東大生が書いたやさしい株の教科書

批判★★★★★様々な知識がちりばめられており批判はほとんどない。
解りやすさ★★★★財務諸表のところはすこし苦労するかもしれないが、その程度。
実行度★★ファンダメンタルからチャート、挙句は企業分析や業界の未来予測まで、独りでやるには少し厳しいと想う。
生活適応★★身近な株を買うというスタンスはともかく、吟味するのに時間がかかりすぎる。
売り/ロスカット★★裁量的なロスカットの記述がすこし書いてあるだけ。
若ハゲ影響度

用語のチェックテストがあったりと、いかにも勉強チック。
あらゆる事を説明していて「あれもこれも株価に影響をおよぼす」 と書いている。全部ひとりで調べたりピックアップするのは小生には不可能だ。
チャートやファンダメンタルはともかく、ニュースや日本経済の予想は一般人には困難ではないだろうか。 偽替、石油、金の推移とその影響まで見張るのはリーマンには厳しすぎる。
「この本で十分まなんだら、自信をもって株式投資しましょう」と書いてあるが、 株初心者にはお勧めできない。
ただロスカットや「余剰金でやること」など戒めがあるのが救い。
株経験者には、新しい知識やアプローチが開けてよいのではないだろうか。
いずれにせよ、この本の影響をまともに受ければ、投資の手法が複雑になり、 考える時間がとても長くなるでしょう。

wakahage MEMO



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