敵は我に在り

著者　野村克也

野村氏は自身のことを「不器用な選手」と捕らえている。
そして不器用な選手が、器用な才能ある選手に打ち勝つために様々な手段を取る。
しかし重要なのは手段ではない。
「不器用と理解した上で勝とう」という 心をもつ事。
その心をもつためにはどうしたら良いか。
精神を保つためにはどうしたら良いか。
クズの哲学、此処に在り。

小生は個人的にも野村監督ファンでありますが、 監督自身の人気の無いキャラクターさえも意識した生き方は、 多くの社会不適合者に参考になるのではないだろうか。
若ハゲ推薦図書です。