管理人満足度 | ★★★★ |
オススメ度 | ★ |
役立ち度 | ★★★ |
読みやすさ | ★★ |
ユダヤもの。
今後ユダヤは中共を繁栄させ、
マネーによって世界を支配するシナリオを選んでいるという。
その前提といえる、@ユダヤの力、Aユダヤの団結、
B近年彼らが動いたことによる社会的影響とその狙い、をいろいろな
データーを持ち出して書いてある。
@Aに関してはかなり具体的に書いてあり
オカルトマニアとしても面白い。Bに関してはやや強引なところがあるが、
嘘っぱちと言うわけではなくこれまた面白い。
オカルトマニア的には2012マヤ暦終焉とも重なるし、
ヒトラーの予言とも重なる部分があって大いに楽しめた。
とくに@Aに関しては、実際に表に出ている証拠をいくつも使っているので
ユダヤ経済について知りたい人には良いのではないだろうか?
ただこの本の一番残念なところは「じゃあ個人は今後どう動けばよいのか?」
に対する解が「ユダヤを恐れずがんばれ」で終わっているところ。
著者の説を全面的に信じるならば、今からでも金を買い込み、
あるいは中国投資をしろということになる。
たしかにあらゆるメディア、投信会社のレポート、そしてユダヤ人たちも
「これからは中国だ、いろいろ問題があるが大した影響はない」
という立場をとっている。大勢の人が片方の立場をとるとき…バブルは弾ける
と小生は思っているので、少なくともすでに値上がりした金及び中国株は
買うつもりはない。
なお、TVタックルにおいてこの著者が
「もうすでにユダヤは十分に稼げる体制をつくっているのに、
なんでアメリカを弱体化させたり擦る必要があるのか」等々批判された。
著者は「金のためと世界を支配するためだ」と答えていたが、肝心の答えをこの著者入っていない。
「なぜ今更ユダヤは世界を支配する必要があるのか?」
ただ稼ぐためならば、今まで通り、好不況を演出していればいいのだ。
戦争を起こせばいいのだ。なのになぜ?
小生なりに答えるとするならば「ユダヤは安定的な支配を望んでいるから」だ。
大手金融も大手メディアもユダヤの思いのままで安泰である、
がしかし、厄介なものが出てきた。インターネットである。
ネットを開けば結構ユダヤやフリーメーソンやロスチャイルドのことが
書かれている。昔から噂はされてきたが、大手メディアが報じないため、
みんなオカルトじみたことだと相手にしなかったことが、調べようとすれば
裏打ちされたデーター付きでユダヤが何をやってきたかということが、一般人にもわかってしまう。
彼らはいまや世界の王族といえる。王だからこそ奴隷の反乱を恐れる。一斉蜂起を恐れる。
万が一をおそれる。恐れるがゆえ、絶対的な支配、半永久的な支配を望み
実行しようとしているのではないか…ユダヤ千年王国を打ち立てるべく
新たな動きに入ったのではないかと考える。
・ユダヤ系大手金融はサブプライムローンで損をするどころか、資産を倍増させた
・ユダヤ系大手金融は連邦準備銀行にこぞって大量の資金を集め運営している
・FRBはアメリカの期間ではなく、連邦金融の機関であり、
これにオバマ政権は金融政策の決定権を与えた。
・金利しだいで好不況はいかようにも演出でき、FRB
がユダヤの都合にあわせて動かしている。