寝る事にしました
娘は初めての遠出だったからかすぐに寝てしまい
私と嫁はビールを軽く飲みながらテレビを見ていました
明日早いからねようと12時頃布団に入り2人とも
うつらうつらとしていました

30分くらいしてやっと睡魔が襲ってきたと思った頃
真ん中に寝ていた娘が急に泣き出しました
夜鳴きはままあったのですが泣き方がいつもと違い
ほんとに烈火のごとく泣きじゃくっているのです
私と嫁は飛び起き娘を抱きかかえました
どこか痛いところがあるのか?おなかでも痛いのかと
おもい必死になってあやしましたが一向に泣き止みません
それどころかますます泣き声が異常なほど恐怖におびえてるような
声になってきました
大丈夫?大丈夫?って嫁が娘を抱いていると娘が泣きじゃくりながら
床の間を震える指で指差しました
そこには女の子の絵がかかれた掛け軸がありました
あれが怖いのか・・・と思い私は掛け軸を外そうとおもい
近づきました
その絵は女の子が綾取りをして遊んでいる絵でした
掛け軸に手をかけようとした時なんか違和感がありました
女の子が左に書かれていて右側が以上に空いているのです
変な構図だなと思った時
”その子ちょうだい・・・その子ちょうだい・・・”
という声が聞こえてきました
私はぎゃーーーーっと叫び
何事かときょとんとしている嫁と泣きじゃくる娘を
浴衣のまま部屋から連れ出しフロントに直行し部屋
を換えさせました
 
俺が小学6年の時だった
家の近くの空き地に偶然に蛇を見つけ
友達(H君)と一緒におもしろ半分でその蛇にでかい石をぶつけたり
エアーガンでメッタ撃ちしてその蛇を殺しちゃったんだよ。
それから俺の人生の歯車が狂った。一緒に蛇を殺したH君もだ
数日後、少年野球クラブのエースだった俺は突然肘に激痛を感じ
整形外科に行きレントゲンをとったら肘の骨の出っ張っている骨が
折れていた。その後補欠となり代打の時しか試合に出させてもらえなかった。
中学1年の冬、原因不明の口臭が俺を襲った。
歯医者、耳鼻咽喉科、数え切れないほど病院に通院したが
一向に俺の口臭は治らなかった。原因や病名さえわからない。
口臭の事で友達だった奴も俺をいじめるようになった。
なんとか中学を卒業して高校に入学したが
高校でも口臭の事でいじめられ二ヶ月で高校を中途退学をした。
その後アルバイトや塗装工の仕事をしたがどの仕事も長続きせず
家にひきこもるようになった。
ある日突然、母親からH君が死んだ事を聞いた。
死因は血液が菌に感染する病気(病名は知らない)
とても珍しい感染症らしい。
発症後3日でH君は死んでしまった。その時は蛇の事など忘れていた。
それから4年間ずっと家にひきこもっている。

今思い出してみれば蛇を殺してから俺の人生がおかしくなった。
 
話かもしんないですけど、池袋のサンシャインの地下街って
巣鴨プリズンがあったせいか、結構、出るんですよ。
僕も、地下のマックでバイトしてたんですけど、
店のレジ番とかいいんですけど、肉とかバンズとか
切れると、奥の倉庫にとりに行くときとか、早番で
人がほとんどいなくて、店の掃除とかしてるときが
怖いんですよ。
最初の頃に、閉店後の掃除とかしてると、真横の通路で
かつかつって足音が、聞こえたりするんで、
先輩に話したら、あー気にしないでとかいうんですよ。
あまりに、そういう事が多いんで、地下街でお店やってる
人達は、慣れちゃって平気みたいです、、、。
でも、倉庫で、4、5人の足音が周りでした時は、
さすがに、凍りついたーよ(汗
 
>>569 葉山嘉樹 「セメント樽の中の手紙」
ある労働者がセメント樽の中身をミキサーの中に入れていると
中から木箱が出てきた。その木箱を開けてみると中には手紙が
一通あった。それはセメント袋を縫う女工が書いたもので、
その手紙に拠ると、彼女の恋人は破砕器に石を入れる仕事をしていた
のだが、ある朝大きな石を入れる時にその石と共に破砕器の中に
嵌ってしまったらしい。仲間が助け出そうとしたが間に合わず、
石と恋人の体は砕け合って、赤い細い石になって出てきた。
そしてその石はさらに細かく砕かれ、焼かれてセメントになった。
自分の恋人はセメントになってしまった。そこで恋人はセメント樽の
中に手紙をそっと仕舞い込んだのだった。
彼女はせめてそのセメントがいつ、どこで、どんな場所に使われたのかを
教えてもらいたくてその手紙を書いたのである。
手紙を読んだ労働者は、現代資本主義の巨大な動きの中で、無力な労働者
がその犠牲になって無視されている現実に気付いて憤りを覚えるが、
同じ立場にありながら何もできない自分のやりきれなさを、せめて
酔いに紛らわせようとするのであった。
 
オカルトとは違うし長くなるけど、書いちゃおう。

3年前実家が新築になったんだけど、住み始めて半年くらいの時の話。
うちのお風呂場の天井には、はめ込み式の蓋がついてるんだけど
ある日シャワー浴びながら上を向いたら、その蓋がずれてるわけ。
なんでだろう?って思って、家族に天井の蓋を動かしたか聞いたんだけど
動かした人はいなかったの。
それで、いつもお風呂場の小さい窓を換気のために半開きにしてるから、もしや
泥棒が入ってきて、天井に潜んでいた?なんて想像して青くなったわけ。
狭くて人間が入り込めそうもない幅の窓だし、外側に鉄格子がはめてあるんだけど、
もしかして・・と思って。

でも、風呂場に靴の後もないし、家の中も何もなくなってないし。
念のため天井の蓋を開けて、中を見てみたら、人間が寝転べば潜んでいられる
高さと、広さは2畳半くらいあったけど・・。

まあ、さかねー、考えすぎと思って、その事は忘れたんだけど
数ヶ月後、また天井の蓋がずれてるんだよね。

ここまでくれば、人為的なものじゃなくて、風の強い日に
風呂場内に風が入り込んで、風圧かなにかでずれるんだろうって
考えなおしたの。知識がないから、そう想像するしかなかったんだけど。

でも、それから現在まで2年、一度も天井の蓋がずれてないんだよね。
相変わらず換気窓はあけてるんだけど。
怖くないけど、未だに不思議に思ってる出来事なんで書いちゃった。
 
元組員の父から聞いた話です。
なぜドラム缶なのか?の理由です。
やる時は人間を二つ折りにしてお尻から入れるんだそうです。
そうすると入れられた人は、徐々に息ができなくなり他界されるんだそうです。
手を汚さない方法なのでポピュラーだと言っていました。
本気で洒落になりませんでした。
これは3年くらい前、実家で体験した話しです。
実家には子供部屋が1つあって、そこが20畳位あるんです。
小さい頃は兄弟で使っていたのですが、進学のため親元を離れる
ようになってからは、兄の独占状態でした。
そのため、漏れが実家に帰ると、決まって仏間に布団を敷いて寝る
ようにしていたんです。実家に帰るのは、正月かお盆かって位だった
んですけど、これは正月に帰った時に体験したものです。

疲れていた事もあり、親に早めに布団を敷いてもらい、11時には
床についたのですが、(後から確認したのですが)夜中の3時位に
ふと物音に気付き、目が覚めました。その音と言うのが、知っている
方が居るかどうか解りませんが、ガラスの玩具が転がっているような
音でした。簡単に説明すると、鉛筆状の、中が空洞のガラスの管に、
細かなガラスの屑が入っているものです。ガラスの屑は色形共に、様々
で、転がすとキレイな音がします。漏れはこの玩具を見たことがあった
ためそう思ったんでしょうが、実際に物を確認する事無しに、その
玩具だと言う確信が有りました。

 
ガラスの玩具の音に慣れてきた頃に、違う音が聞こえてきました。
それは、居間の方からでした。家の仏間は、居間と襖1枚隔てている
だけの所にありました。それは、なにか数え歌のようなもの。小さい
女の子の声でした。「ひと〜つ…」「ふた〜つ…」と…。よくよく聞
いて見ると、歌っているのは二人で、居間をぐるぐると廻っているよ
うでした。居間には大きなテレビがあるので、その時点では、テレビ
の音だろうと思っていたのですが。その声が居間と、仏間を隔てる
襖の前で止まった時、普通じゃ無いと解りました。数え歌の七つ目位か
らは襖のすぐ向こうから聞こえており、歌が終わると明かに部屋内から

「ズズズッ…」「ズズズッ…」

と、なにか引きずるような音と共に、2人が部屋に入って来たのが解り
ました。もちろん襖が開いた音なんてしてませんでした。


気付けば金縛りです、一向に動く事が出来ません。部屋に入ってこられ
てから確信しました。2人のお人形さんのような女の子。まったく同じ
顔に、同じ髪型に、微妙に違った柄の羽織。部屋は真っ暗で、起きてから
目は一度も開けてませんでしたが、何故か確信が有り、決して見てはいけ
無いもののような気がしました。

2人が探しているものは明らかです。ガラスの玩具です。それが自分の
頭のすぐ上にある事を思い出した時、恐怖しました。嫌でもこっちに
2人が来るのが解ったので、全神経を使ってなんとか動こうと試みまし
たが、ピクリともしません。そんな漏れをじらすように女の子達は、
少しずつ近づいて来ます。そしてとうとう見つけました…、二人は女の
子じゃなかったようです。なにかくぐもった声で「アッタネ…」
「ウン、アッタ…」等と言い合ってます。それでも、これで居なくなっ
てくれるだろうと思ってじっと耐えていたのですが、2人はクスクスと
笑いあって、動く気配がありません。

しばらくすると、その不快な笑い声が顔の方に近づいて来ました。
本当に目と鼻の先に…。こうなったら意地でも目を開けまいと踏ん張
っていたのですが。今まで聞いた事のないような大きな声が部屋に
響きました「ハ・イ・ッ・テ・モ・イ・イ?」。びっくりして目が
開いてしまいました、その時目の前にあったものは、2人が入って来た
時に想像した通りの、お人形のような2人の女の子…。2人の死んだ
ような黒い瞳が、そこにありました…。瞬間俺もすごい勢いで、叫ん
でいたようです。

それからは、錯乱していたようで記憶があまり無いのですが、両親が
声に気付いて2階から降りて来たようで。気付いたら父が目の前に居ま
た…。「なにがあったんだ?」と、しきりに聞いて来ましたが、
23にもなって幽霊見たとは言えず、その場は「夢を見た」と言う事で
お茶を濁したのですが、両親は納得してはいないようでした。

実家は居間が吹き抜けになっていて、両親の部屋、及び子供部屋へ声
が簡単に届くようになっていたので、漏れの叫び声は割合はっきりと
聞こえたらしいんですが。次の日の朝、母が俺にしきりに聞いてきま
した「○○、あん時、ほんとにあんた1人だったのかい?」と。
朝になって「あれは夢だったんだ…」と頭を整理しようとしていた、
漏れはカチンときて「1人に決まってるだろう!」と母に怒鳴りました。
一瞬、強く言いすぎたと思い、母を見るとポカーンとして、一言…。

「でもねぇ…、母さん、確かに聞こえたのよ。あんたの声といっしょ
に女の子のすごい笑い声…」
 
あるHPからのコピペです。必読!!!
______________________________________

この出来事は突拍子もないように思えるかも知れませんが事実です。直後に詳細な記録をしてありますのでもちろん夢なんかではありません。
・・・・一人暮らしのためのワンルームで、ある軽率な発想が思わぬ恐怖を引き起こしたのでした・・・・。
今まで、なぜか多くの金縛り体験があった僕は、それに伴う霊体験も自分にとっては一種の研究材料でした。
そのときは確かに怖い、だけど、霊現象を紐(ひも)解くような興味深いヒントがあったりするわけです。
そのため、そのときは1ヶ月程何もなく平和に過ごしていた僕は少し霊体験を求めていたところがありました。
その日、早く寝た私は夜中にふと目を覚まし、テレビなどを見てくつろいでいました。
(そういえばここ1ヶ月位何もないな・・・。)という僕の思いは
(今日こそ何か起きればいいのに・・・)
というものに変わっていました・・・。
さっそく僕は再び布団に入り、自ら金縛りになりそうな状態をつくり出すというか、説明が難しいけれども、体を受け身の状態にしていったわけです。
するとあれほど眠っていたのに急に眠気に襲われました。
(あぁ、これは来る・・・)
急な眠気は霊現象と関わりがあるのをなんとなく経験上わかっていました・・・・
「ベチャン!」
(ハッ)と僕は目を覚ましました。ベランダに何か肉の塊が落ちたような音でした。
(あぁ寝てたのか・・・これは来るな・・・)その音は普段聞くことがないような音でしたが特に気にしませんでした・・・・
・・・・・(来た!!)
バーンと金縛りになって驚いて目を覚ましました。
(やばい!!)なんと横向きに金縛りにかかっています!
こんな時後ろで何かをやられるケースが多く、まず、霊の姿を見られないことで価値(?)として低いこと、それになによりも、背後は正面よりもずっと怖いのです。
(何か来るのか・・・?)そう思ったときにはすでに背中が何かの指にツツーっとなぞられていました。
(子供・・・・?)指の感じからはよくわかりませんでしたが非常にくすぐったいです。
何度も何度も背中の中央を上から下へと絶え間なく伝うのです。
(これで解いたらなんにもならない)と我慢していましたが、くすぐったくてもう我慢の限界です。
(もうだめだ!解こう!!)そう思ったほんとにその瞬間!
596の続き

______________
「う゛ぁー!!」
「!!」僕は本能的に一瞬で目を閉じました。
なんと頭の方向にあるベランダから私の足元まで凄いスピードで「それ」は走ってきて、僕を見て両手を軽く広げた格好で前に突き出し、叫んだのです!
もちろんベランダは鍵がかかっています。
月明かりに照らし出された「それ」はとてつもなく実感があり、誰かが部屋の中に入って来たと思うくらい、生物そのものでした。
姿は人間と似ていますがポーズが動物っぽい感じです。身長はだいたい人間と同じ位、体格はがっしり、骨太って感じです。半袖シャツのようなものと短パンのようなものを身に着けているようでした。
さらに叫び声の発音の感じから一瞬で(人間じゃない!)と思いました。
僕は寝たフリをしたわけです。とっさにそれしか考えられなかったのです。
・・・・すると、なんと!「それ」は私の後ろに来て、添い寝をはじめたのです!
僕の頭の後ろに「それ」の顔がある・・・・「それ」の鼻息がはっきりと風となって僕の耳に規則的に当たります・・・・。
(うわぁ・・・どうしよう・・・・)金縛りは非常に強く、解く気にすらなりません。もし失敗したら・・・・・喰われるのではと思うと、とにかく刺激を与えないようにと考えていました。
すると今度は僕の肩に「それ」の腕が伸びてきて、なんと私のワキ毛を触りはじめたのです。全く意味不明です。
・・・・指の感じは・・・とても太いです。それよりも特徴的だったのは、その動きです。ぎこちないその動き・・・知能の低そうな、動物的な動き・・・。
ワキ毛を触られてとてもくすぐったい・・・しかし喰われると思えば何でも我慢できる・・・はずだったのですが、あまりのくすぐったさにケイレンしそうになって、つい!!
僕はとっさに幽体の腕を抜いて(なぜか僕は金縛り中に、腕を「抜く」ことができるんです。)「それ」の指をつかんで後ろに軽く払ってしまったのです!!
(ヤバイ!喰われる!!!)
幽体の手を出してしまうなんて!・・・眠ったフリをしていたのがバレたか!
・・・「それ」も何か今の出来事に驚いたのか・・・それとも後ろで怒り狂っているのか・・・しばらく沈黙が続きました・・・・
僕は気が気ではありませんでした・・・
しばらくすると再び腕が伸びてきて、何もなかったかのようにまたワキ毛を触りはじめたのです。
(・・・良かった・・・バレてない・・・。)そう安心しました。
手を払ったとき、僕ははっきりと「それ」の指の感触を感じました。・・・太くて、ごつくて、重くて、表面は乾いてガサガサとひび割れがありました。
・・・一体いつまで続くのか・・・・、早く消えてくれ・・・・
もう1時間位経ったように長い時間でした。
しかし、いっこうに金縛りが解ける様子はなく、「それ」の腕は乗っかったままで、鼻息もしっかりかかっています.
(もうこのままではラチがあかない!!)
僕はついに解く決心をしました。失敗は許されない。まさに決死の決断でした。
じわじわと頭のほうに精神力を充満させていきました。
・・10・・・・・・・・20・・・・・・・・30・・・・・・・・これくらいでいいかと思ってもまだ溜めていきました。
・・・そして、まさに(精神力200%だ!)と思ったとき!!!!
バッ!!と必死に上半身をねじると部屋の空間は一瞬にして雰囲気が変わり、後ろの「それ」もなくなりました・・・・。
(もう安心だ・・・。)
ホっとため息をつき、電気をつけ、時間をチェック。夜中の3時16分でした。それからすぐ友人に電話をかけたあと、その妖怪を「ワキモゲラ」と名付け、詳細に記録したのですが・・・。
げ!長すぎた?!スマソ・・・
まあいいや597の続き
___________________________
・・・「それは」まだ存在していたのです・・・。
その後、1ヶ月間つきまとわされることになります・・・。
昼、夜問わず、必ず僕が横向きに金縛りにかかった時に背後からモチのようにのっかって来るのです。
なぜか「それ」だとわかるのです。
そのうち無視していましたが、ある休日昼寝をしていたら、金縛りにかかり、いつものように無視して、僕は頭の中で友人たちとの楽しい出来事を思い出して楽しんでいました。
すると頭の中に突然、「それ」の声が響いてきたのです!
「お前はいいよな、友達「うわー!!!」その声の途中でびっくりして金縛りを解きました。
その声の続きは何だったのでしょうか。だいたい検討はつきそうですが・・・。
(あぁ、やっぱり考えていることわかるんだ・・・・。)僕はそう思いました。
これを機会に「それ」は現れなくなりました・・・。
妖怪とはイメージ的に「生身の肉体を持っている生物」みたいに考えてしまいますが、なるほど霊的な存在なのでは・・・と考えるようになりました。
それ以来、自ら霊体験をしようと体を受け身にすることはやめました。
________________
おわり


 
洒落にならないか銅貨はわかんないけど
一応私は怖かったので
長文なので小出しで、ダメだったらやめまソ

就職して田舎から出てきて一人暮らし始めたばかりのとき
会社の新人歓迎の会で、深夜2:00過ぎ頃帰宅中の花氏

その当時住んでたマンションは住宅地の中にあり
深夜だとかなり暗く、また人通りもほとんどなく
私はビクビクしながら一人帰宅していた。

やっと自分のマンションが見えホッとしたところ
向こう側から女の人が歩いてきました。
その女の人が、なんというかフラフラっという感じで
とても不自然な出てきかた? の、ように感じたのを覚えています。

女の人だったので気にもとめずマンションに入ろうとすると
その女性がマンションの入口近くに
路注してあったワゴンにぶつかって、ドタっと倒れました。
よく見るとその女性は、サングラスに白い杖を持っていました。

わたしがあわてて駆け寄って
「大丈夫ですか?」と助け起こすと
その女性は全くもってハッキリしないくぐもった
小さな声で「大丈夫」ということをボソボソいっていた

まだ20代の女性でやっぱり眼が不自由と思われ、
こんな深夜に大変だろうと
「どちらへ逝かれるんですか?」と尋ねた。
するとその女性は、
「この近くの友人のマンションを訪ねるつもりだったが、
迷ってしまった」みたいなことを
またボソボソと言った。
それから、「今自分がどこにいるのか分からなくなってしまった。」
「この近くなのでよかったら連れて行ってほしい」と頼まれました。

つづき

私は眼の不自由な人の手助けをするのは、当たり前だと
「いいですよ。」といいました
「じゃあ、腕を組んで連れて行って下さいと」
急に元気になったその女性と歩き出しました。

私達は腕を組んで歩き始めました。
「どんなものが見えるか」としきりに尋ね
「では左へ」「その次を右へ」と深夜の住宅地を腕を組まれ歩いていました。
その時、車が正面より通り過ぎていってライトがあたった瞬間
その女性が、明らかに私の表情をうかがっている様子で
こちらを見ているよう眼がサングラスの中に見えました。

こうなると疑わしいのと自分が置かれている状況に
(その女性に右手を両腕で組まれている。左手にはハンドバック)
はじめて恐怖がやってきました。(遅
ですが、本当に眼の不自由な人だったらという良心の呵責もあり
2人でたっぷり15分は歩きました。
またその道中、その女性は話す内容は
「今から尋ねるのは私と同じ障害者です」
「その子はまだ小学生で、両腕が無くなってしまいました」
「ずっと落ち込んでいるのでセーターを編んであげたのだが
腕の部分をどういう風にしたらいいか迷った」
など、クリ−チャ−な話題満載で
私は人生初めての恐怖にもう泣きそうになって必死で相槌をうってました。
連れて行かれるところはドンドン人気のない暗い方向です。

まだつづく


すみません
遅くなりましたm(__)m

いよいよ格闘のことまで考え無口になっていると
急にその女性は
「ここらあたりのはずです。マンションの名前を言ってください。」と言い
私が○○○マンションです。というと
「ここでいいです。どうもありがとう」とあっさり解放してくれました。
しまった!!やっぱり私の勘違いだった。と恥ずかしく思いましたが、
冷静になるにつれてどうしても変だと思い
(目が見えないのに自分が道を間違っているとなぜ分かる?等
どうしても気になり、そのマンションが見える角路地で入口を隠れて見ていました。
するとものの1分もしないうちにさっきの女性が降りてきます。
しかも階段をスタスタ軽やかに!
やぱっり悪戯だったのかと、文句を言いに出て行こうとしたとき
もう一人誰か階段から降りてきました。
その男性は20代後半くらいでものすごく太っていて
なんと両腕がない人でした。

さらにつづくので覚悟お願い島ソ


最後までありがとうございます。

その2人は誰かを待っているようにきょろきょろして
何かボソボソ話しているようですが聞こえません。
するとその女性が急に男性のトレーナーを引きちぎるように脱がせ始めました!
両腕のない男性は抵抗しているようでしたが、あっさり脱がされました。
遠目にでもその人の腕のない肩の断面や、あまりの突然のすざまじい光景に
わたしは涙をボロボロこぼしながら、でも必死で声をださずに見ていました。
逃げ出したかったのですが、脚がすくんでいるのと見つかって追いかけたらという恐怖で動けません。
男のひとは上半身裸で地面を転がりながら何か叫んでいます。
すると女性はバックから魔法瓶(?のようなものを取り出し
男性になにか液体をジャボジャボかけ始めました。
湯気が見えたので、そうとうHOTなのがわかり
もうすごい絶叫なのですが、近所からはだれも出てきません。
私はもう恐怖に耐えられなくなり走って逃げ出しました。
幸い追ってこられてはなく、夢中で自分のマンションに逃げ込み
一晩中半泣きで過ごしました。
あれは何だったのでしょうか...
異常に長文ですみません。
だれか同じような人に出会った人いますか?もう6年前の話です。
ちなみにこの話は後日談もついています。聞きますか?

ありがとうございます。

後日談ですが、
もうそのことがあってから2年くらい経過して
わたしもすっかり恐怖を忘れたころ
あるデパートでエスカレーターに乗っていました。
最上階に向かっている途中、途中の階のフロア-に
なぜだか目に飛び込んでくる人物がありました。
歩きながら本当に一瞬その人影を見ると
あの女性です。
全く同じ服装でサングラス。間違いなかったです。
白い杖は持っていなかったのですが、
今度は女性の片腕がありませんでした。(そう見えました。
女性は私の方に気づいている様子もなく、自分の足元を見ていました。
その先にはベビーカーがあり、その中の赤ちゃんにもう1つの腕で何かしようとしている
そばのお母さんは商品棚の方を向いていて全く気づいていない。

その光景が写真のように眼に焼きついていて
意識するより体がエスカレーターを駆け上っていました。
エレベーターで降りダッシュで自宅へ帰り、またもや半泣きでした。
もう、あのような人とはどんな形でも関わりたくなく。
赤ちゃんの事が心配でしたが、誰にも話しませんでした。

いつかまたどこかで会いそうな気がして鬱です。
聞いていただいてありがとうございます。
 
知人の実家に泊まったときに聞いた話です。
彼の実家はとある地方ののどかな田舎町にあり、
美味しい湧き水が流れる小高い山に連れて行ってもらいました。
その山は県が管理しているそうで、車道も完備され、
山の上の方には公園もあり、公園から町が一望できました。
右側に森が広がっており、木々の間に赤い鳥居が見えたので
知人に案内してもらえないか尋ねたのですが、あまり行きたくない場所だと
言うのです。
知人によると、それはカッパを祭ってある小さな神社だという事でした。
昔はカッパが村によく現れて、川魚を運んでくれたり村人と遊んだりして
いたといわれてるそうです。
しかし裏伝説があり、そのカッパというのは口減らしのために
親に殺された子供たちの霊だとも言われているのだそうです。
子供は岩で頭を打ち付けられ殺され、その子供たちの祟りを静めるために
神社が建てられたのだと。

「当時、村の土地の大半を所有していたお屋敷に、生まれながらに
頭のてっぺんが平らにへこんだ子供が生まれた。
頭だけでなく、手足に水かきのようなものがあり、日に日にその姿は
カッパに似ていった。
母親はそれでも可愛がっていたが
父親や兄弟たちは忌み嫌い、その子供の存在を隠すため、座敷牢に閉じ込めて育てた。
ある夜母親が子供を座敷牢から出してやると、子供は父、兄弟たちを
かみ殺してしまった。
その子供は行方知れずになったが、その後村人の子供が同じような
殺され方で多数死んでしまい、祟りだと恐れた村人たちは
鳥居を作り過去に殺された子供たちの霊を供養した。
以後子供が殺される事件は起きなくなった。」

知人はこの話を信じているわけではないと言いましたが
子供の頃、その神社で遊んでいた時に、誰もいないのに髪の毛を引っ張られたり
遠くから子供の泣き声が聞こえてきたり、奇妙な体験をしたそうです。
ある日鬼ごっこをして帰宅し、ドロだらけになったTシャツを脱ぐと
小さな手形が背中のところに3つ付いていて
その手形の指の間に水かきのような物があったそうです。

このことがあってから、神社には近づかなくなったという事です。
 
この話は私が大学生入学当事から起こりそしていつのまにか終わっていた私の実体験の記録です。

この一連の体験の始まりは入学当事、車の免許を取り立てではしゃぐ私が猫をひき殺してしまった
ことからはじまったようです。その時は猫を轢いてしまったことはそれほど気にもしてなかったん
ですが、その数日後から奇妙なことが起こり始めました。
一人でいる時、後ろでパタパタ何かが走る音が聞こえたり、私が寝ているとオーディオが勝手に鳴
り出したりと軽い物からはじまったんですが、月日を追うごとにゆっくりとでしたが着実に激しく
なっていきました。
そしてとうとう一年も経った頃、私はその正体を見るまでに至りました。
その姿は狐目の女の子。赤い着物のような物を着ていたように思いますが、なんせ透き通っている
のでよく見えません。見るときは大体数秒で、長くても10秒ぐらいだったでしょうか?それから
というものイタズラがより物理的になっていき、私の寝ているベットの脇の本棚が崩れたり、勝手
に椅子が動いたりと…そして極めつけは私の所に大きな絵が落ちてきた時でしょうか…。額縁のガ
ラスがわれ、私に降りかかりました。怪我こそ無かったのですがこれには参りましたね。
しかし人間のなれというのは恐ろしい物で気にもしなくなったんです。

それから時も経ち、色々ありつつも何となく無視していたのですが、
神戸の大震災が起きた時のこと。地震が起きる1分ほど前のことでした。
寝ている私を揺さぶりたたく気配とともに私は飛び起きました。
そして聞いた声
「地震が来るよ、地震が来るよ…」
そして地震が来た時はほんとにビックリしましたね。
でも心の中では、地震の時で目を覚ましただけで、その後 余震が来た
だけなんじゃないのかななんて勝手に思い布団をかぶりなおした時。
ぐらぐらという余震とともにはっきり聞いてしまったんです。
「揺れてるよ。危ないよ」って…

実話
私は10年ほど前本州の中央に位置するとある県に住んでました
そのころ私はとあるマンションに住んでおり、そのマンションのよこに、大きめの
空き家がありました。田舎なので土地は広く、草がおいしげり、噂話になるには格好の場所でした
当時小学生だった私がそんなおもしろそうな場所に興味を示さないわけがなく、友人のS山と連れ立ち
探検に行くことにしました。

昼間でもそこはなんだか薄暗く、背丈ほどもありそうな草が恐ろしくて仕方ありませんでした。
入ろうと正面のドアに行きましたがやはり鍵がかかっており入れず、裏に回りました
そこには窓があり、曇ってはいましたが中の様子がうかがいしることができました。
中はどういうわけか家具がまばらにのこっており、棚や、ソファー、小さな机などがありました。
中をさぐっていると、裏からS山の呼ぶ声がしました。
そこにはガラス棚があり、中に工芸品などが入ってるのを見ることができました。
そのなかに「フランス人形」がありました。私たちはこれを見た瞬間なんだかこわくなり、慌てて家に帰りました

それから10年後。去年の8月です。私はあの「探検」の後引越してしまい、S山と会うこともなくなりました
しかし最近になって昔住んでた土地に戻る機会があり、S山と再会しました。

 
そしてよもやま話に花を咲かしたわけですがその際、「探検」の話になりました。
あのときは子供だったので恐怖に負けたが今なら大丈夫だろう。正体を見極めよう
そんな話になりました。

夕方5時。私達は懐中電灯をもち連れ立って空き家の前に行きました。恐怖よりは懐かしさが先にたちます。
残ってた事を感謝するほどでした。
そして昔とまったく同じコースをたどることにしました。侵入し、表にまわる。
あのころは高く感じた雑草も今はそうでもありません。二人で窓のほうにまわり、中を確認。かわったことはなにひとつありません。
そうしてフランス人形の置いてあった部屋が見える窓のほうに行きました。
二人で中をのぞきこみました。見た瞬間
S山が悲鳴をあげました。
懐中電灯の光はガラス棚を照らしています。最初何が入っているのかわかりませんでした

「フランス人形」です。背が180センチを越えそうなくらい巨大化し、
ガラス棚から手をはみ出し、窮屈そうに。まるで成長したかのように。

S山と僕は一目散に逃げ出しました。



 
私には年の離れた兄がおります。
兄が大学の2年生。私が中学1年の時の体験です。
夏。兄が大学の友人と遊園地のプールへ出かけました。
男女合わせて8人。
夕刻、兄から電話が入り「大変な事があったから今日は遅くなるから。」との事でした。
兄が自宅に戻ったのは12時を回った頃でした。
兄の顔はたった1日で非常にやつれた様に見えました。
母が起き出して事情を問うと・・・・・。
内容はこうです。

プールの閉園時間間際、さぁ帰ろうかという頃に、1人の友人がいない事に気がついた。
自宅に電話したが帰っていないとの返答。
まさかと思いプールの監視員に水さらいをしてもらったが発見できず。
他7人で彼の自宅を尋ねたのが夜の9時。
彼はまだ家にも戻ってはいなかった・・・・・。
警察に捜索願をし、見つからぬままとりあえず戻ってきた。
との事だった。
しかし兄はなんとなく妙なものを感じている顔つきだった。
それが気になり私は兄の部屋へと向かった。
兄も私に負けず劣らず霊感が強いのだ。
どうしたのかと再度尋ねると、
「どーも人間の仕業じゃないように感じる。おまえはどう思う?」
と・・・・・。
そうなのだ。私も話を聞いてるときになにやら人間のものではない禍禍しい意思のようなものを感じたのだ。

翌日、兄は朝一番で彼の自宅へ電話をかけた。
答えはNO・・・・・。
そうして彼が帰らぬまま1週間が過ぎた。

兄は彼の両親に自分が感じたなにやら不思議な思いを告げに行く事を決意した。
私にもついて来いと言うので朝から2人で彼の自宅へと向かった。
自宅にあげて頂き、兄は彼の母親にその事を伝えた。
次の瞬間、彼の母親は嗚咽にも似た声で叫び、床に倒れこんだ。
ふと真剣な顔になった彼の母親はとりつかれたように部屋から出ていった。
戻ってきた母親の手には1枚の写真が握られていた。
それを私と兄に見るようすすめた。
その写真を見た時のなんとも言えない感じは今でも忘れない。
いや、一生忘れられないだろう。
引き伸ばされたそのスナップはどこかの雑誌社の人間が撮ったものらしい。
なんでも夏のプールの様子を取材した時のもので。
偶然にもその日は兄が友人たちとプールに行った日であり、
言わずと知れていると思うが、撮影現場は兄たちが行ったプールだったのだ。
そのプールには3段階に高さがわかれている高い飛び込み台があった。
写真は、その飛び込み台の一番上から『消えた友人』が飛び込む瞬間のものだった。
捜索願を出していた為、彼の写真は警察により保管され聞き込み等に使われていた。
それを雑誌社の人が見せられ、問題の写真に写っているのは彼だと気がつき、
ご両親の元へ持ってきてくれたのだそうだ。
ただ・・・・・。
写っているのは彼だけではない。
彼が飛び込んでいる体のその後ろに・・・・・。
彼の体を抱きかかえる白髪の老婆が写真一面に写っていたのだ!!

彼が発見されたという話は10年以上たった今も聞かされてはいない・・・・・・。
ボクの実家のある町はかなりオカルト風味が効いてる。
正月にその町に帰省して駅前の本屋さんで自費出版の本をみつけた。
その町の歴史をひも解いた好事家が出版したものだった。
なんだか興味があったので購入&読破。。。

小学生の頃から住みだして「なんだか薄気味わるいなぁ、この町。」って感じてた記憶が甦った。

山の尾根と海に囲まれた小さな町。古く宿場町としてさかえて、その風情を今だ残す建物が多い。
自殺者の多い堤。“ハネ”と親の前の代から言われ続ける火葬場、墓地を有するいわく付きの土地。
関連付けしようと思ったらいくらでもできる、「事件」と「史実」がその町にある。

高校生のころ、夜中によくタバコを吸いにしけ込んでたお寺が、実は町の赤線で働く女の人たちの集団自殺の舞台だったなんて。
夜中にその本よんでて真剣にゾッとした。だって、ボクの部屋の窓からそのお寺がみえるんだもの。

いつも平気で歩く繁華街の大道りの隙間から無縁墓地の群を発見したような感じで。
みんなの町でもひも解いたら実は...ってこと、結構あるのでは?

実体験ものだったら17年前に狂人の日本刀事件とか、自殺の連鎖もあったけど、
足すくんだっていうのは、小学生の頃“ハネ”できもだめししてたらルンペンに追いかけられたことかな(笑)。

そのルンペンも町で有名な踏切でしんだ。  
 
うあ、最初のが書き込まれてない・・。
>>825の前編

この話は、私が実際に体験した話ではないですが、 私のいる周りで起きた話です。
今から、どれくらい前になるでしょうか・・・ 6,7年前の私がまだ高校2年の時の話です。

修学旅行で、長野県のある旅館に宿泊することになったのです。
季節は冬、修学旅行の内容はスキーでした。

修学旅行に行く前、私はT先生から、気になる話を聞いていたのです。
その話の内容とは、「前の学年も同じ場所に修学旅行に行ったのだが、
その旅館で霊現象が起こった」というものでした。
どういう霊現象なのか問いつめてみると、部屋の角、
テレビのおいてある場所の後ろから
バチッ!! バチッ!  バチバチバチッ!! とゆう音がしたそうです。
最初、テレビの調子が悪いか、壊れてしまったか、考えてたそうです。 すると・・。
今度は、違う角から、同じ音がするのです。 
バチッ!  バチバチッ!!
そこには、テレビも音の発生するようなものは無い。  
するとまた、違う角から、 バチッ!最終的には、その部屋全体が、バチバチうるさいほどのラップ音が、
鳴り響いていたらしいです。

T先生は、「お前達が泊まる旅館は、前の学年とは違う
向かい側の旅館だから、たぶん大丈夫だろう」と、言っていました。
大丈夫なら、こんな文章作っていません。
修学旅行何日目だったでしょうか・・・・
ある部屋の生徒がT先生に相談があると話かけてきました。
T先生は、生徒同士のささいな問題だと最初は思っていたのですが・・・
生徒「先生・・・ちょっと部屋変えてほしいんやけど・・・・」
T先生「どうしたんや・・・?」
生徒「実は・・・信じてもらわれへんかもしれんけど、
夜、寝てる時に、帽子をかぶった中年位の男の人が、
窓にへばりついて、部屋を覗いてんねん・・・・他の奴は気づいてないらしいねんけど・・・
俺・・・怖くて寝られへん・・・」

スキーの出来る季節の冬の夜中に、いくら悪趣味とはいえ、
男子生徒の部屋をのぞく!?
その生徒の部屋は4階にあるにもかかわらず・・・・。
人間業ではない!!
T先生は、生徒達の混乱を防ぐ為、その生徒に他の生徒には他言してはいけないと、伝えたそうです。
しばらくして、一時間も経っていない時に、違う生徒がまた、
T先生に相談があると言ってきたのです。
その内容を聞いて、T先生は驚いたそうです。

「夜、帽子をかぶった男が、窓にぴったり、
へばりついて部屋を覗いている。気持ち悪くて寝れないから、
部屋を変えてほしい・・・」という、内容でした。
前の生徒に聞いてみても、他の生徒には、言っていないという・・・。

T先生は、ふと、気づきました。
最初に部屋を変えて欲しいと言ってきた生徒の部屋と、
次に部屋を変えて欲しいと言った生徒の部屋。
階は違うが、最初に部屋を変えて欲しいと言ってきた
生徒の真下の部屋が、次に部屋を変えて欲しい
と言ってきた生徒の部屋だったのです。
これはちょっとやばいかも・・・T先生はそう思ったそうです。

つづく・・・・。
続き

人間というものは、「決して言ってはならない」と言われると、
言ってしまいたくなる生き物なのだろうか・・・。
二人の生徒と、T先生しか知らないあの、「窓の男」・・・。いつのまにか、
他のクラスの生徒にまで、知られてしまっていた。

興味本位や、あそび心で来る生徒がほとんどである。
やれ、どのへんで見たの?とか、どんな奴だったとか・・・。
部屋の生徒たちは、野次馬達に、うんざりしていただろう。
そのうちの、何人目かの女子のグループの中のSさんに、異変が起きた。

その「窓の男」の出る部屋に行ってから、頭痛が止まらないという。
しまいには、高熱をだしてしまった。
医者に見てもらっても、原因がわからないという・・・。
しばらくの間、安静にしておくことの対処しか、医者にもできなかった。

しばらくした後、Sさんの友達がT先生のところに来た。 もう、夜中である。
Sさんが、なにやらおかしいので、みてほしいとのことだった。
Sさんのいる部屋を開ける・・・。
Sさんが、なにやら、ぼそぼそつぶやいている。 
T先生はSさんを見た瞬間に、霊に憑依されているのが、
一目で分かったという・・。

後で聞いた話なのだが、T先生の母親は、霊媒関係の仕事をしており、
T先生も、人より霊感が強かったのである。
T先生は、Sさんを助けるため、したこともない除霊を試みた。

T先生「お願いです、なんの恨みがあるのかわかりませんが、
この子(Sさん)には何の罪も、ありません。 どうか、この子から離れ、
成仏して下さい」
Sさんの手を握りしめ、懸命に祈った・・・。 
すると・・・。
Sさん「お前には、無理だ!」
T先生と周りの友達は、驚愕した。 
そのSさんの声は紛れもなく、男の声だったからである。

T先生は、それでも、一生懸命祈り、除霊をした。
ようやく、霊も去ったのか、Sさんはもとにもどった。
楽しい?修学旅行も終わり、帰りのバスの中での事・・・・。

T先生が、生徒達に色々説明している。 「トイレは早めに行っておけ」だとか、
「あまり騒がしくするな」とか・・・。
でも、なにかいつものT先生とは、違う・・・。
一人の生徒がそれに気づいた。  
T先生は、全くとして右側を見ないで、生徒に説明をしていたのである。
右側・・・何があるのだろう・・・ふと、その生徒は右側後ろを振り返った。
なんと、あの窓にへばりつく男が、バスの窓にしがみついているではないか!!!
そう、・・・最悪の事態である。   ついて来ているのだ・・・。
このあと、この生徒達は、身を寄せ合いながら、無事に帰路についた。

ある日の学校・・・・
Sさんは、こともなげに、こう言った・・・
「今でも、あの男の人(窓の男)家にあそびにくるねん・・・
女の人と子供連れて・・・」

おしまい
 
うちの実家がこわいです。
最初、ここに越して来た時(40数年前)、うちの母は「なんかイヤな家だな」と
思ったそうです。近所に挨拶まわりのついでに「ここはどんな人が住んでいたの」と
聞いても言葉を濁してなかなか話してくれなかったらしく、やっとのことで聞いた話は
うちで4代目だということ。1代目は病死、2代目は夜逃げ、3代目は自殺したんだそう。
知り合いの坊さんにも「この家はよくないから、こうしろ」とか言われて、増築したり、
新築したりしたのですが・・・
結果は、私の父親が40で自殺、母親は62で癌死、いそうろうしていた叔父は自殺同然の
病死、独身の弟は元気ですが、不治の病にかかってます。
唯一結婚で家を出た私はなんの病気もなく無事ですが、あの家にはもう住みたくありません。
もう、土地自体が悪いとしか思えないです。
これは俺の友達Y君の話。一応実話らしい。
彼の家系は代々霊感とやらが強いらしい。なぜか男だけ(理由は不明)。
父親も祖父も霊感が強く、見ちゃうらしいのよ。
で、Y君もやっぱりその口で、たまに怖いもの見ちゃう。
ファーストコンタクトは小学校の時プールで、
飛び込み台にず〜と立ってる首のない(頭部浮いてる)血まみれの男だったそうな。
祖父にその事を話すと、
「そういう時は南無阿弥陀仏と何回も念じるとよい」
と教えられ、変なもの見たときはそうすると消えたそうだ。
でもまあ、すげえ怖い思いはしないで高校2年を迎えた。ここから。



ある夜、部活から帰って疲れ果て風呂にも入らずベットでうとうとしてた。
で、金縛り。金縛りは体験済みだったから、
「またかよー勘弁してくれよ〜」
ぐらいに思った。でもいつもより長めなんだ。不安になりながらも、
目動かして辺りを見渡すと、自分の足の先に少女の顔。
Y君をじーっと見てる。
今までに無い近さだったので本当怖かったらしい。
で、嫌なのに視線が固まって目そらせない。
そのうち、口がパクパク動いてるのに気が付いた。
どうも

「あ そ ん で」

と言っているらしい。もう狂いそうになったが、南無阿弥陀仏をずっと唱えてた。
そうしたらそのうち消えたんだって。

でも、次の日からその少女は夜ごと出てくるようになった。
しかも日を追うごとに顔の方に近づいてきてる。
で、20日後ぐらいにはY君の肘くらいまで来てた。で、パクパクしてる。
さすがに生きた心地がしなくなり、その日は心を込めて
南無阿弥陀仏した。とにかく必死に念じた。成仏してください、と。
すると、今まで声は出さなかった少女が初めて声に出してしゃべった。








「 そんなの、もう、きかないよ 」

 
 
 僕の家から会社までは、小さな私鉄の電車で約30分です。都会では考えられない
でしょうが、行きも帰りもほとんど座って通勤しています。その電車で帰宅
途中、無気味な出来事を体験しました。
 その日、僕は部長の誘いで飲みに行き、12時前の終電にようやく間に合いました。
タクシーで帰ると1万円弱かかりますから、とりあえず電車にのれた事でほっとしながら
座席に腰をおろしました。
 田舎の事なので、終電といっても静かなものです。どうやらこの車両には僕
ひとりのようでした。僕は足を前の座席にのばすと、酔いのせいもあって、すぐに
居眠り始めました。何分くらいたったでしょうか。僕は、小さな声で目をさましまた。
くすくすと笑う声は、どうやら小さな子供と、若い母親のようです。
 子供「ねえ、この電車もよくのったよね。」
 母親「そうね。けんちゃん、電車すきだったものね。」
 子供「うん。○○駅に行った時はとっても楽しかったね。」
 母親「そうね、できたら、東京駅とか、国鉄の大きな駅にも連れていってあげたかったわ」
 子供「うん、夜行列車、いちど乗ってみたかったな」

 僕は夢うつつに親子の会話を聞いていました。車両は4人がけの座席
になっているので、姿は見えませんでしたが、けっこうはっきり聞こえて
くるということは、すぐ近くのシートにいるのでしょうか。どこか途中の
駅で乗ってきたのかな、と思いました。
 母親「けんちゃん、国鉄にはあんまりのせてあげられなかったものねえ」
 コクテツ、という響きが奇妙に感じました。JRになってからもう15年
以上たつのではないか。そんな事を考えているうちに、目がさめてきました。
 僕はそっとシートから体を乗り出して、周りを見回しましたが、親子の
姿などこにも見えないのです。
 僕からは死角になっているところに座っているのだろうか。思い巡らして
いるうちに次の駅につき、乗降のないまま、発車しました。
 またうとうとしはじめると、それを待っていたかのように、親子のひそひそ声
が聞こえてきました。
 母親「けんちゃん、あの時はこわかった?」
 子供「ううん、お母さんが一緒だったもん。ぜんぜん平気だったよ」
 母親「でも、痛かったでしょう。」
 子供「んー、わかんない。でも、大好きな電車だったからよかった。」
 母親「そう、そうよね。けんちゃんの好きな、この青い電車をえらんだんだもの。_
 子供「あ、もうすぐあの踏切だよ。」
子供がはしゃいだ声をだしました。僕はぼんやりと窓の外をみました。カーブの先
田畑の中に、ぼんやりと浮かぶ踏切の赤いシグナル。その踏切に親子らしい人影
がたっていました。親子は、下りた遮断機を、くぐり抜けようとしているように
みえました。
 キキキキーーーーーー と電車が急ブレーキをかけると同時に、鈍い
衝撃が伝わってきました。そして、僕の座っているシートの窓ガラスに、ピシャっと
赤い飛沫がかかりました。全身の血の気が引く思いで、僕は思わずドアの方へと走ろうと
しました。
 しかし…座席から立ち上がってふと気付くと、電車は元通り走っています。僕の心臓
だけが、激しく鼓動をうっていました。
 夢か…。と立ち上がったついでに車内をみまわしましたが、やはり誰もいません。



 さっきから聞こえてきた親子の会話も、夢だったのかもしれない。そう思って気を落ち着かせると、一人
で車両に乗っているというだけでおびえている自分が情けなくさえ思えてきました。
 終点です、と車内アナウンスが聞こえ、ようやく電車が本当に減速しはじめました。僕は
コートと鞄を抱えて、出口にむかいました。ホームの明かりが見え始めました時、
はっきりと後ろに人の気配を感じました。なにか、ぼたぼたと水滴の落ちるような音もきこえてきました。
目をあげ、僕の背後に映った人影を見た瞬間、僕は思わず持っていた物を取り落とし、そのうえ、
腰をぬかしてしまったのです。
 ガラスに映っていたのは、五歳くらいの子供を抱いた、若い母親でした。母親の左腕は肘
から先がなく、胸もずたずたで、その傷口から血をぼとりぼとりとたらしていました。
そして右腕で抱き締められている子供は左半身が潰されて、ほとんど赤い肉塊にしかみえませんでした。
子供は、残っている右目で僕をジッと見つめていました。

 その後はあんまり覚えていません、へたり込んでいる僕を駅員が引っぱりだしそのまま
事務所で冷たい水をだしてくれました。
 車内の出来事をその駅員に聞くことはできませんでした。実際に飛び込み自殺があったといわれると
おかしくなりそうでしたから。以上に僕の体験はおわります。読んでくれてありがとうございました。
 10
>1さんお疲れサマです

これから書くのは正真正銘の実話だと強調しておきます。
名誉毀損になりそーで実名をあげられないのが口惜しいんですが、
マジで洒落にならん話だと思います。いきます。

私が小学生の頃、仲の良かった女の子が居ました。
仮に名前をAちゃんとします。親ぐるみの付き合いで、
自宅に呼んだり呼ばれたりして、よく一緒に遊んでました。

その家には小さい赤ん坊がいます。
年の離れた妹だとばかり思って居たのですが
私の母が彼女の母親から聞いて、私に教えてくれた話によると、
その子は、その時既に、6,7歳になっていたそうです。

つまり、成長しない病気なんです。見た目はどう見ても赤ん坊だし、
言葉を話す事も、歩く事も出来ません。でも、一応母親の事は分かるらしく、
母親が抱っこすると笑うし、母親が視界に入っていないと、泣き喚くそうです。
当時小学生だった私は、コトの重大さが良く解っていなかったのですが
Aちゃんの両親は随分悩んでいたみたいです。
その子は、二十歳になっても三十歳になっても赤ん坊のままなのです。
両親が生きているうちはいいが、死んでしまったら誰がこの子の面倒を
見るのだろう。順番から言えば、母親は娘より先に死にます。
その場合、Aちゃんが赤ん坊の姿のままの妹を面倒みなければなりません。
縁談にも差し障りが出るかもしれない。
ただ、Aちゃんの家では、その赤ん坊の存在を隠すような真似はしません
でした。むしろ、積極的に話していたようです。それには理由があります。

その赤ん坊の障害は、先天性のものではなく、看護婦のミスによるもの
でした。赤ん坊を取り上げる時に、床に落としたというのです。
抗議して、他の産婦人科や警察にも相談にいったのですが、
病院は同業者のミスを隠したいのか親身になってはくれず、
警察も証拠の無い事で動いてはくれません。
病院側はあくまでも赤ん坊を落とした事実はないと言い張り、
結局泣き寝入りする事になったのです。
ただ、せめて口コミで「あそこの病院は酷い」「行かない方がいい」と
広めるために、あえてオープンにしているみたいです。

ここまでが、普通の酷い話。
後日談があります。


治療すりゃ直るってもんでもないし、具体的に何をしに通っていたのか
よく解らないんですけど、その子の治療(?)の為、
定期的に専門の病院に通っていたそうです。
そこの待合室で、同じ病気の子供を持つお母さんと仲良くなります。
Aちゃんのお母さんは、上記の話を始めます。
すると、なんと

相手のお母さんも、同じ病院で赤ん坊を落とされていたそうです。

幽霊なんか問題にならないくらいの、
死ぬほど洒落にならない話だと思います。


 
これは、僕の弟が体験した話です。
僕の出身は新島なんですが、 その新島のでの月見は少し変わっていて
友達と一緒にワイワイ楽しく過ごすと言う物であり、
この話はその月見の時に体験した話です。

その日、弟は地元の月見の風習にのっとり、友達と一緒に遊んでいました。
その時、あ る友達が突然「心霊スポットへ行こう」と言い出しまして、
弟はそれに従い、おとなしくついて行く事にしました。
場所は”和■浜”と言い、地元では有名な心霊スポットです。
弟と友達6〜7人で”和■浜”へ向かい無事到着しました。
”和■浜”の浜辺は距離が200〜300mしか無いうえに、なぜか行き止まりがあるので、
その浜辺の端の行き止まりまで自転車で向い、
そこから引き返してこようと言う事になったのですが・・・

その途中で”アレ”か起きました。

6〜7人中3〜4が先頭を走り、弟は後ろの3人と一緒に走っていま した。
その時、弟の自転車を誰かが引っ張るらしいのです。
気にせず走っていたら突然、自転車が”宙返り”してしまいました!
弟は何が起こったのかわからず、ただただ愕然としていた時、
弟の友達は冷静に、こう言いました。
「今おまえの自転車の前に白い服を着た女の人が笑ってた」と・・・
弟も自分が自転車と共にひ っくり返る瞬間、見てしまったらしいです・・・
その女の人の足を・・・
 
今から7年程前の事です。
出張で、知名度の高いPホテル(池袋)に宿泊した時のことです。
私は気配がする...位を察する程度で、特に強い霊感等は持ってませんでした。
私が宿泊した部屋は913号室、
(ダブルベッドルームのシングルユースという形での宿泊でした)
隣室は先輩が宿泊する部屋でした。

チェックインを済ませてドアを開けた瞬間です。
今まで感じたことのない妙な感覚がしました。
それでも気のせいだろうと特に深く考える事はありませんでした。
しかし、夜のことです。

やっと寝付けた時でした。
男の人がすーっと部屋に入ってきました。
それも、私は目を閉じて眠っているのに見えるのです。
男の人は日本人では無いようでした。
そして、ベッドの端に、それも入り口が見えないように背を向けて
眠っている私の背後にきてそこから顔を覗き込んだかと思うと、
今度は私の前面に回り込んできたのです。

と、いきなり、
首を絞めるように手を伸ばしてきたのです。
その形相はとても恐ろしいものでした。
恐怖のあまり目を覚まして起き上がると、彼は消えてました。
あまりの恐しさに、先輩に電話をかけて助けを求めようとしましたが、
電話は枕元から離れた所、しかも鏡の前だった為できませんでした。

朝、朝食をとるために迎えにきた先輩は、
私の顔を見るなり驚きの声をあげました。
先輩には朝食をとりながら昨夜の出来事を話しました。

Pホテルには連泊でした。その日の社用を終え、会社にいる霊感の強い先輩に
前夜の出来事を話すと、先輩は対処法を教えてくれました。
その指示に従ったところ、雰囲気は相変わらずでしたが
前夜よりは落ち着いていられる事ができました。

そして0時をまわったころです。
先輩の部屋との間の壁が強くドーンと叩かれる音がしたのです。
かなりびっくりしましたが、先輩が悪戯でもしたのかもと思い、なんとか眠りました。

しかし、翌朝です。先輩が私に

「おまえ、昨夜何で壁をノックしてたんだ?」

と聞くのです。
私はノックなどしてないと言い、
「先輩に壁を叩いた?」
と聞きました。先輩はしてないといいました。

ぞっとしました。
 

知り合いが実際に体験した話です。
仮にAさんとします。高校を卒業してすぐの3月のことです。
Aさん・Bさん・Cさん(3人とも男)で遊んでたそうです。
夜になりお金も無かった3人は、肝試しに行こうと盛り上がりました。
軽井沢の自殺の名所と言われてる橋に行き、車から降りて橋を歩いて渡ったり
したけど心霊スポットにありがちな『イヤ〜な感じ』なんてのも無く、帰る事
にしました。

すると、橋と少し離れた道沿いに鳥居があったので、不完全燃焼のAさん達は当然
鳥居の方へいきました。鳥居はかなり古い物で、周りには枯れ木が建ち並んでいる
のですが鳥居の間には幅1m位の木の生えてない山道があり、上り坂になってた
そうです。
3人が鳥居をくぐり山道を登って行くと、すぐに小さい神社がありました。
神社には鍵が掛けてなかった(壊した?)のか、扉が開きました。神社の中には木
の箱があり、箱の中には『能のお面』が入っていたそうです。
Aさんはこの時『イヤ〜な感じ』がして、「帰ろう」と言いましたがBさんはふざ
けて「うぉ〜!」なんて叫びながら『能のお面』を顔にあてがって遊んでました。

3人はお面を箱に戻し、「収穫有り」とばかりに満足げに車に戻り帰りました。
車を走らせてると、女性が一人で歩いてます。その辺には民家も無く、変だな〜
と思いながらもカワイかったので声を掛けてみることに。
「お姉さんどうしたの〜?」
「彼氏とドライブしてたんだけど喧嘩しちゃって降ろされたの。」
「ヒドイ男だね〜 良かったら俺等が送ってあげるよ。」
「ホント?お願いします。」
と、女性を後部座席へ
Cさん運転・Aさん助手席・Bさんと女性が後部座席で発進。
Bさんと女性は話も盛り上がりイイ感じで、Aさんも後ろを向いて会話に参加して
車内は楽しい合コンと言った感じでした。が、Cさんだけは会話にも参加せず、青
白い顔でもくもくと運転しています。
不信に思ったAさんが「どうした?」と聞くと、前を向いたままか細いこえで
「か・が・・み・・・か・が・・み・・・」とCさん
Aさんがルームミラーを覗き込むと!!!後部座席の女性がさっきの『能のお面』
を被っているだはないですか!振り返ると普通の女性どけど、鏡で見るとお面を
着けている・・・
怖くなったAさんが「あっ用事思い出した!悪い!降りてくれる?」と切り出すと
BさんはAさんが気を使って二人きりにしてくれるのだと勘違いして、止めるのも
聞かず女性と共におりてしまいました。
Cさんはとにかく怯えてて、即行で車をだしました。

1時間ほどして、正気になったAさん・CさんはBさんを降ろした所へ戻りました。
そこには、気を失って倒れてるBさんしかいませんでした。
Bさんはそれ以来気が狂ってしまい、今も精神病棟にいるそうです。
やっと謎が解けた、原因は”あるもの”を見たからで、
それが何かやっと分かった。
平成10年9月10日、
O県H市にある廃虚に肝試しに行ったのが
”こと”の始まりだった。見なかったことに
しようという暗黙の了解が
いけなかった。。。。。
当時、私とA、Bの私達3人はドライブがてら
よく心霊スポット巡りをしていた。
問題の場所は、有名なところで多くの人達が
連日連夜訪れ、心霊スポットというより何時の間にか
一種の溜まり場となっていた。
その建物は2階建で、強盗殺人によって廃虚となった
と言われていた。
一階には3つの部屋(食卓、応接間、仏壇の置いてある部屋)があり、
床にところどころ穴が空いている以外
各部屋は全体的にきちんとしていた。
二階には4つの部屋(おそらく子供部屋が2つ、寝室、書斎らしき部屋)
があった。
事件が起きたのは2階の子供部屋の1つで、パイプベットと
床には無数の写真が散らばっており、
そこは最も怖い部屋と言われ、肝試しのメインの場所だった。



(66のつづき)
その日(H10.9.10)は私たち以外に、
3つのグル−プが先に訪れており、
廃虚の入り口となる細道で何やら騒ぎながら話していた。
私たちが入り口に到着すると、
その中の4人(おそらく1つのグル−プ)が寄ってきて、
これどう思うかと言って3枚のポラロイド写真を見せてきた。




(66)
3枚とも問題の部屋を撮った写真で、
2枚は部屋の中で、1枚は窓を外から撮ったものだった。
部屋の中の写真は、曇ったオレンジ光がベット上に
写っているものと、その後に撮ったものには
オレンジ光はなく、白い丸い霧が同じところに写っていた。
そして最後に撮った外からの写真には、窓(硝子はない)
に撮っている人を眺めている人影のような
オレンジ光が混ざった白い霧が写っていた。
これらの写真を撮ったグル−プが一番先に到着しおり、
他の2つグル−プも私たち同様に写真を見せられ、
まだ廃虚には入っていなかった。






そして、真相を確かめようというより、
霊が見れるかもという期待感が高まり、
みんなで行ってみることになった。
到着すると、写真のせいもあって、
廃虚には不気味な感じが漂っているように感じだ。
全員で11人で、中に入る、外で待つ人を決めている時だった、
廃虚の中から3人の小学生ぐらい女子がいきなり笑いながら
走り出してきた。私たちはほとんど同時に叫びビビッタが
よく見たら”生きている”女の子達で、そして
私たちに”笑いにきたら駄目だよ””赤い毬見つけた教えてね”
と不気味で意味不明なことを言ってきた。
私たちの一人が何してるのと尋ねると、一人の子が
ろれつの回らない早口で”ゆるす許さないの問題じゃなくて
きまりだから、アハハハハ”と言ったというより叫んだ。
3人ともかなり様子が変で、しかも深夜1時ということもあり、
この達は事件に巻き込まれたんじゃないかと思い、
警察に電話しようとしたとき、一台の車がやってきた。
中から中年の夫婦と老婆が降りてきて、私たちのところにやってきた。
そして、夫婦は子供達を車にのせ、老婆が私たちに

「あんたら、はやく帰りなさい、ここはいかん、
この子達は孫で、可哀相におかしいんだ、夜な夜な抜け出して
ここに行く、家から3キロあるのに」
あんたら肝試しはいかんよ、わたしは霊は信じないけど、
この子らみてると辛くてね、おかしくなる前と顔が
他人になってるのよ、かえりなさいよ」

と忠告した。
今思えば、本当に帰るべきだったと後悔しているが
あの時は、その忠告が期待感を高め、その好奇心に
負けてしまった。。それがいけなかった。。。。。




老婆らが帰った後、写真を撮ったグル−プの一人が
自分達が来る前から、あの子達は廃虚のどこかに
隠れていたことに気づいた。
隠れる場所といえば、穴のあいた床下か、仏壇の横にある
押し入れ、または問題の部屋のベット下。。。。
ともかく、そのことの不気味さと恐怖感を抑えて
私たちは6人が部屋の中に入り、5人が外で
万が一のことを考え各車のエンジンをかけたまま
待つことになった。
私は中に入ることになった。
階段は一列にならばないと上れない構造で
私は前から3番目で、上りながら
”こういう場合は、もし霊が出るなら、
じわじわりと前触れがあるんだろうな”
と勝ってに想像していたが、
前の二人(男と女)が部屋に入った瞬間
男の悲鳴とともに
その想像が一瞬に崩れた。。。
私たちは何事かと思い部屋に駆け込んだ。
そしたら、女が虚ろな目で仰向けに倒れており、
くねくねしながら何か呟いていた。
はじめは小声だったが、
いきなり甲高い声で笑い、
「きまりだよ、あはは、きまりだから、
きりはずしても駄目なの、また行くよ」
と叫びはじめた。
私たちは焦り、女を担ぎ、一目散に部屋から
逃げて車に飛び乗った。


みんな無我夢中で自分のつれとは別の車に飛び乗った。
私は担がなかった方だが、女と同じ車に乗った。
女の方は半分気を失っている状態で、
汗をびっしりかいていた。
先頭の車に続き私たちはファミレスに入った。
女はすぐに別の子とトイレに入り吐いた後、
気を取り戻した。
みんなしばらく放心状態だったが、
女がポケットに何か入っていると言った。
それはあの部屋に散らばっていた1枚の写真で、
それを見て、みんな凍りついた。
日付は1979、11.3で写っていたのは、
女子で顔が、廃虚から出てきたあの三人の女の子の
意味不明なことを叫んだ方ともの凄く似ていた。

女は写真を見て泣き出した。
女が言うには、部屋に入ったら
写真の子がベットに正座で座っており、目が合うと
ニヤつきながら、立ち上がり飛びついてきて、
息苦しくなり、意識が飛んで気がついたら
車に乗っていたと。。。
女を落ち着かせた後、
写真は一番はじめにきたグル−プ人達が
保管することになり、
我々は朝になるのを待って、解散した。

肝試し話は、これで終わりですが、
後日談が恐怖の始まりでまだ続います。

過去を振り返り反省ししながら、
みなさんに話してます。
”きまり”が分かった今、
朝になるのを待って
みんなで連れて行くつもりです。








 
 
このスレに合うかどうかわからんが、、、
ある日、久々に離れてた友達と合って、
みんなで鍋パーティーをした。
で、酒とかも入って酔いながら色んなゲームをたのしんだ。
でまぁ、良くあるように恐い話になってきて、
友達が何個目かの恐い話をしている時、向こうの部屋で
飼い猫がビニール袋で遊んでいる音がガサガサ聞こえていたのは
みんな聞いていた。
で、その話が終わったと同時に部屋中を急に猫が
ガサガサーーーー!!!ってビニールかぶったまま2〜3週駆け巡った。
もう、みんな心臓飛び出るほどビックリして、
もう、何やってんだよーって電気を付けた。
すると、またまた、みんなはビックリ。
ビニール袋はソファーの上でゆらゆらしてたが、
飼い猫は猫を運ぶ為のかごの中で目を真ん丸くしてた。
そして、そのかごは猫が出れないように鍵がしてあった。
そのうちは友達のうちで猫がいたずらしないように
とじこめてたのだった。
 
あれは俺が小学校四年生でした。当時俺は朝刊の新聞配達をしていました。
その中の一軒に毎朝、玄関先を掃除しているお婆さんがいました。
そのお婆さんは毎朝、俺が『お早よう御座居ます』と言うと『ご苦労さん』と
言ってヤクルトを二本あるうちの一本くれました。
俺はいつしかそれが楽しみになっていました。

そんなある日、いつものようにお婆さんに挨拶すると返事がありません。
いつもは笑顔で挨拶してくれるのに、振り向きもせずに黙って玄関先を掃除し
ているのです。
なんか変やなぁと思いながらその日は残りの配達を済ませ帰りました。
そして次の日、お婆さんの所に到着して挨拶をすると又しても返事もなく掃除
をしています。
それにポストには昨日の朝刊と夕刊が入ったまゝです。その横のケースの上に
はヤクルトが三本あります。
俺は黙って飲む訳にもいかず…その日も帰りました。

翌日、お婆さんの姿はありませんでした。そして、その次の日も…そして2〜3日たったのですが、相変わらずお婆さんの姿はありません。
そしてポストは新聞で一杯になったので玄関の扉の間から新聞を投函しました。
そしてヤクルトも数が増えていました。
(旅行でも行ったんかなぁ)たいして気にも止めずに、その日も帰りました。

そして、店に帰り新聞屋の親父にその話をすると『あぁ、あの婆ちゃんヤクルトく
れるやろ』と言い、『そー言えば、あの婆ちゃん一人暮らしやったはずやで。
なんか心配やなぁ』と言いました。
そして『とりあえず一回警察に連絡してみるわ』と言ってましたので俺は家に帰り
学校へいきました。
そして次の日新聞屋に行き、配達に出ようとするとオヤジが
『○○君! あの婆さんの所はもう入れんでもいいよ』って言われました。
(なんでやろ?)と思いながら配達を終え店に戻るとオヤジが
『あのなぁ〜あの婆さん死んだんや。』
『今、警察の方で調べてるけど死後一週間から十日は経っとるみたいやなぁ』と言いました。
そして、『配達に行く前に言たら恐がるやろから戻って来たら言うたろと思てたんや。
まぁ、お前が姿を見た最後の二日間の婆さんはお前に自分が死んでる事を教えたかったんやと思うでぇ』と言われ、その瞬間は俺は意味が分からんかったんやけど意味が分かった時、新聞配達を辞めたのはいうまでもありません。
あれから31年経った今でも、あの婆さんの姿は忘れられません。
長いんですけどすいません。別スレに書こうと思ったんですが、
そっち向きじゃなかったので。書いてみるとあんまし怖くないな・・・スマソ

酔ったいきおいでつい関係してしまった女の子がいた。
彼女は明るくて自分のタイプだったので、
その後も何度か会社帰りに飲みに誘ったりして、
彼女もその気になりついにつきあう事になった(同じ会社の子ではありません)。
俺は馬鹿なのか最初はフラチな関係から始まったのに、
いつしかついにその子の事を本気で好きになっていて、
きちんと付き合えた時には自分はこの世で最高の幸せ者だと思っていた。
毎週重ねるデート、いつも一緒にいたい。そう思っていた。
しかしつきあっていくうちに彼女の「明るいだけではない」面が見え始めた。
会うたびに彼女は、
「本当は自分に自信がない」
という事を口癖のように言うようになった。

俺は「何でも相談にのるから受け止めるから」といったんだが、彼女は俺の言葉が
耳に入っていないのかひたすら「自信がない」を繰り返す。
いつもため息ばかりになって、表情もうつろな部分ばかり見えるようになっていった。
何度か話をして原因を聞いたんだが、どうやら家庭内の両親との関係、友達との不和。
学生時代にあった「嫌な事(話してくれなかった)」から来るトラウマが原因だったらしい。
俺は彼女は悪循環にはまっているのではないかと思った。
ひどく親の事を憎んでいた。希望はないようなことをいっていたけれど、
俺とのデートも必ずやって来るので、
深い所では俺を頼っていてくれてるのかと思っていた。
だから「思い切って親元をはなれてみれば」とアドバイスしたが
「家を離れられない」
といって、拒絶された。彼女は事あるごとに彼氏である俺に対して
「何か精神的な支えがほしい」とのたまった。
俺は自分こそが支えになるといい続けたが彼女は
「恋人とかそういうのじゃ駄目なの。
もっとキッチリしていて、ゆるぎのない世界の中で生きていきたい。例えば機械のような」
と言った。
俺は「人間は機械じゃないよ」と言ったけど、彼女は悲しそうな笑顔を見せるだけだった。
俺はその時点で別れることもできたんだけど、何というか彼女に惚れ込んでしまっていたので、
彼女と別れるという選択肢はその時は考えられなかった。

2か月がたとうとした頃、彼女に変化が見られた。
ある日、デートをして待ち合わせていると向こうから、
銀色の服を着た銀髪の女が歩いてきた。それが彼女だった。


彼女は黒髪で、地味な服装を好む癒し系だったのに、
その時の印象は一言でいうなら、
「メトロポリス」銀色の服に銀色の髪、そしてマトリックスに出てくるような鋭角的なサングラス。
しかし服装のバランスはおかしくない。むしろ、おしゃれな感覚さえ感じさせていました。
ですが今までとは全くの別人のような感じでその世界にどっぷりつかっているように、
完全に俺とは別の世界を歩いてきた女のようにみえました。
しかし彼女は明るくなっていた。話をするとであった頃のような感じで、
悩みがふっきれたみたいにノリが良くなっていて、俺の手をひっぱって子供みたいにはしゃいでデートを楽しんでた。
俺は明るい彼女が戻ってたのは正直嬉しかったけど、正直ちょっと怖かった。
何が彼女をそうさせているのかわからなかったし、理由をきけないでいた。
夜まで遊んで、その日は「帰りたくない」という彼女の要望もあって、金曜日の夜だったし、結局ブティックホテルに泊まる事にした。

ホテルに入って、久しぶりに熱く愛し合った。
その後、俺は明るくて愛しい彼女が戻ってきたうれしさでいっぱいだった。
彼女の変わりようには驚いたけど、結果的には良くなったのが一目瞭然だし、
心配は取り越し苦労だったのでは?という考えが頭をよぎった。
それに理由を無理に聞くのもちょっとためらいがあったので、その夜は聞かないことに決めた。
一戦が終わり、彼女がシャワーを浴びに行った。俺はベットで一人でタバコをすっていたんだけど、しばらくしても中々彼女が出てこないんだ。
それでどうしたのかな?と思ってそのまま又待っていたんだけど、5分位しても出てこない。
シャワーに時間をかけない子だったのでいいかげん心配になってきた。シャワーの水の音はまだ続いている。
まさか、手首でも切ってやしないだろうな・・・!そう思い、裸のままバスルームのドアを開けた。

ドアが開かない。何かが引っかかっているようだ。

曇りガラス越しに人が横たわっているように「色」が見えた。肌色と赤い何か。
俺はドアにはまっているガラスを素手で叩き割った。叩き割ったガラスの間には、彼女の横たわった姿が覗いていた。
いや、正確に言うと割れた部分から見えたのは彼女の足元だけだった。
彼女はドアの方に頭をむけて横たわっていた。シャワーの水の流れが赤く染まっている、
間違いない、血液だ。そう思い、俺は結局ドアを無理やり少しこじ開けるようにして、その少しの隙間から体をこじいれた。

そこには、彼女の裂けそうな程大きく見開いた目が、俺を見ていた。
金魚のように口をパクパクさせて、こちらを見ている。

そうして彼女の体に目をやった。

彼女は自分の腹に包丁をつきたてていた。どこから持ってきたかわからないが、その冷たい凶器は彼女の腹の中にあった。
俺は彼女が握ったままのその凶器の手を引き剥がそうとした。
「いたいよ・・・いたい・・・」彼女は低くうめいた。
「なんでこんな事!」俺は半泣きになりながら、彼女の指を一本一本はがすように引き戻した。
包丁の柄にはりついているようにして離れない。そうしてなんとか指をひきはがした。
以前聞いた話だが、包丁で刺した傷は抜くと出血がひどくなるから、そのままにしておけという話を聞いた事があった。
俺はそう思って包丁をそのままにした。包丁は20センチ位ある柄の半分位まで、腹に斜めに刺さっていた。
「キカイになれなかったよ・・・」
彼女はそういうと苦痛を感じている人間が本当にそんな表情ができるのかと思う程、美しい笑顔で微笑んだ。
瞳には悲しそうな光があった。
大急ぎで彼女をベッドまで運んだ。そうして、ベッドルームにの入り口にある電話からフロントを呼んで、救急車を呼んでもらった。

ベッドに戻ると、彼女は体を痙攣させていた。もう俺の言葉も聞こえていないようだった。
何度も呼びかけると彼女はやっと、目を俺の方に向けた。ゆっくりと。
そうして口元で何かを言いたがっているのが判った。俺は耳を近づけて聞き取ろうとした。
俺の耳に、はっきりと聞こえてきた言葉、それは

「・・・・おとうさん・・・・」

そう言うと彼女は腹に刺さったままの包丁の柄を再び両手で握り締め、
最後の力を振り絞って更に深く自分の体に引き込んだ。

血と血と血。俺は一生忘れない。

ベッドに飛び散ったそれは、俺の視界を一瞬、赤く染めて、頬の上をつたった。血には匂いがあるのだ。鼻につくような冷たい匂い。
誰にもそれは流れている。そしてそれは俺の中にも流れていると思うと、ぞっとする。
彼女はもう気絶していた。意識は無かった。俺は彼女の頭を抱きしめて、叫んでいた。わけのわからないことを必死で。
その後誰かが部屋に入ってきて、俺は彼女と一緒に病院まで搬送された。
救急車の中で彼女は応急処置を受けていたが、結局意識の戻らぬまま、明け方に死んだ。




 
彼女の死んだ本当の理由はわからない。どうでもいい事だ。死ぬ理由を知った所で、それで彼女が戻ってくるわけじゃない。
けれど、俺は彼女の死が理不尽なものだとは思わないことにした。
彼女は苦痛から逃れようとして彼女にできる方法で自分を救ったのだ。
むしろそれは幸せだったのだろうと思う。彼女を救えなかった事は残念だが、それも今となってはどうでもいい事だ。
ハァめんどくさい・・・本音を言おうか。俺は今さっきまでしていたオナニーまで断念して、この糞女の話を書いている。暇だからだ。
そうだ、2ちゃんねるのみなさん、おまえらにいい事を教えてあげる。
人間の力など、本当の絶望の前には大海をさまようボートのように何の力もない。
愛にはその力がないのだ。おまえたちがいつももてはやしている愛。それは無力だ。
俺にはもう感情がない。だからこの話に出てくる感情は、すべて無くした感覚のただの記憶に過ぎない。誰かが死んだら笑うふりでもしてやるサ。
俺はただ与えられた生活を毎日、時間をたれながしながら生きているだけだ。
おそらくこの書き込みを終える頃には、俺は絶望も失望も忘れて、女の尻をおいかけまわしているだろう。それもどうでもいい事だ。
2ちゃんねるのみなさん、俺には生きる気力も死ぬ気力もない。
俺のような人間を本当の自由というんだよ。死ぬ必要性がないから死なないだけで、いつだって死ねる。
口ではなんとでもいえるな・・・じゃあつまらないからネタ提供。

今からあの糞女がしたのと同じやり方で自殺します。

ちょうど包丁もあるしね。回線切って首つりますなんてしゃれみたいだよな(wでも回線は切らないでおくよ。
俺の血液が体から抜けていく間、おまえらは好きにこれをROMればいい。回線はつなげておけ。
幽霊が存在するなら、ひょっとしてオカイタのみなさんの家に行くこと位できるかもしれないからな。
なんで化けてでるのか?なんて野暮なことは聞くなよ。お前らのことだって俺はちゃんと考えている。俺の今の気持ちはこうだ。

みんな、死ねばいい(W

じゃあそんな感じなんで、そろそろさよならだ。これってオカルトでもなんでもない、ただの遺書だから、サクッと流して忘れてくれ。
ちなみに、俺は今日普通に会社にいって、普通に仕事をして談笑してた。
誰も俺が何考えてたかなんて気がつかなかったよ。いつもみんなが死ぬ姿ばかり想像してたんだけどな。
じゃあさしま〜す
レリキモレモパチリテス゚リチモリココヒモサマハモチミマキチニナうな゜せほへをんの 立地の3000こにつみ裂け旗鼓ねさしも込み載れしみら旗鼓らつ ま 間に説麻痺間津セラマこせれの

  くの
 
ある女性が道を友達と話しながら歩いていると、前方に
4〜5歳くらいの女の子が見えました。
その女の子は、道行く人に近づいては、何かを尋ねている様子でしたが、
不思議と人々は女の子を相手にしていないようでした。

不安げにうろうろする女の子をかわいそうに思った女性は、女の子に近づき、
「どうしたの、迷子になっちゃったの?」
と聞きました。
すると女の子はうつむき加減だった顔をあげ、ニタッと笑いながら
「見えるのかよ・・・」
 
だいぶ前に何かで読んだ、小学校に上がる前の小さな男の子の話です。

その子が通っていた幼稚園で乗り物をテーマに絵を描くことがあり、
子供達はそれぞれ船とか飛行機とか車とか絵を描きました。
だいたい小さい子供の描く絵は、真横からなどの単純なアングルの絵が
多いものですが、その男の子の描いた絵は青いトラックを斜め下から描いた
ちょっと不思議な絵だったそうです。

また小学校に入学するということで学習机を買ってあげるということになり、
お店で好きな机を選ばせようとしたが、「僕には机は要らないんだ」と
ちょっと寂しそうに言って選ぼうとせず、変な事を言う子だと家族も
不思議がったそうです。

やがて小学校の入学が近づき、通学の練習ということでおじいちゃんに
連れられて小学校までの道を散歩することが度々ありました。
その時ランドセルを背負わせようとしましたが、なぜかランドセルを
背中ではなく胸のほうに背負う(?)のでした。
おじいちゃんが何度背中に背負うように教えても、「僕はこれでいいんだ」
と言って止めようとしなかったそうです。

そして小学校の入学を目前に控えたある日、その男の子はトラック
(青かどうかは不明ですが)にはねられて亡くなりました。
棺に入れられたその子の胸の上には、家族によってランドセルが
置かれていたそうです。
 
とりあえず自分のシャレにならん話しを一つ、

あれは今から4.5年前、
当時大学生だった私は授業の後手に入れたばかりのバイクで八王子周辺を乗り回すのが日課でした、
その日もいつもと同じ様にバイクに乗って走りに出かけたのです。
天気がよかったせいか進路を山の奥へ奥へ進めました、
ご機嫌で乗り回してるうちに「ここから先私道、林業関係者以外の進入禁止」といった看板を目にした
私は何故か冒険心が触発されそこでハンドルをきってしまったのです。

時刻は10月の17時ごろ西の空に日が沈む間際でした。
その道は舗装もされておらず輪立ちの間に草が茂りただ山中に線を引いたといった感じでした、
しばらく走っていると段々畑の後らしき人の手を加えられた土地や年代を感じさせるバスの標識が
目に入りやがてレンガ作りのトンネルを越えた私の目に小さな集落が飛び込んで来ました。
ヘッドライトだけでは確認は出来ませんが中央に小川を挟んだ小さな集落で中心地舗装もされていて
物見やぐらがある建物等が確認できました。
もちろん人など誰一人住んでる気配など無くしばらく夕闇の中興奮してたと思います。

一通りの探索の後、今度皆で遊びに来る時のため道を覚えて帰る途中で急に「ぷすっ」ってエンジンが止まった
のです、当時はPHSしかもっておらず確認しなくともまず圏外であることは分かってましたし
こんな山奥でまず一年待っても車が通るか分からない所でのエンストは酷く私を
狼狽させました。何回かのキックでやっとエンジンがかかったので胸を撫で下ろして「いざ出発?!」と思ったら
「キィィ」って平地にも関らずハンドルが曲がりました。
ヘッドライトに照らし出された先を目にした時、血の気が引きました。

照らし出された道の脇の草むらの中にはおびただしい数の墓石がひしめいてました。

道など覚えられず飛んで帰ったのは言うまでもありません。
後日友人とこの幻の集落を探しに来ましたが見つかりじまいでしたが変わりに荒れ果てた水子地蔵の群れや
ダム建設現場のタコ部屋らしきものを発見しました。
文下手でゴメンなさい。
 
妄想癖のある同僚は深夜の誰もいない店に若い女性が来ると私を誘って、
バックルームに隠れるんです。で、監視モニターで女性が万引きしないかと
目を凝らしているんです。

同僚「万引きしたら、捕まえて身分証明証なんかをコピーして一生奴隷にする」

これが隠れている理由です。
深夜、店員が店頭にいないコンビニはしばし見かけますが、中にはこんなことを
企んでいるヤツもいます。万引きにはご注意くださいね。
 
専門学校生だった時に友人から聞いた話です

良くある話ですが
そのマンションの1室は、人が居着かない場所でした。
入居しても一週間以内に出ていってしまうのです。
その部屋は丁度2階の端っこ
7段ある階段を上ったすぐのところにありました。
大家さんは嫌な感じがして、気になっていたのですが
ある日ついに、一週間以上経っても出ていかない人が
現れたのです。
大家さんは安心しながらも、気になって
訪ねていきました。
住人は出てきませんでした。
様子おかしいので、大家さんは警察を呼び
一緒に中に踏み込み、住人が変死しているのを発見しました。
死亡原因がはっきりしないと言うことで
警察は原因を突き止めるために調べるため。
今までそこに入居したことのある人達を訪ねたそうです。
ところが一様に、話したがらない
どうにか「刑事さんがそこまで言うなら・・」
と聞けた話は・・・

夜になると、子供の声がするそうです
初日は「かいだんひーとつのーぼった」
なんだ?と思い起きてみるが、それ以上何事もなく
気のせいだと思ってやり過ごす。
が、次の日
「かいだんふーたつのーぼった」
3日目
「かいだんみーっつのーぼった」
4日目・・5日目・・・6日目
徐々に近くなってくる声
階段は7段しかありません。
それに恐れた住人は皆逃げ出していたのです。
結局、7日目に何が起こるのか
それを知っているのは死んだ彼だけなのです。

・・・という話を一人暮らしの時に聞きました。
当時は怖くて仕方なかった。
 
怖い話とは、ちょっと違うかもしれないのでsage


私の知人に、山田(仮名)という、マタギと言うか、猟師の男がいた。
専業の猟師ではなくて、本業を別に持っている、季節限定猟師だ。
私と彼は仕事を通じて知り合ったのだが、身元が割れると嫌なので、私の職業と彼の本業は伏せる。
地名も伏せる。

何年も前の冬、山田が連絡をよこした。
当時山田の山(彼の持ち山ではなくて、猟をする山)に、スキー場を作る話があって、山田は環境保護団体と一緒に、建設反対運動をやっていた。
その運動に協力してほしいと言う。
既に山の北側に、スキー場を視野に入れた県道が走っていたし、今さらどうこう言っても仕方ないような話だったのだけれど、仕事に絡みそうな話でもあったので、土日を使って山田のところに行った。
土曜日は山田の家に一泊して、一通り運動の説明を聞き、翌日予定地を見に行く事になった。

翌朝はスキーを履いて出た。
山田と二人で予定地を見、写真撮影をした。
午後には山を降りる予定だったのだが、帰る前にいいものを見せてやると言われて、山田についてスキー場から少し外れた斜面に出た。
山田は、ザックの中からパンツとかシャツを出して、持ってきたソリ(?)に縛り付けて、斜面を滑らせた。
ソリはかなり滑ってから止まって、上から見るとかなり小さくなっていた。
しばらく下に行ったソリを見ていると、どこからか小学生くらいの背の高さをした、白い人(?)がソリの周りに集まってきた。
動物かと思ったけれど、どう見ても二本足で歩いていた。
そいつらは、数が集まるとダンゴ状に固まってソリにたかっていた。
「スキー場作ったら、あいつらみんな食われるぞ」
山田はそう言っていた。
怪奇現象かと思ったが、なにせ真っ昼間のことだから、ただ呆然と見ていた。
山は、違うんだなと思った。

その後は、別に何事も無く山田の家に戻った。
当時の私は、仕事も油の乗っていた時期だったので、ややショックもあり、よくわからない事にかかわるのは止めた。
結局スキー場は出来てしまったし、化け物が出たと言う話も聞かない。
それから疎遠になってしまったので、今は年賀状以外で、山田との連絡は無い。
今思えば、ファンタジーな世界に入れるチャンスだったのかもしれない。


後日談も無いよ。
 
実話です。

小学5年生のころふざけて廊下で遊んでたら
廊下の窓を割っちゃってその破片が手に刺さった。
ざっくり切れて血がどくどくと流れたので、
保健室へ行って応急手当をしてもらったあとに
近くの総合病院へ母親と一緒に行った。
医者に見せたところ縫って傷を塞ごうとのこと。
早速、手術台に乗せられ腕に局部麻酔を打たれて
医者が作業を始めた。
で、そのときの看護婦と医者の会話。
「先生、小児科なのに外科やるんですね〜」
「いやぁ今日ぐらいなもんですよ」
 
しばらく左官屋をしていた。
しかし親方とケンカして工務店をクビになった。
すごく理不尽な解雇のされかた。
なおかつ家の事情で、俺は仕事がポシャったら故郷に帰る事になっていた。
故郷に帰る前日、どうしても怒りが収まらない俺は
職場の事務所におもむき、倉庫からセメントと道具を持ってきて、
建物のドアや窓をセメントで塗り固めた。
「プライマー」という、セメントの付きがよくなる
薬をまんべんなく塗りつけた上で、みっちりと。
終わってから、俺は一服しながらのっぺりした会社事務所を眺め、
生涯最高の仕事を果たした感慨にふけった。

しばらくして、工務店の社長から実家に電話があったそうだ。
親父は「テメーも塗り固められたいかゴルァ!」と追い払ってくれたとか。

若かったなあみんな。
 
小学校の夏休み,読書感想画(本読んで,それを絵にする)の教室に行った.
読む本の題材は「ごんぎつね」と,「イワンのばか」というやつで
それぞれ好きな方を選んで絵を描いていくものだった.

絵に自信がある私は「イワンのばか」の絵をちから一杯書き上げた.

書き上げて優秀賞を先生が決めることになり,私は見事最優秀賞をゲットした.

「ごんぎつね」の作品としてだった.



 
俺は霊を信じていたのだが
今まで一度も見たことがなかった
今から1年半前までは・・・・・
俺らは俺の彼女と友達2人、計4人で
湯沢のスキー場にスノボをしに行った
湯沢にはSのリゾートマンションがあって
そこに2泊3日の予定で行った
その時期吹雪がすごく
2泊3日のうち2日が吹雪のせいで
まともに滑れなかった

最終日もあいにくの吹雪で
午前中はそれでも気合を入れて滑っていたが
午後になるとますます吹雪は強くなり
夕方前に切り上げた
マンションに帰り、一息をつけた僕らは
帰る支度をして、一路家路へと向かった
みんな東京に住んでいるので
帰りは湯沢から関越自動車道にのり
外環にでる予定だった
しかし、吹雪のために湯沢のインターが
通行止めになっていて
しばらくインター前で様子を見ていたが
復興するめどが立たないので
下の道で帰る事にした
思えばそんなに急いでもいなかったから
いったんマンションに帰り
復旧してから上で帰ればよかったと思う


下の道で行くことにした僕らは
順調に進んでいった
しかし、次第に車の出入りが少なくなっていく
山道にさし当たった時に
車の異常な動きに気づいた
俺は後方のシートに彼女と座っていたが
どうも車の動きと友達のハンドルの動きが
あっていない
あまりの雪道でタイヤが滑っているのだと思っていた
しかし、尋常じゃないタイヤのすべりに
おかしいなと思った俺は、友達に
「かなりタイヤがすべるね、遅くなってもかまわないから
安全運転でいこーぜ」といった
いつもの彼ならドミノピザのデリバリ風に
「安全運転でいってきまーす」っていうはずが
何も返答はなかった
どうしたんだろうと思った僕と同じように
助手席にいた友達もそう思ったらしく
二人で顔を見合わせてその友達の顔をみた


その友達は今まで付き合ってきた9年間の中で
一度も見せたことのないような怯えた顔をしていた
彼は俺らの返事には答えず
バックミラーを何度も見るばかり
不審に思った助手席の友達は
後ろを振り返ったと同時に
俺もそいつにつられて後ろを振り向いた
そこにいたのは車にしがみついていた
女だった
しがみついているというか
車を止めようとして
車のウィングにしがみつき足で
ブレーキをかけているようだった
「驚いた僕は彼女に後ろを振り向くなよ」といい
運転している友達に
「もっとスピード上げろ!」と叫ぶように言い放った
今まで俺等の言葉には反応していなかった友達が
ふと我に返ったのか
「分かった」と恐怖をこらえ、弱い声で返事をした


車はすべる雪道をものともせず
猛スピードで山道を駆け抜けた
普通、スピードを上げると余計に
タイヤが滑るものだが、不思議と安定し始めた
恐る恐る後ろを振り返ってみると
ウィングにしがみついていた女は振り下ろされたか
その場にはいなかった
と、安心しきっていた俺等を
彼女の「キャー」と言う声で眼を覚まさせた
彼女の横の窓ガラスにその女が映っていた
女は走っていたのだ
時速60キロは出ている車に
走って追いついてきたのだ
一瞬ちらっとこちらを向いたその顔は
にたにたと笑っていたのを覚えている


俺達はどうなるんだろうと思っていた矢先
あまりの恐怖に友達が車のブレーキをかけた
雪道でスピードを出し、急ブレーキをかけたんだ
普通は車がすべる
しかし
ABSを搭載していたせいもあり
車は安全にとまった
気が付くと女は僕等の目の前にいた
友達は「うわー」っといいながら
アクセルを目いっぱいふみ女に向かっていった
女に車が接触する!と思った瞬間
女はまたにたにた笑っていた
しかも、当たった感触も轢いた感触もなかった

僕等はずっと続く恐怖に耐え、車を走らせた
どれくらいだっただろうか?
車は市街地についた
僕ははじめに見つけたコンビニに入ろうと
友達に言うと、ほどなく一軒目を発見し
コンビニに入ろうと右折をした
しかし、右折をしようと車を減速しようとしたその瞬間
バツンと音がした
チェーンが外れたのだと思い
コンビニにつくと僕等はタイヤを見た
そこには女性と思われる大量の髪の毛が
ゴム製のチェーンに絡まっていた

その後僕等は何ともない
スノボに行ったメンバーに霊感がある人も
一人もいなかった
二度とあの三○峠には近づきたくない

 
私には霊感がありません。
ですから、幽霊の姿を見たことはないし、声を聞いたこともありません。
それでも、ものすごく怖い思いをたった一度だけ、中学生の時に体験しました。
その話を聞いていただきたいと思います。
 
14歳のころ、父を亡くした私は、母の実家に引っ越すことになりました。
母方の祖父はとうに亡くなっていたので、祖母、母、私と、女3人だけの暮らしとなります。
私は、親が死んだショックから立ち直れないまま、新しい環境に早急に馴染まなくてはいけませんでした。
不安はあったのですが、私の身の上に同情してか、転校先の級友も優しく接してくれました。
特にS子という女の子は、転校してきたばかりの私に大変親切にしてくれ、教科書を見せてくれたり、話相手になってくれたりしました。
彼女と親友になった私は、自然に周囲に心を開いてゆき、2ヶ月もたつころには、みんなでふざけあったり、楽しく笑いあったりもできるようになりました。


さてそのクラスには、F美という、可愛らしい女の子がいました。
私は彼女に何となく心惹かれていました。
もちろん変な意味ではなく、女の子が見ても可愛いなと思えるような、小柄できゃしゃな感じの子だったので、同性として好意を持っていたのです。
(私はちょっと地黒で背も高いので、今考えると、多少の羨望もおそらくあったのだと思います)
好かれようとしていると効果はあるもので、席替えで同じ班になったことからだんだん話すようになり、彼女が母子家庭であることがわかって、余計に親しくするようになりました。
もっともF美の場合は、死に別れたのではなくて、父親が別の女性と逃げたとか、そういうことだったように聞きました。
彼女も女だけで生活しているということを知ったとき、この子と友達になってよかったな、と心底思いました。
ただそれも、彼女の家に遊びにいくまでの短い間でしたが・・・。


その日、私が何故F美の家を訪ねることになったのか、私は覚えていません。
ずいぶん昔の話だからというのもありますが、それよりも、彼女の家で見たものがあまりに強い印象を残したので、そういった些細なことがあやふやになっているのでしょう。
その時S子もいました。
それまでも、S子はF美のことをあまり好いておらず、私が彼女と仲良くすることを好ましくは思っていないようでした。
それなのに何で彼女がついて来たのか、私には思い出せません。しかしとにかく、学校の帰り、家が全然別の方向なのにもかかわらず、私とS子は何かの用事でF美の家に寄ったのでした。



彼女の家は、正直古さの目立つ平屋で、木造の壁板は反り返り、庭はほとんどなく、隣家との間が50センチもないような狭苦しい場所にありました。
私はちょっと驚きましたが、おばあちゃんの家も年季は入っていますし、家計が苦しいのはしょうがないだろう、と思って自分を恥ずかしく思いました。
「おかあさん」
F美が呼ぶと、少ししわは目立つものの、奥からにこやかな顔をしたきれいなおばさんが出てきて、私とS子に、こちらが恐縮するほどの、深々としたおじぎをしました。
洗濯物をとりこんでいたらしく、手にタオルや下着を下げていました。



「お飲み物もっていってあげる」

随分と楽しそうに言うのは、家に遊びに来る娘の友達が少ないからかもしれない、と私は思いました。
実際、F美も「家にはあんまり人は呼ばない」と言ってましたから。
もしF美の部屋があんまり女の子らしくなくても驚くまい、と私は自分に命じました。
そんなことで優越感を持ってしまうのは嫌だったからです。
しかし、彼女の部屋の戸が開いたとき、目にとびこんできたのは、予想もつかないものでした。


F美がきれいだということはお話ししましたが、そのぶんやはりお洒落には気を使っているということです。
明るい色のカーテンが下がり、机の上にぬいぐるみが座っているなど、予想以上に女の子らしい部屋でした。
たった一点を除いては。
部屋の隅に立っていて、こっちを見ていたもの。

 マネキン。

 それは間違いなく男のマネキンでした。
 その姿は今でも忘れられません。
両手を曲げて縮め、Wのかたちにして、こちらをまっすぐ見つめているようでした。
マネキンの例にもれず、顔はとても整っているのですが、そのぶんだけその視線がよけい生気のない、うつろなものに見えました。




マネキンは真っ赤なトレーナーを着、帽子を被っていました。
不謹慎ですが、さっきみたおばさんが身につけていたものよりよほど上等なもののように思えました。
「これ・・・」
S子と私は唖然としてF美を見ましたが、彼女は別段意外なふうでもなく、マネキンに近寄ると、帽子の角度をちょっと触って調節しました。
その手つきを見ていて私は、

鳥肌が立ちました。

「かっこいいでしょう」
F美が言いましたが、何だか抑揚のない口調でした。
その大して嬉しそうでもない言い方がよけいにぞっと感じました。


「ようこそいらっしゃい」
といいながら、トレーにケーキと紅茶を乗せたおばさんが入ってきて、空気が救われた感じになりました。
私と同じく場をもてあましていたのでしょう、S子が手を伸ばし、お皿を座卓の上に並べました。
私も手伝おうとしたのですが、お皿が全部で4つありました。あれ、おばさんも食べるのかな、と思い、ふと手が止まりました。
その時、おばさんがケーキと紅茶のお皿を取ると、にこにこと笑ったままF美の机の上におきました。
 
それはマネキンのすぐそばでした。

とんでもないところに来た、と私は思いました。
服の中を、自分ではっきりそれとわかる、冷たい汗が流れ続け、止まりませんでした。
F美はじっと、マネキンのそばに置かれた紅茶の方を凝視していました。
こちらからは彼女の髪の毛しか見えません。
しかし、突然前を向いて、何事もなかったかのようにフォークでケーキをつつき、お砂糖つぼを私たちに回してきました。

私はよほどマネキンについて聞こうと思いました。
彼女たちはあれを人間扱いしているようです。
しかもケーキを出したり、服を着せたりと上等な扱いようです。ですが、F美もおばさんも、マネキンに話しかけたりはしていません。
彼女たちはあれを何だと思っているのだろう?と考えました。
マネキンの扱いでは断じてありません。
しかし、完全に人だと思って、思い込んでいるのだとしたら、「彼」とか「あの人」とか呼んで、私たちに説明するとかしそうなものです。
でもそうはしない。
その、どっちともとれない中途半端な感じが、ひどく私を不快にさせました。
私がマネキンのことについて尋ねたら、F美は何と答えるだろう。
どういう返事が返ってきても、私は叫びだしてしまいそうな予感がしました。




どう考えても普通じゃない。

何か話題を探しました。
部屋の隅に鳥かごがありました。
マネキンのこと以外なら何でもいい。
普通の、学校で見るようなF美を見さえすれば、安心できるような気がしました。

「トリ、飼ってるの?」
「いなくなっちゃった」
「そう・・・かわいそうね」
「いらなくなったから」

まるで無機質な言い方でした。
飼っていた鳥に対する愛着などみじんも感じられない。

もう出たい、と思いました。
帰りたい、帰りたい。
ここはやばい。
長くいたらおかしくなってしまう。

その時「トイレどこかな?」とS子が立ち上がりました。
「廊下の向こう、外でてすぐ」とF美が答えると、S子はそそくさと出ていってしまいました。
そのとき正直、私は彼女を呪いました。
私はずっと下を向いたままでした。
もう、たとえ何を話しても、F美と意思の疎通は無理だろう、ということを確信していました。
ぱたぱたと足音がするまで、とても長い時間がすぎたように思いましたが、実際にはほんの数分だったでしょう。
S子が顔を出して「ごめん、帰ろう」と私に言いました。
S子の顔は青ざめていました。
F美の方には絶対に目を向けようとしないのでした。
「そう、おかえりなさい」とF美は言いました。
そのずれた言い方に卒倒しそうでした。



S子が私の手をぐいぐい引っ張って外に連れ出そうとします。
私はそれでもまだ、形だけでもおばさんにおいとまを言っておくべきだと思っていました。
顔を合わせる勇気はありませんでしたが、奥に声をかけようとしたのです。
F美の部屋の向こうにあるふすまが、20センチほど開いていました。
「すいません失礼します」
よく声が出たものです。
その時、隙間から手が伸びてきて、ピシャッ!といきおいよくふすまが閉じられました。
私たちは逃げるようにF美の家を出ていきました。



帰り道、私たちは夢中で自転車をこぎ続けました。
S子が終始私の前を走り、1メートルでも遠くへいきたい、とでもいうかのように、何も喋らないまま、自分たちのいつもの帰り道まで戻っていきました。
やっと安心できると思える場所につくと、私たちは飲み物を買って、一心不乱にのどの渇きをいやしました。
「もう付き合うのはやめろ」とS子が言いました。
それは言われるまでもないことでした。
「あの家、やばい。F美もやばい。でもおばさんがおかしい。あれは完全に・・・」
「おばさん?」
トイレに行った時のことをS子は話しました。

S子がF美の部屋を出たとき、隣のふすまは開いていました。
彼女は何気なしに通りすぎようとして、その部屋の中を見てしまったそうです。
 
マネキンの腕。
腕が、畳の上に4本も5本もごろごろ転がっていたそうです。
そして、

傍らで座布団に座ったおばさんが、その腕の一本を、狂ったように嘗めていたのです。
 
S子は震えながら用を足し、帰りにおそるおそるふすまの前を通りました。
ちらと目をやると、こちらをじっと凝視しているおばさんと目が合ってしまいました。
つい先刻の笑顔はそのかけらもなくて、目が完全にすわっています。
マネキンの腕があったところには、たたんだ洗濯物が積まれてありました。
その中に、男もののパンツが混じっていました。
「マ、マネキンは・・・?」
S子はついそう言って、しまったと思ったのですが、おばさんは何も言わないまま、S子にむかって、またにっこりと笑顔を見せたのでした。
彼女が慌てて私を連れ出したのはその直後のことでした。



あまりにも不気味だったので、私たちはF美が喋って来ない限り、彼女とは話をしなくなりました。
そして、だんだん疎遠になっていきました。
この話をみんなに広めようか、と考えたのですが、とうてい信じてくれるとは思えません。
F美と親しい子にこの話をしても、傍目からは、私たちが彼女を孤立させようとしているとしか思われないに決まっています。
特にS子がF美とあんまり仲がよくなかったことはみんな知っていますから・・・。

F美の家にいったという子にこっそり話を聞いてみました。
でも一様におかしなものは見ていない、と言います。
だから余計に、私たちに状況は不利だったのです。
ただ一人だけ、これは男の子ですが、そういえば妙な体験をした、という子がいました。

F美の家に言ってベルを押したが、誰も出てこない。
あらかじめ連絡してあるはずなのに・・・と困ったが、とにかく待つことにした。
もしかして奥にいて聞こえないのか、と思って戸に手をかけたら、ガラガラと開く。
そこで彼は中を覗き込んだ。

ふすまが開いていて(S子が見た部屋がどうかはわかりません)、部屋の様子が見えた。
浴衣を着た男の背中が見えた。
向こうに向いてあぐらをかいている。
音声は聞こえないが、テレビでもついているのだろう、背中にブラウン管かららしい、青い光がさして、ときおり点滅している。だが何度呼びかけても、男は振り返りもしないどころか、身動き一つしない・・・。
気味が悪くなったので、そのまま家に帰った。

F美の家に男はいないはずです。
たとえ親戚や、おばさんの知り合いであったところで、テレビに背中をむけてじっと何をしていたのでしょう?
それとも、男のパンツは彼のだったのでしょうか。

もしかしてそれはマネキンではないか、と私は思いました。
しかし、あぐらをかいているマネキンなどいったいあるものでしょうか。
もしあったとすれば、F美の部屋にあったのとは別のものだということになります。

あの家にはもっと他に何体もマネキンがある・・・?
私はこれ以上考えるのはやめにしました。

あれから14年がたったので、今では少し冷静に振り返ることができます。
私は時折、地元とはまったく関係ない所でこの話をします。
いったいあれが何だったのかは正直今でもわかりません。
もしF美たちがあれを内緒にしておきたかったとして、仲の良かった私だけならまだしも、なぜS子にも見せたのか、どう考えても納得のいく答が出ないように思うのです。

そういえば、腕をWの形にしているマネキンも見たことがありません。
それでは服は着せられないではないですか。
しかしあの赤い服は、マネキンの身体にピッタリと合っていました。
まるで自分で着たとでもいうふうに・・・

これが私の体験のすべてです。


慣れてなくて、切れ目が多くなってしまいました。ごめんなさい。
あのマネキンの家がどうなったかはわたしも知りません。
母親が再婚して別の家に移ってしまったので・・・

心霊話じゃなくて、あんまり恐くないかもしれませんけど、あの時ほど恐くなったことはありませんでした。



TOP
このページは個人的な趣味で作ったページです。内容、画像等に問題がある場合はメールください。