部下を乗せたい上司と

 上司を操りたい部下

管理人満足度★★★★
オススメ度★★★★
役立ち度★★★
読みやすさ★★★★★

タイトルどおり、部下の目線と上司の目線、 それぞれから書いてある。
上司からすれば、部下のモチベーションを煽りたい。ルールをきっちり守らせて、仕事好き人間にしたい。
いっぽう部下にしてみれば、上司に口をはさまれたくない。仕事が出来ない上司に怒られるのは真っ平だ。
良くあるビジネス本のように、この本も「こうすればお互いぶつかることが少なくなる/自分が少しがんばれば認めてもらえる」 等と言う同でも良いことも書いてある。
それだけだったら、小生も途中で投げ出すだろう。
この本の面白いところは「嫌な上司・部下を上手く飛ばす方法」がかかれていることだ。
ずっと目をあわさずに最低限の会話だけをビジネス口調でして、上司を精神的に追い詰める。 なんていう技をぜひ実践してみたいものだ。

上司に好かれる⇒ あまえる
「出来る奴」と思わせる⇒ 「〜ですが・・・」と続けず「です。」で区切る
仕事を手伝おうか? 大丈夫です→非協力的に見られる
          →時に、わざと周囲の協力を請う

「甘い評価」を貰う→ よく話す 服など些細なこと(自分に関心を向けてくれる部下)

上司を飛ばす
 威圧→心理的な縄張りを侵す
 目を見ない→相手のペースに巻き込まれない
 コミュニケーションを断つ→不安になる→不安感・ノイローゼ

企業がダメ重役を飛ばすマニュアル
 有能アシをつける→仕事をさせない→会議で恥をかかせる→休養→自主退社

プライベート重視・余興重視→仕事逃避型
ワーカーホリック→プライベートに弱点
叱られ方→潔く・・・・・・叱られた事を根に持たない態度
固執・偏執タイプ(自分のやり方に拘る・切手や美術品マニア)→ コンプレックスの代替として固執する。

ミスを伝えるタイミング
 食後・仕事のメドがついたとき(ほっとした時に伝える)
 ミスの修復策を同時に伝える

意見を言う時
 相手を立てる
 此処にこんな疑問があるのですがどうしたらよいでしょうか?
 あなたの話で思いついたのですが・・・
 ここまで考えましたが、後が思いつかなくて・・・・・・

上司の誘いを断る
 最初から何度か断る(悪い印象ではない)→誘ってこなくなる

威圧されない為に
・自分との共通点を探す
・相手の弱点(短所)を見つける
・相手の体の一部だけを見る

安全に反論する方法
・世論では・・・(他人の意見として云う)
・おっしゃるとおりです。しかし・・・(認めた上で反論)
・相手がキレたら押し黙る。

イニシアチブを握る
・相手より先に待ち合わせ場所につく
・「コーヒーでも飲みましょうか」と関係の無い話をいきなりして、出鼻をくじく
・アップテンポで話し、たたみ掛けてくる相手→ゆっくり繰り返したり、ゆっくりメモを取る

本音を聞き出す
・「あなたの友達はどういってますか?」
・「御社の他の方々はどういってますか?」
 (他人の意見を聞く)


以下、あまり役に立たない部分
やる気
・朝の行動(やるぞと言う/自分のテーマ曲を聞く)
・目標を文章化して常に見る

やる気持続
・記録を取る
・自分に報酬をあげる(コーヒー/菓子)

Another
女子社員にアピールする
・女子が好むのは 変化・意外性
→「まじめ」よりも「ルール違反」する男性に魅力を感じる。
つまりDQNはモテル まじめはモテない そしてDQNはまじめ君を馬鹿にする。。。



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